ナツミさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

4人の食卓(2003年製作の映画)

2.8

チョン・ジヒョン美しい。ホラーと思って観たからちょっと肩透かしかも。主人公の過去シーン、夢と繋がる感じは怖いが...静けさもあいまってだんだんちょっと訳がわからなくなってくるのは良かったんだけど、うー>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.0

悲しみは、大切なんだ...!ということは重々承知しているのでジョイのテンアゲな感じにすごくイライラしてしまった。カナシミちゃん割と私の管制塔では尊重されてきたもん。感情たちの冒険と、ライリーのはじめて>>続きを読む

パピヨン(1973年製作の映画)

4.2

夢の中にでてきた「人生を無駄にした罪」、有罪だ...有罪だ...と諦めの背中で去っていったパピヨンだけど、看守の理不尽な仕打ちにも独房での過酷な日々にも過ぎてしまえばまた自由を目指すパピヨン、不屈の精>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.3

今敏だからってものすごい期待しすぎたナ感はあるものの、笑いと感動のバランスがとてもよく、このトリオが大好きになる。良いところも悪いところも描き、それぞれのエピソードもちょうど良い配分で描いている。ハラ>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

超大号泣したというよりもほとんど涙目で過ごしたって感じなんですけど、すずちゃんのように一日一日を一生懸命暮らすということの尊さよ...ぼんやりしとるマイペースなすずちゃん、絵を描くのが大好きなただの女>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

暗闇と静寂の中では、呼吸音のなんとうるさいことか!
アレックスとても良かった〜。セキュリティに詳しくて鍵持ってるしとっさの頭のキレもピカイチで生命力モリモリ、しかし女を見る目はなかった...。殺人マシ
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トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド(2014年製作の映画)

4.4

短編にもかかわらず、人生...となってオチにめちゃくちゃジーンときてしまった、私は束の間レプティラスになっていた。戦闘シーンのウッディとバズのコンビが面白すぎる!大切な役回りだけど目立った活躍はしない>>続きを読む

トイ・ストーリー・オブ・テラー!(2013年製作の映画)

4.4

こんなのあったの初めて知りました。恐怖のあまりおかしくなるジェシー、しっかり諦めずに道をみつけちゃうジェシー、愛しい。ヤバイと悟って3人で走り出すシーン笑った。支配人の人生のオチにも爆笑。罰されてほし>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.0

予告編の時点で4DX3Dのアトラクション感が凄そう、映画館行かんと!と思っていたこの作品、4DX上映最終日に滑り込んできました。実際アトラクション的シーンが最高すぎて楽しかった〜!オブスキュラスのシー>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.5

ウーン不思議惑星ねェ、アートすぎて意味不明やったらどないしょ...と思ってたけどめっちゃ笑った。脱力系のBGM、「ク〜!」、鳴らされるツァーク、権威の象徴ステテコ......なんじゃこりゃな設定の割に>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

5.0

く、苦しい...たぶん内容も大筋しか理解できていないんだろうなと思う一方でなんだこの苦しみは...ナオミワッツの後半の演技凄すぎる。オチになんの違和感も感じない、すごい苦しい。幻想は良い方をみれば美し>>続きを読む

メモリーズ 追憶の剣(2015年製作の映画)

1.0

まるで漫画だなーと思ってしまった悪い意味で。殺陣の映像がキレイなので、そこを楽しみましたが...ウーン、全く響くものがなかった。殺陣もフワフワしすぎて微妙なところもあった。大人2人が最初から最後まで勝>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.8

ビンタシーン最高。延々と繰り返す2/2の中で、ビル・マーレーが女を口説く方向に頑張ったり、全てを諦めてみたり、親切な方向に頑張ったり。何の理由もなく同じ1日が繰り返されてしまうという設定も、ビル・マー>>続きを読む

アジョシ(2010年製作の映画)

3.8

ストーリー的にはちょっとオチが都合良い気もするが、アクションシーンすごい緊張感。ウォンビンがかっこよすぎてとりあえずウォンビンの顔を眺めていたような感じもあるが、悪者サイドもかなりいい味だしてて、特に>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

4.5

三船敏郎かっこいい...京マチ子美しい...ひとつひとつのシーンが幻みたいにきれいだった。
脚本も役者もうまい。さっきまで人間って汚くて悲しいと思っていたのに、オチに素晴らしいメッセージがある。説教く
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.4

「きみがいくら作品の中で叫んだところで、人間は変わらん」と偉い人は言うけど、人間は変わる。これを真実味ある真摯なタッチ、おさえた演出で観せていて美しい。構成がシンプルなのに丁寧、しかも役者がみんなうま>>続きを読む

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

3.9

もうキャラクターのことがわかってきてるので初めから感情移入とツッコミ笑いのオンパレードって感じで目まぐるしくてものすごくアツい!仕事で自分の信念曲げないスコッティ格好いい。カークとスポックはほんと良い>>続きを読む

スター・トレック(2009年製作の映画)

3.8

最新作ビヨンドも実は心の中でめっちゃツッコミいれつつ観てたんですが気付いてしまった、家で観ると普通にツッコミながら観れるし声出して笑えるし最高楽しい。
カークもスポックもはじめはウーン極端でいけ好かな
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

4.0

4DX3Dで観た。めちゃくちゃエキサイティングなアトラクションでした!楽しくなりすぎてほとんど顔笑ってた。帰り道駅のホームで電車が通りすぎる風を感じたらわたし今にも空に舞い上がっていきそうになった..>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.6

子供の小さな小さな世界が壊され、広大な世界に開かれていく抗えない物語の流れに圧倒され、ラストで一緒に「縮んだの?」って呆然としてた。
外に出ても辛いことはたくさんある、出たからこそ考えてしまうこともあ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.4

自分の科学のちからで生き延びるだけではなく、自力でヒーローになっていく過程が面白い!不器用アームの大活躍シーン好き。良い助手。
ボディを作る時の勢い良すぎる失敗(なぜ無傷?!)や飛行機の翼より強いボデ
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

上司の言う事をきかずに自分の理想で暴走したり、もっと大きな仕事を下さい!と張り切るうさちゃんを見て胸が痛くなる程度には社会人生活を積み重ねてしまった...

というのはおいといて、ジュディとニックの関
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

悪のクロニクルやんと思ったけどこっちの方が先なのね。観た日が近いこともあって、なんかこの設定知ってるで...と前半ボンヤリしてたんだけど、悪のクロニクルは割と人間関係に焦点をあてて描いていたのに対しこ>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

新海誠、高校生の男女、いれかわってるう〜!ラッドウィンプス。世の中でいくら流行ろうが私は欠片も興味なかったし興味持ったら負けやと思っていたのですが、友人があまりにも「新海誠は前作と今作の間に童貞を捨て>>続きを読む

悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.3

まず黒幕に序盤で気付いてしまったので、あーどんでん狙っている展開だなと思ってしまい、予測できなさがなかった...けど、主人公と黒幕の絆というか、どちらも悪い部分はあるけど悪だけではないのにどうして..>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.1

暴力と差別の中にユーモアがたっぷりでよかった。女がギターで歌ってウキウキする描写や異様な量の吐血好き。息子の末路を語り出す黒人のイキイキしてる感じとか...やっぱ他人を出しぬいたり騙したりする時人がイ>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

青い巨人の瞑想と奇妙な動植物の中でひそやかに生きる人間を見ていると故郷を奪われた絶望と怒りを感じるくらい、この惑星にはいりこんでた。
ティバちゃんの無邪気さが可愛くも恐ろしい...青い巨人たちは無闇に
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

とにかくロールシャッハが格好いい、「たとえ世界が滅ぶとしても妥協はしない」。超能力や派手な技がなくとも、これぞまっすぐ自分の信念を貫くヒーローの中のヒーローだ...憧れちゃう...でもこういうキャラク>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

クリス・ヘムズワース最高...!信じがたい無能だけどちゃんと憎めないかわいいおバカっぷりだし、筋肉モリモリで笑顔満開、「ピーターパンみたいに...キラキラ」のくだりめちゃくちゃ面白い。あと純粋に顔が大>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.6

面白かったー!かわいいかわいい言ってたヒロインってエクス・マキナのエヴァちゃんじゃん。髪の毛がないと顔自体の印象が変わるなぁ。レトロな服装がどれも可愛かった。
イリヤとソロの、カラーが真逆な相棒感、ベ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

はじめから終わりまで不穏な雰囲気が漂っていたけど、それすらエヴァの操作であったような気がする。緊張した!
AIは心を持つのか?とか、何をもって「フリ」じゃないと判断するのか?とか、そういう難しいことよ
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.6

それだけで感動するラストシーンはなんなんだ、全体的にシンプルな美しさがあって100分あるのに短編みたいだった。
ラスト以外で一番好きなのは、酔いつぶれたジュード・ロウが泣きながらなぜ今のような車椅子人
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.2

すーべてはサイコ〜♫みーんなのマネして生きよう〜〜♪
めっちゃ面白かった!次々くる闘いもユーモアたっぷりだし、レゴでの表現が美しいというか、パズル的快感の連続。海とかシャワーの表現好き。
ただ可愛くて
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

映画館で重低音上映してたので観てきました。テレビで観るのとは映像も音楽も迫力が全然違う。映画館で観れて幸せ!大画面で観る悪夢は怖すぎるし、映画館の夢のシーンでは本当に自分が紛れこんじゃったような錯覚に>>続きを読む

皆殺しの天使(1962年製作の映画)

3.7

ナンジャコリャ!?オペラ帰りに晩餐会を楽しんだ金持ちたちが、朝になってもなぜか全員部屋から出られなくて、お屋敷の一室で飢えて衰弱していく話。狂気だ...! みんなだんだんおかしくなっていき、奇行にはし>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.6

ユーモアがすごい。ずっとクスクスクスクスして観てた。取り憑かれたシガニーウィーバーが泣くほど笑える、浮いたり唸ったり忙しい。そして幼い頃から大好きなマシュマロマンに襲われる悲しみ...受付の人が好き。