BeatALoneさんの映画レビュー・感想・評価

BeatALone

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キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

軽いノリのスパイもの最高。
あらゆるオマージュも最高。
小道具ワクワク。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

アカデミーにこんな奴にはなりたくねえなあ賞があったら永久欠番やろディカプリオ。
すごい。

歴史ものというか人権ものさせたらゲボ吐くくらいのリアルな嫌悪を描写するスコセッシもすごい。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

エマストーンの演技力最骨頂。
空の雲の色彩美しい。大人の絵本だ。
大人版バービーだ。傑作。
何回も見たい。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

前評判が色々あってヒヤヒヤしつつ見に行ったけれど、よかった。
東宝にしろ、白組にしろ、とにかく外からの横槍なしに予算やら何やらを自社で回せた結果があのハイクオリティ背景CGじゃなかろうか。
どこからが
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バービー(2023年製作の映画)

3.7

マーゴットロビーが常々訴え続けてきたものが現時点での最高水準で表現されていると思った。

バーズオブプレイ(マーゴット主演・企画)とワンダーウーマン1984(グレタ監督)の両方に合ったものが、ここで一
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.2

水中のCGはキレイだった前作をさらにキレイにした描写に。
個人的にタコちゃんばっか追ってしまった。
あとニコールキッドマンが若すぎてお母さんに見えない問題。問題というか、すごいことなんだけど。凄すぎて
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.7

最高。今年見た中でイチバン。
笑いと恐怖(狂気)は表裏一体。
演技と顔芸は表裏一体。

主演で制作で脚本にも関わったミアゴスによる、ミアゴスの為の映画。これ見たらミアゴスのトリコになるでしょう。

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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.3

主演エズラミラーのゴタゴタがなく、当初のスケジュールで公開されてたらもっと凄いことになったと思う作品。
marvelによるマルチバース&タイムトリップ飽き飽き状態を完全に黙らせる事ができただろう映画で
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.1

余裕でスーパーマンよりノレた。
うちの子もブラックアダム大好きになって、他のヒーローそっちのけで円盤見まくってます。最後の椅子ドカーンで思わず「ふぉおおーーー!」と叫んでしまう。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

羊のアダちゃんマジかわいい。
ご夫婦の気持ちわかります。
そして笑い飯の「鳥人」。最高やん。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.1

クッキングパパか!ていうデカい図体にオシャレな原チャ。
若手とロートルのバディもの。
悪魔退治というカタルシス。

とにかく簡単に最高。
お姉ちゃんのホラー映画でよく居る美人被害者フェイスも最高。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

ダークヒーローやヴィジランテに感情移入してしまう私は、すっかりヴィランであるゴッド・ブッチャーに肩入れしてみてしまった。

もちろんソーとジェーンの行く末も気になるけれど、ずっとゴアの心情しか目につか
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.7

いや最高。
ジョーダンピールの一貫した風刺性が大爆発。加えてクリストファーノーランばりに映画文化そのものを表現している(手回しの馬が走ってるムービーピクチャーからデジタルIMAXやVFXまで)。

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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.4

ジョンデヴィッドワシントン。デンゼルの息子にして超イケメン(TENETでも活躍)。

彼が何とKKKに潜入操作するという突飛な設定が面白い。
いわゆるバディもので相方はアダムドライヴァー。

スパイク
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アス(2019年製作の映画)

4.2

怖い!個人を取り巻く環境(あるいは社会)そのものが恐怖対象という新しい知見。
自己やアイデンティティが環境によって崩壊していくという、救いようのない恐怖。
お化けや呪いよりも、現実的というか日常に潜ん
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

「白人だらけの中で、自分が唯一の黒人である居心地の悪さ」
監督自らが語った、彼が日常的に感じていた不合理・不条理をそっくりそのままパニックハウスホラーぽく仕上げた傑作。

ジョーダンピール監督がコメデ
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星の子(2020年製作の映画)

3.6

芦田愛菜ってやっぱ演技力ハンパねぇ。再確認させられる作品。
カルト宗教にドップリの両親と、カルト2世の苦悩を描く、2022年、今まさに見るべき作品。

大ラスにおいては、芦田愛菜が宿舎で両親とはぐれて
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

ビーニー!やっぱこういう青春ものには彼女だなあ。良かった。

勉強に精を出し続けてきた青春の大事な時間を、最後の最後にはっちゃけようぜ!ってやるんだけど、やり方わかんなくてはちゃめちゃになっちゃう話。
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.0

90年代後半に爆流行した地球コナゴナ系ディザスター。インデペンデンスデイのローランドエメリッヒ監督脚本だから、そりゃ地球は粉々になるわなw

直近で「Don’t look up」があった分、このレガシ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.4

自称レディバードが、ホントのレディバード(レディバードではない)となって羽ばたくまでの話。
なんのこっちゃだろうが、いわゆる青春成長譚であり、一端のオトナ(自我や許容を得たひと)になるまでの日常が綴ら
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.3

自分が体験したような、あるいは友達から聞いたような、日常に在る悩みや失敗や決断が散りばめられている。
最後の最後まで「ワタシはダメな人間でさぁ」という主人公の自己評価のとおりの物語が展開されるが、ラス
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.2

25歳だけどアイデンティティの構築が済んでいない主人公アラナと、15歳でタレント活動していて(何故か)自信家のゲイリーの歳の差ラブストーリー。

70年代半ばのLAを舞台に、当時のヒット曲がバンバンか
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

パラサイト+万引き家族。ソンガンホ×是枝監督。
俳優陣がなかなか豪華で、あんまり韓国作品見てない私でも知ってる顔だらけ。
力の入った作品。

赤ちゃんポストや養護施設、貧困や家族、現時点で問題となって
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

独特の構図、恐れない間合いと遠景、広い画角にポツンと対象物はひとつ。
オリジナリティ溢れる画の応酬が心地よい。

原作小説に照らし合わせたらストーリーはまだまだ始まったばかり(何なら始まってもないよう
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スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

2.5

クリヘム&マイルズテラーによる「ダメ!絶対」映画。

大昔にU局の夜中にやってたよく分かんない映画ばっか放映する○×ロードショーとかでやってそうな映画。

密室系の狭い舞台での人間関係とかのミステリー
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