Joseph205さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Joseph205

Joseph205

映画(1239)
ドラマ(15)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

355(2022年製作の映画)

-

企画が良い。用意した役者のために見せ場から作ったように見える。
もう完全に映画産業のノリで作ってるだろ!役者とキャラだけ良かった。

ジェシカチャスティンの前髪正義。てかビジュアルめちゃくちゃ良い。黒
>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

-

万葉集

雨 都会

主要人物二人の関係。空間と時系列による関係性の変化。

オープニングのピアノの旋律。これは!

ポエティックだわ。全開すぎる。
これやぱ短編だから耐えことができたんだ。長編でこの
>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

-

ほむらの愛が裏返った幻想。
きゅうべえが、これに対して少しひいたリアクションを見せるのが良い。このシーンにこの作品が作られたコンセプトがわかる。人間は恐ろしいだってさ。

ほむらは相変わらずわがままだ
>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

-

実はスパイダーバースにめちゃくちゃ影響与えてるまどマギかも。

魔法少女という設定が死ぬほど機能している。全ての宇宙の少女たちの鬱を背負い、自分が鬱になる。自己犠牲の連鎖の物語。好みですね。

TEN
>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

-

ポップコーンムービー。良かった。時間にとらわれていながらも、時間に囚われない生き方。現代人とは反転した構造。


男側から告白した瞬間に、今まで何回もヤッたり喧嘩した様子を見せるべき。

元々ループし
>>続きを読む

失われた週末(1945年製作の映画)

-

映画全体としては完全にサイコスリラーな描写の時間が偏ってた。音楽が素晴らしい。同じスコア何回も聞かされる。現代の感覚からしたら対して恐ろしいとは思わないけど。ワイルダーここやりたかったんだなって思った>>続きを読む

別離(1939年製作の映画)

-

やっぱ現代インターメッツォじゃん!邦題も別離、間奏曲くらいが良いと思ってたら。

めちゃくちゃわかりやすい。

音楽を通して、夫のセックスを聞く面白い。

平和な不倫メロドラマだ。

ガス燈のコンビか
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

-

掴みが最高すぎたけど、トレーラーで見せないで欲しかったなー!

ケンによる現実世界のとの視点の反転は凄い。盲点だった。
ケンのシーンみたいなカタルシスをもっと期待してた。雨に唄えばとかオクラホマとかの
>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

-

設定ならではのクリエイティブな展開を期待したが、まるまる無かった印象。
なんなら、あの別れのシーンを丁寧に使ってて。あーこれがやりたかったのかと。ピクサーの魔法の使い方が自分が思っていたものとずれてき
>>続きを読む

恐怖のまわり道(1945年製作の映画)

-

大傑作だった。

ノワール

この限られた予算で、最小のキャラクターで、関係性が変化する。ノワールテリングの真骨頂。

告白から始まる。

ラストはどうなったのだろう。

ピアノのシーン無駄に凄い笑。
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

-

本当に良い設定作る。ジョーダンピール。
ノープ見た跡だと尚更。そしてしっかり脚本自体のコンセプトが通っている。

久々に見た。ラスト30分の詳細はあまり覚えてなかったから新鮮味あってよかった。催眠術で
>>続きを読む

拳銃貸します(1942年製作の映画)

-

自然転移型の、珍しく受け身のファムファタールで、好意的な愛の終わりのノワールだった。
テンポ良すぎ。

期待していたよりもスケールが広がって、スパイ映画的な要素を感じた。

突然のトラウマの告白。
>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

-

原作は良さそうだな。
サイコスリラー。

撮影とスコアと役者が良かった。予算がドラマよりもないのか、モチーフやロケ地が地味すぎる。その代わり人物の表情や肌の質感までしっかり捉えてて見ててよい。だが話自
>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

-

家族みんなで映画館に行けるなんて、幸せだ!

本当にベルファストでの思い出と紛争問題が交互にある感じだった。

皺の陰影が美しい。


カトリーナバルフの母親像良すぎ。

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

-

人間中心の画面づくりだ。空間把握なんてあと。最近のバンドデシネマぽさがある

「欲望は他者の欲望」

自分が本当に求めていることが明確にわからないけど、求めている何かがある。

分かりやすい構図だった
>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

-

モノクロの街が美しい。
ウォズの色のない世界の示唆もある?

マイクミルズの映画を見るには、自分たちが疲れいていることを知ることだ

大抵の人々が映画にするにはふさわしいとは思わない、ささいな人間のエ
>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

-

ダニーボイルこんな感じなの。ウディアレンとソダーバーグ合わせた感じか。ソーシャルネットワークのフィンチャーみたいにエンタメドラマとしての側面もわかりやすい映画期待してた。
気持ちよく観客を置いていく会
>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

-

ボリュームが多すぎて、展開がリアリティーに欠ける。撮影も役者も良いのに。撮影しんどそう。

ダイジェスト映画すぎる。出来事並べてるだけで。単純に深み出すための描写が足りてない。ドラマとしては演出が死ぬ
>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

-

すっ飛ばすところ気持ちよくテンポよく。
やりたいことがよくわかった。

二人が意外にも本音を喋る描写が少ない。二人がそれぞれの生活を持ち始めて、自身の気持ちの葛藤が想像できる。

ミシェルウィリアムズ
>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

-

バチくそに良かった!
これは整理に時間がかかるな。
マジで浸透してくる。


ジェーンカンピョン。全部見たい。
わざとらしさがない。無駄がない。なのに詩的瞬間に満ちた。
途中までは、この映画はどこに行
>>続きを読む

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

-

わかりやすい終わり方で映画を通して描いたことが筋が通って良かった。


象徴的な死だ。
ピアノを求める自分自身が求める環境そのものによって、男に搾取される
ピアノ、ピアノを弾く夫との過去そのもの。
>>続きを読む

ロバと王女(1970年製作の映画)

-

映画が生み出す本物の魔法、スローモーション、逆再生、編集の力を徹底的に使う。あくまでそれが映画の演出を構築するやり方。コクトーと同じだわ


ワンカットずつがめちゃくちゃ粗野で実直なフィルムカメラの雰
>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

-

描く対象の淫部に鏡として自分の顔があるってめちゃくちゃ象徴的な絵。

オルフェウス、見てしまう悲劇

絵画を通して見合う。

これが最新のフランス映画か

「見る者は、見られる。」

初対面のシーンが
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

-

ヘンテコなアクションスパイ映画が出来上がっている!



サスペンスというより、引き伸ばしにかけた方向がわからないミステリーアクション。

おそらくコロナ禍による撮影制限と脚本の妥協?と大作化したトム
>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

-

ミアゴス良すぎ。

パールに感情移入させる、素直さたまらなかった。狂気によって、伝わるキャラ像。こんなにも愛と矛盾に満ちた哀らしい感情移入を建設できるのか。驚き。
親友のリアクションに一切帰らない手法
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

夢を見ていた。駿の頭の中にいたんだよ。正確にはジブリ作品が生まれる前の要素の原体験だ。私たちが見てきたジブリ作品が未来のものになる構造転換面白い。
これが夢だとしたら忘れていく。

宮崎駿がいなくなっ
>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.7

フランス革命の生気
ラストの演出は幻想そのもの。西洋的。


コゼット匿いながら見つからないようにしてたのに、会話中に突然声張って歌い出すの、笑ってしまう。

ラッセルクロウの発声の芯が通り過ぎ。ジャ
>>続きを読む

ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.9

当時のまさに「ザハリウッド映画大作」の作品のクオリティーが伝わる。
かなりドラマチックでスペクタクルで熱い。素直で良い。
キャスティング素晴らしい。トムクルーズなんていかにも郷に入っては郷に従うタイプ
>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

映画一本として良いあらすじと仕込みだけど、正直何が起きたか思い出せない笑

完全にポケモン知ってる前提で進む。


現実と、ポケモンの世界の虚構の間の虚構って感じがしてなんか変な感覚。確かに虚構なんだ
>>続きを読む

アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

-

ついに劇場で観れた。
凄いや。
とくにサントラが無い演出のシーンは画面から目が離せない。
観客はこの時間アラビアにいたんだ。
  
円環構造じゃないバージョンなんだ。あの後味が大好きだったけど。

>>続きを読む

トロイ(2004年製作の映画)

3.7

チョーマジなスペクタルものだった

結構カラッとした決闘シーン好き

リドスコ好きそう

ブラピが真面目に演じてるのがとても伝わって、どう見てもブラピで笑ってしまうけど、これが悪くないビジュアルなのよ
>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

3.8

久々にみた
アメコミ映像化したって感じ。
力を入れてるとことの乖離がすごい。マスクをかぶってる時以外の描写がその場しのぎで適当すぎる。B級だ。

キャメロンディアスの描写が妙にエロい。
子供では気付け
>>続きを読む

オーディション(2000年製作の映画)

4.0

陰影が好きすぎり
雨月物語のアップデートだろうか

がち久々に現代の邦画をみた。

悪夢映像の編集技術のレベル高すぎる。
音響もすばらし

日本のホラーやだ〜好き


身体的にも、精神的にも葛藤を。
>>続きを読む