あさのひかりさんの映画レビュー・感想・評価

あさのひかり

あさのひかり

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.7

出だしのアニメーションはかなり好きな導入!気軽に笑いながら観れたし、下らないかもなだけど意外な展開もあったし楽しかった!コリン・ファース目当てで観たのだけど、結局西洋絵画好きとして気になる映画でした。>>続きを読む

HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.8

青年時代を演じた柳楽優弥のあのシーンは、あの有名な絵につながっていくんだと思ってたけど、そうかそういうことか、って最後でなった!


才能はあっても絵師としてのスタイルがまだ確立されてない北斎の青年時
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シネマ歌舞伎 鰯賣戀曳網(2021年製作の映画)

4.4

シネマ歌舞伎に今回は縁があった!観たいと思っても行けなかったりいつの間にか終わったりしてること多くてめったに行けないからうれしい!あと、コロナのせいで非日常感に飢えてるから、非日常感たっぷりの華やかな>>続きを読む

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

4.6

今年、雪舟の国宝「山水長巻」っていう巻物を美術館で観る機会がありまして。途切れず連続していく山水画が完璧かつ軽妙な筆捌きで描かれている山水画の中に、旅人や絵の中の住民達の生活もわずかながら生き生きと描>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ポスターだけ見て「なんかこれは観なきゃ」と思い観賞。凄い作品であることに違いないし、これは好きな人は絶対好きだ、と思いながら観たんだけど、話自体には嫌になるくらい乗れなくて、とにかく私には合わなかった>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.4

「12歳のあの頃のような友達はもうできないだろう」ってセリフが、今さらながら刺さってきた。大人になって思えば、他愛もない会話がとっても重要だったのもあの頃あるある。

「トム・ソーヤーの冒険」や「ハ
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老人と海(1958年製作の映画)

3.7

眠れなくてテレビつけたら、ちょうど始まるところだったのでそのまま観賞。原作は学生の頃読もうとして挫折したことあるからちょっとどんな気になってたし。

貧しくも誇り高い漁師の老人の話。今ではあんまりあり
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熱力学の法則(2018年製作の映画)

3.8

恋愛のいろんな側面を熱力学の法則に当てはめて説明する科学者の恋の話。

確かにそういう部分あるかも!って思える説明もある(一般相対性理論を恋に当てはめたのはなんか目から鱗だった!)けれど、果たして本当
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ぼくたちの奉仕活動(2008年製作の映画)

3.7

癖のあるダメ男ふたりが、これまた癖のある少年達の面倒をボランティアでみる羽目になることから始まるお話。

ジャンクなテイストのドタバタコメディで、気軽に観れる分、登場人物やその心情の描写も雑な部分もあ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

映画館ででっかい広告観たときには、自分はまあ、観なくてもいいか、と思ったりしたのだけど、フィルマーさん達の賛も否も激しいので、「これは一体どういうこと!?」とだんだんと気になるようになった作品。滑り込>>続きを読む

Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.1

これのために「市民ケーン」を観る余裕はなかったから、正直「分かるかなー」と少し不安になりながら観たけど良かった。久しぶりに予告でワクワクしたから映画館で観たけど、期待は裏切られなかったし、むしろ、この>>続きを読む

羊飼いと風船(2019年製作の映画)

3.9

一人っ子政策時代の中国・チベット自治区で暮らす羊飼いの家族の日々を描いた話。チベットの自然を背景にした画面も音楽も美しくも少し幻想的な雰囲気もあって良かった。

伝統的な考え方の中で素朴に生きる家族で
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サミーとシェリー2 僕らの脱出大作戦(2012年製作の映画)

3.5

引き続き続編観賞。すっかりおじいちゃんになり孫世代の成長を気にするウミガメのサミー達の再びの冒険のお話。

今回の話は自然の生き物の話というより、あくまでサミー達のキャラクターを知った上での続編として
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サミーとシェリー 七つの海の大冒険(2010年製作の映画)

3.5

生まれたときから危険にさらされているウミガメのサミーとその仲間たちの冒険と成長のお話。こういう子ども向けの動物冒険ものって映画に限らず基本的に好きで、絵本とかでも未だに読んだりしてるので観賞。

色彩
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点対点(2014年製作の映画)

3.8

これも有名になるような映画じゃないのかもだけど、掘り出し物的に大好きなのだ、観て良かった。香港に働きに来た若い女性が、香港の街に残された点に惹かれるところから始まるお話。

さらっとしてて、少し風変わ
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.7

あんまり予習のつもりなくて、前から地味に気になってただけだけど、結局予習になったかも。この役をティモシー・シャラメがやるのね(全然別物として気になってた)、ぴったりじゃない!SFって感じじゃなくて、コ>>続きを読む

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.1

これもBSでたまたまやってたので観賞。そんな無茶なー、とか思いつつも、とても楽しかった、「車が飛ぶわけないだろ!?」からのこの展開は最高過ぎる。

このシリーズに特に思い入れはないのだけど、思い入れあ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

好きとは言いきれない(好きな部分はいっぱいあるけど)し、面白いとも言えないけれど、心の深いところだけがただただ揺さぶられた映画でした。

あるきっかけでノマド生活を送ることになった女性の生活を淡々と映
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.9

フィルマーさん達の評価が高いし、役者さん達の渋さもあって気になってた今作、名誉勲章の授与が長年認められなかった者に授与が認められるまでを描いた作品。

単に私がそもそも勲章や名誉が欲しいと思えないタイ
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ソング・オブ・ラホール(2015年製作の映画)

4.4

パキスタンの伝統音楽を奏でる音楽家達が、ニューヨークでビッグバンドとジャズのセッションに挑戦する話。一言でいうと、音楽が国境や宗教や文化を超えた瞬間を目撃してしまった、そんな感動があった。

パキスタ
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待ち伏せ(1970年製作の映画)

3.9

BSでたまたまやってたので観賞。三船敏郎、石原裕次郎、勝新太郎となんとも豪華なスター共演の時代劇。三人ともそれぞれ似合いながらもキャラかぶってないし、中村錦之助の小役人ぷりも、綺麗な上に芯もある浅丘ル>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

書き忘れてて、感想の順番前後しちゃった。アメリカに住む韓国系の家族が、祖国から子どもたちの祖母を迎え入れたところから始まるお話。

大人になったデビット目線で描かれた家族のストーリーかな、と思った。そ
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.5

チューリップバブルに熱狂する当時のオランダが舞台の、これまた秘めた恋に熱狂する富豪の若い妻と周囲の人達のお話。

オランダの画家である、フェルメールやレンブラントを思わせる画面はとっても好みで、「あ、
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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

4.0

ハイジのお話は子どもの頃絵本ではまって何度も読んだので、分かってるつもりだったけどやっぱりいい話。ハイジみたいな綺麗なアルプスじゃないけど、私も山が身近な田舎育ちで、時々山を無性に見たくなるから、「山>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

サンフランシスコの郊外のサクラメントに住む女子高生、レディバードのあれこれ。レディ・バードの浅はかなところにイライラしつつも、そこも含めて、こういう気持ちになったことある、こんな風にうれしかったり苦し>>続きを読む

太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.7

そういえば、期限ギリギリの無料チケットあるな、仕事帰りに何か観よう、ってことで映画館へ。この映画に関しては、原作も未読だし、ドラマも未視聴。体に爆弾を埋め込まれたスパイ達の激しい活動とその過去や生い立>>続きを読む

ガウダ爺さんのお葬式(2015年製作の映画)

3.4

101歳のガウダじいさんの死後、葬式までの残された子孫たちのあれこれ。

死んだじいさんもだけど、子孫たちもなんだかみんな「どうよ」って思う言動ばっかり。じいさんの息子のじいさんは、最後まで見てると、
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

気難しいカリスマ仕立て屋と彼に見初められた若い女性との愛の物語。とても音楽やドレスやインテリアやといった世界観が美しかったし、あんな雰囲気の中で素敵なドレスあんな風に着せてもらえたらうれしくて好きにな>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.5

あのジョニー・イングリッシュがチベットで修行し直して帰ってきた!なんとなくアジアテーマの2作目。香港のシーンは香港映画のオマージュとても感じたし、英国シークレット・エージェントbyTOSHIBAってど>>続きを読む

フリーダ・カーロに魅せられて(2020年製作の映画)

4.0

個人的に映画館へ行きにくい状況になってきてるけど、フリーダ・カーロの絵はずっと気になってたからこれは見逃せなくて。フリーダ・カーロの作品と生涯をについてのドキュメンタリー。生涯は伝記映画で観たことある>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.1

ホーキング博士と彼の奥さんのお話。全くこの映画のストーリーやホーキング博士の個人的な話を知らなかったし、最初のキラキラした時があまりにまぶし過ぎたから、この展開はめちゃくちゃ意外だった。

家族の形や
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日の名残り(1993年製作の映画)

4.4

大戦前から大戦後まで、邸宅の持ち主が変わっても同じイギリスの邸宅で執事を務める男性のお話。戦前共に働いた優秀な同僚の女性に会いにいくなか、思い起こされる記憶と現在(といっても設定は戦後10年くらい)と>>続きを読む

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.8

突然タイムトラベルしてしまう体質になった男性と、彼を愛する女性のお話。

設定のとおりになったら本当にこうなるのか、とか思わなくはないけど、そこはメインじゃないような気がするし、そんなことはどうでもい
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.6

「星の王子さま」の話が好きなので観ました。好きなところと嫌いなところと。

まず好きなところは、あの有名な美しい「星の王子さま」の話の部分については、原作の雰囲気を全く崩すことなく、それは美しいストッ
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.4

美術館好きなので観たけど、うーん。とりあえず将来の展示品になるかもなものもありそうな場所でばか騒ぎするような人達に美術館の職員やって欲しくない。普段お見かけする学芸員さんって、もっと芸術作品に敬意持っ>>続きを読む

ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)

3.9

「ジャスト6.5」に引き続き観賞。独特の映像の美しさがあって寓話的ですらあるこの映画の作りは、ドキュメンタリー的ですらある迫力のあった前に観たそれとは全く違う反面、罰する側と罰せられる側の攻防や、罰す>>続きを読む

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