Moetさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.5

カッコいいアーマー、愛くるしいロボット、ハムでパンを挟んだサンドイッチ、など、キッズが絶対に憧れちゃう要素ばかりで構成されていて、アンディこれ観てバズ買ってもらえて、嬉しかっただろうな〜って、勝手に良>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

前作は善悪の複雑さみたいなところがかなり丁寧に描かれていて「愛とは…正義とは…」みたいに考えさせられる深い部分があったけど、今作はそういうのあんまりなくてもっとシンプルな悪が横行するので、「愛を言い訳>>続きを読む

ピノキオ(2022年製作の映画)

3.5

トム・ハンクスのゼペット、ディズニー実写化史上最高に完成度が高い。ピノキオが思ったよりも自立していて健気で安心して観れました、アニメ版は観てて変にドキドキしちゃうの。

ジム・キャリーのエースにおまかせ/エース・ベンチュラ2(1995年製作の映画)

3.5

「エースにおまかせ」ってタイトル、控えめに言っても最高。前作からより一層不謹慎でお馬鹿になってて良かった。エース・ベンチュラの変な髪型と変なファッション、変な歩き方に変な顔。すべてをおもしろくしてやろ>>続きを読む

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

ミア・ゴス、すごすぎ、怖すぎ。感情表現の最大値が、普通の人間の斜め上を行っていて、圧倒されちゃった。
パールの怒りや悲しみが理解できてしまうというのがこの映画の怖いところだと思った。彼女の狂気の根っこ
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

ドランの映画ってストーリーのディテールは忘れるんだけど強烈な画が多いから視覚で記憶に残る、繊細さと大胆さをどちらも持ち合わせていてズルい。どうしようもない苛立ちや抑えきれない熱情を、彼以上に美しく映像>>続きを読む

スイング・ホテル(1942年製作の映画)

3.5

祝日のみオープン、最高の営業スタイル。素敵な紳士と再会した夜に、ピアノを弾きながらホワイト・クリスマスなんて歌われたら絶対好きになっちゃうね。
フレッド・アステアといえば、「青空に踊る」で、バーカウン
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.0

キャスティングがどちらかというとイギリス感強めです。極限状態で、いったい何のために戦ってるのかって、もはや目の前の仲間のためだけになってくるんだろうな、ひとりも残さない、みんなで家に帰るんだって。怖い>>続きを読む

ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ(2010年製作の映画)

4.0

前作大好きだから、何回観ても終盤のマギー・スミスに大喜びしちゃう。キッズが全員可愛い、さらに大人もみんな可愛いよ。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.5

オーヴェの偏屈さ、見てて嫌な感じしないのは、我儘とかじゃなくてオーヴェなりの正義のもとに行動してるからなんだろな。ソーニャは彼のそういうところを愛しいと思っていたはず。ふわふわの猫にうっとりしちゃう映>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.5

「ツァラトゥストラはかく語りき」をバックにタイトルがばばーんと出てきた瞬間、すっっっごい気持ちよかった、こ、これか〜〜〜!!って…
でも、この映画が意味するものを考えると気が狂いそうになる。

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

大きい口で大胆に笑うジュリア・ロバーツ、赤いほっぺと極上の歯並びのジョージ・クルーニー、ふたりともかわいすぎる。オーシャンズ11観て以来、このカップルが大好きなので嬉しかった、ほんとうにしっくりくるふ>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.5

愛は相手を思いやるもの、そして押し付けるもの。離れたくない、抱きしめて欲しい、ずっと一緒だ、とか、あまりにも飾り気のない素直な台詞ばかり出てくるものだから面食らった。しかも「Supernova」だなん>>続きを読む

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

4.0

ゆるゆるリメイク版ゴースト・バスターズがはじまった瞬間、あ〜もうこの映画絶対良いぞと確信した。レンタルビデオ店のVHSを全部ダメにするためだけに感電し、磁気を帯びるジャック・ブラック、おもしろすぎて笑>>続きを読む

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.0

タイタニック観た後、謎の使命感に駆られて観た(キャシー・ベイツも出てると思わなくてびっくりした)、ロマンスの交互浴。

相手に過度に期待したり、理想を求めすぎてはいけないということ。頭ではわかってても
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ふたりの男とひとりの女(2000年製作の映画)

4.0

アメリカ的心温まるクソ映画!♡「俺のオゾンを壊す気か」ジム・キャリーの真骨頂。しかも、角刈り…おもしろくないわけがない、芸達者ぶりが炸裂!ファレリー監督の映画で暴れるジム・キャリーが大好き。

主演の
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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

5.0

とにかく完璧、そしてちょっぴりスキのあるメリーにわたしも首ったけ。キャメロン・ディアスにはやっぱりこういう役をやっていて欲しいな〜、ヘルシーでキュートなファム・ファタル!
メリーはもちろんなんだけどテ
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ふたりにクギづけ(2003年製作の映画)

5.0

もともと好きな映画ではあったが、久々に観たら本当に良すぎて、笑いながらちょっと泣いてた。
チャーミングでかわいらしいボブとウォルトにクギづけになっちゃう。しかもスポーツ万能で仕事もできる!なんて完璧な
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

ウィルソ〜ン泣

人間が感じることのできる、ありとあらゆる痛みが視覚化されていてつらい。手や脚に傷を負ったり、歯が痛んだり、そういう肉体的な痛みだけじゃなくて、なにかを失い、変えられない過去に思いを馳
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.0

わたしの中で若い頃のラッセル・クロウとケヴィン・スペイシーはほぼ同一人物の認識なので見分けるのに苦労した(目元が常に悲しげな方がラッセル・クロウだってことに気が付きました)。ユージュアル・サスペクツが>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

3.0

直接的なシーンは最小限だけど、かなり性的な映画だと思った、観終わってなんかちょっと罪悪感がある。もうこんな映画撮れないだろうなという意味で、かなり貴重な作品かも。

「服従こそが幸福への道」
ハッとす
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.0

どうしてこんなに辛いの、真の愛だからだ、ならば愛なんていらない!みたいなことを言っているシーンで滂沱の涙を流してしまいました。ほんとだよ、愛は痛くて辛いもんね。
ビルボは全体的にふんわりやわらかすぎて
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.5

毛量の多さに慣れてきました。レゴラスは出てきた瞬間に観るもの全ての心を奪う感じがある、もはや存在がズルい。よく喋る竜ことスマウグに詰められまくるビルボ、既視感あるね、SHERLOCKだね。

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.5

中つ国で炸裂する、マーティン・フリーマンのリアクション芸。間の取り方、眉の動き、目の泳ぎ加減、全てが本当におもしろくて愛らしくて素敵。序盤で描かれるホビット庄の牧歌的な雰囲気がたまらなく良くて、後半は>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

ふっくらしたマット・デイモンが出てきた瞬間にめちゃくちゃ嬉しくなっちゃった。太ってるのが似合うというのは語弊があるかもしれないが、とにかく良かった。あったかさや屈託のない優しさに満ちていて、ほんとに太>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

支離滅裂で豪華絢爛。ターセム・シンと石岡瑛子、ふたりの絶対的な世界観が混ざり合って、観てて脳がぐらつくような感覚を覚える。観るというか浴びる、もしくは溺れるって感じがします。

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.0

七月の運命の人は家明じゃなくて安生だったし、安生の運命の人もまた家明じゃなくて七月だったんだと思う。運命の人ってどうしても恋人や伴侶を連想してしまうけど、必ずしもそういうわけじゃないんだ。愛と憎しみは>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.0

人間の嫌なところ全部詰め込んだみたいな映画だ!あ〜これだけたくさんのものを手に入れて、けど本当に欲しいものって結局それなんだ…というある種の虚しさを感じるラストシーンは大好き(あとアンドリュー・ガーフ>>続きを読む

プチ・ニコラ パリがくれた幸せ(2022年製作の映画)

4.5

スクリーンじゅうを元気いっぱい駆け回るニコラの姿を見ているだけで嬉しくてたまらない気持ちになった。とても素晴らしかったので上手に感想を書きたくて、観てからしばらくあっためていたけど特に書くべきことが思>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.5

湯浅政明が松本大洋の絵に命を吹き込むの、本当に大好きだ〜、エネルギーがすごい、観てて身体が熱くなるのを感じる。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

CLAMP作画みたいな天使のティルダ・スウィントンが出てきて一目惚れした なんだその衣裳は?!漫画すぎるだろー!

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

あまりに鋭利なものばかり飲み込むので、ハンターおかしいよ、と思いながら観てたけど、自分もストレスがかかると髪を抜いてしまうんだった。ささやかな狂気はどこにでも、誰にでも在る。ポップコーン感覚で土食べる>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

モノクロとカラーの使い分けズルい。映画や演劇、非現実的な世界の中だけは色付いているのなんか、すっごく残酷で演出として効きすぎているじゃんと思った。
「なぜ洗剤なんか?」「地球に優しいから…」のシーン大
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

“Beware that, when fighting monsters, you yourself do not become a monster… for when you gaze long i>>続きを読む

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.0

「これが人生なんだ 僕がお茶を淹れたり、君が淹れてくれたり これなんだな 結婚てこれなんだ これが人生なんだ」

一輪の花を添えたお茶、まだ見ぬ幸せな日々の営みを自然と想像させる、素朴で切実な愛情表現
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

単純明快、なのに余計なことを考えさせる隙を与えず、細部まで作り込まれた世界で、観る者全てを楽しくさせる、イルミネーションと任天堂の遊び心と技術力すごすぎる。みんなもこれ、好きだよね?私たちも大好きなん>>続きを読む