askQさんの映画レビュー・感想・評価

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基本ジャンル問わず。特にSF映画、なかでもA.I、タイムパラドックスものが好きです。B級コメディーも好物。

映画(386)
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

旅行前に気分を高めたくて再見。冒頭、小洒落た音楽にのせてパリの街並みが次々に映し出されるところでもううっとり。
主人公が「帰りたくない」って言ってたけど、間違いなく自分も虜になりそうな予感しかない。
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マザー!(2017年製作の映画)

4.0

不条理の極み。安部公房の「友達」や「闖入者」を彷彿とさせる、凄まじい作品だった。

自然の中で穏やかに暮らす詩人夫婦のもとに、医者だと名乗る男が訪問する。その後、その医者の妻が訪れ、その息子たちが訪れ
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.5

スリープオーバー=お泊まり会の一夜を描いた青春群像劇。いやもう最高にキュンキュンした!!
マクラや寝袋持ってぞろぞろスリープオーバーへ向かう時に流れたBeirutがドンピシャすぎて素晴らしいの一言。
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

結局アレは何やったん?!っていう、複雑怪奇な謎が余韻として残りまくってるけど、総じて好きな類いの作品だった。
ヒット曲や広告に巧みに隠されたサブリミナル効果(ゼイリブっぽい)、大富豪と美女の失踪、連続
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

いつまでも明けないような夜と、やけに白々しい朝の感覚。なんだか学生時代に一気にタイムスリップしたかのようなほろ苦い懐かしさ。あぁ〜、このかんじ!っていう言動や景色がたくさん出てきた。

どこかで終わり
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

カンニング大作戦。アクションシーンなんて微塵も出てこないのに、このギリギリの緊迫感は何なんだ!!監視員に見つからんかとハラハラしっぱなしだった。
音の使い方や文字の出方など、ドキッとインパクトを与える
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.5

何やコレ!めちゃおもしろい!!!
ロンドンから田舎町に左遷されたエリート警官と、グダグタ呑んだくれの冴えない警官のバディもの。
ゆるーいコメディーかと思いきや、中盤から一転ホラームードに。平和な村が何
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.8

やっぱりラブコメはいい。修羅場やトラブル、いろいろな事件が起こりつつも、最後はなんだかハッピーな気持ちになれる。

ラブコメの好きなポイントを挙げるならばまず第一に、奮闘する主人公の滑稽さ。本人からし
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

豪華役者陣が次々に窓辺に写る、車外からの流れるカメラワークが素敵。ゴージャス!
オリジナル版は観てなかったので、「そう来たか!」と素直に結末まで楽しめた。
サスペンスと言うよりは、人間群像劇と言う面持
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愛と法(2017年製作の映画)

4.0

寄り添い、時に涙し、一緒に闘ってくれる人がいるっていうのは、それだけでなんて救われるんだろう。

無戸籍者、芸術家、教師……状況は違えど、社会や世界になんとなく充満する「空気」とみんな闘っているんだと
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PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.5

おばあちゃんが昔作った曲によって3人が出会い、曲の続きを作ろうゼ!と奔走する様子がなんとも爽やか。学生時代に深夜までスタジオこもってみんなで音楽作ったり、ライブの打ち上げでワイワイ騒いだあと急にマジメ>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

ポスタービジュアルに惹かれて。映画を観ると、このビジュアルのワケがよくわかる。
少年がプレデターを地球に呼び寄せてしまったため、ハチャメチャの大騒動に。新種の極悪なやつ(アルティメットプレデター)まで
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プレデター(1987年製作の映画)

3.5

ザ・プレデターを観るために予習!
なかなか姿を見せないプレデターにドキドキしっぱなし。ジャングルの中で1人、また1人と餌食になっていく様は、まさに得体の知れない恐怖そのものだった。狩りを純粋に楽しんで
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.2

インド版、星一徹。
父さんそりゃやりすぎだよ…って最初は娘たちを不憫に思ったけど、メキメキと強くなっていく娘たちを見て、もっと強くなれ!!といつしか応援している自分がいた。
インドの少女たちのために金
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

美味しそうな料理に目が喜び、サルサの軽快な音楽に耳が喜び、さらにはキューバサンドのいい匂いが漂ってきたような…?!という錯覚を起こしそうになった。
ストーリーは何てことないんだけど、自然とニヤニヤして
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

実際に起こった未解決事件をベースにした傑作。とある村で起こる連続殺人事件と、その犯人に翻弄される刑事たち。「足で稼げ!」の、直球すぎて空回りしまくりのソン・ガンホがよい。この人のおかげでかなりコミカル>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

前作ではテーマパーク作って恐竜を見世物にしていた彼女が、今作では恐竜保護側に回っていたのが感慨深い。
そして今作は、恐竜で一儲けしようとする人間の愚かさと、人間によって生命を授けられた恐竜たちの悲哀が
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.4

「何もしない」ことに忙しい。この言葉通り、肩の力を思いっきり抜いて、プーさんと仲間たちの世界にふんわりゆるりと浸ることができた。
プーさんが兎にも角にもかわいい。かわいいことこの上なし。抱っこされてる
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

恋は盲目と言うけど、ここまで行くとおっかない。こんなに感情がかき乱された映画は久しぶり。とにかく朝子の行動がわからない。自分にないものすぎて、理解しようと試みるけど何度も失敗。こんな子近くにいたら多分>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.0

独特の間(ま)がクセになる!何度も声出して笑った!ロン毛&出っ歯の謎の男「トニ・エルドマン」として娘の前に突如現れた父。何をしでかすかわからず見ててハラハラするけど、異国の地で奮闘する娘の身を案じ見守>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.4

失くして壊して、また少しずつ前を見る。「ナイトクローラー」に続き、またまたジェイク・ギレンホールの怪演を見た。
ゆっくりと穏やかに理性を失っていく様が見事だった。
特に、壊れた自販機の会社にクレームの
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.4

宇宙船の中にエイリアンが現れるでもなく、知性を持った“海”が、クルーの記憶を物質化する…という設定がおもしろい。「2001年宇宙の旅」では、機械であるHALが感情を持ち暴走するけど、こちらは終始淡々と>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.2

格差社会を痛烈に皮肉ったエイリアン作品。この80年代B級感、妙にハマる。
サングラスをかけると、セレブや警官たちの顔がエイリアンに。街の看板や雑誌もエイリアンからのメッセージに早変わり。知らぬ間に洗脳
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

5.0

良い。大好き!観る前は「ペンギンがいっぱい出てくるファンタジー」ぐらいの知識しかなかったけど、これは完全なるSF映画!!
原作は森見登美彦。この人はせつなさを描く天才やと思う。脚本はヨーロッパ企画の上
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.2

有名な1作目につながる前日譚。といっても、1作目は未鑑賞のまま見始めた。
クリーチャーの風貌がグロい。そして人間の細胞を乗っ取っていく様子もグロい。顔がパカーンと割れるとこは、寄生獣を連想させる(寄生
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.5

観てる最中もだけど、観終わってからもしばらく涙腺決壊…。これは傑作。
「“末永く幸せ”がいいよ」という息子に、「人生は“末永く複雑”なもんだ」と言った父親のセリフがすごく印象的だった。いつも感情はごち
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.2

伏線回収のおもしろさではズバ抜けてると思う本作。何度か観てるけどやっぱり楽しめた。
夏休み、とある大学のSF研究会の部室が舞台。ひょんなことでクーラーのリモコンが壊れてしまう→そこにタイムマシンが現れ
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.8

フランソワ・オゾン監督の新作は、悪夢のように不可解だった。劇場出てから前を歩いていたおばあちゃん二人組が「猫のブローチが…」とか「あの双子は…」って話し合ってて、「わたしも混ぜて!」って心底思った。。>>続きを読む

海辺の生と死(2017年製作の映画)

3.8

静かな激しさを感じる作品だった。
広告のアートワークが葛西薫さんぽいと思ったらやっぱり。静謐な広告の佇まいがそのまんま作品の雰囲気と直結してた。
佇まいの美しさといえば、満島ひかりは抜群だと思う。横顔
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

上映後拍手が起こったのは初めての体験かも。いやー、笑った!おもしろかった!伏線回収の鮮やかさ!
脚本練られてるなー、撮影すごいなーと、見終わった後の余韻が深く楽しかった。
「ポン!」は今すぐ使いたくな
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.2

怒涛の189分。仕事帰りだったけど一切ダレることなく最後まで観ることができた。スクリーンから、物凄い熱量の悔しさや怒りや悲しみやらがドカッと放出されてた。
「百円の恋」を観た時にも思ったけど、悔しさが
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

「オレ、宇宙人なんだ」というセリフからして、星新一の小説を彷彿とさせる作品。トラックをひっくり返して笑う血まみれ少女のタイトルバックはワクワクした。

「自分」「家族」「仕事」「愛」など、個人により恐
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.0

原作に思い入れがありすぎたせいか、キラキラ感とキャラクター設定にイマイチハマれず。「なずなは断然ストレートヘアやろ」とか「男子たちに野暮ったさが足りん!」とか、どうしたって比べてしまうけどこれはこれで>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

なんとも爽快な余韻に浸れる作品だった。
高校生当時からしたら、親も先生も“大人”で絶対的な存在だったけど、グラグラ葛藤したり悩んだりしてるひとりの人間だったんだよなぁ。娘との関係性に悩む母親、今ならち
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.2

素直に楽しめた!!チューイとの最悪な出会い、ランドがミレニアムファルコンをお披露目した時、初めてチューイと一緒に操縦した時……などなど、いちいち感慨深かった。

ハンの恋人キーラや、ランドが連れてる操
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

「人をいたわれ。みんなも闘っている。相手を知りたかったらやることは1つ。よく見ること」。ハッとする気づきがたくさんある、素敵な作品だった。

オギーが初めて学校へ行くというお話を主軸に、オギー、オギー
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