naoshiさんの映画レビュー・感想・評価

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清須会議(2013年製作の映画)

3.0

途中まで柴崎コウかと思ってみていたら中谷美紀だった。役者陣は皆良くって、浅野忠信がいると絵が落ち着くような気がした。それはともかく、いままでで最高の妻夫木君を見られたのが一番の収穫。

舟を編む(2013年製作の映画)

3.0

辞書を作る仕事の話。デスマーチ的な展開もあり、デバッグ・動作テストの大切さを改めて思い知る。芸達者なメンバーが揃うとさすがに飽きない。オダギリジョー、黒木華、池脇千鶴あたりは毎回違った役柄をやっている>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.2

冒頭のヒロインが振り返り歩き出す、そのタイミングで滑走路を逆に進む旅客機。これだけで参った。ラストにもう一度旅客機が出てくる、このショットも素晴らしい。
「競馬でもうけたら、さらいにきて」最高。

オーディション(2000年製作の映画)

4.0

小説は昔読んでいて映画はみるのを控えていた作品。3連休の真ん中の昼間なら、と覚悟して鑑賞。顛末を知っているだけに鼻の下伸ばし選手権で間違いなく優勝できる石橋凌に同情しっぱなしだった。ラスト、一旦窓の外>>続きを読む

Seventh Code(2013年製作の映画)

3.5

ベッドに呆けたように座る前田敦子の表情とその後の展開だけで満足。黒沢清がこれやるのかという気もしたが。でっかいトランクとでっかいリュックが印象的。薄ら笑いとその顛末で解放される。こんなところにも山本浩>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.0

ガル・ガドットをみているだけで飽きないたくましさ。あれっほよよ、と思うシーンはたくさんありつつも、ガル・ガドットをみているだけで飽きない真っ直ぐなたくましさはザック・スナイダーが描いたものとは別の魅力>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.2

顔頭顔。顔面からなんかすごいもの絞り出したろかい、っていうぐらい顔映画だった。カロリーメイト食する福山雅治からは特に何も感じるものはなかったが、他作品でみたこともないような広瀬すずのいびつな表情にはび>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.4

「散歩する侵略者」の宇宙人がパターソンに現れなくてよかった、と感じるぐらいに充実した切実な時間だった。最後のバーのシーンは身につまされる思いになった。諦念なのか達観なのか目覚まし時計なしに毎日目を覚ま>>続きを読む

緑はよみがえる(2014年製作の映画)

4.4

容赦ない戦争の残虐性と鳴り止まない爆撃音。悪夢だ。それでいて冬山を照らす月明かりのせいかはたまた塹壕のランプのせいか、寝る前に聞く昔話のような美しく幻想的な世界。美しく絶望的な夜に岩に耳をあてる兵士の>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

2.5

物語が3分割されているせいか、なにか散漫としいて最後までのれなかった。というか、ノーラン作品はいつものれない。最後の戦闘機のくいっくいっと脚が出るところとかはよかった。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.7

原作が素晴らしいんだろうが、実際に起こったらどうなってしまうんだろう、という物語設定による恐怖。押さえつけて、はみ出る過剰な存在感を放ち続けていた長澤まさみの変化。宇宙人女子のはんぱない戦闘力とアンジ>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

チョン・ユミが出演している時点で悪い作品ではないと言いたい。ただまぁ、せっかくの電車なのにゾンビ走らせたか、と思った。走らせたおかげでゾンビ版Fury Roadができたわけだが、それにしても、なんか近>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

ジョセフ・ゴードン=レヴィット。今作も品があって、いつもながら好感しかもてない。そりゃ軍隊は当然無理だよ、と思う。複雑なストーリーながら迷わない丁寧な演出とメリハリの効いた特殊効果で最後まで飽きなかっ>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

4.9

とにかく態度で示しまくる作品で痛快極まりない。主人公から目が離せない2時間。物語の顛末もまた喜劇/悲劇のこの作品にあって、腑に落ちるものであった。窓際で双眼鏡を持ち出す、新生児室のガラス越しの光景、鏡>>続きを読む

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.8

図式的ではあるものの、かなり痛い痛い。世界はファンタジーで成り立っている。蒼井優は煙草が似合うようになったなぁ。逃げられた後の顔面の変容具合といったら。太賀はこんな役もできるんですね。よかったです。素>>続きを読む

コウノトリ大作戦!(2016年製作の映画)

2.5

こちらは赤ちゃんだらけの作品。なんというか律儀だなぁ、と思った。

HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

4.3

まさにパーリータイム。みんな大好き、としかいいようがない。初登場メンバーも全員キャラが立っていてよかった。今作はタイマンと西部警察オマージュ?のカーアクションシーンがメイン。ベストバウトはコブラvsジ>>続きを読む

HiGH&LOW THE RED RAIN(2016年製作の映画)

3.8

レアキャラ雨宮兄弟がでてくるだけでテンションが上がったが、銃持ちはじめてどうなることかと思いきや理にかなった動きの気持ちよさにびっくりする。一番びびったのはラストなんだけど。

HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

4.0

このシリーズのアクションシーンの気合の入りっぷりは尋常ではなく、映画でも息が苦しくなるほどの長回しで闘争の状況をたっぷりみさせてくれる。ほんといい。ドラマ版を通して見知ってきた愛すべき人物の活躍。「琥>>続きを読む

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.2

眼を見張る映像(泥すげぇ)とシリーズを総括する秀逸なストーリー。ディズニー買収後にみせたピクサーの志の高さ。あたりまえのように泣く。松岡茉優の吹き替えには参った。奥田民生の歌もマッチしていてよかった。>>続きを読む

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

4.8

歌声、仕草、佇まいどれをとってもキュートで本当に魅力的な人物として描かれていて、メリス・ストリープは天才だなと。ピアニストの視線だけで状況(惨状)を表現する巧みさ。あのシーンで一気に引き込まれた。ヒュ>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.4

戦争映画のフォーマットを踏襲しつつ、活気のあるエンタメ作品になっていて単純に面白くもあったが、同時に最初の途方もない一撃から続く緊張感が全編を支配していて苦しくもあった。蹴る行為が完全に裏返り、主人公>>続きを読む

昼顔(2017年製作の映画)

4.0

キンプリなら1分で終わる話を2時間かけて丁寧に描写する。途端に軽装でアパートから外に出始め、海原をボードにまたがりたゆたい、自転車にまたがり立ち漕ぎで坂道を駆け上がる。危うく不安定で、その終点の一瞬写>>続きを読む

コップランド(1997年製作の映画)

4.0

色気ムンムンのハーヴェイ・カイテルはさておいて、ソファーに寝そべりうたたねするスタローン。右手はソーファの背にかけ、左手がいびつに無防備に折れ曲がっているその気だるさがラストのスローモーションと見事に>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.6

どうしても走らせたくなる俳優なのかもしれない、伊藤英明は。入江監督の作品には身も蓋もないセリフがここぞとばかりに出てくることが多々ある気がする。そして今回もゾッとした。22年間を重く感じられる作品でし>>続きを読む

KING OF PRISM PRIDE the HERO(2017年製作の映画)

4.9

ただただ、最高としか言えない。

3回目。また途方もない場所へ持って行かれる。

4DX応援上映。装置 + 応援によるツッコミも相まって作品を盛り上げていてほんと素晴らしい上映会だった。楽しかったわ。

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.9

永井豪が原作だったか、鋼鉄ジーグ。感動的なのは、映写機が登場したときでしょう。半径3mのボンクラヒーローが、イタリアを見渡した時のカタルシスといったら。落下の描写は童夢っぽくてよかった。ヒーローものだ>>続きを読む

弁護人(2013年製作の映画)

3.5

妙に引き締まってしまったソン・ガンホ。ツルッと漂々としたクァク・ドウォン。いい法廷バトルがみられました。

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.0

「ローマの休日」を書いた脚本家の話。この手の話にすごぶる魅力を感じる資質を持ってしまうのは育ちのせいか。ネオンデーモンよりこっちのエル・ファニングの方が全然よい。ジョン・グッドマンはバットが似合う。で>>続きを読む

家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.8

喜劇にできるギリギリのテーマを焦点にしている気がした。「私は、ダニエル・ブレイク」と通じる真摯さを感じつつも芸達者なメンバーが各所で見事に笑いに転嫁させている。蒼井優の母親、チキンラーメン食べてたね。>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.6

これはもうすごいです。x-menシリーズはみておいたほうがより楽しめるかと。クライマックスの呼吸できなくなるほどのアクションシーンにシビレすぎて、これがみたかったんだと泣いたわ。

IMAXで2回目鑑
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フィッシュマンの涙(2015年製作の映画)

4.2

パク・ボヨンの異常なかわいさはおいといても、脚本がともかく素晴らしくて参った。ミクロとマクロの視点をともに提示して、単独者を描くというか。暗がりの体育館をひとり進む科学者の歩みの途方もなさと、その顛末>>続きを読む

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