エミさんさんの映画レビュー・感想・評価

エミさん

エミさん

年間100本近く、新作映画を観ます。
都内の映画祭にも、よく足を運んでいます。
今年上半期は『バーフバリ』にハマりました。
いよいよ下半期到来。
映画祭の前に『MEGザモンスター』『シャークネード4DX』『ヴェノム』に期待してます。

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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

あからさまにゾンビをネタにしたゾンビ映画だということは分かるし、ゾンビというだけでチープ感すら漂う。だが、この映画、チープなゾンビだけじゃない。ゾンビをネタに映画を制作するクルー達の様子こそが実に面白>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.3

フェミニズムとアナーキズムが絡み合うなんて実に複雑で、見終わった後、なんて形容していいのか分からない感情で劇場を後にしました。色々なエピソードが組んず解れつ、絡み合っては、またほどけ、本当に暑苦しいく>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.4

木村拓哉氏演じる最上をキーマンとした幾つかの案件が絡み合った状態であることが露見していくにつれ、事件を立証するというよりも、正義感だったり倫理観に訴える所に重点を置いている構成が物語に重厚さを作ってい>>続きを読む

リチャード・リンクレイター 職業:映画監督(2016年製作の映画)

2.6

アメリカにおいての映画の殿堂と言えば、誰もが『ハリウッド』を連想するであろうが、彼はハリウッドから遠ざかり、商業映画には全く興味を持たず、自分の思う作品を作りたいと努力を続ける職人のような異端児監督さ>>続きを読む

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

昭和44年以降。高度経済成長に沸く大阪。万博の開催に伴って土地開発も本格化。空港の拡張も進んでいく、そのすぐ横には、まだ太平洋戦争の爪跡のようなバラックの一角が残っていた。韓国済州島出身者が多く暮らす>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「フレンチアルプスで〜」のオストルント監督作品第二弾。
スウェーデンにある前衛美術館が舞台。

大事な所で鳴る携帯だったり、響き続けるヘルプの声…。不快のオンパレードが続いたかと思いきや、貧困問題や群
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

Filmarks試写にて。
若いうちは予定調和を目指して頑張るのに、歳を取ると予定調和から抜け出せと言われる。予定調和じゃない人生というのは、良くもあるし悪くもある。人生ってやつは本当に面倒くさい…。
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

カナダの小さな港町で暮らしたモード・ルイス。幼い頃からリウマチを抱え、一族からは厄介者扱いされながらも、死ぬまで生涯に亘って、そこに息づく人々の暮らしや動物を美しい四季の中に織り込み、素朴ながらも色彩>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.4

試写会 in オズワルドシアターにて。
ディズニーの王道ファンタジー。
映像もシナリオも音楽も、もう何もかもがカラフルなイメージで可愛らしい!!アカデミー長編アニメ賞、主題歌賞を受賞したことは至極当然
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セリーナ 炎の女(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

未体験ゾーン2018にて。
1929年。世界恐慌後の米ノースカロライナ。舞台はスモーキーマウンテンに抱かれた森林地帯。ボストンから駐留して製材業を営むジョージ(ブラッドリー・クーパー)は、気心の知れた
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愛せない息子(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ノーザンライツ2018にて。
ノルウェー版『そして、父になる』的な印象のヒューマンドラマ。お馴染み、アーリル・アンドレーセン監督&俳優クリストッフェル・ヨーネルという安定コンビの作品。

国際養子縁組
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スウィート・カントリー(2017年製作の映画)

2.2

TIFFにて。
歴史ヒューマンドラマ。白人至上主義の無法地帯と化していた1920年代オーストラリア中央部。奴隷のような扱いで働かされていた原住民アボリジニの若者サムがある日、日々受けていた横暴な仕打ち
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて。
英国作家リズ・ジェンセン原作のヒューマンミステリー。
舞台はサンフランシスコのとある街。

主人公は、アンニュイな雰囲気漂う9歳の少年ルイ・ドラックス。色白で線が細く幸薄そうな美人の母と
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24フレーム(2016年製作の映画)

2.0

東京フィルメックス2017にて。
昨年、旅立ってしまったキアロスタミ監督の遺作で、2017年のカンヌでワールド上映された作品。

『映画と写真とを融合するとどんな作品に仕上がるのか?という前衛的な映画
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

4.1

東京フィルメックスにて。
小学二年生のタカラくんはお父さんが大好き。でもお父さんは魚市場で働いているので、毎日、タカラくんが寝ている明け方のうちに出掛けてしまいます。
ある日、お父さんが出掛けた物音で
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.4

TIFFにて。
松岡茉優の突き抜けた演技、サイコーです!!
前半のヨシカの痛い部分描写と、後半の現実が段々妄想とオーバーラップして変化していく様のメリハリがスゴくいいです。

『名前』にポイントを置い
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グッドランド(2017年製作の映画)

2.5

TIFFにて。
ある男がドイツからルクセンブルクの小さな村にやってくる。村人たちに最初こそ怪しまれるものの、割とあっさり受け入れられて、住み込みの仕事も斡旋された上、村の若い女性とも親密になる。
「え
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泉の少女ナーメ(2017年製作の映画)

3.5

TIFFにて。
ファンタジックなヒューマン映画。ジョージア(元グルジア)の山村にある実在した話。
神秘の泉が湧く村。麓の街で徐々に再開発が進む中、世の中の情報から取り残され、泉の治癒力や伝承者のカリ
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永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1943年フランス。当時、ドイツ政府は欧州制覇の為に、ユダヤ人、共産党員、ソ連軍捕虜といった様々な民族へ弾圧を行っていたが、特に、同じアーリア人のルーツを持つロマ族に対しては「劣等民族」として、ユダヤ>>続きを読む

キープ・ザ・チェンジ(2017年製作の映画)

2.9

TIFFにて。
原題を直訳すると『変革をし続けろ』。スラングとしては『釣りはいらない』という意味があるらしいです。

最初は、自己啓発的なサクセスストーリーかと思っていた。が進んでいくにつれ、どうもテ
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.2

TIFFにて。
第一印象は「とうとう松居大吾も長回しを 始めたか…」と思いました。

演者の後ろにチョイチョイ出てくるミュージシャン。MOROHAという2人組。あくまでもBGM扱い。居ない存在として話
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恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

4.1

TIFFにて。
中国の恋愛コメディー。主演は金城武。展開もテンポよく、ハラハラしたり、笑いのツボもたくさん散りばめられていて、とても面白くて、「観て良かった〜」とホッコリさせられる商業映画である。
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スヴェタ(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

TIFFにて。
ヒューマン映画。
耳が不自由なため、健在な両親が居ながらも幼くして養護施設で育ったスヴェタ。大人になった今は、自分の住むところもあり、結婚して家族もいる。仕事は洋裁工場で作業長として働
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ライフ・アンド・ナッシング・モア(2017年製作の映画)

2.7

TIFFにて。
シングルマザーとその息子のそれぞれのリアルな暮らしが映し出されている。リアルな日常の映像には説得力がありました。

平穏な日常を求めて毎日を頑張っている母親。手本になる大人の男性が
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マリリンヌ(2017年製作の映画)

2.9

TIFFにて。
フランスの、美人で個性的な役者の卵が女優になる話。
いくら『私は私』と、うがっていても、やっぱり社会は人脈形成の上に成り立っている。自分の表現したいことが社会に向けられているものだった
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.2

TIFFにて。
とにかく役者がみんな可愛い。可愛さでずっと引っぱっていくユルイ感じの展開が、また楽しくっていい。

それぞれが、静岡から東京近郊へ拠点を移し、就職もして、人生を歩んでいる。みんな、
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アンダーグラウンド(2017年製作の映画)

2.2

TIFFにて。
社会のルールに馴染めず、また社会からも疎外された人々。家族があっても社会の中には居場所がなく、町外れにあるカトリック教会の墓地に勝手に住み着いて居る。不法侵入なので、政府に雇われた職員
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泥棒役者(2017年製作の映画)

3.7

ただただ、丸山くんのための商業映画。120%輝いています。でも純粋に面白い。笑えます。何よりも市村さんの演技力には敬服。この人は今だ挑戦者で素晴らしいですね!
西田征史氏のシナリオは、よく練られている
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アリフ、ザ・プリン(セ)ス(2017年製作の映画)

3.1

TIFFにて。
台湾のLGBTQ映画。この映画は、性意識というよりは、よりアイデンティティや個性といった、もっと1人の人間としての在り方にスポットを当てている作品です。

台湾は、セクシャルマイノリ
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あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.5

2015年から1985年にタイムトリップした主人公ハン・スヒョンが、今は亡き最愛の人ヨナを前に究極の選択を迫られる韓国純愛ドラマ。
だいたいのタイムトリップに出てくる『過去を変えると未来が変わる事に気
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クロージング・ナイト 地獄のゾンビ劇場(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

バンデミック系ホラー。
映画の副題を見て、ゾンビ映画好きとしてはザワザワするも、紹介文を見た時から「ゾンビか!?」という疑問はあった。それでも『ゾンビ』と付くなら見ずにはいられない…と見てみたのだが「
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

100億ウォンの価値!!韓国発のバンデミックゾンビ映画。
KTX同様、ストーリーもアクションも最高の疾走感。ソウル発、釜山行きの高速鉄道KTXを舞台に展開されていく騒動や人々が織りなす人情味は、
飽き
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リベリアの白い血(2015年製作の映画)

2.6

米国NYに生きるアフリカ系移民の人生を描いたヒューマンストーリー。

内戦の傷痕が色濃く残るアフリカのリベリア。主人公はゴム農園で働きながら家族を支えて生きる男性、シスコ。生活は苦しく労働組合があっ
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少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.8

実話を元に映画化したヒューマンドラマ。
1943年フランス。ナチスドイツの迫害を逃れるため、フランスの児童保護施設に預けられた13歳のユダヤ人少女ファニーと2人の妹。70人の子供達がそこで匿われていた
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サティの「パラード」(2016年製作の映画)

4.1

ショートフィルム祭にて。
エリック・サティ作曲「パラード」を、ウィレム・ブロイカー楽団の演奏にあわせ、超現実的バレエ映像としてアニメーション化。
山村浩二作品は良い。綺麗。線が細くてリアリティなタッチ
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ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

2.8

フィリピンのマニラ、スモーキーマウンテンで撮影されたストリートチルドレンの話。国籍もなく社会的地位も分からない子供達が、危ない物に囲まれた所で、プライドを持ってたくましく生きている姿が印象的。
居住者
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