好みではないけど、スケールが大きくなった分、ドラマよりは見応えがあった。
蘇我とイルマの物語を始めよう〜〜?!
音楽とモノクロの映像とふたりの間に流れる空気感。
回想シーンがカラーで現在がモノクロなのは、過去の鮮やかで思い出補正がかかった記憶を表しているのだろうと思いながら、モノクロの映像の美しさを知った。>>続きを読む
動ける俳優たちの死なない銃撃戦、楽しい。
最後30分くらい口角上がりっぱなしだった。
アクション好きなので、こういうのずっと見ていたい。
佐藤の「やあ、来ちゃった」があまりに良くて、何回も巻き戻して>>続きを読む
多様性と言いながらそこには最初から自分が認識できるものしか含まれていないことや、簡単にカテゴライズできないLGBTQ+の+にあたる人たちがいること。
ずっと理解した気になるなよと言われているようだった>>続きを読む
これまでの藤井作品から少しずつ要素を取り出してくっ付けて再構築させたみたいな話だった。登場人物も演者も。
死後の世界にロマンを感じない自分には、期待値が高すぎたかな…
相手の声を聞こうとする努力と、"あなたのことを本当に大切に思っている"と言葉にして訴えかける姿に、どうか届いてほしいと何度も泣いてしまった。
アンさんからキナコへ。キナコからアンさんへ。
キナコから>>続きを読む
安楽死をテーマにしたお話。
人が死にたいと感じるのは、自分ひとりには耐えきれない何かから逃れたいと思うからなのではないかなあ。
それならば、「苦しみから逃れたい」=「死にたい」と言う人のそばにいる人に>>続きを読む
一緒に過ごした時間がお互いの人生のうちのほんの一部だったとしても、その時間を思い出して「良い出会いだったなあ」と笑えることが一番の幸せなんだろうなあ。
前情報が何もない状態で見たので、世之介の訃報を>>続きを読む
2人ともほんとどうしようもなくて、彼らが必死になればなるほど可笑しい。
かっこいいポスタービジュアルにすっかり騙されたよ…
綾野剛さんが"追い詰められる側"じゃなくて"追い詰める側"なの珍しいなあと>>続きを読む
昔も今も、賢治は家族を守りたいだけなんだ。
自分の家族を傷つけた人間を許さない、と。
もともと、亡くなった実の父親にシャブを売った人間を見つけたら殴りかかるような少年だから、義理と人情を掲げる組には>>続きを読む
あの時何が起きていたのか、わからない(はっきりと答えを出さない)という結末なんだと理解した。
彼が愛華を攫ってしまったのかもしれない。
愛華はどこかで生きているのかもしれない。
わからないものは誰>>続きを読む
好みの映画だった。
今野の映し方が印象的だった前半。
下からなめるように写す生脚、床に座り控えめに笑う顔(日浅は常にソファ)、柔らかい「うん」という相槌と少し甘えるみたいな話し方、急にいなくなったと>>続きを読む
藤沢さんを見ていると、しばらく会っていない友人のことを思い出して泣きそうになった。
優しい人たちばかりの世界を見つめながら、
子どもの頃から現在までに自分が出会った人たちのことを考え、どうして私はも>>続きを読む
どうしよう、思っていたよりだいぶおもしろかった!
警察になった理由を真面目に答える諸星、煙草を吸うのが下手くそな諸星、名刺に「正義の味方 悪を断つ」と書き殴る諸星。
偽物の煌びやかさの中で「今からこ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
(原作未読)
両親にはすぐ「もうええ」と言って自分の気持ちを伝えることを諦めていた聡実が狂児にからかわれて怒ったとき、感情を露わにして甘えられる人に出会えたんだなあと小さく泣いた
私はとても好きな物語だった。
はじめこそ、ここまでは現実でここからは眞人の見ている夢…などと、頭の中であれこれ仮説を立て繋ぎ合わせたりしていたけれど、途中から自分の常識や理解を超える展開が次々と起こ>>続きを読む
めちゃくちゃ良い……
なんてことのない日常だけど、あんな日もあったなと振り返ることができるということが、つまり今もそれなりに幸せな生活を送っているということでもあって、今も過去も全部ひっくるめて素敵>>続きを読む
なんか意味わからないくらい泣いてしまった。
もうだめだ…
佳純の日常も、真帆ちゃんの叫びも、全部知っている。
どうしてそこにいるということだけを認めてくれないんだろう。
ただ同じように生きているだけ>>続きを読む
(原作未読)
ボロボロになった更紗の回想シーンにあった、
「更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない」という文の言葉。
最初は、10歳の更紗を襲った従兄弟や、暴力で支配しようと服の中を>>続きを読む
「この国の民主主義は形だけでいいんだ」という台詞、本当に今の政治家から聞こえてくるようで震えた。
(直近では、50万以上集めたインボイス制度反対の署名を受け取りもしなかった件など)
この作品を日本で>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
(原作未読)
私は常々、大人は子どもを守る義務があると思っていて、そういう社会であってほしいと願っている。
ミステリと言う勿れ広島編では、整くんはじめ大人たちが子ども(汐路)を大人扱いせず子どもと>>続きを読む
原作未読。
空がずっと先まで果てしなく続くバカデカスケールのロケーションと、大掛かりの殺陣アクションが最高…!
おもしろかったというより、楽しかった。
大将軍と王のタッグの続きを見たくて、きっと2>>続きを読む
終盤の学校のシーンがとても良かった。
人付き合いが苦手であまり感情を表に出さない平良と、周りに人がいても結局はひとりで戦うことに慣れてしまった清居が、ふたりでいるときには安心したように心から楽しそうな>>続きを読む
女の子が女の子を救う物語を見たかった。
「一緒に帰りませんか」と志乃が加代を誘ったところから、ずっと涙がぽろぽろこぼれて止まらなかった。
こういうハートフルムービー、どんな風に見たら良いのかいまいちずっとわからない
最後にギウが語る計画はどこまでもファンタジーで、とてもハッピーエンドには思えなかったし、もし仮にその計画が成功したとしても、それはギウの1家族が半地下の家から豪邸へ移動しただけであり、格差社会の構造は>>続きを読む