もぴさんの映画レビュー・感想・評価

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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.7

浄化映画だ。
雪さんとうららが愛おしい。うららの気持ち、すごく分かって泣いてしまった。

エンディングの歌も良かった!

岬の兄妹(2018年製作の映画)

-

私はこの映画を真っ直ぐ評価出来るほど大人ではないし、評価する勇気がないくらい世の中を良いものだと思っているのかもしれない。

現実世界では2人が頼れる制度、支給されるお金があるはず。ただ、それにアクセ
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少年の君(2019年製作の映画)

4.1

シャオベイがかっこいい。

あの時電話が繋がってたら、チェン・ニェンがシャオベイを頼ることはなかっただろう。

いや~、シャオベイかっこよかった。
どきどきしちゃった。

海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人間って汚いわ…。釣った魚を入れる空間に詰め込まれる恐怖。苦しかった。

意外にもラブロマンスというか、若い愛の描写にドキドキした。終わりは韓国映画っぽくて満足。

一番の見所は船員の心情の変化だろう
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.8

もう、何人死ぬの!!
点と点が繋がる感じが快感過ぎる!

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.1

最初の聖書の言葉を思い出すとゾッとする。
怖かったけど、途中からワクワクが恐怖を上回ってた。

ドアロック(2018年製作の映画)

3.7

面白かった。
犯人はなんとなく予想出来る。予想①~予想③くらいまですれば、当たるから、「えっ、あなたが犯人!!」って驚きはない。

でも、ドキドキするし、怖かった。
見終わった後は戸締まり確認しました
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

バディが可愛い。

現代においてもカトリックとプロテスタントが揉めているなんて。世界史上の出来事かと思ってた。日本で暮らしていたら分からないことだ。ちなみに、私の母親はプロテスタント系の幼稚園に通い、
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さがす(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

お父ちゃんに何度も騙された。

以前、松本隆さんの講演を聞いた時に彼は「最近の日本のドラマや映画は多くを語り過ぎている」と言っていた。
全てを言語化しなくても、見る者に点と点を繋げさせ、衝撃を与えるこ
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.0

途中から1.25倍速で観た。

私は「怖い」の飽食時代(飽怖時代)に生まれたのだろう。小さい頃に怪談レストランを読み、ほん怖が定期的に放送されていた(ほん怖は本当に怖くて見れなかった…笑)から、チャッ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.2

私もちひろさんみたいになりたい。ちひろさんは怖いものってあるのだろうか。私はちひろさんの何も怖がらないところに惹かれている。

ちひろさんの魅力は誰にでも同じように接するところだろう。それはちひろさん
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

景色が綺麗。
うーん、私にはイングヴァルとマリアは可哀想に見えた。娘を亡くした寂しさを埋める存在がアダ。じゃあ、半人半羊のアダは羊の群れにいて幸せになれるのか…?どちらにしても、アダは違和感を抱くであ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.1

ずっと見たかった映画。
保健室の先生は善意でLGBTの話をしたのだろう。
でも、善意が人を傷つけることもある。
あの時、社会の先生が鼻を掻いた瞬間、鳥肌が立った。

共感は必要ない。でも、論理的に理解
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.3

設定が面白い。でも、結末が「アメリカ映画!」な感じに収斂される。中盤からある程度先が読めてしまった。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

母親が悪い。そして父親も悪い。パートと子育てを両立出来ない社会も悪い。
全てが悪い。

子どもにとって何よりも大切なのは、近くにいる大人が穏やかに触れてくれること。完璧な育児なんていらないから。

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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.1

私はソン・イェジンの顔と泣き方が好きだ。

恋愛?愛?ってその人の前でゲップ出来るくらいの関係じゃないと快適ではないね。スジンとチョルスの関係を見ていると自分はちゃんと人を愛したことがないな~と勉強に
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

子どもたちが舞台に立っている姿を見て泣いた。
でも、このストーリーで邦画だったら、私は冷めていたと思う。わざとらしさ、演技らしさ一杯で。

たぶん、この映画を面白く見れたのは英語だったから。外国語だと
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

クラリスが綺麗!でも、やっぱり男社会でバリバリ活躍する女性キャラクターは美人なんだな…。

もっともっと猟奇的だと思っていたから、見終わった後はケロッとした気持ちに。
そして、レクター博士の狂気をあま
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

うーーーん…。「面白かった映画が韓国でリメイクされた」という期待がハードルを上げてしまったかも…。

ツッコミたいところが多くて、映画に集中出来なかった。
リナの公私混同(緊急車両で追跡)、ヒョンウク
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ミスト(2007年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

「胸糞悪いとは何か」を教えてくれる教科書的映画なのでは?

「あともう少し待っていれば…」の絶望ほどきついものはない。それに、スーパー内の皆は何であんなにデヴィッドを頼ったの…?何かある度に「デヴィッ
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ラブストーリー(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ソン・イェジンがとっても可愛い。青春って綺麗だなぁ。

最後の(ソンミン先輩の正体が分かる)シーンでは「嘘だろ」って無意識に言ってしまいました…。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.3

序盤は退屈。
ひかりが「ダメな人間」のラベリングを受け入れてしまう過程がつらい。

それにしても、ひかりの相手は何も責任ないの??ひかりの人生はこんなに変わってしまったのに。恐ろしい。

星の子(2020年製作の映画)

3.5

最後のシーン、家族3人の目線が微妙に違った…?
家族が「ちーちゃん」ってちひろを呼ぶのが良かった。その呼び方だけで愛はたっぷり伝わった。でも、愛情は伝わるだけじゃ不十分なのかも。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.1

おしゃれな色使い、小物、家具、景色…。

素敵と不思議が混じり合うとこんなに美しいんだ。
ハンターが異物を食べている姿は素敵だった。「家族のための奥様」の枠から外れようとしているからだろうか…。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

若いってこんなに強いんだ。

やっぱりアメリカの高校生ってすごい。私よりも見た目年齢も精神年齢も上なんだろう。

東京生まれ東京育ちの私には憎しみや愛情を感じる「故郷」がないな~。いや、東京も離れたら
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.6

うーん、原作より優しい設定だな。だから、「現実はそう甘くないよ…」って思った(子育てしたことないけど)。
ジヨンが病院に通いながら、どのように回復したのか…気になる。

それなりに理解があり、パートナ
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.1

「誰と出会うか」はとても大事。
「不可能」は周囲の人間、そして自分自身が作り出す壁。

「イカレててもバカじゃない!」
組合員はロボットではない。「やりがい」を与えられた彼らはとても輝いていた。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白いアクション映画!そして、お洒落!
デボラが可愛いなぁ。シンデレラに出てたのか!

ボスが急に優しくてびっくり。

がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

3.0

チョルスは何を頑張るの?

まあ、面白かったけれど…韓国映画の中では霞むな。
なんか「どう?感動するでしょ?」感が漂う。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃ面白い!「映画」って感じがない(良い意味)!あっという間だった。

SNSを駆使して犯人を捜すって現代っぽい。お父さん、PC・インターネット上手だね。
今日、人が死んだ場合、スマホやPCの
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チア・アップ!(2019年製作の映画)

3.4

ザ・アメリカ!って感じの映画。展開は読める。
シェリルとアリスのキャラが良い。

年を取って、何かに挑戦するってすごい。20代の今も何かに取り組むって勇気が必要なのに…。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

若いエネルギーを「何かを作り出す」に向けるなんて…素敵!
お兄さんが優しいのも良い。

貧しい若者が暴力や薬ではなく、音楽に情熱を注ぐ。大人はそんな環境を作り出すべきだ。

くちづけ(2013年製作の映画)

4.0

目が痛い。「泣く」ではなく、「嗚咽」って感じ。
演技らしい演技、都合の良い演出感は否めないけれど…それ以上にずどーんと重い気持ちになり、色んな事を考える機会になる。

知的障がい者とその家族が抱える問
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.9

俺たちは互いに
知らないことだらけだ

家族って何だ。家族って面倒だ。血縁も関係ない。だって面倒だから。でも、逃れられない。
家族も互いに他人だ。本気で関係を築き、怪我をしてやっと相手を少し分かる。