momicoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

無限の彼方へ、

さぁ行くぞ。


真っ直ぐで向こう見ずなウッディにはいつも通りハラハラさせられるし、オトボケなバスは安定感抜群。

うちなる声は何を伝える?

ウッディやアンディ、仲間たちと一緒に大
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天気の子(2019年製作の映画)

3.8

代々木と池袋の街が美しい。

雨のアスファルト
窓に跳ねる水滴
土砂降りのなか見上げる空

光と水と空に魅せられる。


自分の気持ちに戸惑いながら、迷いながら、それでもただ真っ直ぐに走れた16歳。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

映画館でパブリックビューイングしたくなっちゃった人は私だけではないはず。最高。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.1

友人にススメられて鑑賞。
やはりSFは苦手だと思い知らされた。
ルイーズの家のインテリアがすごく素敵。

blank13(2017年製作の映画)

3.2

斎藤工初監督作品。

実話ベースのお話のようです。

羊の木(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

富山県の田舎町、魚深市。
"人もいいし魚も美味い"過疎化の進む町に、国家の極秘プロジェクトにより集められた6人の男女は殺人罪の元受刑者。彼らの移住が小さな町の歯車を少しずつ狂わせていくー。

一度めは
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

妄想彼氏イチとリアル彼氏の二。
どっちも選べない、素直になれない、複雑な乙女心を爆発させるこじらせOLヨシカを、松岡茉優が全力で演じる。

言葉に出来ない想い、行き場のない苦しさ、マイワールドをぎゅっ
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

4.2

はっきり言って好き嫌いすごく別れる作品だと思う。
気持ちのよくないシーンもある。そして長い。笑
だけど、観終わった後はとても充実した気持ちにさせられていた。

ステレオタイプを全部ぶっ壊して、人と人の
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.1

本当の"死"は、忘れられたときー。

日本のお盆、キリスト教のイースター、そしてメキシコの死者の日。
年に一度、生と死が交錯する日。

祭壇を拵え、花を飾り、音楽を奏で、祭りのようにその日を迎える。日
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

ついに地元の映画館にやってきた!ということでブームから随分遅れて劇場で鑑賞。

40分くらいのゾンビ長回しにややカメラ酔いし、なにこれ?と思わされた後から始まる回想回収ドタバタ劇には完全にやられました
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.0

魚喃キリコの世界観、絶妙。
キャストも絶妙。

ダメな女とダメな男とダメな男の物語。
彼らの人ごとじゃない弱い部分は、嫌いじゃない。

CUTiE連載だったのは後から知ったけど、とてもそれっぽい作品で
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

やっとレビュー書けました。
事前に酷評を読んでから鑑賞。


未来のミライちゃんが言うように、些細なことが今の自分たちを造っている。

妹や弟が生まれたとき、
初めて自転車に乗ったとき、
駄々をこねて
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

"幸せのかたち"を決めるのは、誰かー。
自分?血の繋がり?社会?法律?制度?福祉?
.
自分の生き方を考えるし、自身のの在り方も考えさせられた。仕事柄、身近なテーマばかりで胸が痛かった。
どんな解釈も
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.7

1960年代、人種だけでなく性の差別がまだまだ色濃かった時代。
NASAの宇宙開発に暗躍した女性たちの物語。

本作もオクタヴィアスペンサーの存在感が堪らない。
目標を明確に掲げ、意志を強く持つ。理不
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素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.6

大富豪の跡取り息子ヤーコブと、自殺代理店の養女アンネ。
奇妙な出会いが二人の人生を変えていく。オランダの優しい物語。

ミイラ取りがミイラになる。
ベタだけど、こういう展開好きだな。

人を大切に想う
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

劇場で見逃した本作を一足先に配信で鑑賞。

小さな町で起こったレイプ事件が引き起こす、怒りの連鎖ー。

3枚の看板、
"スリービルボード"。
それ以上でもそれ以下でもない。

わたしたちはこの3枚の看
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.4

タイトルの意味も、映画の中に出てくる詩もわたしにはわからなかった。

だけど、
仮初めの居場所に身を置いて、
襲いかかる孤独に、仮初めの仲間と立ち向かう感覚。
いつしかそれが自分の一部になってるリアル
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

蒼井優×阿部サダヲ×松坂桃李

『共感度0% 不快感100%
でもこれは
まぎれもない 愛の物語』

蒼井優という女優は本当に物凄いと改めて思わされる。

百聞は一見に如かず。
おすすめ。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

社会的マイノリティである登場人物たちが、サーカスという非日常に居場所を見つける実話ベースのミュージカル🎪

キャストたちの表情も音楽も歌声も素晴らしく、ストーリーもそれぞれを深追いし過ぎず、でもちゃん
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.6

モラトリアムな内気な男子大学生トーマスは、同じアパートに越して来たという中年男性に出会う。
片思いの相手に振り向いてもらうために、自分の世界から飛び出すことを決めた彼が気付いた小さな秘密はやがて、自分
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パターソン(2016年製作の映画)

4.3

パターソン市でバス運転手パターソンは、独特の感性を持つ恋人のローラと犬のマーヴィンと、暮らしている。
そんな彼らの1週間と、紡がれる言葉を、ちょっとだけ覗かせてもらう物語。

当たり前にやってくる朝、
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.9

「それが人生よ
だからラブソングが売れる」

刺激的な人生を求めてハリウッドに乗り込んだ青年ボビーが、二人のヴェロニカに恋をする。
クリスティンスチュワートとブレイクライヴリーの美しさには目を奪われる
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.3

金曜ロードショーで初鑑賞。
冒頭から、なんでなんでなんで?の急展開で、驚かされっぱなし。もう少し登場人物にフォーカスして欲しかったなぁ。

終わりある生を生きる勇気、命の大切さをテーマにしていることは
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.1

サンタクロースが実在するのかを巡り裁判になっちゃうお話。
見終わった後にはあったかい気持ちになれます。

あなたはサンタクロースを信じますか?

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.5

Choose Life.

大学生の頃、見よう見ようと思ってたのにそのまんまにしてたことを物凄く後悔。

田舎のドラッグ中毒の若者たちの、どうしようもない日々が、スタイリッシュに描かれる有名なドラッグ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.2

邦題と内容の差が最後まで埋まらず苦しかった。
こんなポップなタイトルじゃなければ違う見方が出来たかも。恨めしい。

43歳こじらせ独身男の一念発起の恋物語。
ラブコメ要素はゼロ。
主人公のピュアさを丁
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.2

観よう観ようとそのままになっていた、宮崎映画の名作。
この歳で初めまして。

人間と自然の構図の原点。

その世界観もさることながら、主人公の圧倒的な強さに引き込まれる。
行動も言葉も表情も、昨今のア
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.4

星野源と花澤香菜目当てで鑑賞。
森見ワールドは活字でないと理解できなかった、というのが率直な感想。