いわゆる世界名作文学的な作品の、続編まで含めて主要なエピソードをうまくまとめたうえで、現代的なテーマを描くという難易度の高いことをやってのけた作品だった。
ほろりとするシーンはいろいろあったけど、ク>>続きを読む
新キャラ宮井さんの「ちねって感じ!」🍻🍺が良かった。
テレビシリーズが好きだった人には、見ても損は無い作品だったかと。
全編にわたってに散らばる小ネタを後から知ると面白い。
ゴア表現が無理で頑張って目を逸らしました。
途中で成田凌が「俺ってそんなカッコイイわけでもないし…」的なセリフを言い出すまで、マモちゃんはイケメンでモテモテだからテルコのことを都合の良い存在として扱っているという設定なのかと思ってた。
成田凌が>>続きを読む
田中裕子って、主人公の母親役が多くてどれも名演だと思うけど、作品ごとに全然違う人になってて本当にすごい。
オーバーな演技で違う人を演じてるのではなくて、佇まいからして別の人間。
こういうのが芝居っても>>続きを読む
原作の優れていた点は、音楽を言葉で表すことに成功していたところで、こう表現されてしまうと却って実際の音楽を使える映画というのは不利なのでは? と思っていた。
一番異論があるのは、小説には「結果どう>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エルトン・ジョンのことをよく知らないけど、この映画はミュージカル映画として、そして、機能不全家庭で育って、ミュージシャンとして有名になっていく中で、周りの誰のことも信じられず、誰からも愛されないと感じ>>続きを読む
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途中で帰りたくなった。
蜷川実花は映画を作るとしたら自分と相性の良い作家の原作でやったほうがいいと思った。
周り暗くして色鮮やかに花飾っとけば「蜷川実花ワールド」なのかな?
全部がその場の思いつきに見>>続きを読む
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「自分の幸せは自分で決める」というのが男性で、「結婚してくれる?」とプロポーズするのが女性というのが良かった。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人が観たら気に入りそうな雰囲気で、衣装もセットも>>続きを読む
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何から何まで描かなくてもいいとはいえ、さすがに、ヒカリにとって裏切りがトラウマになった過去の出来事がなんだったのかという伏線くらいは回収してもらわんと…
あと上白石萌音ちゃんにこれまでのイメージとは違>>続きを読む
10代の子たちが必死になんとか自分たちの力で生きていこうとする様子は、ジュブナイル映画の楽しさもありつつ、ときどきぐっと現実に寄ってきて胸に迫るものがあったと思う。
ここから何も足さず、何も引かないで>>続きを読む
心打たれる場面や面白い展開があるかというと特にないけど、
過不足ない演技と演出で観てて疲れないおかげで最後まで観れた。
太賀の歌は上手い。
しかし、そもそも魚喃キリコの漫画に雰囲気以外の何かがあるか>>続きを読む
ストーリーはベタすぎるくらいだけど、青春映画としては良い作品だと思った。
湯浅監督の作家性?毒気?と、そのベタさというか大衆性との相性がどうなのか…
しかし、長編アニメーション作品のクライマックスっ>>続きを読む
静かで暗い場面が多いので眠くなってしまった。
観た直後はピンと来なかったけど、
村上春樹的な要素は多いし、現代の韓国の若者の閉塞感をよく表してもいるんだろうし、もうちょいテンポ良ければもっと面白く感じ>>続きを読む
よくできていて面白かった。
怪獣が出てくるわけでもないので、
絵面的には地味な内容なんだけど、
俳優陣の濃すぎる演技やら効果音のつけかたやらで、地味に見せない演出が上手い。
テンポもいいし、群像劇>>続きを読む