もいさんの映画レビュー・感想・評価

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愛について語るときにイケダの語ること(2020年製作の映画)

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色々と考えさせられる作品だった。
障害の有無に関わらず人間を見せつけてくるような。でも、完全に吹っ切れることもできなくて、恋愛においてどうしても障害を意識してしまうんだろうな。
人間である限り、愛から
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.5

立派な人を描くのもそれはそれで素晴らしいが、ダメダメな人が変わろうともがく姿を現実的に描くのが本作。それによって救われる人もいるよなぁ。
レイトショーで見に行ったら客は若い男性ばかりだった。確かに一番
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

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アメリカの歴史だとかニューヨークの地区ごとの背景だとか諸々のことの知識がなさすぎてたぶん半分も理解できなかったが、日本の公共施設の運営方法とは随分違うところもあって異文化を目の当たりにしたような気分だ>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.6

重みのある映画だった。
たとえ家族でも想いが100%伝わるということはなく、分かり合えなさを持っているのが人間なのだなと。そんな中でもぶつかりあったり寄り添ったりしてわかり合おうとするのが他人ではない
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

ガツンと来た。宮本や靖子みたいになりたい。
気持ちを伝えたりぶつけたりするのが昔から苦手。物分かりのいいふりをして、その実関係が壊れたりするのが怖くて自分が傷つかないよう保身のためだったりする。
でも
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.8

良い映画と言ってもいろんな種類のものがあるが、これは見終わった後に頭がクラクラするものだった。普段は社会派と呼ばれる作品には関心を持たない自分だが、とても引き込まれた。フィクションではあるのだが、こう>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.3

もともと漫画を読んだことがあって観に行った。原作の雰囲気が表現されていて映像は満足。米津玄師の音楽も世界観に合っていて良い。
話に関しては、あまり説明がなく展開していくので予備知識なしで観に行った人は
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

わかりやすく表現してる映画だったと思う。
途中までのノリのいい音楽に乗って楽しくしてるシーンたちがラストの悲しさを際立たせる感じ。
当人たちは悪くないのに、世間の価値観に押されてしまう。
やまゆり園の
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blank13(2017年製作の映画)

4.5

いい映画でした。
非常にリアルな話で、役者もいい味を出しており、魅せ方もうまかった。
高橋一生の言外の表現が良かった。
コウジとサオリがお父さんの病室から去った後に、お父さんが手をすっと引くシーンが印
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

ヨシカめっちゃかわいかった!終始にやにやでした。

印象に残ってるセリフが、ヨシカが処女であることを人にバラした友だちのことを「上から目線でバカにしてる」と非難するヨシカに対して、キリシマが「そういう
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

4.0

映像がきれいだった。ところどころ、独特な表現でおもしろいなぁと思った。二次元的に線を描くところとか。

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.5

2時間半があっという間に感じた。ボクシングのシーンは迫力があり、映画館で観るべき。後編で新次と健二がどんなふうな心境の変化を見せるのか楽しみ。
菅田将暉って潔い人なんだなぁって思った。ヤンイクチュンも
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

三人の女性たちがとても魅力的だった。三人とも違うタイプだけど彼女たちの気持ちには共感できるところが多かった。
ジェイミーがお母さんに思ってること言っちゃってお母さんが泣いちゃうシーンがあるけど、昔自分
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.0

ネイディーンの気持ちわかるわぁ。あの頃は卑屈だったなー。
わたしの気持ちをわかってくれる人なんていないって思っても、たぶん円が重なるみたいな感じで周りの人と繋がってるんだよな。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかった。服の色がきれいだったり、音楽がいい。
これがハッピーエンドだったら魅力半減だったかも。ほんとうに全部夢になっちゃうもんね。
もう一回観たい。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

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ドラン作品二つ目の鑑賞。なぜこの監督に惹かれるのか考えてみたら、映像や音楽が素敵というのもあるけど、話をきれいなハッピーエンドには終わらせない、とてもリアルに描いているからかもしれない。それだけに私に>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

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映像として綺麗というのもあるが、考えさせられる映画。お母さん、スティーブが取った行動の意味を考えている。そしたら仕事のことも思い出されてなんとなくもやもやしている。また観たい。
音楽の挿れ方が秀逸。