2024-21(17)
クレヨンとクレパスで描いた絵本のようなアニメーション。絵柄と色味、劇中のミュージカルがとってもオシャレ。
どうやら子供向けの作品らしく、かなり色んなことが次々ドタバタと起きてと>>続きを読む
2024-20(16)
２つの時系列を同時並行で進め、後半になって話の全体像が見えてくる感じは「ダンケルク」や最新作の「オッペンハイマー」に近い。あんたデビュー作からこんなことしてるんかい！という感じ>>続きを読む
2024-19(15)
原爆の父オッペンハイマーの苦悩がテーマだけどパーソナルな部分だけでなく政治と国際情勢、イデオロギーとナショナリズム、科学と倫理といったテーマも取り上げられているので個人の話では>>続きを読む
2024-18(14)
度肝抜かれました。とんでもないもの観たなあ…という感じ。内容は突如日本上空に現れた超巨大未確認飛行物体による日常系ディストピア。
なのだがとにかく展開の乱高下がすんごい。思春期>>続きを読む
2024-17(13)
執着は真実から遠ざけるという教訓をカオスに仕立てた映画だと思う。数学者である主人公の場合はそれが数字だっただけで、いわゆる陰謀論にのめり込んでいく人の頭を覗いたようで面白かった>>続きを読む
2024-16(12)
美しい庭には陽の光が差している。子供達は学校へ行き、母親は家事をこなす。夕飯はみんなで食べ、夜は父親が本を読み聞かせてくれる。アウシュヴィッツ収容所のすぐ横で。
日に何千人も>>続きを読む
2024-15(11)
沖縄を舞台に偶然殺人の瞬間をカメラに収めた中学生が、殺人犯(岡田将生)を脅迫するサスペンス。
岡田将生の演技は言うまでもないとしてあとは特に衣装が良かった。
本当のあくんちゅ(>>続きを読む
2024-14(10)
想像を絶する凄まじい完成度だった。
Part1がDUNEという惑星の世界観を作り上げるための作品だとすれば、Part2である今作はその惑星の激動を描いたものだった。
前作に引き>>続きを読む
2024-13(9)
正直ノーマークだったので目ん玉針でブッ刺されたくらいの衝撃だった。
腕を見込まれて宮廷に仕えることになった盲目の鍼師が次期朝鮮王となる現王の息子の暗殺を目撃してしまう、という話。>>続きを読む
2024-12(8)
とにかく多種多様な不気味と、常に何かが起こりそうな緊張感に加え、オデッセイスリラーと銘打ってるだけあって起承転結の転が多く、セットの作り込みも相当なので舞台一つ一つの世界観が楽し>>続きを読む
2024-11(7)
終始ニヤニヤが止まらなかった。演者の棒演技、微妙に噛み合ってないセリフの応酬、そして荒っぽい力技な展開と、本編を観てた人ならコレコレ！ってなるポイントが盛りだくさんで、当時のファ>>続きを読む
2024-10(6)
正直話はさっぱりだった。
ただあまりにも映像が綺麗すぎたし、一つ一つのカットが壮大な美しさだったので満足。またいつか観よう。
2024-8(4)
北海道を舞台にアイヌ民族の隠し財産を巡って繰り広げられるバトルロワイヤル漫画の傑作「ゴールデンカムイ」の実写化。間違いなく漫画実写化の成功例と言えるくらいに最高だった。
グルメ、サ>>続きを読む
2024-7(3)
初恋の人をいつまでも追いかける女優の話。
あらゆる人物を演じていても心はいつもあの人に向かっていました。これ以上でも以下でもないストーリーなのだがとにかく観せ方が上手だった。戦国時>>続きを読む
2024-6
15年間何者かに監禁されていた男が突如として解放される。復讐のためその謎に迫るサスペンス。
久々にキツい映画だった。それやったら何でもありじゃんっていう展開や粗い部分をラストのエッグいネ>>続きを読む
2024-5
貧乏で家族から軽蔑されている退役軍人が、報酬目当てで凄腕の死刑囚を刑務所行きの列車に乗せるまで護衛する西部劇。
死刑囚(ラッセル・クロウ)は根っからの悪党なのに気高さを感じさせ、王者の風>>続きを読む
2024-4(2)
王女様と新聞記者のラブロマンス。
王女役のオードリー・ヘップバーンの表情がコロコロ変わるのが可愛らしくて観ていてとても楽しかった。
最後の記者会見のシーンは一つ一つの言葉にこれまで>>続きを読む
2024-3
高層ビルで大火災が起きる話。
炎の前では人は皆平等で、善人も悪人も容赦なく死んでいくところが先の展開が読めずハラハラできて楽しかった。
個人的にはあの圧巻のクライマックスのための2時間半>>続きを読む
2024-2(1)
芸術を題材に主人公の鬱屈を描いた作品。
凡人ゆえの劣等感や不足に対する不満がジワジワと溜まっていく様がよかった。
才能を持っているあっち側の人間と、持っていないこっち側の人間との間>>続きを読む
2024-1
12人の陪審員が、容疑者(少年)が有罪か無罪かについて評決をとる話。
12人の男たちが部屋でただ話すだけなのにめちゃくちゃ面白い。議論を重ねるごとに徐々にみんなの意見はもちろん、この議論>>続きを読む
2023-72
とにもかくにもホアキン・フェニックスの映画。かっこよかった。
2023-71
自意識、コンプレックス、不安、依存と10代が抱えるもの全部詰め込んでアングラにおめかしした究極のティーン映画。
斜に構え、他人を普通でつまらないと見下す癖に自分が何者でなにをしたいの>>続きを読む
2023-70
おもしろかった。結構グロいがコメディ色がかなり強いので、仮に3時間くらいあっても疲れずに観れるであろう緩さが絶妙な作品だった。
史実とか逸話が盛りだくさんで学生時代に日本史を勉強してた>>続きを読む
2023-69
アルパチーノ演じる熟練の刑事が、ある罪の意識と闘いながら殺人犯と駆け引きをするサスペンス。白夜地帯が舞台ということもあり独特な画面の明るさがよかった。
頭脳戦ではなく精神を消耗する心理>>続きを読む
2023-68
殺し屋がリベンジする話。とにかく渋い。
主人公の一挙手一投足を淡々と撮った作品なので殺し屋のVlogを観た気分になれる。
アクションも少ないながらしっかりかっこいい。
2023-66
石油で巨万の富を得た先住民族に対する白人の蛮行、いわばアメリカの負の歴史を描いた作品。
白人の野蛮さと非道さ、最後の最後まで救いようのない愚かさっぷりを表現した各俳優陣の演技力が今作の>>続きを読む
2023-64
死に直面したヤクザ達の話。あらゆる場面で、沖縄の美しい海のシーンですらずっと死の匂いが漂っていた。
仲間同士ではしゃいでいても意識はずっと死に向かっている。そのことをセリフではなく表情>>続きを読む
2023-63
1、2とはかなり毛色が違う最終章。アクションはかなり少なめで爽快感より重厚感が強かった。
静かで淡々としたカタルシスは好みが分かれるところだと思うがこれはこれでかっこいい。
2023-62
安藤サクラと山田涼介演じる姉弟詐欺師のクライムアクション。
主演2人の魅力がこれ以上ないくらい炸裂していて死ぬほどカッコよかった。安藤サクラのゴミ溜めのなかでも強かに生き抜く演技は本当>>続きを読む
2023-61
続編ありきの1作目。物語の核心に迫ることなく終わってしまったので続きが気になる。ただ予告編以上のことは何も起きないので観に行かなくても特に問題がない。しかし続編を観るためには少しでも多>>続きを読む
2023-60
女優に転身した元アイドルが仕事へのストレスやストーカー被害に思い悩むうちに夢と現実の区別がつかなくなっていくサスペンスホラー。
夢と現実の境界が徐々に曖昧になっていく過程のグラデーショ>>続きを読む
