Moさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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The Hand of God(2021年製作の映画)

3.8

ナポリの美しさとカオスさが入り混じった映画だった、、

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.7

映像美とは反対にギスギスさが深刻化していく感じ。セリフが少なく淡々と進んでいくから、ちゃんと観ないとついていけない。

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

2.6

アプリ上での顔ではなく、結局は中身であることを伝えたいのはわかる。でも冴えないアジア人を使うところで新しいラブコメに見せてるけど、キャラクターのキャスティングが古いようにも感じる。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

北欧の美しい自然と食、建物とのカルト信仰の怖さがじわじわ表面化してくるギャップが凄かった、、その土地の村人からしたら、伝統で普通のことであるのに、他の土地の人から見たら異常行為であるその差って、価値観>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.3

もう大興奮!!!キャストももちろん、ビリーのno time to dieも最高すぎた。今作の監督が日本の血が入ってる人だから、能面だったりセットも枯山水とかの日本庭園をモチーフしてて、それも良かった。>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

黒人差別が先行して、警察官が同じ警察官を誤認逮捕するあたりとか、黒人差別反対してる側が、同じ黒人なのにも関わらず警察官だから敵だとか、差別がさらに差別を繰り返してるなと思った。

ベケット(2021年製作の映画)

3.7

ベケットによる教訓は、居眠り運転、ダメゼッタイ。低評価が結構多いが、個人的にはテンポ良く何が起こったのか分からない感が深刻化してて面白かった。それに選曲のBlood Orangeが良かった!
ジョン・
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まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

4.0

すごい内容のドキュメンタリーだった、、人体実験は倫理的に凄く難しい問題だと再認識させられた。彼らの人生を奪うから、倫理的にもちろん良くないことだが、一方で被験者のおかげで科学が進歩する。でも未だに結果>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.4

こういうのを求めていた!!!忘れかけていたものを思い出させてくれた!!!
途中途中のデヴィッド・バーンによる愛のあるアイロニックな語りはすごくユーモアに溢れていて、こういう話をずっと聞いていたいと思っ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.7

このテロが実話だったってことも恐ろしいけど、テロを実行した少年たちがある種の洗脳を受けた上でのテロだったことも恐ろしい。ムンバイに住む労働者階級のホテルマンや海外からの旅行者、それに上流階級の旅行者に>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

ラストがなんか惜しいけど、社会の縮図を面白く描いてる作品だと思った。裏切り者がいると物事は平等にはならないし、人間の嫌な部分が露わになる描き方だった。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

80年過ぎた今でもこのような人種差別による虐殺や強制労働が無くならない事実にうんざりする。この映画の中で、釈放されたユダヤ人が逆の立場である差別主義者に変わるシーンが印象的だった。結局人間は同じことを>>続きを読む

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

4.3

間といい、カットといい、コメディを狙っているんじゃないかと思ってしまうくらい面白くて丁度いい。それに登場のスキーで滑走するシーンからラストの潜水艦のカーテンが閉まるシーンまでカッコいい、、
イタリアの
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.6

ツインピークスの監督とイメージが強かったために、サイコな面があり、暗い人なのかなという想像だったが、このドキュメンタリーでは彼の人間的な家族愛溢れる部分も描いていて、すごく良かった。
素敵な両親の元に
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.3

本人出演で回想するシーンはなかなか面白かったが、やることがなく楽しみの範疇で人生を愚かにしてしまうのは本当理解できなかった。ケンタッキーという街がそうさせてしまうのか、本人たちが楽しみを見出せなかった>>続きを読む

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

3.7

キャストの使い方がエリック・ロメールっぽい!シャワーでオペラは面白すぎる。イタリアまた行きたくなるなあ〜

スターダスト・メモリー(1980年製作の映画)

3.6

フェリーニの8 2/1を観た後にたまたまこの作品を観て、似てるな〜なんて思ったらここから、影響受けてたのか!!
U-NEXTだと吹替しか観れなくて残念。

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.4

薬物がコンピューターサイエンスを牛耳るなんてぶっ飛んだ内容だけど、テンポと90分って短さにしっかり凝縮されてて良かった。ラストの”I’M EVERYWHERE”はカッコ良すぎた。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.6

時間軸がとにかく面白かったが、セリフの浅はかさが何とも言えず、、そこに求めてはダメなのだろう。

8 1/2(1963年製作の映画)

4.0

幸福とは真実を言うことだ、というセリフがあったがその幸福論いまの自分に当てはまっていて、的を射られたような感覚。監督の幼少期と現在を行き来していて、時間軸が難しいが、また観たい作品。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.8

半分現実、半分夢心地。人生ってそんなものなのかも。
カフェに出掛けるくらい軽いものなのかも。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

悪夢の連鎖。自分自身が変わろうとどう動いても、結果は何も変わらない。銃社会の悲しさと白人至上主義というアメリカ社会の現実が相まって居た堪れない気持ちになった。
エンドロール、ポップな曲にショッキングな
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アルファベット(1968年製作の映画)

4.0

死なのか生なのか、もやはそれらを超越した何かが4分間の映像の中に隠されていたように感じる。こんなサイコなアルファベット初体験。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

鑑別されるヒヨコのオスとメス、人間の男と女の宿命はもしかしたら相通じるものがあるのかも。廃棄されないように、使える人間になるということ。その価値を、自ら耕してモノにしようとする父スティーブンと、家族が>>続きを読む

We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

3.6

デザイナーが目立ちがちなブランドばかりだが、結局見せるものは服だし、実在する人を敢えて出さないのもマルジェラの神秘性を与えるカッコよさなのかも。

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

4.0

デイビッド・ボウイにハリー・ディーン・スタントンまで出てる!!ドナ役がドラマ版と違くて残念だけど、、
伏線がここでようやく繋がった。

メトロポリス(1927年製作の映画)

4.5

あの時代にあの演出と作り込まれた作品を作れたことが素晴らしい。二極化された資本主義を100年前に見据えて制作して、実際にそう起こり得ている一面もある現在。100年後の私達が今こうして観ているということ>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.9

ジーン・セバーグがとにかく可愛い。言葉の意味を聞き返すシーンもいい。
車や人の格好は時代と共に変化するのにパリの建物は何も変わらないの、いいよなあ、、

冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

3.8

ミラノもフィレンツェも下北も私にとって思い入れのある地すぎて、思い出とともに感情移入してしまった、、
あおい役の人は英語でのセリフの方が合ってて、日本語も話すのが逆に不自然で不思議だった。
展開の雑さ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.6

ルーニーマーラだったのにびっくり。カメレオンすぎ!!