Filmojaさんの映画レビュー・感想・評価

Filmoja

Filmoja

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

やぁ、僕はガイ。ここフリーシティの住人だ。

毎朝、金魚ちゃんに挨拶して、いつもの朝食を食べ、いつものテレビを見ながら、いつものマガジンを読む。お気に入りのブルーシャツとカーキのパンツに身を包んで出勤
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

ついに、MCUもここまでたどり着いたか…と感慨を抱かずにはいられない、アジア系初のマーベルヒーロー誕生譚。

無印の俳優シム・リウを主演に抜擢したスタジオの意気もさることながら、主要キャストのほとんど
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

過去の不適切発言が掘り起こされ、米ディズニーからの監督解雇騒動から3年…ついに彼が戻ってきた!

ワーナーに拾われた奇才ジェームズ・ガンが、あのDC問題作を容赦なくバラバラに切り刻み、クソやばいヤツら
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

予告編から気になっていた本作公開から1ヶ月あまり、やっと地元のミニシアターで上映が始まったので、さっそく鑑賞。

コロナ禍以降、久々に喰らった痛快感。
色鮮やかでポップな演出からは想像しがたい復讐劇…
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

「移民の歌」ーーーとは70's UKロックの雄Led Zeppelinの名曲だけど、本作は北欧ではなく中南米からの移民をルーツに持つ人々が、ラテンミュージックに想いのたけを乗せてパワフルに歌い踊る、ブ>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.5

コロナ禍で1年延期され、ようやく公開(配信)となったMCUフェイズ4のスタートを切る本作。
厳密に言えばディズニー+での「ワンダビジョン」から連なるドラマシリーズが先に配信されてしまったけど、それでも
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

「マレフィセント」で“共感できるヴィラン像”を築くことに成功したディズニー。
今回はアニメ「101匹わんちゃん」及び実写版「101」で悪名高いヴィラン(悪役)誕生譚。

まだ何者でもない泥棒稼業のデザ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

⚠本作に“ジェントルメン”は一切出てきません⚠

階級社会イギリスを舞台に、紳士と書いてワルと読む…を地で行くクズども(ほめ言葉)の大麻ビジネス利権を巡る抗争劇。老ライオンもキレると恐い、泣く子も黙る
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.0

昨年、癌による闘病の末に急逝したチャドウィック・ボーズマン最後の主演作にして、マーベル映画のルッソ兄弟が製作に携わったクライム・アクション。

NYは真夜中のマンハッタン島を舞台に、麻薬強奪事件の犯人
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

「スリー・ビルボード」での鮮烈なインパクトが記憶に新しい、フランシス・マクドーマンドの情感あふれる演技が胸に迫るロードムービー。

米西部の茫漠たる砂漠、荒涼とした大地、美しくも圧倒される夕景。
厳し
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

5.0

久しぶりのFilmarks、しばらく放置しておりました。
昨年から続くコロナ禍の余波は未だ予断を許さず、映画業界も延期や配信でのリリースなど、新作公開の苦戦が続く中で何とか踏ん張っている状況で、自分も
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

今年最後の映画納めは公開が延びに延びた“驚異のプリンセス”待望の続編。
1984年の世界を舞台に、ダイアナが縦横無尽の大活躍!…と思いきや、前作の傷心を引きずるダイアナの悲恋が胸に迫る、在りし日のロマ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5

破り捨てた写真

ハニージンジャーソテー

漫画「らんま1/2」

公園のバレエ

白鳥の髪飾り

「お母さん」

…エンドロールが終わっても様々なシーンが浮かんでは消え、観終えたあとも、ずっしりと心
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

公開10日間の興業収入が史上最速107億円突破、観客動員790万人超!まさかここまでの特大ヒットになろうとは…よもやよもやだ。
コロナ禍に喘ぐ劇場を救う起爆剤どころか、その爆発的な勢いは留まる気配がな
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

まず始めに、今年最初の大作映画を、このコロナ禍にあって、通常なら億単位で得られるはずの莫大な興業収入の何割かを犠牲にしてまで、劇場公開に踏み切ってくれた監督、製作、配給、そして上映中の映画館に改めて感>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

大戦末期のドイツ、ナチスに心酔する10歳の少年の想像上の友だちがヒトラーで、まるで実在するかのように語りかける。
そんな荒唐無稽なファンタジーをユーモアたっぷりに描き出す、チャップリンをオマージュした
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

コロナ禍で観そびれていた昨年度のアカデミー賞受賞作がAmazonプライムで先行配信されていたので、さっそく鑑賞。


これまで韓国映画はそんなに観ていなくて、ポン・ジュノ作品も未鑑賞。近年では「タクシ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.5

コロナ禍で長らく閉館を余儀なくされた全国の映画館にも、休業要請の解除で再び灯が戻ってきた。新作公開にはまだしばらくかかるだろうけど、それでも新たな(以前とは違う)日常でも続くことが、素直に嬉しい。>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.0

「スーサイド・スクワッド(2016)」で唯一、自由奔放で蠱惑的で小悪魔的な魅力を放っていたセクシーヴィラン、マーゴット・ロビー演じるハーリーン・クインゼル a.k.a. ハーレイ・クイン。
その華麗な
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

Amazonプライムにて鑑賞。
「1917 命をかけた伝令 」で“体感”した戦争が、細密なカラーフィルムと帰還兵の証言と共に綴られるドキュメンタリー。
劇映画のような英雄譚ではない、生々しくおぞましい
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

飛び交う銃弾、転がる亡骸。
耳をつんざく銃声、腹に響き渡る轟音。
1917年の西部戦線を完全再現する、あまりにも鮮烈な疑似戦争体験ムービー。

IMAXレーザーでの鑑賞は臨場感が素晴らしく、通常スクリ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

不安、哀しみ、畏怖、失望…
幸福、安らぎ、信頼、希望…
そのどれもが、渾然一体となって襲いかかる悪夢のようなカタルシス。

色鮮やかな北欧の夏至祭をテーマに、モラルの崩壊、人間の業、儚い生命と感情の交
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

年末年始にフォースのバランスを崩してしまい、しばらくライトサイドとダークサイドの狭間をさまよっていたので、ジェダイマスターに救いを求めるように今年初の劇場鑑賞。

これまでのシリーズを何本か復讐、いや
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

新年最初の映画鑑賞は、昨年と同じく自宅で飲みながらのサブスクリプション。
最近は妻が何かと予定が詰まっていて、なかなかふたりで観る機会もないのだけど、正月ぐらいはゆっくり観ようか…と観始めたのも束の間
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.5

北海道はチラホラと雪も降り始めた冬の休日。今年はいろいろと忙しくて、夏の「トイ・ストーリー4」以来の、久しぶりの親子鑑賞(「マレフィセント2」は怖がって行けなかった)。
コンビニで買ったエルサのレゴブ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

中学生の頃に、テレビかラジオで耳にした“Let It Be”に惹かれて、初めて手にした赤盤と青盤。
高校生の頃に、ギター弾き語りに憧れてコード練習に夢中になった“Yesterday”。

ビートルズが
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

地元での劇場公開が遅れ、年度末のバタバタで観逃してしまっていた2019年のアカデミー賞受賞作。
つくづく、多様性の時代なんだな、と思う。
一昨年の「ムーンライト」、昨年の「シェイプ・オブ・ウォーター」
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

DC最凶ヴィランの誕生を描き、彼の中に潜む狂気と狂喜をえぐり出した衝撃作。
昏い喜びと深い哀しみに、ずっしりと圧し潰されそうなへヴィーな余韻。
社会の歪みに取り残された者たちの怒りと叫び。何が正義で、
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.5

昨今のLGBTQ、いわゆる性的マイノリティーによるレインボーパレードが世界的なムーブメントになってからやっと数年。
今でこそ認知されるようになったけど、まだまだ差別や偏見の目で見られることも少なくない
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

地元のシネコンでは上映されず、ひと月半ほど遅れて、こじんまりとした個人経営のミニシアターで鑑賞。
地方とはいえ、初日の夜に観客は5人ほど。
大物俳優が出演しているのにも関わらず、様々なスポンサーでがん
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天気の子(2019年製作の映画)

4.5

どうせ「君の名は。」の二番煎じだろ?
今や押しも押されもせぬヒットメイカーだもの、保守的で売れ線な作りで、数々のフォロワー作品と似たり寄ったりなものになっても仕方がない。
何せメガヒット作のあとだ。同
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

我が家には6歳の娘がいて、部屋にはこれまでプレゼントした(された)おもちゃやぬいぐるみが、収まりきれないほどたくさんの場所をとっている。それこそ、何がどこにあるのかわからないほど。
時々、勝手にどこか
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

前作「ホームカミング」では学園青春ドラマのようなカラッとした爽やかさで、ピーターのヒーローとしての成長と、トニー・スタークとの父子のような師弟関係が描かれ「シビル・ウォー」のスピンオフとしても楽しめる>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.0

コミックスの「ダーク・フェニックス サーガ」を原作に忠実に再現したかった監督と、これまでの映画シリーズを観続けてきたファンとの乖離?

本国アメリカでの興業成績の不振、批評家レビューでの芳しくない評価
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

「シンデレラ」「美女と野獣」「ダンボ」に続くディズニーアニメの名作を実写映画化。
イスラムの説話「千夜一夜物語」の一節、アラジンと魔法のランプの伝説を豪華絢爛な美術と演出、キャストの卓越した演技で忠実
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

シリーズものの映画で「この続きを観るまでは死ねない!」と思わせる作品に出会えるのは、生涯でいくつあるだろう。
大げさだけど、明らかに辛いことの方が多い(と感じる)人生の中で、間接的にも生きる目的、希望
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