このレビューはネタバレを含みます
シンプルなドラマ+迫力の映像+役者迫真の演技で、なかなかの感動でした。
予定調和でご都合主義な部分も多々あるけれど、娯楽超大作として観れば私は全然OKです。
怪獣モノには全く思い入れはないけれど、>>続きを読む
面白かったです。
欲にかられた白人が、何の躊躇もなくオセージ族を殺害していく様に戦慄を覚えました。
ただ有無を言わせず殺すのではなく、一応デニーロが裏で画策してるところが、ミステリーとしても見られる感>>続きを読む
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冒頭からテンポ良くはなしが流れて、安藤サクラのキレのある演技にワクワクしました。ダークな話のわりにエンタメとして楽しめた感じ。宇崎竜童の渋さも光っていました。
颯爽と逃げ切るラストには胸をすく思いがし>>続きを読む
2011年、医療用通報装置のちょっとした誤操作から事がだんだんと大ごとになっていく様子を時系列のままに見せていくので、臨場感に加えて増していく緊迫感に胸が押しつぶされそうになります。
地獄の底から迫り>>続きを読む
んーん何だか、意味不明、鑑賞直後の正直な感想です。
冒頭の戦火の中を逃げ惑うシーンは迫力ありました。これから始まる物語にとても期待が膨らんだんだけど....見ていくうちに....なんか、あれ....>>続きを読む
冒頭の体に絡みつく様なペトロールブルーのサテン生地の上を撫でる様に動く指、繊細に刺されていく針と金糸が紡ぎ出す美しさに目を奪われました。
仕立て屋夫婦とその弟子の青年....の物語。
自分の死を悟り>>続きを読む
もう、きゃあーって叫びたくなるほど興奮した。
度肝を抜かれて、手に汗握るってこういう事を言うのね。
まぁー走る!走る!飛ぶ!
トムさん、最高‼️
女性に優しい頼りになる男っ、素敵‼️
それ以上の言>>続きを読む
荻上直子監督は、人間のちょっとした感情の機微をとても上手く表現して好きです。
『波紋』は女性の細かい心理的な部分を丁寧にリアルに描いて面白かった。
女性は一度嫌いになったら、もうとことん嫌う。そん>>続きを読む
事前におぼろげに内容を聞いた時、“怪物”というタイトルは、ちょっと奇をてらってるのかなという違和感があった。
でも、鑑賞後、その違和感こそが物語の肝なのだと納得できる。
その言葉は、形あるものを指す>>続きを読む
ナンセンスな内容でも私のツボで、素直に笑って泣いた。
キャストもみんな良い!!
ひたすらど〜しようもないダメダメ男が何とか楽して這い上がろうと妄想の中でもがく映画でした。
けれど、救いようもない主人公をど〜しても憎めない、不思議な魅力に最後まで苦笑いでみてしまいました。
この映>>続きを読む
最初から理解するのに難解な部分が多くて、全体的に疑問符の連続だった。見逃すまいという緊張感で寝落ちする間もなかった。
あらゆる感性を動員して、画面からターの感情を読み取る作品だなと思う。自信満々のター>>続きを読む
大人になるちょっと手前の少女の瑞々しさが、とてもよかった。
卒業式の2日前の校内や教室、生徒たちのどこか落ち着かない様子がとても懐かしくて郷愁を感じました。
4人の少女のエピソードがそれぞれ、青春の甘>>続きを読む
斯波(松山ケンイチ)の感情を抑えて語る一言一言がすごく重く、辛い。
監察室での大友(長澤まさみ)と対峙するシーンは息をするのも忘れるくらい見入ってしまう。
鏡や窓ガラス、机に映る影が“何を正義とする>>続きを読む
映画にかける少年の情熱が画面いっぱいに溢れていました。
三谷幸喜や庵野秀明が少年時代に映像制作に夢中になったというエピソードをTVで見たことがあるけど、その志を持って大人になるまで、ずっと諦めずに夢>>続きを読む
すごく面白かった。
東出くんは、金子勇さんが憑依したような感じで好演していたと思います。
幼少からの夢に邁進する悪意のない男が腐敗した大きな権力の渦に飲み込まれていくところに胸が痛みました。
七年後>>続きを読む
中国の貧しい夫婦のお話。お金がなく体が不自由でもお互いに慈しみ深く思いやる大切さ。
“足りたるを知る”という言葉が浮かびました。
幸せは己の中から湧いてくるものだなぁと思う。
繊細でとても良い映画>>続きを読む
Netflix『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』とそのメイキングを観ました。
すごく面白くて感動した。
デル・トロ独自の物語と、独特のキャラクターや色彩、ファンタジックで円やかな音楽、最後まで我を忘>>続きを読む
少年少女時代に、あの頃、誰しもがちょっとした冒険をしたと思う。
懐かしいその頃、子供時代のキラキラした瞬間を瑞々しく描いて、鑑賞後感は爽やかだった。
『スタンド・バイ・ミー』日本版という向きもあるが、>>続きを読む
出産時の赤ちゃんの取り違えから始まるドラマはに新鮮味がなく、期待せずに見た。
でも、その状況に置かれた時の個々の心理状態の演技には引き込まれるものを感じました。
それぞれの登場人物が悲痛な感情を抱えな>>続きを読む
3Dの技術が格段に良くなっていて感動しました。メガネも軽いし、目も疲れない、画面も明るい。それにも増して、映像の美しさには舌を巻きます。
冒頭から見入ってしまいました....
でも、それ止まりです。>>続きを読む
他人になりすまして生きる、人生をすり替えるというベースは、原作者平野啓一郎の“個人とは何か”という思考から描かれてる感じがしました。
窪田正孝は好演していると思います。
柄本明の怪演は、身の毛がよだつ>>続きを読む
鷹が上空を旋回して湿地に舞い降りる。。。
子供達が沼に横たわる男の死体を発見する。。。
前触れもなく動き出す物語に思わず引き込まれるオープニングだと思った。
原作は未読、事前情報を入れずの鑑賞だったの>>続きを読む
『スラムダンク』のタイトルは知っていたけど、物語に接した事は皆無。
ただ、井上雄彦は『バガボンド』で知り、迫力の中に繊細さを秘めた絵が好きで、原画展に行ったり、画集「pepita井上雄彦meetsガウ>>続きを読む
良くも悪くも平和ボケの中で生活していると、他国で勃発する戦争や内戦には心痛めながらも、やっぱり“対岸の火事”としか感じられない。いつもの日常が突如戦場と化し、止めようのない強い力や感情に飲み込まれ、>>続きを読む
アニメ版を最近見直したばかりだったので、細かいエピソードも確認しながら楽しく観られました。
10年前と10年後の物語が、とても自然に融合していて、ジブリの世界観を損なわず描かれていて、さわやかな気持ち>>続きを読む
人の感情の裏表をわかりやすく端的に描いていたと思う。
主人公夫婦、田口トモロヲ夫妻、聾者の韓国人元夫、登場人物全ての感情が結構容易く変わるので、見ていて誰にも共感や同情はできないし、多少の嫌悪感も覚え>>続きを読む
大切な人を失った時のやり残した後悔と喪失感、心残りなど誰しもある。
物語の中の主人公達に一時的な現実逃避をさせて、非現実的な世界で思いを成就させる表現が絶妙だと思いました。
ネリーは子供時代の母親マリ>>続きを読む
これは私、大好物の映画でした。
穏やかで緩いテンポもアースカラーに彩られた世界観も、程良く染み込む幻想的なシーンも、全てがツボです。
「亡くなった人の魂は....」という話は、万物命が尽きれば“無”>>続きを読む
ドキュメンタリーといえば、ある程度の作為があるかもと疑って見るように心がけていますが、この映画はそんな猜疑心を持つ隙を与えない程リアルでシビアな内容でした。
ロシア、プーチンの常軌を逸した独裁者の実>>続きを読む
ミュージカルと言えば、心に響くナンバーが流れて、ワクワクするのが良いと思っている。
なので、この作品はダークな雰囲気でモヤッとしていて、なんとも言い難い感じでした。
映像としては、パペットを使って斬>>続きを読む
小林聡美といえば、『かもめ食堂』や『めがね』、TVショーの『やっぱり猫が好き』のイメージがあります。
今回もやっぱり小林聡美は小林聡美で、期待した通りのドラマでした。
淡々として起伏がないけれど、独特>>続きを読む
アスガー・ファルハディ監督の作品はほとんど観ていて、特に『別離』『ある過去のゆくえ』は、登場人物のそれぞれの複雑な心情を巧みに表現して見応えがありました。
けれど、今回の作品は、まず主人公のラヒムに>>続きを読む
阪本順治監督作品は当たり外れが、結構あるので、観るのに迷いがあった。
けど、映画に行く前に動画配信で『半世界』を再見したら、やっぱり傑作でカット毎に無駄がなく、その短いカットの中で、多くのことを語り深>>続きを読む
ソン・ガンホをはじめ、韓国で主役を張れる顔馴染みばかりのキャスティングで嬉しかったです。
作品内容は、タイトルから想像していたような人身売買をえぐるような重たいものではなく、比較的ライトに見られた。>>続きを読む