柚子さんの映画レビュー・感想・評価

柚子

柚子

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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

コメディ、ミステリー、友情、恋愛、家族愛の塩梅がいい。

All is well、と歌いたくなる。
底抜けに明るい雰囲気の中でインドの階級社会についても触れられる。

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.5

ソフィーの能力に普通に騙されてたのだけれど、レビュー見たら結構バレバレな演出だったのね…
私はオカルトに騙されやすそうだ。

偏屈で堅物な役に関してはコリン・ファースの右に出る者はいない気がしている。

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

これぞ映画、という良作!

詳細なコメントはまた後ほど…

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

"どん底で終わるより、一夜の王になりたい。"

『JOKER』監督のトッド・フィリップス氏が影響を受けた映画とのことで観てみたが、コメディアン志望のルパート・パプキン(ロバート・デニーロ)、ジョーカー
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

この映画を観て真っ先に思い出したのが「無敵の人」という言葉。
失う物が何もなく、犯罪行為をも厭わない人を指すネットスラング。
社会的繋がりの希薄、家庭環境や挫折などに起因する価値観の崩壊と劣等感の誇大
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.6

ニューヨークという大都会の片隅でビルや人々や喧騒に囲まれながら生きざるを得なかった一人の孤独なタクシー運転手・トラヴィス(ロバート・デニーロ)が主役の物語。
何をやっても上手くいかない。
でもこのまま
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.8

1997年、香港が中国へ返還されたその年制作され、揺れ動く社会情勢に人々が不安を抱える中、そこに暮らす若者たちの閉塞感や苛立ちを描いた作品。

行き場を失い鬱屈した感情を溜め込む少年と少女たちが何かか
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.2

15歳の少年マイケルは、体調を崩し道で倒れた時に介抱してくれたことがきっかけで30代の女性ハンナと関係を持つようになる。
2人が会うのはいつもハンナの家で、マイケルの朗読を心地よさそうに聴き愛を深めて
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.9

1979年のカリフォルニア。
思春期の息子に手を焼く母親が、知人の女性2人に世話を依頼する。
3人の女性との様々な経験を経て少年から大人へと成長するひと夏の物語。
1970年代の女性解放運動を人生その
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神様メール(2015年製作の映画)

4.0

世界を創造した偉大なる神様は、実はブリュッセルのアパートで家族と暮らし、旧式のパソコンで世界を操り、人間たちの生活を気まぐれにひっかき回しては退屈しのぎをする毎日だった。
突拍子もない設定だが、意外と
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.7

実際にあった北海道県警の不祥事を題材にした映画。
ノルマを達成するためには手段を選ばない組織ぐるみの悪事はとても正気の沙汰とは思えないが、これらが事実だった(ひょっとしたら今も?)ことに憤りすら覚える
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.0

地獄に行くまでの過程が呆気なくて物足りなさを感じてしまった。
そこから怒涛の展開について行けず、
たぶん、小難しいことを考えずに観なければならない部類の映画なのだと思う。
死ぬのはいまだに怖くて眠れな
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プルートで朝食を(2005年製作の映画)

4.5

1970年代北アイルランド。
神父と若い家政婦との過ちにより生まれたパトリックは、生まれてすぐ養子に出される。
幼い頃から綺麗なものに惹かれ、ドレスや化粧、アクセサリーに興味深々で女装を楽しんでいたが
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.8

自身の自伝小説を映画化した作品。
台湾を舞台に高校の同級生の男女が繰り広げるたわいもなく懐かしい日々。
10代男子特有の文化や価値観がリアルというか露骨というか笑
女性からするとありのままの男子高校生
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サイコ(1960年製作の映画)

3.9

言わずと知れた名作、初めて観た。
モノクロが不穏さや不気味さを増長させていて全く古めかしさを感じない。
驚いたのがあの有名なシャワーのシーンがわりと序盤に来るということ。
先の展開が読めず、だいたいこ
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.7

二作目。
前作で恋人ができたブリジットだったが、すれ違いが生じケンカ別れ。
そしてまた幸せな恋を夢見て七転八倒。

舞台が海外になったりブリジットのドジの規模も大きくなっていたものの、相変わらず憎めな
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.8

ちょっと堅物でダサめのセーターを着ていた弁護士のコリン・ファースと、セクシーだけど遊び人の上司ヒュー・グラントの間で揺れ動く独身OL、なんて贅沢な世界線!
何事にも一所懸命で憎めないブリジットのドタバ
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

3.9

心神喪失者の行為は、罰しない。
心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。

刑法第39条の規定を巡る心理サスペンス。

深く考えざるを得ないテーマであり、現実社会の様々な事件を思い浮かべ少なからず疑問を
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.9

5月革命に揺れるパリを舞台に、映画を介して知り合った姉弟と米国人留学生の奇妙な三角関係。
どこもかしこも洒落れていて、よく作り込まれていて、とても気に入ったシーンがいくつもあった。
映画を愛する3人の
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.9

恋人と元彼の間で揺れ動くダメダメな主人公・ツチダ(臼田あさ美)に共感できてしまう女性も多いのではないだろうか…

完全にヒモ状態のせいいち(仲野太賀)は甲斐性がないけどなんだかほっとけないし、ハギオ(
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フューリー(2014年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦下、ドイツに戦車で攻撃を仕掛ける兵士たちの戦争ドラマ。
史実に基づいたストーリーで結末は分かっているはずでも、残酷なシーンの数々には目を覆いたくなった。
戦争とは人の心の醜い部分を露わに
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.7

函館を舞台とし、職業訓練校に通い漫然とした日々を過ごす白岩と、キャバクラで働く変わり者の聡の出会いや訓練校の仲間との生活。
見えないフェンスに囲まれ、こじれた大人たちの一筋縄ではいかないむき出しの愛と
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あん(2015年製作の映画)

4.0

できたての美味しいどら焼きを頬張りながら観たくなる作品。

どら焼き屋の訳あり店長の千太郎のもとに、一人の老女・徳江がアルバイトとして志願することから物語が始まる。
徳江の作る餡の美味しさが評判を呼び
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.3

NEWS加藤シゲアキ原作の映画。
題名にもある通り、ピンクとグレーの色づかいによって視覚的に表現された構成。
ある部分から「おや?」となり、途端に見方が変わる瞬間が面白かった。
我々が考えているほどこ
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.6

人生が変わる瞬間をテーマとした6つの話から成るオムニバス映画。

飛行機の乗客全員にある一つの共通点、あおり運転の究極、最低最悪の結婚式…
こんな展開ありえるか!?
と笑ってしまうが、事の発端を考える
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦中ナチスによって奪われた、グスタフ・クリムトが描いた一枚の叔母の肖像画をめぐり、オーストリア政府を相手に返還訴訟を起こした実話の物語。

この裁判の意義は単なる財産の所有権争いといった個
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潜入者(2015年製作の映画)

3.7

1980年代のアメリカで、大規模な麻薬組織に潜入捜査を試みた捜査官と逮捕に至るまでの過程を描いた、実話に基づく作品。

捜査官でありながら裏社会の大富豪を演じ、善と悪の世界を行き来するうちに自身の情ま
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.9

田舎町を舞台に職人気質で頑固な木こりと新人映画監督の交流を描いたほのぼの映画。

これといった大きな起伏もないが飽きずにずっと観ていられる魅力がある。
役所広司が愛おしくてたまらない。
無理に感動させ
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.3

人生の意味を見失い孤独で無気力な大学教授が、悪徳判事の噂を耳にして完全犯罪を企てることに夢中になっていくうちに活力を取り戻していくが…という話。
ブラックユーモアに富んでいて面白い。

これを見た後に
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タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.6

急死した著名なジャーナリストの亡霊から、巷を騒がせている連続殺人事件に関するスクープを得たジャーナリスト志望の女子大生が事件の解明に挑むというとんでもないストーリーながらもミステリー・ラブコメディ要素>>続きを読む

隣人は静かに笑う(1998年製作の映画)

3.9

大学でテロリズムの研究をしている学者が、とある出来事をきっかけに隣に引っ越してきた家族と親しくなる。
ところがその隣人一家にはどこか不審な点があり、密かに調査していくうちにやがて正体を知ることとなる…
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.7

マフィアに成りすまして潜入捜査をする刑事と、刑事に成りすまして諜報員として活躍するマフィアという二重構造のスパイ映画。
視聴者だけが2人の正体を知っている状態で、マフィア側、警察側の双方が潜入者がいる
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.7

家庭を持たず、恋愛も割り切った関係のみ、最低限の荷物だけを旅行カバンに詰めて飛行機であちらこちらに出張しては人に解雇を通告するリストラ宣告人のライアン。

中盤でもしかして航空会社のプロモーション?と
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