エミさんさんの映画レビュー・感想・評価

エミさん

エミさん

年間100本近く、新作映画を観ます。
都内の映画祭にも、よく足を運んでいます。
2018年のベスト1は、『ボヘミアンラプソディ』に落ち着きました。
努力賞です。

今年もB級作品を中心にたくさん観賞します。
今後は、ヒューマン渋谷の未体験、渋谷ユーロスペースのノーザンライツに参戦予定です。

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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

北欧の冬の様な、静かで重たくジワジワと訪れるザワザワ感。原作自体の不満を抜きにすれば、リスベットをまた少し知る手掛かりになる素晴らしい映画でした。

アグレッシブな演出で度肝を抜いたデビッドフィンチャ
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

2.6

ロシア皇帝において、ロシア革命を招いたニコライ二世ほど波乱な人はいないであろう。普通にヒューマンドラマとして制作しても興味深いのに、敢えて、恋愛遍歴に焦点を当てた映画という所が、斬新で面白い発想だなと>>続きを読む

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

監督初の長編映画。LGBTQ。EUにおける高齢化社会、介護問題、キツい仕事の後継者不足、過疎化する村、移民への偏見、性マイノリティーなどが表現されている。

ヨークシャー州の畜産農家。高齢の祖母と病気
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夜明け(2019年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

フィルメックスにて。ヒューマン映画。広瀬奈々子監督が脚本、監督を担当した初の長編作品。師匠が是枝裕和監督。主演のひとりに柳楽優弥氏を起用しているのが実に感慨深い。
QAで監督が、制作当時に震災があって
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

イスラエルのヒューマン映画。脚本も手がけた新人監督オフィル・ラウル・グレイツァ氏は、現役のシェフでもあり、料理を教える為にドイツとイスラエルを往き来したり、料理本を出すほどの腕前とのこと。そんな別畑に>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

4.0

興奮でしばしば震えました。アクションシーンのハンディーカメラと、全体の緩やかな固定カメラと、使い分けた映像にメリハリがあって普遍の強い個性を感じ、塚本監督はとことん自主制作者なんだなぁと嬉しく思ました>>続きを読む

ぼくのおばあちゃん(2008年製作の映画)

3.8

2008年に制作されたハートフルなヒューマン映画。
監督が榊英雄氏。俳優としては多才ですが、監督としては『捨てがたき人々』的な若干、Vシネイメージの強い印象を持っていたので、こんな作品があったんだ…と
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川沿いのホテル(2018年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

フィルメックスにて。ホン・サンス監督のヒューマン映画。白黒、ズームインアウトといった特徴は変わらず。過去、観客の視点を考えてカメラを固定撮影した作品が多いが、登場人物に沿う移動する映像などもあったのが>>続きを読む

コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ(2018年製作の映画)

3.4

一夜限定上映にて。コールドプレイについて、いい曲が沢山あると知っている程度で、そんなに思い入れはなかったのだが、オアシスの映画(スーパーソニック)を撮った監督であったという事と、コールドプレイとは学生>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

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物語はフレディがベッドから起きるところから始まる。1985年ライブエイドの当日である。会場には英国皇太子夫妻も列席している。

懐かしさに泣けた… ーil||l(っω`-。)l||liー
惜しむら
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世界はリズムで満ちている(2018年製作の映画)

3.0

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TIFFにて。南インドの映画。
ムリダンガムという打楽器職人ジョンソン (クマラヴェール) の息子である主人公ピーター (G.V.プラカーシュ・クマール) が、将来を決める年齢になった時、作るのではな
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ミス・ペク(2018年製作の映画)

2.7

TIFFにて。韓国映画。幼少時に虐待を受けて大人になったヒロインが虐待されている少女を見過ごせずに救いたいと葛藤した果ては…!?という児童虐待をテーマにした作品。
韓国では、清純派女優として知られてい
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シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

米国のサメパニック映画。B級ローバジェット。
トレイラーにある『全世界熱狂』って本当ですかね!?
ご愛嬌 ( ̄▽ ̄;)

1年、待ち望んで絶叫上映に参加してきました。いやぁ〜楽しかった〜。
サメ映画好
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半世界(2018年製作の映画)

3.1

TIFFにて。阪本順治監督オリジナル脚本。39歳男性である同級生三人の友情を軸に、家族の繋がりや生き方への葛藤などが描かれている。

紀州にある小さな町。自衛官をしていたエイスケ(長谷川博己)が実家に
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

TIFFにて。好きになってくれない男に盲目的に全力で向かっていく28歳女性の恋の行方を描いた作品。原作は作家角田光代氏の小説。

今泉作品。去年もTIFFで観ましたが、今年も良い作品を持ってきてくれて
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.3

TIFFにて。ミュージックLABO企画のインディペンデント映画。男女の友情は成立するか?という事を女性目線で検証することがテーマの作品。女性監督ならではの雰囲気が出ていた、ほんわかしていて可愛い映画で>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.1

これは面白かった〜(^ν^)。
脚本がしっかりしていたなぁぁ。
夜の銭湯で起こる普通では有り得ない出来事に巻き込まれた青年カズヒコの日常を描いたものだが、テンポ良くスリリングな展開が進んでいった後、家
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ヒストリー・レッスン(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

TIFFにて。メキシコ映画。監督が脚本を担当。女性歴史教師と女生徒との交流を通して愛や死についてをテーマにしている。 まさか歴史の授業から旅に出るまでに発展するとは思わず、展開に驚いた。冒頭は、女>>続きを読む

アジア三面鏡2018:JOURNEY(2018年製作の映画)

3.0

TIFFにて。異国の地にて登場人物や出来事などの様々なものの移り変わりに焦点をあてた3話オムニバス形式の作品。どの作品も絵図らが綺麗だった。自然の綺麗さ、人々の営み、色彩の鮮やかさ、人が醸し出すたくさ>>続きを読む

プロジェクト・グーテンベルク(2018年製作の映画)

4.0

TIFFにて。『インファナルアフェア』の脚本家フェリックス・チョン氏の監督・脚本作品。2008年に書いたものを手直しして映画製作したものとのこと。相変わらず、想像力の豊かな監督で面白いストーリーでした>>続きを読む

大樹は風を招く(2016年製作の映画)

3.2

フィルメックス2017にて。
中国返還前の香港。ギャングから足を洗ったものの、未だ熱が醒めない3人の男達が、暗黒街に広まった噂に翻弄され、運命を狂わせていく。

実在した3人のギャングの人生にヒントを
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

『音を立ててはいけない』というルールを守りながら、懸命に生き延びる家族に焦点を当てた新感覚のホラー?映画。

音に反応して襲ってくる『何か』が地球に現れた所為で、人類は滅亡。そんな中、とある家族が生き
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

コメディーで、『マイ インターン』的な印象。
唯我独尊、キュートで個性的なヒロインが巻き起こすこの作品は、
多分、世界は思っているほどロクでもなくはないとか、自分の許容範囲を広げてみてというメッセージ
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ファイティン!(2018年製作の映画)

3.0

みんな大好き、オレ達のマ・ドンソク兄貴ですよ〜。
兄貴が主役というだけで既に興味を惹かれましたが、この映画のキービジュアルを見たら、もうノックアウトです。これ以上ないくらいの特徴を表している(笑)。
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不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.8

濱口竜介アーリーワークスにて。2013年作品。

10代の若い頃というのは、誰にでも、何にでもなれる気がするというような自意識過剰な危うさが潜んでいたりする。思い込みでヒーローでもモンスターでも変身し
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THE DEPTHS(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

濱口竜介アーリーワークスにて。2010年作品。

石田法嗣がとっても可愛い。

若い頃、「どうしてそんな選択をしてしまったんだろう…」と後悔することを、つゆとも疑わずに魔が差してやってしまったという経
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.9

ビックリの一言に尽きる…。
原作を知らず、出演者への興味だけで鑑賞。トレーラーを観て、最後はカタストロフィーオチなんだろうなぁ…と想像をしていたものの、想定をはるかに超えた着地点に、爆笑の後、言葉を失
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.7

♪ Busy doing nothing
20数年、ユアンを追いかけ続け、どんなに『SW』のようなビックタイトルに出ても、自分にとっては永遠のマーク・レントンのままであったのに、とうとう国民的
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.1

現在もプロ棋士として活躍する瀬川晶司氏が書いた自伝小説を元に制作された作品。予定調和であるものの、爽やかでほっこりする、楽しいヒューマン映画でした。

将棋に興味を持ってくれる人が増えてくれたらいいな
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

SFパニックアクション。フィリピンの深海で、中国人を中心とした多国籍な海洋調査チームが、科学と資金に飽かせてドンドン海を降りていった結果、確証はないものの200万年前に絶滅したと思われていた巨大サメの>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

言葉に出来ないが、何だか、スゴく良かった。
何なんだろう…、このえも言われぬ感動は…!?

監督のネームに惹かれて観たのだが、高齢者な私には「どうせ、若い子の恋愛話なんて、もうついていけないであろう」
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.0

ジュークボックスミュージカル映画。ギリシャのカロカイリ島にあるドナのホテルがリニューアルするってんで、また皆を呼んでパーティーを開いちゃったよぉぉ〜、っていう話です。

今回、登場した曲は20曲。私は
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ワンオペ育児を絡めた社会風刺がテーマの作品。先入観が無くても脚本がしっかりしているし、女性にエールを贈るテーマであるのは一目瞭然であるが、育児経験の無い若い世代には、共感し難いところがあるかも知れない>>続きを読む

バンクシーを盗んだ男(2017年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

世界中から注目を浴びる英国出身の覆面アーティスト、バンクシー。
パレスチナとイスラエルを隔てるベツレヘムの分離壁(俗称グリーンライン)に描かれた『ロバと兵士』の風刺絵を巡って描かれた本作品。バンクシー
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

カンヌの常連監督フランソワ・オゾンの作品は、人間の深層心理をテーマにした作品が多いですが、この作品も観た人の大半が面白いと思うものの、エロスと難解の繰り返しなのは同じです。

予告で既に解禁情報になっ
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

明るいタッチで実話を元に肉付けされてますが、こんな映画を作ってしまった製作者たちの勇気に感服です。

舞台は1953年のモスクワ。自国民の粛清に明け暮れていたスターリンが心臓発作で他界。空いたトップの
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