スネ夫の孤独が上手く描かれていて良かった。スネ夫のノイローゼ発言に「俺も」とジャイアンが同意するくだりで笑った。
動きが凄い。呪いで攻撃してくるタイプの人形もいいが、やはり思い切り物理攻撃を仕掛けてくるチャッキーは素晴らしい。
物心ついて最初に観たドラえもん。20年ぶりぐらいに観たが、所々で覚えている場面が出てきて驚いた。そしてエンドクレジットでジャックがマッハ文朱だと知って再度驚いた。テレビ放送時には「ひんやりドロドロ気持>>続きを読む
ティーンものとしてもホラーとしても中途半端。主人公二人も魅力がない。用務員が殺人現場に気付かないのと、生首グルグルと、消防士との乱闘は面白かった。
美味しい役を自分のものにして好き放題やる筒井康隆が最高だった。筒井演じる犬神博士のキャラクターは「博士の異常な愛情」のストレンジラブ博士を意識してるのかな。同じ内藤誠監督・筒井康隆原作の映画「俗物図鑑>>続きを読む
ストーリーは極めてしょうもないが、裕次郎とルリ子を見られるだけで十分。ラストで秋子の意思が置き去りにされているのが気になった。一方は残れと言いもう一方は行けと言い、勝手である。あと、夜霧が全く出てこな>>続きを読む
主人公のバトンタッチが上手い。冒頭の「実話が基に」云々の表記の仕方が「悪魔のいけにえ」の影響バリバリだった。ミックが国粋主義者の割に国の貴重な観光資源であるカンガルーを平気で殺したりクイズに正解しても>>続きを読む
ヒッチコックはギャグがちゃんと面白いので凄い。英国紳士コンビがメインの冒頭から徐々に主人公がアメリカ娘に交代し、終盤で共にメインになるという構成が見事。
マイロの造形がよくできている。かわいい。セラピストが咬ませ犬かと思いきや最後まで良い仕事をしていて意外だった。
姉が偉そうに「ホラー映画には馬鹿が一人いて観客がイライラする」とか言っていたが、この映画では二人いる。
潜水の描写が素人目にも適当だと感じ取れたが、それなりに面白かった。海上の男たちが最後まで主人公たちを助けようとするのが意外だった。すぐに見捨てて逃げるかと思った。
低レベル映画なのは間違いないが、なかなか頑張っていて面白かった。ワニ→人間の中間でワニ人間の描写がもっとあればよかった。
南蛮人の雑な描き方に笑った。水戸黄門というより赤影に出てきそう。旅芸人一座のコミカルな活躍ぶりが楽しかった。
言葉が通じない中で分かりあっていく過程がとても面白かった。狼、馬の演技が凄い。ただ、ポーニー族を野蛮な侵略者扱いしているのは、インディアン側に立つことを標榜する映画としてはどうなのかと少し気になる。
逃亡犯追跡パートと本部長・委員長友情パートが乖離しすぎている気もするが、どちらも面白いので良かった。それにしても自分の銃が持ち逃げされているというのに呑気すぎではないか。
見え見えの安易なオチが最悪だが、暇潰しにはなった。軍人の娘が全然大したことないのには笑った。
冒頭のメタなギャグから引き込まれる。大河内伝次郎の黄門はだらしなくて愛嬌がある。大河内、近衛十四郎の殺陣が見られるとは贅沢。スリコンビやオチの偽黄門一行もいい味だしてた。山城新伍は若くてもしゃべり方が>>続きを読む
ロレンスの中の正気と狂気の葛藤に圧倒される。ピーター・オトゥールは言わずもがなだが、オマー・シャリフも素晴らしい。ロレンスを認めたときの笑顔がたまらない。
遠藤太津朗の悪代官は、劇場版だからかいつも以上に気合が入った面白演技を見せてくれるし、三船敏郎、クレージーキャッツが豪華。前半のニセ校門様騒動の方が本筋より面白かった。
ジャンヌ・モローを見られるだけで価値がある。いくらなんでも捜査が雑すぎではなかろうか。ルイの理屈が一切通じない異常な感じが筒井康隆の小説にちょいちょい出てくる邪悪な若者世代の描写を思い出させる。
歴史的傑作の一作目と比べずに、別ものとして観ればそこそこ面白かった。が、一作目の続編と銘打っておいて家族構成が全然違うのが気になって仕方ない。誰やねんあのヒゲおじさんたちは。ソーヤー一家を被害者として>>続きを読む
終始キッチュな雰囲気で良かった。フィルム喪失ギャグは、日本でも大昔の映画にはありがちなので悔しさが分かる。とにかくバーベキュー親父が素晴らしいキャラクター。レイプ魔役がタランティーノなのはすぐ分かった>>続きを読む
フェルナンド一家が悪いのは前提だが、監禁してハンマーで鼻を折るなど全然パワフル・コメディじゃないどころかむしろ陰惨で期待外れだったが、パキータがドレスに着替えたあたりからちょっと愛嬌が出てきて面白くな>>続きを読む
この映画をめぐっての山田洋次と横尾忠則の揉め事は置いておくとして。渥美清や往年のマドンナたちの名場面、エンディングが素晴らしかったので5点。本編は2.5点ぐらい。山田洋次が衰えていることを実感する作品>>続きを読む
この時期のジュリー・アンドリュースの役者としての勢いは本当に凄い。映画自体も素晴らしいが、ドレミの歌を訳したペギー葉山の偉大さを改めて感じる。
家族愛にあふれていて良かった。サマーキャンプ連中の偽善者ぶりが面白い。ジョーン・キューザックの声が終盤どんどん野太くなっていくのにはめちゃくちゃ笑った。ゴメズは南利明にしか見えん。
元ネタのウォーキングデッドを観たことがないのでどういう風にパロディしているのかは分からないがギャグはわりと面白かった。
ペキンパーなのに暴力描写が皆無で驚いた。冗長だった。タークの誇大妄想が最後に爆発するのは面白かった。
八代亜紀のカバーが絶品。面白いがそもそも「ハイビスカスの花」が名作なのであって、特別篇ならではの良さは特にない。
ゾンビ殺しセラピーとかいう前提が意味不明でどないやねんと思ったが、ハードルを下げていたので案外面白かった。何千ものゾンビに追われるクライマックスは壮大すぎて笑った。
終盤のタクシーのくだりが素晴らしかった。シリーズの最終作としては十分。この後に渥美清が亡くなることを考えるとここでリリーを出しておいて正解だったと思う。