おちゃわんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

淡々と繰り返される日々、
終盤に終わりがないというテーマが見えてきて、心にストンとはまった
余韻に浸ることができるラスト

大きな事件があるわけでもなく、過酷な描写も少ない、なんならいつだって辞められ
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共犯者たち(2017年製作の映画)

3.5

あからさまな政治介入、と、黙ってない人達
韓国の政治系映画数本観たけど、どれも熱量が違うよな
すぐそこの隣の国なのに
日本ってどうしてこんなに静か(見えない)なんだろう
新聞記者のラスト、松坂桃李の表
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

SUPER BAD大好きマンなのでこの点数
スーパーバッド系の青春ムービーがたくさんあるなら、この映画も存在してておかしくないし、今更感すらある

フェミ思想が強くて若干おや?となったけど制作陣ほとん
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

1.5

主人公の人物像わかんないままいきなり歌い出すし心情も掴めねーなんで急に猫追いかけてんの
緩急少ない乾いた日本人的な?ウズベキスタン人そんな日本人中心で物事考えてねーだろリアルでもなく創作もしきれてない
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

4.0

目に入る情報と脳に入れる情報を選り分けないといけない
信じる前に一度立ち止まって考えること
教訓

イラク戦争を再勉強した夜

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

4.0

だらんと垂れ下がる脚や腕、重機での遺体回収
男の子の視線にはしゃぐ女の子
どれも現実
地球で起きてる事をもっと知らないといけない

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

3.5

遺伝か環境か
倫理か研究か
ものすごく悲しい話だが同時に興味深いと思ってしまう自分もいる

おいしい家族(2019年製作の映画)

2.0

心に残るシーンがひとつも無い
あーはい理解理解って感じで制作側のやりたい事透けて見えるのつまんない
普通そういうの見えた瞬間ってグッと引き込まれたりするもんなんだけど

これ観てつまんない映画っていう
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

5.0

カメラがほとんど動かず、写真の中を動く登場人物たち
どのショットも素晴らしい
みかん湯のシーンで心が動いた直後の展開は完全に主人公に感情移入してしまった
画の力がすごい
涙が自然に流れる映画

松本穂
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私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

3.5

青春ロードムービーなのに、ちょっと揉めはじめるシーンからなんかじんわりトラウマ感あった
知らない間に「もし自分がそこに居たら」って見方をしていたのかもしれない

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

むずー全然追いつけてないけどなんとなく理解
なんも教えてくれないの
無知は武器だとよ...

カットが短くてパンパン視点が切り替わるから、上映時間よりも体感は短め
爆発シーンはマスクの下でゲラゲラ笑え
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.5

押切蓮介の原作が好きなので観ました
スイッチ入るあたりから良いよね
スプラッター描写が観ていて楽しい

ストレンジ・アフェア(2019年製作の映画)

3.5

途中まで、ホラー、サスペンス、ヒューマンどっちに転ぶのかわかんない展開
血が流れるのか流れないのかもわかんなかった

クライングフリーセックス(2018年製作の映画)

2.0

不条理エロが大好物なのだ
最高

U-NEXT、岩崎監督作品いっぱいあるね
これ画像が2のジャケだね
1も2もどちらも観ました

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.5

最後までずっとダレてる
結構忍耐力がいる
ただ最後の最後、急におもしろくなる

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

2.0

アニメは好きだったけどこれはダメだった
話が綺麗すぎる
前半の終わり方についツッコミが出てしまった
うまいこといきすぎてダメだ

パリ・オペラ座のすべて(2009年製作の映画)

4.0

LGBTQ、歴史的背景などなどの要素が全く入っておらずただレッスンに舞台に集中できたので今観たかったのはコレ!なのだ
舞台音楽が最高にかっこいい

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

4.5

自ら創り出したものが制御できなくなる恐怖
少し考えれば分かるような事かもしれないけど、その考えに至らなかったんだから危険だよな
恐怖感煽るな...

いまのSNSネイティブは完全に新人類ってわけ

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一本のワイン(2020年製作の映画)

3.0

客観的に自分をみるための記録を芸術で表現できる監督いいね

オアシス(2002年製作の映画)

3.5

重い気持ちで観ていたが、突然魔法にかかった様なコンジュの笑顔でハッとさせられる
彼女の視点ではいつもこうなのだ

何のために愛して何のために生きてるのか考えてしまう

スモーク(1995年製作の映画)

4.0

良い小咄がたくさん詰まっている
時々思い出して楽しみたい

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.0

押見作品は全て読んでいるので試しに観てみた
中盤、キラキラ部分を全力で描いていて、おぉ..と少し狼狽えてしまった
かわいかった

キャスティングも演技も申し分ない
志乃ちゃんは自分の事だけでいっぱいい
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.0

昼に観たチャーリーカウフマンからもう一本
初めて観たのは高校生の頃、これで3度目になる

自分ではない誰かになりたい願望、と、あとは不死についてのオカルトチックなあれこれ
さらにはレズビアン要素も加わ
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