上手くいかない日々に不満を抱えながらがら過ごすサラリーマンの中年女性のお話。歴史上の人物で、どこか自分と重なる部分もあるリチャード三世の推しになり、専門家ですら出来なかった彼の再評価へつながる活動を行>>続きを読む
ジョージアの田舎に赴いては衣服や雑貨をジャガイモと交換して回る業者と、そんな商品をジャガイモと交換して手に入れる田舎に住む人々を描いたドキュメンタリー。
物があふれる日本に住む私には、業者の商品の対>>続きを読む
いい大学を出たという以外何もない青年が、ひょんなことから裏社会とつながった銭湯でバイトすることになり、その世界のあれこれに足を踏み入れてしまうお話。
普通のエンタメだったらモブなはずの主人公が、あま>>続きを読む
最近、ずっと映画みる余裕がなかったけど、今回は久しぶりに映画最後まで観れたし、いい作品だったので満足。テニスの世界チャンピオンとなる娘二人を育てた父と家族の物語。
破天荒だけど、そのうち裏には、貧し>>続きを読む
学生の頃の仲間内だけで通じるワチャワチャしたノリ、女子なので下ネタこそなかったけどそれ以外は私と友人達も同じような感じだったから、すごく分かる、懐かしいな、って思って見てた。だから、まさか最後こんな話>>続きを読む
東大900番教室で行われた、東大全共闘と三島由紀夫との討論。水と油かと思いきや、意外と目指しているもの、共に社会を良くしたいという熱い思いは同じなこと。
前提が違うから平行線のまま、みたいな議論もあ>>続きを読む
火星で生まれた少年が、恋する少女とまだ見ぬ父に会うため地球にやってくるお話。
サクサク進みすぎかな、とも思うけど、そのせいでこの作品特有のふわーっとした感じになってるのは嫌いじゃない。がっつりSFと>>続きを読む
劇画という大人向けマンガのジャンルを生み出した辰巳ヨシヒロさんの生涯を、実際に作品として描かれた5本の短編を折り込みながら描いたアニメ作品。
戦後の混乱期や、家庭環境も複雑な中で少年時代を過ごしたこ>>続きを読む
朝鮮戦争下の捕虜収容所で、タップダンサーだった米兵が、捕虜や現地民にタップダンスを教えるところから始まるお話。
朝鮮戦争下の雰囲気ってこんな感じだったんだ、っていう学びとともに、この当時かのこ地に住>>続きを読む
1と2の間の休憩時間が短くて、車でコンビニサンドイッチあわてて食べて続けてみた2。1での物語が貧しい出のロッキーの成り上がりの物語だとしたら、成り上がったロッキーが困難を物ともせず、更に活躍して更に更>>続きを読む
3連休だったのでできた1&2の連続鑑賞。結局朝から鑑賞して夕方までかかったけど、体感は決して長くなかった。そして久しぶりのインド映画で、カンナダ映画は多分初めて(カンナダ映画といえば、Vikrant >>続きを読む
大雨で家にこもろうと思った時に観た映画。これ自体が雨宿り映画とは知らなかったけど、シチュエーションがはまってた。
雨宿りの最中に話題になるとある事件の話。当事者達の証言が食い違う。そして、 その謎が>>続きを読む
同監督の「素敵な歌と舟は行く」に続いて鑑賞。フランスの田舎に住む、家庭にも仕事にも不満を持つ溶接工の中年男が、病床にふせる父親に会ったことをきっかけにヴェニスに旅する話。
家庭のあるフランスの田舎の>>続きを読む
パリとその近郊に住む富豪の家を舞台とした群像劇。
何てことない場所でもパリは絵になる。貧しい青年でも羽振りよく振る舞ったり、裕福な青年でも質素ななりでバイトしたりしたらそんな風にしか見えなくて、街は>>続きを読む
セラピストであるフィル・スタッツが考え出した生きやすくするための知恵『ツール』についてのドキュメンタリー。
Part Xって言葉が出て来たけど、私にとってもこのPart Xに当たるものがあるので・・>>続きを読む
プラットホームにのっかった料理のみを、上の階層の人から順に食べていくという場所で暮らすことになった主人公と、その住民たちのお話。
このシステムがどういう理由でどう維持されてるかは謎だけど、このシチュ>>続きを読む
この監督の前作「モロッコ、彼女たちの朝」が好きだったのと、カフタンがどんなものなのか見てみたかったので鑑賞。今作もまたとても好きな作品。
前作も今作も、登場人物たちがちゃんと人として芯がある魅力的な>>続きを読む
タリバン政権下のアフガニスタンで、家族の生活のため、男の子の姿で生きることにした少女のお話。
女性は一人で出かけることすらできない不条理。男性家族は足の悪い父のみで、どうやって生活をしていくのか。>>続きを読む
これも配信終了前の駆け込み試聴。営業マンを退職後、がんに冒され、自らの死を向かえる準備を始めたこの映画の監督の父の姿を撮影した作品。
私自身、後で問題が起こらないよう、事前の準備が大事なのはサラリー>>続きを読む
久しぶりの配信終了前駆け込み試聴。家族の事情で故郷を離れて東京の銭湯で暮らすことになった若い女性のお話。私としては、これから人生という物語が動いていくタイミングにある若い女性の物語と思いながら。
ま>>続きを読む
これも事前情報があった訳じゃなく、時間的にちょうど良いとたまたま観た映画。結果観て良かったと思う。ライブ映像も含め華やかな編集の画像と、深淵なデヴィッド・ボウイの思索に触れられる、それは濃密でエネルギ>>続きを読む
久しぶりの映画館。個人的な話だけど、引っ越しまして。新しい住居の近くで、お店をぶらぶらして見つけた映画館。時間がちょうど良かったから観ただけで、事前情報全くなしで鑑賞。
明治と平安と神話時代の日本が>>続きを読む
禁止されているジェネリックの白血病の薬をインドから密輸する薬屋さんと彼の仲間達、患者さん達のお話。
本当に全然神じゃないよね、って感じる前半から、いや本当に神かも?ってなる後半の振り幅。そのことに意>>続きを読む
夫のDVに耐えきれず彼のもとを逃れ、小さな娘二人とともに、ホテルでやむを得ず暮らすサンドラ。働いても働いても生活は苦しく、行政の支援も十分に受けられないなか、自分や仲間の力を借りて自宅を建てることを思>>続きを読む
オックスフォード大学の威信をかけた英語辞典作りに取り組む言語学者と、精神病棟から彼に惜しみ無い協力をした元アメリカ軍軍医のお話。
もっと、辞典作りをがっつり扱う作品かと思ってたけど、それ以上に彼らの>>続きを読む
幼少時からの努力もあり、たぐいまれなピアノの才能を発揮し、後に事故により指が自由に動かせない羽目にあっても音楽の道を諦めず進むブラジルのピアニスト、ジョアン・カルロスの伝記的映画。
これも題名が語り>>続きを読む
前作が面白かったので続きも鑑賞。本当に前作の続きから話が始まるの好き。
参勤交代というテーマ特有のポップな面白さが前作にはあったけど、今回はそれは前半のみで、後半は悪の陰謀と戦う時代劇。キャラも増え>>続きを読む
迷子になって家への帰り方が分からなくなってしまった、インドの男の子サルーの長い長いお話。
あの広さと多言語国家であることが余計に帰るのを難しくさせてるような。色んな思いがけない危険が隣り合わせで。小>>続きを読む
最初の表現が印象的だったけど、それ以上に「みんなが懸命に生きている(うろ覚え)」みたいな言葉が印象に残ってたし、それを前提にすると色んなことが見えてきた。
あの小さな村の中での不文律や信仰に従って、>>続きを読む
イギリスの小さな街に住むパキスタン系青年が、ブルーススプリングスティーンの音楽に影響を受けて自立の道を切り開いていく物語。
好きなミュージシャンの歌詞に影響されて色んな考え方知る、って若い時あるある>>続きを読む
たまにあるいつ何でDLしたのかすっかり忘れてしまってたの。スペインのホテルグループの御曹司が、ホテル建設のためペルーに滞在することから始まるお話。
話自体は開始20分くらいで7割方予測ついたし、目新>>続きを読む
題名どおり自由を得るための闘いなのだけれど、こんなに過酷な闘いがあったとは。第二次大戦後のチェコスロバキアで、民主化や女性の権利保護のため活動するも、厳しい弾圧を受けたミラダ・ホラーコヴァーの生涯。>>続きを読む
前作を観たのでどんなスタンスで観れば良いか理解した上で鑑賞。
世界観も全体的な話も前作の方が好きだな、って思ってたけど、最後に向かってのワクワクは負けてなくて、結局夢中になって見てしまった。続き作る>>続きを読む
年明けなので華やかなエンタメ作品が観たくて鑑賞。
当初ホームズという名前からどうしても、探偵物として手がかり見つけて予想立てたい思いにひこずられたのだけど、ホームズというスーパーヒーロー物、と思い直>>続きを読む
今年最後の映画鑑賞。コーヒーとタバコを囲む場所で展開するどこかかみ合わない会話たち。
特別何かが心に残るということはないけれど。どこかでありそうでもなさそうでもある会話からは、人が生きていく中で生ま>>続きを読む
ドラッグがはびこるパンジャブで、ドラッグに翻弄される人々の群像劇。
アーリヤー・バットの出稼ぎの少女のシーンを中心に、ひたすら目を背けたくなるシーンが続くので、見続けるのはかなりしんどかった。辛くも>>続きを読む