面白い展開。みんな可愛らしい。クリス・クラインの爽やか筋肉バカ感がツボ。
「クスリをやった時は工場はゴメンだと思う。でも、戻っていく…」
「借金取りが待ってるからさ…」
このやるせなさ…。
憎まれ口を叩きながらも気の合う同僚三人組の末路…なんとも厳しい。身につまされる。
上手いなぁと思いつつ、実はドリューがかなり甘やかされているだけのような気もするのでもう少し試練的なモノがあってもいいかな、と。
ガビガビでガチャガチャした(言い方…)画と音の中、時折挟み込まれるカチッとしたメインパートが美しく息を呑む。形容し難い不思議な情緒が喚起される。
かなり昔、始めの方でなんかタルくて観るのをやめてしまった記憶があるが、今回ちゃんと観てみてやはりその時の印象と変わらず、全然面白いと思えなかった。
めちゃくちゃ面白い!前半中盤大いに笑って後半には泣けてくる。これだけの人数をテンポ良く描いていく脚本、演出の巧さたるや。活き活きとしたキャラクターたちの滑稽だが切実な一喜一憂。絶品でした。
凄い。ポール・シュレイダー、極まってる。ギュッとタイトに締まってるのにもの凄い重量と密度のある謎の物質のような存在感。音楽も最高。劇場で観なかったことが悔やまれる。Blu-ray買おう。最新作『Mas>>続きを読む
後頭部を掴んで脳味噌を握り潰す、超怪力ゾンビたち。物言わぬ神父の存在感。ラストカットの意味がよく分からない。
最強バンドの緻密で野蛮な最強グルーヴ。奇跡。
予想外にめちゃくちゃ面白い。インディー新作もこの脚本、監督チームがやれば良かったのでは?と思うぐらい。アクションシーンも上手いし、挟み込まれる細かいコミカル描写もクスッとするし、リリーと弟マクレガーの>>続きを読む
ちっこいのに怖いもの知らずで血の気の多過ぎるタナーがかわいい。話はほとんど『バッドサンタ』に近い。「よく投げたな」と娘アマンダの肩を抱いて労う、バターメイカーの姿に泣く。
深宇宙で異星人にこんこんと説教されてしまうアダム・サンドラー。こっ恥ずかしい、大して盛り上がらないしょうもない話だけど、好きか嫌いかで言えば好きだなぁ。情けなくて。
ところどころ良いシーンはあるが、そもそもゴッドの大罪がほとんど問われないのが違和感がある。最後も安らか過ぎるだろう。あと、やはりこういう美術や装飾の映画は個人的に苦手でした。
やっと観れた。前半、何カ国も渡り歩くスパイもののような追跡劇でとても贅沢な撮影、ロケーションで楽しい。人物それぞれのファッション、劇中曲もそのセンスにシビれる。追跡ソフトの変なコンピューターグラフィッ>>続きを読む
以前観た時は実はそこまで響かなかったんだが、今回はしみじみと良かった。時間を経た今の方がいろいろ失ってしまったモノなどに想いを馳せグッときてしまう。これ今こそ続編作るといいと思う。
その出会いと別れが心に燻っている劇中の人たちのように、映画を見終えた後もぼんやりと彼女について想いを巡らせてしまう。その旅は過酷で彼女も全く善人って訳じゃないけど、その流浪をずっと見ていたいと思わせる>>続きを読む
映画を形作っているあらゆる要素が、パキッと噛み合っているような力強さと滑らかさがある。
おさんが茂兵衛を追って山を駆け下りていく一連の場面……絶品…。
“父親”を巡る物語。除隊させられた父が帰宅し、息子たちと連れ立って暖炉のある部屋に入ってくると奥に亡き妻の肖像画が見え、自ずと父と息子たちの背筋がスッと伸びる。簡潔で的確な演出、カメラ位置、編集に冒頭>>続きを読む
Disneyのオリジナル観ていないのでゼメキス版としか比べられないが、こっちの方が全然良いな〜。
現実にあり得る不条理な地獄を描いた力作だと思うけど、なんかもやもやするところもある。
貧困や格差の経済的な問題と民主主義や軍事政権という政体の問題とがいつの間にか地続きに同時進行しており、それらのかな>>続きを読む
微妙だった。ジミーとフェイの場面とか好きだけど、ロクがずいぶんショボかったな。
前半はけっこうダルいが、終盤はなんかもうひたすら恐い、というか観てはいけないものを観てしまってとり返しがつかない…という気持ちになる。ラスト、崇高で美しい瞬間なのかもしれないが、とにかくなんかゾッとし>>続きを読む
なんとも後味が悪いが、メグ・ティリーはやたら美しい。救いはそこだけだ…。
めちゃくちゃ良い。さすがだな、という感じ。
ただ、薄々思っているのだが、ライカート作品の、動物の置かれた状況によって不安や安堵などをこちらに喚起させるやり方、個人的に普通に辛くなるのでなんかもっと別の>>続きを読む
展開としては、サバイバルものの典型的な感じだと思うが、イ・ビョンホンの演技が凄まじく、瓦礫や災害の描写、低音の地鳴りもいい迫力でした。満足。
ジェラルド・バトラーってあまり観たことないけど、こういうクズめのワルい役もやるんだなぁ。