結局アレは何やったん?!っていう、複雑怪奇な謎が余韻として残りまくってるけど、総じて好きな類いの作品だった。
ヒット曲や広告に巧みに隠されたサブリミナル効果(ゼイリブっぽい)、大富豪と美女の失踪、連続>>続きを読む
いつまでも明けないような夜と、やけに白々しい朝の感覚。なんだか学生時代に一気にタイムスリップしたかのようなほろ苦い懐かしさ。あぁ〜、このかんじ!っていう言動や景色がたくさん出てきた。
どこかで終わり>>続きを読む
カンニング大作戦。アクションシーンなんて微塵も出てこないのに、このギリギリの緊迫感は何なんだ!!監視員に見つからんかとハラハラしっぱなしだった。
音の使い方や文字の出方など、ドキッとインパクトを与える>>続きを読む
何やコレ!めちゃおもしろい!!!
ロンドンから田舎町に左遷されたエリート警官と、グダグタ呑んだくれの冴えない警官のバディもの。
ゆるーいコメディーかと思いきや、中盤から一転ホラームードに。平和な村が何>>続きを読む
やっぱりラブコメはいい。修羅場やトラブル、いろいろな事件が起こりつつも、最後はなんだかハッピーな気持ちになれる。
ラブコメの好きなポイントを挙げるならばまず第一に、奮闘する主人公の滑稽さ。本人からし>>続きを読む
豪華役者陣が次々に窓辺に写る、車外からの流れるカメラワークが素敵。ゴージャス!
オリジナル版は観てなかったので、「そう来たか!」と素直に結末まで楽しめた。
サスペンスと言うよりは、人間群像劇と言う面持>>続きを読む
寄り添い、時に涙し、一緒に闘ってくれる人がいるっていうのは、それだけでなんて救われるんだろう。
無戸籍者、芸術家、教師……状況は違えど、社会や世界になんとなく充満する「空気」とみんな闘っているんだと>>続きを読む
おばあちゃんが昔作った曲によって3人が出会い、曲の続きを作ろうゼ!と奔走する様子がなんとも爽やか。学生時代に深夜までスタジオこもってみんなで音楽作ったり、ライブの打ち上げでワイワイ騒いだあと急にマジメ>>続きを読む
ポスタービジュアルに惹かれて。映画を観ると、このビジュアルのワケがよくわかる。
少年がプレデターを地球に呼び寄せてしまったため、ハチャメチャの大騒動に。新種の極悪なやつ(アルティメットプレデター)まで>>続きを読む
ザ・プレデターを観るために予習!
なかなか姿を見せないプレデターにドキドキしっぱなし。ジャングルの中で1人、また1人と餌食になっていく様は、まさに得体の知れない恐怖そのものだった。狩りを純粋に楽しんで>>続きを読む
インド版、星一徹。
父さんそりゃやりすぎだよ…って最初は娘たちを不憫に思ったけど、メキメキと強くなっていく娘たちを見て、もっと強くなれ!!といつしか応援している自分がいた。
インドの少女たちのために金>>続きを読む
美味しそうな料理に目が喜び、サルサの軽快な音楽に耳が喜び、さらにはキューバサンドのいい匂いが漂ってきたような…?!という錯覚を起こしそうになった。
ストーリーは何てことないんだけど、自然とニヤニヤして>>続きを読む
実際に起こった未解決事件をベースにした傑作。とある村で起こる連続殺人事件と、その犯人に翻弄される刑事たち。「足で稼げ!」の、直球すぎて空回りしまくりのソン・ガンホがよい。この人のおかげでかなりコミカル>>続きを読む
前作ではテーマパーク作って恐竜を見世物にしていた彼女が、今作では恐竜保護側に回っていたのが感慨深い。
そして今作は、恐竜で一儲けしようとする人間の愚かさと、人間によって生命を授けられた恐竜たちの悲哀が>>続きを読む
「何もしない」ことに忙しい。この言葉通り、肩の力を思いっきり抜いて、プーさんと仲間たちの世界にふんわりゆるりと浸ることができた。
プーさんが兎にも角にもかわいい。かわいいことこの上なし。抱っこされてる>>続きを読む
恋は盲目と言うけど、ここまで行くとおっかない。こんなに感情がかき乱された映画は久しぶり。とにかく朝子の行動がわからない。自分にないものすぎて、理解しようと試みるけど何度も失敗。こんな子近くにいたら多分>>続きを読む
独特の間(ま)がクセになる!何度も声出して笑った!ロン毛&出っ歯の謎の男「トニ・エルドマン」として娘の前に突如現れた父。何をしでかすかわからず見ててハラハラするけど、異国の地で奮闘する娘の身を案じ見守>>続きを読む
失くして壊して、また少しずつ前を見る。「ナイトクローラー」に続き、またまたジェイク・ギレンホールの怪演を見た。
ゆっくりと穏やかに理性を失っていく様が見事だった。
特に、壊れた自販機の会社にクレームの>>続きを読む
宇宙船の中にエイリアンが現れるでもなく、知性を持った“海”が、クルーの記憶を物質化する…という設定がおもしろい。「2001年宇宙の旅」では、機械であるHALが感情を持ち暴走するけど、こちらは終始淡々と>>続きを読む
格差社会を痛烈に皮肉ったエイリアン作品。この80年代B級感、妙にハマる。
サングラスをかけると、セレブや警官たちの顔がエイリアンに。街の看板や雑誌もエイリアンからのメッセージに早変わり。知らぬ間に洗脳>>続きを読む
良い。大好き!観る前は「ペンギンがいっぱい出てくるファンタジー」ぐらいの知識しかなかったけど、これは完全なるSF映画!!
原作は森見登美彦。この人はせつなさを描く天才やと思う。脚本はヨーロッパ企画の上>>続きを読む
有名な1作目につながる前日譚。といっても、1作目は未鑑賞のまま見始めた。
クリーチャーの風貌がグロい。そして人間の細胞を乗っ取っていく様子もグロい。顔がパカーンと割れるとこは、寄生獣を連想させる(寄生>>続きを読む
観てる最中もだけど、観終わってからもしばらく涙腺決壊…。これは傑作。
「“末永く幸せ”がいいよ」という息子に、「人生は“末永く複雑”なもんだ」と言った父親のセリフがすごく印象的だった。いつも感情はごち>>続きを読む
伏線回収のおもしろさではズバ抜けてると思う本作。何度か観てるけどやっぱり楽しめた。
夏休み、とある大学のSF研究会の部室が舞台。ひょんなことでクーラーのリモコンが壊れてしまう→そこにタイムマシンが現れ>>続きを読む
フランソワ・オゾン監督の新作は、悪夢のように不可解だった。劇場出てから前を歩いていたおばあちゃん二人組が「猫のブローチが…」とか「あの双子は…」って話し合ってて、「わたしも混ぜて!」って心底思った。。>>続きを読む
静かな激しさを感じる作品だった。
広告のアートワークが葛西薫さんぽいと思ったらやっぱり。静謐な広告の佇まいがそのまんま作品の雰囲気と直結してた。
佇まいの美しさといえば、満島ひかりは抜群だと思う。横顔>>続きを読む
上映後拍手が起こったのは初めての体験かも。いやー、笑った!おもしろかった!伏線回収の鮮やかさ!
脚本練られてるなー、撮影すごいなーと、見終わった後の余韻が深く楽しかった。
「ポン!」は今すぐ使いたくな>>続きを読む
怒涛の189分。仕事帰りだったけど一切ダレることなく最後まで観ることができた。スクリーンから、物凄い熱量の悔しさや怒りや悲しみやらがドカッと放出されてた。
「百円の恋」を観た時にも思ったけど、悔しさが>>続きを読む
「オレ、宇宙人なんだ」というセリフからして、星新一の小説を彷彿とさせる作品。トラックをひっくり返して笑う血まみれ少女のタイトルバックはワクワクした。
「自分」「家族」「仕事」「愛」など、個人により恐>>続きを読む
原作に思い入れがありすぎたせいか、キラキラ感とキャラクター設定にイマイチハマれず。「なずなは断然ストレートヘアやろ」とか「男子たちに野暮ったさが足りん!」とか、どうしたって比べてしまうけどこれはこれで>>続きを読む
なんとも爽快な余韻に浸れる作品だった。
高校生当時からしたら、親も先生も“大人”で絶対的な存在だったけど、グラグラ葛藤したり悩んだりしてるひとりの人間だったんだよなぁ。娘との関係性に悩む母親、今ならち>>続きを読む
素直に楽しめた!!チューイとの最悪な出会い、ランドがミレニアムファルコンをお披露目した時、初めてチューイと一緒に操縦した時……などなど、いちいち感慨深かった。
ハンの恋人キーラや、ランドが連れてる操>>続きを読む
「人をいたわれ。みんなも闘っている。相手を知りたかったらやることは1つ。よく見ること」。ハッとする気づきがたくさんある、素敵な作品だった。
オギーが初めて学校へ行くというお話を主軸に、オギー、オギー>>続きを読む
ゆる〜いロハス系映画とあなどってはいけない。久々観たけど、なんとも心地よい空気と同時に、そこはかとない死生観が漂う作品だった。
ハンバートハンバートの曲はいつ聴いても涙が出そうになる。やさしさの他に>>続きを読む
人口が爆発的に増加した未来。食糧生産が追いつかないからクローン作物でまかなうも、その影響で多生児の出生率が大幅UP。
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政府は「児童分配法」なる法律を制定し、一世帯に子どもは一人と定め、複数人生まれ>>続きを読む
ニュージーランドの小さな島の、平均年齢83歳のダンスグループのお話。
一番素敵だなと思ったのは、みんなが楽しそうなことと、視野が外に向いていること。「自分はここまで」と限定せず、楽しそうなことはやっ>>続きを読む