「俺はずっと自分が王者だと思ってきた。やっと現実が追いついてきた感じだよ」
「リスクを恐れていたら 次の段階には行けない」
「この人生を生きられて 本当に嬉しいよ」
男が惚れる男のエッセンスが詰まってる。
どうしたらあんな渋い20代になれるのか不思議だったけれど、
制作の日々を垣間見て、その理由が少しわかった気がする。
●確信を売るビジネスよ。そのビジネスで成功するには予測に長けていないと。予測をするために必須となるのは大量のデータ。
●監視資本主義とはつまり、巨大テック企業全てを追跡し、そこから収益を上げること。>>続きを読む
めちゃくちゃ。この映画をキッカケに、
「ゴンゾー・ジャーナリズム」というものを知った。
ゴンゾー・ジャーナリズム(英: gonzo journalism)は、ニュー・ジャーナリズムの流れに属し、主観>>続きを読む
好きな音楽、好きな映像。ただ、『ムーンライト』ほどの衝撃はなかった。
好き。理解できない狂気ではなかった。『へレディタリー/継承』のほうがヤバかったかな。
「彼女は死にたがっていて、
俺は彼女を守ってやりたい。
でも生かすことは殺すことだ。
この矛盾をどう解決すれば」
自分のなかで、この映画を
「いい映画」と言えるまで、
もうしばらく時間がかか>>続きを読む
「それが結婚というものよ」
そこまでして結婚という制度・システムに
こだわる理由が自分にはわからない…。
■低評価レビューに抗って観てよかった。
公開時から気になっていたのですが、なかなか酷評も多くて。
ずっと観るのを躊躇していました。でもこれは観てよかった。
「大丈夫、君は僕が好きだよ」
自分は、>>続きを読む
”異質さを人は恐れる。
犠牲者でいるか否か 決断しろ。”
設定がユニークな映画。
自閉症を抱えた主人公が、
被害者ではなく
超人的ヒーローとして描かれる。
かわいい映画だった。自分をもっともっと拗らせていたら、主人公の偏屈 小説家みたくなっていたかもしれない(ただし、この映画みたいにハッピーエンドにはならない)。言葉に長けた人はやっぱり魅力的だ。もっと言>>続きを読む
コンディションの優れないときに観てはいけない。
頭痛・高熱にうなされているときとか、こうなるよね。
よくもシラフでこんな作品作れるなぁ…(いい意味で)。
理解はできるけど共感はできなかった。
なのに、ジワジワ好きになっていた。
不思議な映画。今ではそうとうお気に入り。
「その人になりたい」というのも
恋の始まりであることがある(らしい)。
セリフが>>続きを読む
儚くも美しかった。
たしかに236分は長い。
ポイントだけ掻い摘もうとすると、
あのシーン必要?みたいのは少なくない。
ただそこには、登場人物たちやあの時代の
日常、リアルが描かれているように感じ>>続きを読む
”音楽の魔法だ。
平凡な風景が意味のあるものに変わる。
陳腐でつまらない風景が
美しく光り輝く真珠になる。”
「地獄だよ、日本は生ぬるい地獄」
「見に行きますよ、焼け野原を。資本主義のね」
「金のない悲劇、金のある悲劇」
徹底した合理の根底には非合理があった。
強烈な原体験なくして、あんなふうにはなれないわ>>続きを読む
母性、息子への愛ゆえに、
人はこんなにも狂えるものか。
どんより暗いのに笑える。不思議な映画。
形式はホラー、内容は社会風刺。
鑑賞後、解説を読まれることをオススメします。
「何か起きるのを待っているんだけれど
それが何か分からない。だけど、
その何かが起きれば特別な人生になる」
ひさびさにぶっ刺さった。
万人にオススメできる映画ではないけれど、
自意識拗らせ気味な>>続きを読む
暗くて美しかった。HIPHOP映画ではあるけれど、
『8mile』みたいなカタルシスはないかも。
それなりに日本語ラップを聴いてきた人であれば、
ニヤニヤできる小ネタもあり。
劇中の吉田=SEEDA>>続きを読む
けっこう社会派な作品かな?と身構えてたものの、
喜怒哀楽をわかりやすく揺さぶってくれる極上のエンタメでした。
怒涛の展開で最後まで中弛みなし。鑑賞後は心地よい疲労感でいっぱいに。