まーなんともフェティッシュな映画。コン・リーの女優力が凄まじい。体のライン全てが美しい。太く跳ね上げた漆黒のアイラインも。チャン・チェンの抑えた一途さもよい。報われぬ恋。彼は手の温もりだけを頼りに、生>>続きを読む
どこまでも孤独でナルシストなレスリー・チャン。孤独ならひとりで向き合えばいいのに、きれいな女の子で埋めたがる。そして飽きたらさようなら。悪いやつですねぇ。見た目がいいから許されてるけど(笑)
アジア>>続きを読む
歌うまおばさん3人組が強い(笑)
2008年!?いつの間にそんな経った。何も考えたくない金曜ということで鑑賞。華やかなABBAのメロディに乗せて送る映画。いやぁやっぱりツヤツヤ短絡的な若者より、魅力>>続きを読む
山田五十鈴と杉村春子が見事すぎる。ちょっとした首の動かし方、顔の角度、目線で全てを表す。現代の女優にはすっかり失われた機微。岡田茉莉子の華と、田中絹代のせせらぎのような演技。芸で身を立てるはずの芸者だ>>続きを読む
ふふっ、ムズい(笑)カンヌ映画祭でスタオベ6分てほんとか!?
filmarksのせいで(おい)すっかり解釈感想脳になってしまった私は完全に煙に巻かれました。私みたいな半端な映画好きを突き放しにかかっ>>続きを読む
良作。最後よ(笑)最初と最後が肝ですね。
アジア移民のファミリーものは、いわゆるアメリカ映画には出せないだろう厚みを感じる。そりゃ歴史が違うから当たり前なんだけど。世代と物理的距離を超えて互いを思う>>続きを読む
あぁ、切なくもたくましい。食事のシーンが良い。まさに「活きている」という感じ。
しかしたったひと世代でこんな激動(と言うほかないだろう)の時代を生きた中国の凄まじさ。蒋介石→毛沢東と政権が移り、紅衛>>続きを読む
え、これラジー賞なの?確かに地味めだけど割と面白かったんだけどな。ラジー賞の基準がわからん。まぁガチ目のつまらん映画よりは話題になるやつ(少なくともキャストが有名)が選ばれてるイメージですが、それにし>>続きを読む
笑って泣きましたよ。おしゃれガールズムービーでは全然ないです。”筋肉バカ“ケンを演じ切ったライアン・ゴズリングに拍手を送りたい(彼は子役の頃からダンスが上手かったのを見てるので、ダンスシーンが多めで嬉>>続きを読む
『トム・クルーズのどこまでやるの!?』でお馴染みの(違)、本シリーズ。いやぁすごかったです。多分これは彼なりの『007 ロシアより愛を込めて』へのオマージュなんだろうな。ローマでのカーチェイスシーンは>>続きを読む
B級映画っぽいがふつうにキャスト豪華だし面白い。てかシガニー・ウィーバーがめちゃくちゃ綺麗なんだが。“イギリスの名優”役のアラン・リックマンも笑える。既視感ありながらちゃんと面白い。てか冒頭の昔のギャ>>続きを読む
マーク・ラファロ×ジェニファー・ガーナーの夫婦ということで『13/30』を観た身には胸熱設定。そこにライアン・レイノルズということでまぁハズレなしという感じ。
ほんと映画館でやってないの!?って思い>>続きを読む
ジブリ作品に漂う暗さは紛れもなく“死”からくるもので、それはおそらく宮崎駿氏が戦争経験者であることと切り離せないでしょう。氏は1941年生まれだそうですから、真っ只中ではないながらも記憶に刻まれた色々>>続きを読む
現金を数える人間の顔よ…(笑)このキャッシュレス時代にはどんどん見られなくなっているのでしょうが、基本大金を弄ぶ人間の顔はうっとりしてツヤツヤして夢を見ているようですね。
ヘンリー・フォンダの老猿顔>>続きを読む
「まぁ君たちそんな難しいこととか求めてないっしょ??」とある意味振り切った作品かと(笑)実際家で見る配信動画だし、スケール感とか深みとか必要無いと言えばそうかもしれない。大体配信の映画は、疲れてるかリ>>続きを読む
これは1人で静かに見た方がいい映画かと…家で誰かと話しながらはあまりお勧めしない。ちゃんと没入した方がいい。
物語を成す個々のの要素はあまり掘り下げられず、割と淡々と進んでいく。語り手が変わることで>>続きを読む
先日『さよならネ、つねさん。』という、長年連れ添った男性カップルがこのコロナ禍でパートナーを見送る手記を読んだばかりで(ご興味のある方はググってください。ほぼ日のサイトで全文読めます)、いまこの日本と>>続きを読む
なんで借りたんだっけ&なんで日曜の夜に観ちゃったんだっけ(笑)ビリーボブ×フランシスのクセ強夫婦。もっとクセ強にできそうだが少し抑えめ…だけどもちろん一筋縄ではいかない。
モノクロ映画で、かつリアル>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ネタバレ設定にしてますが特に明確な答えがあるわけじゃありません。
いや長かったけど、長さは正直感じなかった。上手くない俳優さんで長台詞・長回しすると「あ〜長台詞やってんなー(スゴイスゴイ)」ってなっ>>続きを読む
三谷幸喜氏が「大好き」らしいので鑑賞。
ナタキンの、映画史に残る妖精のような美しさがここにも刻まれている。ハンクはマーロン・ブランドっぽい。フラニーがふらつく彼が山崎銀之丞ぽい…ってアダムス・ファミ>>続きを読む
そこで終わるか…!しかし私は信じる。きっと彼らは「冷静になる」。
ーーー以下、ややネタバレありーーー
これは愛の物語である。特に途中、病を理由に自ら命をたった署長の残したともし火の>>続きを読む
私もご存知になりました。ほんと3時間があっという間。しかしなんという潔いほどのインド国威発揚映画(笑)これがいいならそろそろアメリカをアレする映画も出てきて良いのでは!?と真剣に思うのでした。神になっ>>続きを読む
やはりケヴィン・クラインは名優です。末期がんが進行する様と、愛する家族への思いをしっかり伝えてくれる。クリステン=スコット・トーマスも美しい。女であり母であることの揺らぎ、強さ。わっかーいヘイデン君も>>続きを読む
ふふ、ペンは映像よりも強し(笑)
『バビロン』を見た後だからか?吐瀉物吐血流血がわりと普通に見えて(いけませんね)、キテレツゲームセンターみたいなイマジナリー新幹線には笑うしかなく、これ日本人じゃな>>続きを読む
カオスといえばカオスだけど、はち切れんばかりの映画愛に押しつぶされそうでした。ティザーの酒池肉林のイメージだけで観に来たらあかんです(笑)。まぁでも地上波での放送は絶対ないでしょうが。
『ハリウッド>>続きを読む
なんとなく不器用で困った映画という感じでした。
アメリカだと色々な災害や人災を英雄譚にして乗り越えた“風”にしてしまいますが、東日本の震災のことは10年以上が過ぎたいまもまだ消化・昇華できてないんじ>>続きを読む
やっぱりエディ・マーフィーは華があるなぁ。歌も上手だったなんて。コッテリとした色気がある。なんかいい映画にまた巡り合ってほしい。
しかし2007年でしたか、もう16年も経った?そのあと色々洗練された>>続きを読む
率直に面白かったです。グリコ森永事件をベースにしたフィクション。役者さん陣も豪華でよい。小栗旬と星野源もさすが。欲を言えばチラッと映った“中枢”にもっと切り込んでほしかったが。
総理ーーーー!!見てるかーーー!!?
全国会議員必修の映画じゃないでしょうか。そして我々国民も。地上波でやったらいいのに。名作です。まともすぎて泣けるなんて。そしてケヴィン・クラインは名優です。ほんと>>続きを読む
あー不意打ち…泣いてしまった。塗った夜用クリームが半壊しました(笑)『ドライブ・マイ・カー』然り、映像界が“音のなさ”の持つインパクトに気づいたのは大きいですね。流し見ができないので画面や表情に注目せ>>続きを読む
えー、5回くらい包丁で刺されたほうがいい主人公です(笑)ウディ作品の中でも屈指のとっ散らかり度。ジャケットのディカプはあんま、というかほぼ関係ありません(しかも右端のメラニー・グリフィスは合成だw)。>>続きを読む
新約聖書 マタイによる福音書5章8節〜
「心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。義のために迫害される人々は、幸いである、天>>続きを読む
98年作!こう言っちゃなんだけど、黒人×中国人がメインの映画だなんて、当時にしてもかなり画期的だったのでは。興行的にも大成功だし。当時のユナイテッド航空などなんか色々懐かしい。
ジャッキーの愛嬌とア>>続きを読む
いや〜ディズニーランドにいるみたいでした。こういう映画はアメリカならではでしょうね。歌と踊りは感情を揺さぶる。シンプルなメッセージを届けるには持ってこい(だから踊念仏ってのもあったわけで…)。印象的な>>続きを読む
ハリウッドの光と影が生み出した…スターとあえて呼ぼう。
もちろん生のパフォーマンスは見たことがないし、晩年の(ちょうど本作品の頃の)「老婆のようだった」という姿も知らない。でも『イースター・パレード>>続きを読む
殿方から訪いや音沙汰がないのはまぁそういうことだと残酷なまでに感じさせる映画。手紙がLINEになろうが、馬が車になろうが、そこは変わらないんですね。
では今と何が違うかと言えば、女が仕事の自由を得て>>続きを読む