モエシャンドンさんの映画レビュー・感想・評価

モエシャンドン

モエシャンドン

映画(150)
ドラマ(3)

ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.0

文字が読めない人が大多数だったため、ラジオの煽動に左右されてたくさんの人が隣人を殺し殺されてしまうという、平成の時代の出来事ととは思えないほどの教育水準の違いが余計悲しく残酷だった。虐殺というのは、歴>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

アニメを観てから映画館へ。
全体的に涙なしでは観られない素晴らしい展開だけど、表現がしつこく感じるなぁと思ったところがあり、しかしそのあとがあっさりしていていい塩梅。
日本の映画って、実写よりアニメの
>>続きを読む

セブン・イヤーズ・イン・チベット(1997年製作の映画)

3.9

まず、ブラピが美しい。長所も短所も、どちらも誇張することなく演じていて本当に素敵なお芝居だった。
ダライラマ14世役の知的な視線や好奇心の表現がとても自然で、もっと見ていたいほど。
ナチス党員であるこ
>>続きを読む

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

4.0

トムハンクスの素晴らしさがわかる映画。
精神状態の変化が表情ひとつひとつで伝わり、どんどん緊張感が出てくる。
事実に基づいた話なので緊張感たっぷり。あっという間に観終わる。
ありきたりな感想になってし
>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

3.7

キューブの外側が全く描かれていないので人間関係にグッと入り込めて、90分があっという間に感じた。
「なぜこの空間に集められたのか」という謎解きが一切ないのがとてもよかった。
完全に主観のみで構成された
>>続きを読む

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.7

星ばあが生き生きしていて素晴らしかった。芯が通っていればどんな表現も輝いて見えるんだというのが画面から伝わってくる。
スケボー少年もすごく生命力があって力強かった。
好みになるかもしれないが、役者さん
>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

途中までホラー映画の雰囲気を出していますが、最終的にはギャグ映画。
上映中も、客席からクスクス笑いが。
そして映画を通して伝わるのは「事故物件てテーマでこんな映画撮ってみました」というやってみた系作品
>>続きを読む

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.9

一度みたら忘れられない作品。
マイノリティの方々の抱える思いを何通りもの角度から表現している。ビジュアル的なインパクトも相まってとてもメッセージ性の強い作品。社会問題がたぶんに含まれているけど、そう見
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.9

すごく丁寧に作られてるというのが第一印象。監督がクリントイーストウッドということで納得。作中で起こる出来事に対して、作り手側の価値観で良し悪しをつけることなく、見えるものをそのまま撮る、というのがとて>>続きを読む

一度も撃ってません(2020年製作の映画)

3.6

話はきちんと進むのだが、途中から展開がないので少しつらい。桃井かおりさんが少しセリフが多くて、出てくるシーンは全て彼女が支配している感じだけど、キャラクター的にもそれで良いのかも。
石橋蓮司さんが無口
>>続きを読む

ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.8

少しずつ話が進んでいくのがとても丁寧に感じた。物語の序盤では登場人物がみんな心がザワザワしていて落ち着かないのだが、終盤に向かって少しずつ安らぎや希望を見出していく様子が描かれていて、映像もそれに合わ>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.8

実話を元にした作品で、ボブ役の猫は本人が登場しているというのを後で知った。動物や赤ちゃんのように、芝居をしてない人たちの存在は映画の中でどうしてこんなに輝くのか。ありのまま画面の中にいるって、すごく強>>続きを読む

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー映画を観ているような気がしてくる。必要なシーンだけで作られていて、集中力が切れがちな実景のシーンも含めて場面の移り変わりが端的でとても良かった。勧善懲悪だけでは語れない社会問題が丁寧に>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.0

シャーリーズセロン様のかっこよさと色気が画面の端々が感じられて、海外映画の女性の描き方の多様性を感じられる。
キャストがちょっと良し悪しあるけど、女性は総じて良い。
続きが作れる終わり方で、かといって
>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.6

虫型AIを使って四肢付随になった身体が動かせるようになる、というアイデアがおもしろかった。近い将来に実現するかもしれないリアリティがある。
それ以外のストーリー部分がなんだか薄くて説明的。手術に成功す
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

失語症の女性と人型の人魚のような生き物が心を通わせていく中で、周囲のさまざまな障害を乗り越えていく物語。どのような恋愛にも似たような要素があって、それを「人魚との恋」という特異点を使って象徴的に表現し>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

マットデイモンの不安的な瑞々しさと、程よい距離感で温かくみまもるベンアフレックの人間関係が見どころ。脚本自体にひとつひとつのセリフを積み上げていくような繊細さがあって、それがとても丁寧に表現されている>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.7

マーゴットロビーがかなり魅力的なクレイジーガールで素敵。ウィルスミスはいいキャラすぎるので、もうちょっとアウトロー感があるほうがよかった。
ストーリはあってないようなものなので、細かいことを考えずにみ
>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.6

はじめから終わりが予想できるような展開で少しもったいなかった。
こういう時主人公はだいたい無事だし、だいたいヒーローになるし、だいたい認められるよね、というお決まりのルールみたいなのを知っている人には
>>続きを読む

わが母の記(2011年製作の映画)

3.8

樹木希林さんと南果歩さんがとってもすてきでした。なんか、女性の魅力に溢れた映画でその間をチョロチョロしている役所広司さんという感じ。
でも単純に時代だからだと思いますが、女性の描き方がやっぱり少し抵抗
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

原作を知らなくても楽しめる。
見所は姉妹の絆や恋愛未満のふたりの空気感、貧しさの中の優しさなど、とても微妙な感情の表現が生き生きしていてわかりやすい点。
人間関係がしっかり構築されていて、力のある役者
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.8

たくさんの人の人生にちょっかいを出して、幸せにさせたり反省させたりしながらも自分の恋愛にはとても臆病で遠回りばかりしているのがすごくもどかしく、不器用で、イライラするけど気持ちはよくわかる。臆病さがか>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.9

テディ目線で観るとめちゃくちゃわかりやすい話を、レニーの視点にしたことでよくここまで練ったなぁという感動がひとつ。ガイピアースの絶妙な表情の演技の感動がもうひとつ。
クリストファーノーラン作品大好きで
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

キーラナイトレイは、いつ見ても生き生きしていて素敵な女優さんだと思う。
戦時中のエニグマ解読に奮闘する数学者達の試行錯誤を主軸にした内容ではあるものの、時代ならではの差別や偏見を描いていて苦しみがとて
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

複雑な次元構造について、物理学の知識がなくても楽しめる、体感できるところが最大の面白さ。主人公をはじめとして、現代の人々が体験したことのない世界で、体験したことのない感情を生き生きと演じる俳優さん達の>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

4.1

同じ大森立嗣監督作品の「光」が苦手だったこともありなんとなく避けていましたが、もっと早く観ればよかったと思いました。黒木華さんの役が自分を少しずつ受け入れて成長してゆく姿を見守り続けるような、受け入れ>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.5

主人公が元軍人という設定に説得力がない。銃が重そうで動きがふらふらしているので無理に軍人にしなくてもよかったのでは。
SF的なストーリーではあるものの、なぜそうなるのか、という説明が少なくて展開が唐突
>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.7

輪廻転生を繰り返しながら様々な人間と出会ってく犬の話。
いい人も悪い人に対しても善悪の区別をしない犬の視点がとてもかわいらしい。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.8

不器用なふたりが不安や恐怖と向き合い成長していく様子を、イタリア系のパワフルな家族が支えていて、もうみんなエネルギッシュでユーモラス。

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.8

リュックベッソン健在でワクワクさせる展開が素晴らしかった。
スカヨハとてもいい女優さん。
ゴージャスで目力すごいです。
たらればの話なので、深く考えず楽しむ映画。

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.7

北川景子さんがとっても美人なんだけど、ミスキャスト感がすごい。
前田敦子さんも少し物足りない。
主演2人がとってもハマっているだけに、もったいない感じがした。
志尊淳さんが良かった。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

豪華なキャストと、世界にウイルスが感染していく様子を淡々と描いてある。
想像させる終わり方で、すごくいい。
主人公はウイルスと民衆。
たぶん、相当カットしたシーンがあったのではないかと思うくらい、それ
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

予告を超えないというか予告のほうが面白いというか、、、
もっと弾けているかと思いきや、意外とストレートだった。コテコテなお芝居でもよかった気がする。
コンセプト、キャラクターがおもしろい。
中尾彬さん
>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

前作を観ずに視聴。
芝居部分で無駄な音楽が少ないので、抑えめな演技で分かりにくい感情が少し明確になるような気がした。
たっぷり芝居というか、丁寧というか、、、
近未来のヒューマンドラマ。