moritaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

舞台が1987年のカルフォルニアで、作品全体通して80年代の青春映画みたいで楽しすぎる!

スミスとか、それ以前にそもそもUKロックを通ってないので音楽的なオマージュは分からなかったけど、分かる人はた
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美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)

2.5

“美人が”という前提に、終始、説得力を感じられず・・・。

臼田あさ美のショートカット&サバサバ感は新しい気がしました。

チャットガールズ ~微交少女~(2014年製作の映画)

2.5

九龍島のローカルな街並みが写っていて、香港の街映画としてだけ考えると悪くない。

ストーリーはケータイ小説の廉価版みたいな感じなので、おまけ程度になんかあるな~と思って観るのが◎。

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

『15時17分、パリ行き』の雰囲気を引き継いでいるような、かなりゆるい空気感に包まれている映画。

ほんと何もない、気負いゼロの感じで映画を撮れるのは、年齢からくる“何か”が為せる業としか思えない。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.0

これはアカデミー賞作品賞、獲るわな。

良い映画すぎて、スルッと観終わった途端に自分の中から抜けていってしまった感じ。

やはり私はweird movieが好きなのだと思った。

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

-

中盤ごそっと寝落ちしてしまった~~~ので点数なしで。

ここまでコメディ路線のMCUってなかったような。

アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

■『タンタンの冒険』みたいなバイクチェイスは必見!

初日に観ていて、かなり面白いと思ってレビュー書くのを後回しにしていたら、書こうと思っていたことを半分くらい忘れてしまったので簡潔に。

海中でのア
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FYRE: 夢に終わった史上最高のパーティー(2019年製作の映画)

4.0

■(小心者ワーカーにとっては)どんなホラーよりも恐い一本

プロモーションで10人あまりの人気モデルと人気ラッパーを起用し、飛行機でしか行けないバハマのラグジュアリーなプライベートビーチで開催される超
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

期待値を高くしすぎた、というのが正直な感想。いや、確かに面白いのですが。

戦闘シーンは『サマー・ウォーズ』ぽさがあった。

インスタント・ファミリー(2014年製作の映画)

2.5

香港映画強化週間①

血の繋がりのない4人(40代男女と20代男女)が、投資目的で購入したマンションで暮らすドタバタコメディ。

香港島の丘の中腹に建つマンションからの眺め(恐らくCG)や、尖沙咀のウ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

■精度高い「音」が生んだアトラクションムービー

緊急通報指令室、日本でいえば「110」のコールがつながる場所、そのひと部屋だけで展開するワンシチュエーション・サスペンス。

最近の映画で言えばPC画
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.0

ヨルゴス・ランティモス監督のらしさが全開となった、観た後にイヤ〜な気持ちにさせられるイヤミスならぬイヤゴス、と言いたくなるような英国王室もの。

『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディ
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.0

めちゃめちゃメロウなソウルミュージック、のような映画。

メロウすぎて少し眠くなってしまった・・・。

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.5

■『バガボンド』のような映画

2019年1月1日に生誕100周年を迎えたJ・D・サリンジャー。彼は『ライ麦畑でつかまえて』の大ヒット後に、華やかな世界からフェードアウトしていった。そのサリンジャーの
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

2.5

月旅行が個人的なものになり得るのかもしれない時代を前に、最初の彼の月旅行も個人的なものであった、ということを描いておきたかったのか、どうマッピングすればいいのか難しい宇宙映画。

ポップコーンムービー
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.5

冒頭のファッションビルに何か荷物を届けるため街を歩き進むシーン、ヒロインの狭い部屋でのセックスシーン、3人で夕焼けを見たあと徐々にカメラが動いて木を映すシーンなど、カメラワークが印象に残った。

現代
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サスペリア(2018年製作の映画)

2.0

まず思ったのは、『サスペリア』ってここまでカルト映画だったっけ?ということ・・・。

七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

#会社員の方が楽しめる映画 #野村萬斎の浮世離れ感がすごい #良い意味で #香川照之はやっぱり苦手 #テンポが最初から一定で終盤疲れる #基本池井戸潤ドラマと同じテンション #それが好きかどうかで評価>>続きを読む

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.0

■「#Me Too」の流れにありつつ、普遍的な「関係」を描いた寡作

老年の男性作家がノーベル賞を受賞し、その裏には「献身」な妻の姿があった・・・というのが本作の基本的なストーリーライン。このポイント
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

4.0

100分を越える映画の原作にしては短すぎる短編であるし、映画オリジナルのエピソードが半分以上を占めるので岡崎京子マンガの映画化として観るべき作品ではない気もするけど、最も原作から逸脱している本作がこれ>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

終盤にある事実が分かるまで退屈極まりないのだけど、その展開以降は超絶エキサイティングで、『ハプニング』くらいまでの初期作にあった感じがよみがえってきて「シャマラン映画のこの感じ最高!」という、他では味>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キムタクと長澤まさみ、そして最後を締める松たか子。

絵になる俳優が揃っていて、132分だれない万人向けのエンタメ作に仕上がっていた。

ポップコーンムービーとして、けっこうオススメ。

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.0

今回のリスベットはけっこうスーパーマンというか、アクションもお手のもので、超人的。そして、外見はわりと普通。

3人が演じたリスベットは、やっぱりルーニー・マーラのが断トツで好き。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

130分まったくだれることない、王道のボクシング映画に仕上がっていた。

あのテーマ曲もここぞという時にしっかり流れるし、『クリード』1作目よりも『ロッキー』色が強いような感じがしました(TV放送で何
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.5

『ホーム・アローン』のクリス・コロンバスがプロデュースしたNetflixオリジナル映画。しかも、サンタ役はカート・ラッセル。

カート・ラッセル扮するサンタは本当のサンタクロースで、空飛ぶトナカイを操
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.0

点数はエル・ファニング映画としての評価。

良いのだけど全体的に画面暗くて、個人的にはちょっと苦手な質感の映画でした。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

2019年の初映画、それに相応しいスカッと楽しめるコメディ。

ミシェル・ウィリアムズ扮する化粧品会社のCEOがあまりにもステレオタイプな常識知らずのセレブだったり、そもそもの設定も手垢のついた感があ
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宵闇真珠(2017年製作の映画)

2.5

香港映画らしい寓話感があって、主演2人も香港感もあってよかったと思うけど、映像の快楽が欠落気味な点は、こういう作品にとっては致命的な欠点になってしまっていた。

香港の漁村って、そんなに絵にならないよ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.5

どう考えても劇場向きの映画を買い付けたNetflixの決断、それ自体が面白いと思った。

スマホで観られることが大半の動画配信サービスは、映像派の作品をどう扱えばいいのか? という問題提起が、当事者で
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.5

「サオ地獄」映画。一応、ニューヨーク映画でもあった。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

ブラッドリー・クーパーはイーストウッドみたく、全然クセのない、ストレートな映画を撮っていて好感が持てた。

あと、なんと言ってもレディー・ガガ! めちゃくちゃ歌うまいし、人を惹きつける愛嬌がなんかある
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セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ソ連崩壊前から宇宙に滞在していたベテラン宇宙飛行士が、崩壊後に予算不足から地球への帰還が無期限延期になってしまい、それを偶然にも無線でやり取りするようになった若きキューバ人の大学教授がアメリカに協力を>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

万人にオススメできるエンタメ映画、かつメッセージ性もあり、観たあと清々しい気分になれる。

インド映画って、つねに音楽鳴ってるけど仰々しく感じなくて、いい感じに作用してるのが不思議。

スピルバーグが
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

ラジオ「アフター6ジャンクション」で、ホラー映画メインの監督・脚本家、スプリクトドクターの三宅隆太さんの「(現段階で)今世紀公開された映画で一番怖い」という発言を聞いていて、ハードル上がりきっていたと>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

3.5

『野火』と同じくらい塚本監督の入魂作。

時代劇独特のゆったりとしたスピード感ではなく、現代劇のように観れるのが良かった。

現状、作品意図の10%くらいしか読み取れてない気がする。

頭フル回転して
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青の帰り道(2018年製作の映画)

3.0

ケータイ小説みたいな展開とエモさで嫌だなぁ、と思ってずっと観ていたけど、最後の歌にまつわるシーンでなんだか憎めない映画に思えてきた。