あつし2号さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あつし2号

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ポカホンタス(1995年製作の映画)

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ポカホンタス、素晴らしい映画だった。なんとも美しい女性で天真爛漫な姿が魅力的だ。

ただ、史実としては大いに疑いがある事は間違いないだろう。ジョン・スミスが本当にあんな聖人だったのであろうか。

そも
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

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誰もが知ってるピーター・パンなのであるが、これが今から65年前に作られたのかと思うとディズニーは凄いなぁと思う。

特に物語自体は面白いと感じなかったのだが、子供の頃が懐かしくなった。自分ももう大人に
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ライオン・キング(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ライオン・キング。幼い頃見たはずだが、歌以外ほとんど内容を覚えていなかった。

シンバが父を亡くしたり、どん底に落ちながらもそこから這い上がっていうという物語である。物語の構造としては非常にシンプルな
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これはめちゃくちゃ面白い映画だ。前作よりも素晴らしい作品だと思う。相変わらず、展開が読めてしまうという点では残念だが、見応えはある映画だ。

本作でヒーローとして活躍するのはイラスティ・ガールだ。なん
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炎のランナー(1981年製作の映画)

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アカデミー作品賞を受賞しているそうなのだが、まぁまぁ面白い作品だった。

今まさに話題となっているオリンピックのパリ大会を舞台にした物語だ。

オープニングとエンディングで流れる曲は誰もが聞いたことが
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

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AIと恋愛をするという新しい発想で作られた映画で、主演はオスカー俳優のホアキン・フェニックスである。

映画的には、『攻殻機動隊』、『ブレードランナー』に似ている。本作では、体を持ち得ないOSとの恋愛
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

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超人的な能力を持つ家族を描くとともに、主人公ボブが「中年の危機」を乗り越える映画である。

「中年の危機」というテーマでは『アメリカン・ビューティー』を思い出した。

ボブが勤めていた保険会社の手口が
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

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巨匠マーティン・スコセッシがアカデミー賞を受賞した作品。『インファナル・アフェア』をリメイクしている。

レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンなど豪華俳優陣による演技が素晴
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惡の華(2019年製作の映画)

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原作の方が良かったなぁっていうのが正直な感想であるが、これはこれで良かった。

この映画はかなり深くて完全に理解するのは難しい。言葉にはできないが、登場人物の「どこにも行けない」という感覚は理解できる
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

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タルコフスキーの映画のような美しい映画であった。時代劇のイメージが強い黒澤明らしさが少ないようにも感じた。

テーマは自然と文明の交流といった感じであろうか。デルス・ウザーラのイノセンスさが私たちの文
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マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

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ダニエル・デイ・ルイスの演技が神がかっていた。アカデミー主演男優賞を取っているのも納得である。

この映画は実在する脳性小児麻痺の主人公クリスティを描いた実話であるが、映画的なお涙頂戴要素が少なくて良
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

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この映画はウォーターゲート事件を暴くこととなる2人の記者を描いた作品である。

『ペンタゴン・ペーパーズ』に関連している作品だったが、ようやく観ることができた。

改めて新聞記者の仕事は大変だなぁと感
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失われた週末(1945年製作の映画)

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アルコール依存症の主人公を描いた問題作である。ビリー・ワイルダーらしさが光る危険な映画だった。

主人公のダンはどうしようもない男である。ニートでアルコール依存症で、兄にメシを食わせてもらっている。
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

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ビリー・ワイルダーの名作中の名作。なんでもっと早く見ておかなかったのであろうか。

主人公のバドは断れない性格から、自らの上司に部屋をラブホテル代わりにされている。この設定が非常に面白かった。

その
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

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私の楽しみがまた一つ終わってしまった。ハリー・ポッターシリーズを完結させてしまったのだ。

何を今更と思われるかもしれないが、いつ見たって面白いものは面白い。その世界観にどっぷりと浸かってしまった。
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

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謎のプリンスを見てからその後の展開が気になり、映画を見るのを止められなくなった。

分霊箱をめぐる冒険に引き付けられた。一種の謎解き要素があるので、ワクワクする。

物語自体は暗い雰囲気に包まれている
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

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天才数学者、ジョン・ナッシュの半生を描いた物語である。名前は知っていたが、彼がこのような人生を歩んでいたとは知らなかった。

この映画のテーマは「愛」であったと思う。彼の妻であるアリシアなしにナッシュ
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

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中学2年生の時に映画館で見たのだが、全く内容を覚えておらず、今回改めて観た。

雰囲気は全体的に暗いのだが、ちょくちょく笑えるシーンもあった。ハリーがハイテンションになったり、ロンがおかしなことになっ
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アス(2019年製作の映画)

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ジョーダン・ピール監督は社会派ホラー映画ともいうべき作品を作り出す天才である。

前作の『ゲット・アウト』においてもはっきりとではないが、白人が無意識のうちに抱く黒人への差別意識を描写していた。

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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

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アナ雪2ほどではないが、楽しんで見ることができた。1と2で作品が補完しあっているのも良い点である。

一方、映画を見ながら、その先の展開が読めてしまうのが何とも残念であった。ハッピーエンドであることが
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

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1951年に作られたとは思えない素晴らしいアニメーション映画である。

物語自体は感動するほど面白いものではないのだが、アリスの夢に現れる不思議な出来事を視覚的に表現する力に感心した。

登場するキャ
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マルタイの女(1997年製作の映画)

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この作品は伊丹十三監督の遺作である。マルタイとは警察に護衛される対象者のことだ。

弁護士夫婦の殺人事件を目撃した磯野ビワコが、それをきっかけにマルタイとして護衛されることとなる。

本作品にはオウム
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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胸糞が悪くなる映画だったが、心の準備ができていたため楽しんで見ることができた。

幽霊などが出てくる映画ではないのだが、人間の思想の怖さが滲み出てくるような作品である。

ただ、倫理的に問題がある作品
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波止場(1954年製作の映画)

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前から気になっていたが、ようやく見ることができた。監督はエリア・カザン、主演は大俳優のマーロン・ブランドである。

マーロン・ブランド演じるゴロツキのテリーが劇中の中でどう変化していくかという点が見ど
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アルゴ(2012年製作の映画)

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これは傑作である。監督・主演を務めたベン・アフレックのキャラクターがいい味を出している。

この映画は嘘のような実話である。イランのアメリカ大使館で起きた人質事件を題材にしている。

当時のニュース映
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

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アメスパの2作目。今回も悲しい事件がたくさん起こる割には明るいテイストの映画だった。

マックス、ハリーともにスパイダーマンを敵に回す動機が幼いような気がした。

彼らにより、シニスター・シックスの結
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ミンボーの女(1992年製作の映画)

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まさに大傑作である。〇〇の女シリーズの中でもこれが一番面白いのではないか。

この映画は民事介入暴力(ミンボー)という非常に重たいテーマを扱っている。

伊丹監督は重たいテーマをコミカルに描く天才だと
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

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アメイジング・スパイダーマンの1作目。サム・ライミ版スパイダーマンよりも全体的に明るい雰囲気で話が進む。

ピーター・パーカーの性格がとてもポジティブで、たくさんジョークを言うので暗い気持ちにならなか
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クイズ・ショウ(1994年製作の映画)

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残念ながら期待していたほどの作品ではなかった。物語が単調に進んでいくため、今ひとつ盛り上げどころに欠ける。

この映画では、『21』という実在したクイズ番組のスキャンダルが描かれている。番組では、横ば
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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1917。この映画は、戦争映画の新たなスタイルを築き上げたような気がする。

確かに、ワンカットの映画というのは存在するのだが、ここまでのスケールで一つの物語を作り上げたのは素晴らしい。

いわゆる戦
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シリーズ5作目。こちらの作品も内容をほとんど覚えていなかった。

劇中では、魔法省による暴政が行われていた。その中でも教育令はインパクトがあった。

教育令は実質的に思想教育のようなものだった。学生か
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シリーズ4作目。中学生の頃に見ていたはずの作品だったが、ほとんど覚えていなかった。

ハリーポッターシリーズはスターウォーズに共通することが多いと感じた。

例えば、ヴォルデモートとハリーの関係はどこ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

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サム・ライミ版スパイダーマンの3作目。ヴェノムやサンドマンが登場する。

MCU版と違ってだいぶ暗めの作品となっている。シリーズによってピーター・パーカー像も変わってくるので見比べるのも面白い。

3
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新聞記者(2019年製作の映画)

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去年話題になっていた映画なので見ることにした。物語を通して言えることはとにかく暗いということだ。

どんな社会派映画でも笑えるシーンがないと厳しい。メッセージが先行しすぎて、エンタメとしての要素が欠け
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