もじゃ太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

もじゃ太郎

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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.9

『ジョーカー』がこの映画をオマージュしていると知り、鑑賞した。

ベトナム戦争から帰還したが社会から必要とされない不遇なタクシードライバーが行う大胆な行動が・・・というストーリーライン自体がジョーカー
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.8

煮え切らない男女の恋の話かと思い、イライラしたが、衝撃の結末に急に泣けた。

とてもほっこりした。良かった。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

ジョーカー誕生の物語。
まるで「社会に存在しないかのような」孤独感と人を殺すことで社会的に認められる快楽感がジョーカーを作ったことを考えると、アーサーが悪いのか、アーサーを産んだ社会が悪いのか。現代社
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.9

なかなかヘビーな映画だった。
こんなにトロトロしたヒューマンドラマがあるだろうか。

本当に現実世界で起きそうな一方で、フィクションだと信じたくなるような絶妙な話。
『現実は小説(=映画)よりも奇なり
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.9

バッドマンが誕生するまでの苦悩を描いている。
分かりやすい、カッコイイで安定の作品。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

THE BEATLESファン垂涎の作品。
バンドマンならば一度は夢想する世界。

「A DAY IN THE LIFE」でパラレル・ワールドに行き、「YESTERDAY」も「WHEN I'M SIXT
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『ゴッド・ファザー』で見せる敏腕で包容力のあるできるおっさん(おじいさん)のロバート・デニーロとバリキャリのスーパーウーマンのアン・ハサウェイの役どころが二人のイメージにピッタリ。

最近父を亡くした
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

5.0

怖い。張られた伏線が見え見えでなんとなく展開が読めるが、怖い。
近隣の住民が怖い。笑顔が怖い。優しくしてくる人、みんな怖い。
おばけとかビックリさせる描写があまりないのに怖い。最近この手の映画多い。
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.4

割と普通の映画だった。
普通すぎて面白くない、ダラダラして捻りのないオチを見た気がする。

延々と浅いくすぐりを入れているだけなのもダラダラしてるように感じた要因と思う。
軽快なコメディではあるが、映
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エスター(2009年製作の映画)

4.2

面白かった。
とても丁寧な伏線の張り方と展開にドキドキ。
オチに全てを注ぐタイプの映画。よく練られている構成でそれ以外にツッコミ要素があまりなく、説得力があった。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

マカロニ・ウエスタンやブルース・リー、意味のない会話、激しいバイオレンスなどタランティーノのやりたいことの詰め合わせな感じ。

シャロン・テート事件を知っておかないとストーリーの真髄を理解できないと思
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.6

3で完結した物語を無理やり引き伸ばした感があったのが残念だった。そういった意味では生まれてくること自体が失敗な作品と思う。


そして、予想外の結末。
出会いには必ず始まりと終わりがあっていつかは別れ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

日々の生活に必死で血のつながりを持たずに家族のように暮らす家庭。
血のつながりがないのに家族以上に強い絆で結ばれていく。
ただ、その絆は社会的に許されるものではない。

家族の絆を反面教師的に学べる良
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.4

仕事柄、勉強になりそうなことが多いので鑑賞。

小さな海賊船が大型の貨物船を攻撃するなんて想像できなかった。
でも、実際に起こったことと思うととんでもない。安全が一番だ。

という教育作品としては良か
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.8

絵はとても綺麗だったけど、うじうじ系の主人公の考え方に共感できず煮え切らない感じがして腹が立った。

アラジン(2019年製作の映画)

5.0

アニメとしての『アラジン』をベースにしながらも実写の良さ、リメイクの醍醐味を存分に活かした新たな『アラジン』だった。
実写映画最高傑作だと思う。

ファンタジーの世界はアニメに限る!と思っていた。ディ
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

4.1

モテモテで金持ちなイケメンの男が、車椅子が必要な障害者と偽っていたら、障害者の女性と付き合うことになる。

健常者であることを告白するシーンで周りの人たちにとってはなんでもないシーンだけど、この物語の
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轢き逃げ -最高の最悪な日-(2019年製作の映画)

2.9

今まで観てきた良かった映画の要素をいろいろ詰め込んだ感じでなんとなくいい映画を観たような感覚があるが、よくよく振り返ってみると何を伝えたかったのかボヤけていた気がした。特に最後の方、轢き逃げの「加害者>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

4.2

延々とハイウェイをタンクローリーに追われる映画。

途中降りて運転手を確認しようとしたりうまく変化をつけて最後まで惹きこまれた。

こんなにシンプルなストーリーで1.5時間引っ張れるなんてすごい。

バイス(2018年製作の映画)

3.3

思いのほか社会派。
『マネー・ショート』のようなコメディぽい作品を想像していたが、コメディ要素が思った以上に重く、強烈だった。

運び屋(2018年製作の映画)

3.9

麻薬の運び屋の映画なのに、主人公は生活のためにやっていて後ろめたさが描かれていない。

男として、人間としていかに生きるか、静かに背中で語るタイプのいい映画だった。

クリント・イーストウッドは幾つに
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

人種差別と性的マイノリティというとてもセンシティブなテーマをユーモラスなタッチで描いている点が斬新な作品。アカデミー賞受賞作というと、凡人には難解すぎるものも多かったような気がするが、とても分かりやす>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

2.8

話がかなりダラダラ長かった。
また、緊迫感の山場の持っていき方が理解不能。

クライマックスの月面着陸のシーンは画の撮り方、まるで自分が月面着陸しているかのような無音状態とかなりこだわりを感じただけに
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.5

この漫画を読んで20年。読み始めた頃はやれ画が気持ち悪いだのキワモノ扱いされたものだが、まさか実写映画化されるとは。嬉しいものだ。

目に見えないスタンド能力をどう表現するのか、またかなり無理ある仗助
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

国民的ミュージシャンにやって見出されスターダムを上っていくアリー。国民的ミュージシャンは酒とドラッグに溺れ、アリーが重荷になって自殺してしまう。エンディングで在りし日の彼と作ったラブソングを追悼コンサ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

どうもこの手の作品の楽しみ方が分からない。

どれだけ美化しても犯罪を犯していることには変わらないわけで、感情移入しようがない。
なぜこんなに高評価なのか。まだまだ勉強が足りたいということか。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

近年LGBTという言葉とともに性的マイノリティへの理解が深まっている時代背景からして、バイセクシャルでありエイズであることをカミングアウトした性的マイノリティの象徴的存在であるフレディ・マーキュリーと>>続きを読む

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.8

『キューブ』のようなパニック映画だが、示唆に富んだ内容だった。

人生は困難が立ちはだかった際、その困難を甘んじて受け入れるか、克服しようとリスクを冒してチャレンジするかという決断を迫られる場面の連続
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.1

とてつもなく気持ち悪い気分になる映画だった(いい意味で)。

サスペンス映画というよりはヒューマンドラマ。殺人の動機に重きをおいたタイプの映画だった。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.7

誰しもが物語を知っている前提であえて映像にこだわったように感じた。
広角レンズで容疑者全員を映し出すシーンや色合い、大掛かりなセットは美しかった。

また、エピソードも掻い摘んで冒頭のポアロの非凡感を
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.3

人間が取る行動の多くは過去の経験の積み重ねの発露なのかもしれない。
パリ行きでテロを未然に防いだ青年たちの行動をその背景を見せながら説得力を持たせている。

クリント・イーストウッド監督は近年こういっ
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.2

感動した。
人種差別を乗り越える象徴としてラグビーというスポーツを題材にしつつも、ラグビーのルール自体に踏み込み過ぎなかったのでドラマとして深く見れた。

南アフリカ共和国の国歌斉唱のシーンがハイライ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.6

冒頭の『アキラ』から始まり、『ゴジラ』、『ガンダム』など日本のアニメ盛りだくさん。

ストーリーもとてもわかりやすくてシンプル、それでいてテンション上がるサクセスストーリーだった。

でも、何十年も前
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

3.4

酒とドラッグと女性に溺れるも音楽によって更正していった半生を赤裸々に語った作品です。彼の奏でる12小節の重みを再認識できました。

クラブトンでギターを学んだ自分にとってはどれも知っているエピソードで
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.2

ジャッキーの軽快なアクションとハリウッドのストーリーの融合がなせる技。

楽しく観れた。