askQさんの映画レビュー・感想・評価

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基本ジャンル問わず。特にSF映画、なかでもA.I、タイムパラドックスものが好きです。B級コメディーも好物。

映画(373)
ドラマ(0)

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

実際に起こった未解決事件をベースにした傑作。とある村で起こる連続殺人事件と、その犯人に翻弄される刑事たち。「足で稼げ!」の、直球すぎて空回りしまくりのソン・ガンホがよい。この人のおかげでかなりコミカル>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

前作ではテーマパーク作って恐竜を見世物にしていた彼女が、今作では恐竜保護側に回っていたのが感慨深い。
そして今作は、恐竜で一儲けしようとする人間の愚かさと、人間によって生命を授けられた恐竜たちの悲哀が
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.4

「何もしない」ことに忙しい。この言葉通り、肩の力を思いっきり抜いて、プーさんと仲間たちの世界にふんわりゆるりと浸ることができた。
プーさんが兎にも角にもかわいい。かわいいことこの上なし。抱っこされてる
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

恋は盲目と言うけど、ここまで行くとおっかない。こんなに感情がかき乱された映画は久しぶり。とにかく朝子の行動がわからない。自分にないものすぎて、理解しようと試みるけど何度も失敗。こんな子近くにいたら多分>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.0

独特の間(ま)がクセになる!何度も声出して笑った!ロン毛&出っ歯の謎の男「トニ・エルドマン」として娘の前に突如現れた父。何をしでかすかわからず見ててハラハラするけど、異国の地で奮闘する娘の身を案じ見守>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.4

失くして壊して、また少しずつ前を見る。「ナイトクローラー」に続き、またまたジェイク・ギレンホールの怪演を見た。
ゆっくりと穏やかに理性を失っていく様が見事だった。
特に、壊れた自販機の会社にクレームの
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.4

宇宙船の中にエイリアンが現れるでもなく、知性を持った“海”が、クルーの記憶を物質化する…という設定がおもしろい。「2001年宇宙の旅」では、機械であるHALが感情を持ち暴走するけど、こちらは終始淡々と>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.2

格差社会を痛烈に皮肉ったエイリアン作品。この80年代B級感、妙にハマる。
サングラスをかけると、セレブや警官たちの顔がエイリアンに。街の看板や雑誌もエイリアンからのメッセージに早変わり。知らぬ間に洗脳
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

5.0

良い。大好き!観る前は「ペンギンがいっぱい出てくるファンタジー」ぐらいの知識しかなかったけど、これは完全なるSF映画!!
原作は森見登美彦。この人はせつなさを描く天才やと思う。脚本はヨーロッパ企画の上
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.2

有名な1作目につながる前日譚。といっても、1作目は未鑑賞のまま見始めた。
クリーチャーの風貌がグロい。そして人間の細胞を乗っ取っていく様子もグロい。顔がパカーンと割れるとこは、寄生獣を連想させる(寄生
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.5

観てる最中もだけど、観終わってからもしばらく涙腺決壊…。これは傑作。
「“末永く幸せ”がいいよ」という息子に、「人生は“末永く複雑”なもんだ」と言った父親のセリフがすごく印象的だった。いつも感情はごち
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.2

伏線回収のおもしろさではズバ抜けてると思う本作。何度か観てるけどやっぱり楽しめた。
夏休み、とある大学のSF研究会の部室が舞台。ひょんなことでクーラーのリモコンが壊れてしまう→そこにタイムマシンが現れ
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.8

フランソワ・オゾン監督の新作は、悪夢のように不可解だった。劇場出てから前を歩いていたおばあちゃん二人組が「猫のブローチが…」とか「あの双子は…」って話し合ってて、「わたしも混ぜて!」って心底思った。。>>続きを読む

海辺の生と死(2017年製作の映画)

3.8

静かな激しさを感じる作品だった。
広告のアートワークが葛西薫さんぽいと思ったらやっぱり。静謐な広告の佇まいがそのまんま作品の雰囲気と直結してた。
佇まいの美しさといえば、満島ひかりは抜群だと思う。横顔
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

上映後拍手が起こったのは初めての体験かも。いやー、笑った!おもしろかった!伏線回収の鮮やかさ!
脚本練られてるなー、撮影すごいなーと、見終わった後の余韻が深く楽しかった。
「ポン!」は今すぐ使いたくな
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.2

怒涛の189分。仕事帰りだったけど一切ダレることなく最後まで観ることができた。スクリーンから、物凄い熱量の悔しさや怒りや悲しみやらがドカッと放出されてた。
「百円の恋」を観た時にも思ったけど、悔しさが
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

「オレ、宇宙人なんだ」というセリフからして、星新一の小説を彷彿とさせる作品。トラックをひっくり返して笑う血まみれ少女のタイトルバックはワクワクした。

「自分」「家族」「仕事」「愛」など、個人により恐
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.0

原作に思い入れがありすぎたせいか、キラキラ感とキャラクター設定にイマイチハマれず。「なずなは断然ストレートヘアやろ」とか「男子たちに野暮ったさが足りん!」とか、どうしたって比べてしまうけどこれはこれで>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

なんとも爽快な余韻に浸れる作品だった。
高校生当時からしたら、親も先生も“大人”で絶対的な存在だったけど、グラグラ葛藤したり悩んだりしてるひとりの人間だったんだよなぁ。娘との関係性に悩む母親、今ならち
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.2

素直に楽しめた!!チューイとの最悪な出会い、ランドがミレニアムファルコンをお披露目した時、初めてチューイと一緒に操縦した時……などなど、いちいち感慨深かった。

ハンの恋人キーラや、ランドが連れてる操
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

「人をいたわれ。みんなも闘っている。相手を知りたかったらやることは1つ。よく見ること」。ハッとする気づきがたくさんある、素敵な作品だった。

オギーが初めて学校へ行くというお話を主軸に、オギー、オギー
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プール(2009年製作の映画)

3.8

ゆる〜いロハス系映画とあなどってはいけない。久々観たけど、なんとも心地よい空気と同時に、そこはかとない死生観が漂う作品だった。

ハンバートハンバートの曲はいつ聴いても涙が出そうになる。やさしさの他に
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.8

人口が爆発的に増加した未来。食糧生産が追いつかないからクローン作物でまかなうも、その影響で多生児の出生率が大幅UP。

政府は「児童分配法」なる法律を制定し、一世帯に子どもは一人と定め、複数人生まれ
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はじまりはヒップホップ(2014年製作の映画)

3.8

ニュージーランドの小さな島の、平均年齢83歳のダンスグループのお話。

一番素敵だなと思ったのは、みんなが楽しそうなことと、視野が外に向いていること。「自分はここまで」と限定せず、楽しそうなことはやっ
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.8

楽しかった!結婚式の1日のドタバタ劇。フランスらしい皮肉も満載で、何度もクスッと笑ってしまった。悲喜交々の人間模様、何かハプニング起こしてくれそうなメンツがわんさかで、終始ワクワクしながら観ることがで>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

花火の音を聞くために縁側に家族が次々に集まるのを上から撮影したシーン、本当に素晴らしかった。狭く切り取られたあの空間に、幸せがギュギュッと凝縮されていた。多幸感とはまさにこのことを言うんだろう。

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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.2

トントン拍子にテンポよく進んでくストーリーと、ウディ・アレン映画でおなじみな音楽が絶妙にマッチして、ものすごい気楽に観られる作品だった。この時代の衣装、かわいいな。
私なら断然ジェシーがいいけど、安定
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.5

なんてやさしい世界。そして抜群のポップセンス!オープニングの古びたVHSの映像から一気に引き込まれた。
やってることは犯罪で、決して許されることじゃないけど、それでも目一杯の愛情が注がれたブリグズビー
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.8

久々に観たけどやっぱりよい。
本当に強い人は、能力を誇示せず、理性で力をコントロールできる人のことなんやな。
田中泯さんが渋くてめちゃくちゃかっこいい。舞踏家なだけあり、所作が本当に美しい。自分を殺し
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.0

「成功に必要なもの、それは執念」。力を貸してくれた人を次々と踏み台にして上り詰めていくクロック。その凄まじいほどの執念と先見の明に脱帽!

マクドナルド兄弟のお店に着想を得て、そこからフランチャイズ経
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

4.5

これ好き!!沖田修一監督の作品は「横道世之介」が大傑作だと思ってたけど、この作品もそれに並ぶぐらい好きな世界観。

30年間家から出たことのない画家・熊谷守一とその妻の暮らしを中心に、周囲の人々、庭の
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.8

デッドプールが帰ってきたー!!爆破で粉々になっても、銃で撃たれまくっても、体を真っ二つに引き裂かれても生きてるデッドプールは、見ていて安心感しかない!
バーで働くメガネの友人や、殺人鬼に憧れるインド人
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

主人公である幸夫が、最初はほんとうに嫌なヤツ!と思ったけど、観るうちになんかちょっと共感できるやんと思ってしまった。同じように妻を失った家族との交流で、少しずつ自分の存在価値を見つけ出していく一方、ふ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

ラスト、まさかまさか泣かされるとは!
音楽ノリノリの戦闘シーンで始まるオープニングから心を持ってかれた。ヨンドゥとロケットが敵を倒しまくるところも最高!(あの口笛で操作する矢、めちゃかっこいい)
「キ
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.8

ある悲しい出来事がきっかけで、約30年振りに再会した3人。これだけ長い時間会ってなかったかつての友人をすぐに信用できるものなのか、最初は半信半疑だったけど、最後には月並みだけど「持つべきものは友」なん>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

色彩、構図、フォント、音楽に至るまで、ウェス・アンダーソンのセンスの良さがにじみ出てる。北斎や広重の浮世絵、未来の設定なのにどこか昭和の匂いのするメガ崎市など、日本文化が不思議で素敵な新しいものに生ま>>続きを読む

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