晴海通りさんの映画レビュー・感想・評価

晴海通り

晴海通り

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

例の如く、勘の良い方にはすぐ犯人の目星がついちゃうのかもしれませんが(笑)でも面白かったです。ミステリーのご多分に洩れずあまり筋は書けませんが、安心して楽しめました。みんな胡散臭いし。看護師の女の子に>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.5

色々言いたいことはあるけど、小池栄子の最後のシーンで帳消しです。いやでも普通に小池栄子は素晴らしい女優さんです、ほんとに。主演のこの2人じゃなかったら見通せなかったでしょう。尺も短いしちょうどいい。>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

文字通りゴッホの目線・視点から描いたというのが新鮮。病の兆候としてのシーンは、画面の下半分に靄がかかっている。

ゴッホを可哀想な人としては描いていない点がよかった。そして画面が美しい。ゴッホの見てい
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築地魚河岸三代目(2008年製作の映画)

2.8

推しがナレーションしてるというのでレンタル。キャスト豪華だし舞台もいいし、なんだけど、流石に2021年から観ると大沢たかおが彼女に何にも相談しないで会社辞めたり築地に凸してきたりっていう設定があり得な>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.2

ゲーム門外漢からすると、せっかくリアルとゲームの世界を交差させるんだからもっとBGMのメリハリつけてドラマティックにすればいいのにと思ったり。まぁ“場”を変えてみるって人間関係で結構有効ですよね。

マーウェン(2018年製作の映画)

3.0

言ってしまえば箱庭療法。自らに起こった悲劇を、自らの話やすいスタイル・ペースで再構築していく。そこに他者の解釈はいらない。整理し置き換えることで過去を受け入れ、回復して行く。

んー多分その辺のプロセ
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ロリータ(1962年製作の映画)

3.0

面白いかと問われれば、微妙。テーマはひとつなのに150分もあるし。当時のハリウッドは性描写に対する規制が厳しかったせいで、原作もほぼ活かされていないらしい(from wiki)。納得。オッサンが娘ほど>>続きを読む

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.5

色んな落語が混ざってる!

気付いただけでも居残り佐平次・付き馬・お見立てなどなど。花柳界が舞台の落語をうまく組み合わせた感じですね。軸となるフランキー堺の飄々としたアンチヒーローっぷりが良い。鬼籍に
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.4

20代だと可愛いんだけどねぇ、衝動的な恋でアメリカまで追いかける。ダメ男に貢ごうとする。思い余ってtatooを刻む。なんせしのぶルーシー40代、タバコの臭いと諸々の疲れが染み付いている。

ジョシュ・
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.5

なんとも優雅な出だしである。白人の善男善女がクラシックをBGMに宇宙空間を飛行している。Blu-rayで観たせいか、とても50年以上前(!)に作られた映画とは思えなかった。猿の惑星も1968年。SWも>>続きを読む

アリス(1990年製作の映画)

3.0

透明人間に脱法ハーブに夜間飛行まで出てくる…ウディが特撮?技術で遊んでるんだと思いますが、日々の凡々たる悩みがテーマの映画にはやや唐突な印象。

一応ハッピーエンドだったから良かったですが、専業主婦に
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笑の大学(2004年製作の映画)

3.4

むかし観ましたが改めて。悪くないけどメリハリに欠けるというか。三谷氏の脚本が存分に生きてるとは言い難い。やっぱり演出まで三谷さんがやる舞台の方が生きるんだろうな。コメディだし100分くらいに収めちゃう>>続きを読む

ステキな隠し撮り~完全無欠のコンシェルジュ(2011年製作の映画)

3.6

『ステキな金縛り』のスピンオフ。豪華キャストで送るショートドラマ集。

山本耕史と西田敏行のぶっ飛んだ狂気がさすがでした(笑)浅野和之さんが短いけどやっぱり上手かった。竹内結子のパートやっぱりは見てて
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

-

子供がメインの映画を観て、なんかヒヤヒヤして途中でやめちゃう癖をどうにかしたい…勝手に撮影時のストレスとか親からのプレッシャーとか想像しちゃってダメなんだよね。。あとちょっと前まで、子役で売れた人はず>>続きを読む

英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

3.5

気楽なフレンチ・ラブコメ。素晴らしくテンポが良く、『アーティスト』主演のムッシュのジゴロっぷりがなんとも。胸毛にフリルシャツは笑っちゃいましたが(当時の風俗だから仕方ないとはいえw)。楽に観られる一本>>続きを読む

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.7

初めて観ました。この後何十本と作られたシリーズの1作目。令和の今から見ると日本の原風景というか、ふた世代前はこういう感じだったんだなぁとしみじみする。20年不在だったテキヤ稼業の兄ちゃんが急に帰ってき>>続きを読む

ビヨンド the シー 〜夢見るように歌えば〜(2004年製作の映画)

3.5

感動するには「芸達者な俺、ケヴィン・スペイシー」が前面に出過ぎてたかな(笑)いやでも歌上手いのね(この映画のために5年練習したそうですが)。踊りもジーン・ケリー風で。これが『デヴィッド・ゲイル』とほぼ>>続きを読む

カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.8

7月4日、アメリカ建国記念日。

最近思うんです、アメリカがなんぼのもんじゃいと。イギリスから独立したのが1776年、その後の250年足らずで仕掛けた戦争は数知れず、破壊した他国の史跡も数知れず。とい
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.4

恋愛は尽くした方が負け。いや多分勝ち負けじゃないんだけど。いつの世も、国籍性別関係なく。お互いの存在を当たり前と思わないこと。それが永遠にフレッシュでいる秘訣。親しき仲にも(仲こそ)礼儀あり。なぜなら>>続きを読む

マザーウォーター(2010年製作の映画)

3.4

この町で〜1番〜素敵で暮らした〜い〜♪

途中から脳内であのCMソングが流れ始めました。ほんとはテーマ的には「川の流れのように」が近いんだろうけど、あんなに雄大で荘厳な感じじゃなく。

金太郎のように
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.7

強盗に至るまでがちょっとテンポ遅めでしたが(クライムコメディだし、もう少しテスピードが欲しかった)、後半の感情の揺さぶられがやばかったです。最後までびっくりさせる(笑)やっぱり大御所の演技は安定感あっ>>続きを読む

聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

-

クリスチャン・ベイルのイメージビデオ見たいな作品でした(笑)ナタリー・ポートマン×ケイト・ブランシェットってことで期待大だったのですが…きれーなおねーちゃんはいっぱい(おっぱい)出てきます。まぁ、生活>>続きを読む

しとやかな獣(1962年製作の映画)

3.9

とんがってますねぇ〜すぐにでも舞台化できそうなくらいのセット。父・母・若尾文子が上手すぎる。怒鳴ったり喚いたりするばかりで薄っぺらい男たちの中で、クールに黒真珠のごとく妖しく輝く若尾文子。しとやか、し>>続きを読む

赤目四十八瀧心中未遂(2003年製作の映画)

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なんかこの頃の日本映画ってやたら暗かったよなぁと思い出した。長くて暗い。子供の頃の記憶なんで、一緒くたに語るもんではないのだけど。しのぶ姉さん既に体当たり。まだ演技が硬いが。地味にキャストが豪華です。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.0

さすがにいま見ると時代がかってますかね。仕掛けがきついというか。テーマパークに近い。見所を見出せないまま終わってしまった。自分大好きっぽい感じのトム・クルーズは嵌まってた。しかし逃げるときに家財道具ぜ>>続きを読む

愛を歌う花(2016年製作の映画)

3.5

男女の三角関係という意味ではよくある話だけど、舞台が大きいと話もデカくなる(笑)大戦末期という時代考証的に「?」な部分も多いようですが、華やかな衣装とハン・ヒョジュの演技に目を奪われました。

個人的
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.9

トム・フォード、監督作品2本目にして堂に入ってます。確固たるビジョン。BGMまで制御する。美の何たるかを知る人。『シングル・マン』で見せつけた隙のなさをコントロールし、その完璧さを発揮するシーンは本当>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.8

紫のキャデラックにもぎたての桃のようないいナオンとクスリと発砲!バカ・アメリカン、というかもうヤンキー文化の真骨頂。出会って即恋に堕ち入籍し体に刻む2人の名前。純と愛。こんな危ないベロチュー逃避行。日>>続きを読む

香華 前後篇(1964年製作の映画)

3.8

全然違うんだけど、前編は脳裏で椎名林檎の『歌舞伎町の女王』が流れる展開。いやあんまり違わないかも。ちょっと大きな都市には必ずあった花街。男が金を握り、女は色や芸を売ってそれを得る。しかし「アレが済んだ>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.4

感想が「難しい」のオンパレードですね。私もおおむね同意。キャストが良かったのでギリ寝ずに済んだ感じ。もうめんどくさい冷戦なんかやめちまえと思いました(男ってなんで戦争すんの?笑)体制の前で個人の幸せや>>続きを読む

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.5

未知との遭遇(笑)

「1人と1人が腕組めば♪ たちまち誰でも仲良しさ♪」

歌いました。小さいとき。子供のころ繰り返し歌った曲に大人になってから励まされることがある。ハッとすることがある。『アンパン
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

驕れるものは久しからず。なぜならみんなが妬むから。

もはや世界共通の題材となった宮廷ドロドロもの(アメリカには作れないが)。人って論理じゃなくて感情で動く生き物だとほんとに思う。感情や欲。愛への渇き
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昼下がり、ローマの恋(2011年製作の映画)

2.9

デ・ニーロ、出ねーの?(失礼)、と思ってたら3部構成のラストにお出ましですか。原題も「愛のマニュアル3」と。若干のジャケ詐欺感。

ちょっと、あの、全体的に集中力に欠ける展開ですね。1本目の彼は『ロー
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警視ヴィスコンティ 黒の失踪(2018年製作の映画)

3.0

おおぅ。。これは後味悪い。。

ロマン・デュリスの演じっぷりはさすが。あとヴァンサン・カッセルのダメっぷりもよい。2人の演技合戦…というにはちょっと物足りず、ヴァンサンの息子とのエピソードもパズルのピ
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ザ・ミスト(2018年製作の映画)

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なんでこんな評価低いのかなと思いながら見始め、あーこりゃ仕方ないなというか(^^;;特にコロナ以降の世の中では、町中に有毒ガスが蔓延してる中をあれこれ動き回ろうとしてる主人公がめちゃくちゃ非現実的すぎ>>続きを読む

シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.7

情熱のありか。

ミッドライフクライシス。中年のキツさ。昔ほど健康じゃない。仕事も先が見えてる(気がする)。家族には疎まれてる。あるいは疎んでくれる家族もいない。モテない。金もない。それでも日は沈み、
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