萌希さんの映画レビュー・感想・評価

萌希

萌希

PicNic(1996年製作の映画)

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画がすごい

草の緑、ココの黒、洋服の白
綺麗な画面にどこか不安定な不気味さが漂う

ピクニックという軽快な言葉にすこし冒険に出かけたくらいの軽い気持ちが重なる
傍からみたら壮絶かもしれないその旅路
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ミステリアス・スキン(2004年製作の映画)

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自覚のあるなしに関わらず2人とも"それ"に狂わされた人生を歩むことになってしまった、ような
(そうと言い切るのは彼らの人生に失礼な気もする、いやむしろそう言い切ってしまうほうが真摯なんだろうか)
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

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ずっと観たかった映画、アマプラにきたと聞いたので

面白すぎる

一部屋で12人のおじさんが喋ってるだけなのに、全く飽きさせることなく
テンポもよい
カメラワークもすごい

おじさんダンガンロンパ

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

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ピラティス17時半からだと思ってたのに17時からで、どうしても不完全燃焼で、そのまま早稲田松竹行ったら丁度良い時間で上映していて、2025年映画初め

幸福という言葉は皮肉なもので
知らないということ
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

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うるさい

どうなってもいいから、知らないから、楽しいことさせてくれ
放っておいてくれ

楽しくいたいだけだから
それを選択しているだけだから
何も考えてないなんて言わないでくれ
馬鹿にしないでくれ
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ひなぎく(1966年製作の映画)

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無敵の女の子ってどこか寂しいのよね

観た後は本当に訳わかんないな!?という感じだったけど、一晩たったらごはんをヒールで潰すあのシーンに無責任な勇気を貰ったような気持ちになりました


「岡崎京子っぽ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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人類補完計画は人間が寂しさから逃れる最も有効な手段であり
しかし感情的にそれが「正しい」ものではないと分かっていて
それでもその理由を証明することができなかった

やっと人類補完計画を止める術を見つけ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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こっから別ルートか〜って感じ

テレビ版の最終話で平行世界の存在が示されていたからこそ、パラレルワールド設定にもすんなり入れたのかな、とか

テレビ版の着地がどこまで本意だったかは分からないので、やや
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

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あちらを立てればこちらが立たず
妥協に妥協を繰り返し…

コメディと分かっていても妙にリアルでお腹が痛くなりました

惰性で仕事をしていると言っても、本当はみんな心のどこかで「良いものを作りたい」と思
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ルックバック(2024年製作の映画)

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この漫画がなかったら、私は出版社に勤めていなかったのだろうか
漫画を仕事にしたいとは、思っていなかったのだろうか

漫画で留めておきたい気持ちもあったけれど、結局観に行ってしまった

仕事をはじめて改
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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「世界を変えてしまった人物」はどういう人間だったのか…?

日本はあまりにも「歴史の当事者」であるので、どういう意図で兵器を作り、それを使用して、どう責任を感じていたのか、みたいなところに答えを求める
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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探究心を持ち、疑問を抱き、考えることを諦めず、己の脚で立って歩く

女の身体は女のもので、私の人生は私のもので、誰かに許される筋合いなどない

気高く生きていきます、私も…

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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2024映画初め

作り込みという意味では秀作ではあるが、だから何というところでもある

オアシス 4K レストア(2002年製作の映画)

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観てる間も観終わったあとも好きな作品だなとしみじみ

世界や本当って何なんだろうな
あまりにも見ているもの、見えているもの、見たいものが人によって違うから

私がいたという事実を本当にしてほしいと、他
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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同期と不純な動機で観に行ったが、普通に作品として面白すぎてそれどころではなかった

ちゃんと村ホラーとして確立されているというか、設定がしっかり目に気持ち悪い
どうしようもなく村に囚われた被害者が存在
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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俺馬鹿だから何もわかんねぇよ…
理解できなくてシンプルに詰んだ

水の映像はめちゃ良かった

(2023年製作の映画)

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真面目に生きるなんて阿呆よ
莫大な金を注ぎ込んだ緊張と緩和

隣の夫婦喋りすぎで一周まわって怒りとかなかった、オモロ

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

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恋愛はタイミングと言うけれど
強い意志さえあればタイミングを合わせにいくことも不可能ではない、のかな〜

シンプルにロマンチストなので、何歳になってもこういう物語が好きです

かわいい!
あとキャッチ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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東大に行った地元のめちゃくちゃ優秀な先輩が
東京はすごいんだ、自分たちがレールだと思ってたものは大したもんじゃない、本当に人生にレールを敷かれた人間が存在するのだ(意訳)
と言っていたのを思い出した
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ひらいて(2021年製作の映画)

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山田杏奈の演技、地元の全てを思い出させる
本気でお腹が痛くなった

衝動的で、わがままで、傲慢で
別に満たされてないわけでもなくて
許されちゃうんだよなああいうのは

好き、というか私が見つけた特別感
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

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良すぎ!元気でた!ほんとに!

私の作るものも誰かの元気に繋がったらいいのにな〜