「そこら辺にいる感」ハンパないチェウシクだからこそ、この役を演じきれるんだと思う。
正義感に振り回される、青白い青年から、どんどん変わっていく。全ては「警官の血」
ゆえなのね。
福貴に叫ぶ。「共産主義があんたに何してくれたよ?」イデオロギーとか宗教とかって、人を置き去りにしたら、暴力だと思う。
でも、その真っ只中で、悲しみも悔しさも憤りも、みーんな抱えて、今を活きる福貴と奥さ>>続きを読む
コンプレックスだらけの黒人ピアニストと下町のヤンチャな白人の親父。
「正論」と「情」をぶつけ合う喧嘩を繰り返して、絆が出来上がっていく。
誰かが差別される社会。こんなに悲しい。こんなに悔しい。でも、今>>続きを読む
何が足りないんだろ?いいキャストに中々よい演技。でも、盛り上がりがない。ツボもない。そして、まあこんな感じね、で終わる。ってことは、余韻もない。
カイアの「孤独」を更に「徹底した孤独」にしたのは社会だよな。そして、受け止めてくれたのが「湿地」だった。
カイアは湿地の摂理の中で生き、もがき、愛されて湿地に帰ったんだな。
湿地って、こんなに綺麗なの>>続きを読む
マドンソク、この破壊力がいいなあ!
マドンソクがヒーローの時って、やられる余地ない強さだよな。暗い目と時々挟む、「ひざがいたい‥」みたいな小ネタもいい!
小さな恋の物語、だったんだな。ハクの献身も、センの必死さも。
見るの何回目かなんだけど、カオナシの淋しさがじわじわとくるのは、今の自分の感じ方なのね。観るときによって、胸に迫るキャラが違うー。
ダークヒーローって言えるのかな?ここまでダメでボコされて。でも、やり遂げようと足掻く姿がたまらなく心打つものがある‥‥それはイソンギュンの個性から溢れ出るものだろうな。
なんだろう?たまらない物悲しさ>>続きを読む
マリガン一人一人がクセ強すぎて、ちょっと引き気味だったのだが、生きるとか死ぬとか、どう生きてるかっていうところが、人間と同じで、ジーンとしてしまった。
え、終わり?これで?と思ってたら、続きがあるのね>>続きを読む
自分の人生をズタボロに変えた誘拐犯。なのに、自らの中に芽生えた命をキッカケに、エリナは気づいてしまうのね。
刻み込まれた記憶。かけがえのない、愛された記憶。糾されるべき犯罪だとしても、愛されたことは本>>続きを読む
悪人になるのは、ヤマウチみたいな根っからの極悪人だけじゃない。
お父さんみたいなお人よしが、きっかけとタイミングと心の弱さで、ハマっていく。
そして、それを見つめる娘の視点。
やりきれないなあ、ほんと>>続きを読む
韓国版と設定は似てるけど、別物だなあ。韓国版にあった、昂まる焦燥感がエンディングとともに、解放されるみたいな感じがない。
俳優さんの表情は、見応えがあった。
「友達は、自分で選べる『家族』なんだ」
運命的な出会いで得た友達とのかけがえのない絆。そして、冒険を経て家族になっていく。
ザックを支えるサポーターと一緒に、ザックを応援する気持ちになって、あったかい>>続きを読む
小僧とばあちゃんの距離がだんだん縮まっていく過程が、あったかい。
踏まれてもめげない。たとえ異国の地でも。ミナリってタイトルの深い意味が、観た後に残る。
このお父さん、「犬死に」つて言っちゃえばそうなのかもだけど、最後の最後まで、息子に「勇気を」と伝えようとしたんだと思うと、泣けるよ。かわいそうだよ。
まだ青くさい松坂桃李がいい!
媚びない、作らない、硬質の魅力。企んでいるような表情がすっごく惹かれる。
淡々とした闘い方もいい。
ストーリーよりも何よりも、チョンジョンソの魅力にはまった!
何の罪もない娘を惨殺された母。法も人の道も何もかも吹っ飛ばして息子をかばい、挙句に殺された母。息子を育てることを放棄して、その結果怪物を育てた母。
ファミレスで家族と食事してる、当たり前のお母さんと、>>続きを読む
ずうっと同じ重苦しさ、同じスローテンポ、で2時間ちょっとはもたない!
ドンドン収束していく緊張感とこれは違うのだ。
ユアインが圧巻だった。格差社会の下の下を生きる苦悩。長いモノに巻かれつつも、守るはずじゃない少女を命懸けで守り、その挙句に裏切られる。声のない代わりに、身体から溢れ出すような演技だった。
も一度見たい>>続きを読む
ハンデがあるのに警察官になったダニエル。雑種で「保護犬出身」なのに、立派なレスキュードッグになったルビー。そして、そのルビーを演じた、ワンちゃん。
みーんな、素晴らしい!よくぞ、立派になって!
初めのうちは「落ち着かんだろ」と思ったけど、ファーンにとっては、この生き方が1番落ち着くのだな。
ノマドっていう生き方が、ファーンの「家」なんだ。そして、亡くなった夫がまだそこにいるってことなのだなー>>続きを読む
マドンソク強い!強すぎる!でも、その爆発的強さが快感なのだ!
科学の未来を作るつもりで、ひたすらに殺人兵器を作る。
見てると、科学者たちの感覚と、戦時下の生活の中這いつくばるように生きてた一般人の感覚が離れてるのがわかる。
三浦春馬、本当にもったいない。この人が>>続きを読む
「ある男」の生き様が哀しい。自分が自分であるなら、とことん傷つけないではいられない。脱ぎ捨てたところにあった幸せは、こんなふうに終わってしまった。
でも、「家族」に残した思い出と写真の笑顔を考えたら、>>続きを読む
なかなか類を見ない、振り切れたバカバカしさがよい。
格闘技が全く似合わない、華奢でまったり喋る永野芽郁と、それなりに元ヤンっぽい広瀬アリスの闘いは、見応えあった。
オチもイケてると、わたしは思うよ。
誰かのために生きる。ひたすら今を生きる。犬の「犬生」はすごく、真っ直ぐで、切なくて愛おしい。
前世の記憶を背負って生きるなんてね。犬のくせに、やりおるなー。
星野源って、「恋に目覚めちゃったオタク」演じたら超一流だなあ。
かっこ悪くて微笑ましくて、振り切れたおバカで‥‥
うーん、謎解きみたいな感じだとは思うけど、トントン行かないから、もどかしくてこっちの気持ちが逸れる。
よかったのは、富山の心に染み渡る景色。あと、小栗旬の男気かな。
昭和から平成、令和に至るまで描かれてるけど、そこにある街並みも海も人情も昭和な感じ。
だって、やっさんみたいな人、もういないもんなあ。暑苦しくて、泥臭いけど、涙が滲むほど、ひたむきな情のある人。
キムジュヒョク、氷のような冷たさがグッとくる悪役。こんな役もやるんだなあ。
この悪役ぶりがヒョンビンのかっこよさを引き立てるんだなあ。
世界にとどろき渡る名声を手にしたのに、哀しいほどに孤独。突っ走り、切り捨てて、気づいたら、周りに誰もいない。たまらないね。哀しすぎる。
それでも、最後はホンモノの仲間とステージに上がる。圧巻だった!
「こんなヤツを決して野放しにしてはならない。」‥‥その執念が犯人を追い詰める。
そして、彼らの心の奥に、被害者やその家族への想いがある。
なのにね。最後の最後で、めちゃくちゃ、悔しい想いが込み上げる。>>続きを読む
うーん、大学の映画研究会とかが作成した自主映画のイメージかなあ。
有名な俳優さんも出てるんだけど。
選択の重さと選択した人生を生ききることの重さを考えさせられた。
だから、必要なんだな。人生には。「ウィルソン」みたいな存在が。
最凶最悪であるにも関わらず、誰でもない男。その対極にいる清田。
小栗旬の名演とフカセの怪演が光ってた。
パクソジュンがサッカー⚽️してる場面、かっこよ過ぎ。今まで、ダンスは誰が踊ってるかが最も大事、と思ってた。サッカーもそうなのね。