もしもし五反田さんの映画レビュー・感想・評価

もしもし五反田

もしもし五反田

単なる私の映画ログ。これからたくさんの良作映画に出会えると思うと私の人生ってなんて幸せ。

映画(43)
ドラマ(4)

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.2

音符が次々と消えていく中に永遠を映す音楽で、世界を鳴らそうとするコンテスタントたちの葛藤や苦悩。
そして雨音も風のそよぎも力強い馬のギャロップも表せる「世界を鳴らす音楽」への敬意と称賛、賛美、祝福。
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

5.0

ストーリーもキャストも音楽もカメラワークもセリフのひとつひとつも本当に素晴らしい。

どうしてブルース少年が悪に立ち向かうようになったのか、
どうしてゴッサムシティの混沌と対峙できる力を持てたのか、
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

-

なーにが「狂気に満ちた」とか「真実と嘘が交錯する」とかそれっぽい言葉を並べてるんだかって感じ。
人を殺せば狂気なの?
人を騙せば狂気なの?
短絡的すぎない?

人の事を舐め腐ったバカたちの映画で何も得
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

ずっと歯を食いしばりながら観ていた。
頭もかきむしりたくなった。

「本当の悪は何なのか?」
「本当に狂っているのは誰なのか?」
を知らしめる、
そしてその本質を突く危険にまみれた作品だった。

人々
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

狂人なのか、天才なのか。
策士なのか、夢想家なのか。
そして現実なのか、空想なのか。

境目のわからないパプキンの言動に、
私自身、どこかよくわからない世界に連れられていきそうになる。引っ張られる。
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

5.0

そうだよなあ。
どんなに無様でも負け戦と分かっていても相手が巨人でも血が流れても痛くても傷ついても
生きて生きて生ききって
生きつくしてやりたいよなぁ宮本!!!!!!!


だって人生は薔薇色だから!
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

2.5

若さゆえの幼さ、バカっぽさ、無知、愚かさ、不純、不健全、傍若無人っぷり。
それら、未熟であるがゆえの要素がすべて詰まっていて、なんとも痛々しい。

それでも音にあふれたニューヨークの街並みや雑多な地下
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

2.0

偶然でも必然でも、出会いが人々のつながりを成すきっかけになっていくこと、
そしてその形作られた関係は時間が経つにつれ強く結びつきあっていくこと、
そしてそこからまた、当人同士のストーリーがはじまること
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.2

たしかに切ない気持ちにはなったし、結末に賛否両論あるのもわかる気がするけど、
見終わった後は妙に清々しい気持ちに。

これまでは“持ち主”のための存在だったけど、
「まだ知らない広い世界を見てみたい」
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

親子のつながり、1人のシェフの再起ストーリー、仲間との友情、心を込めて作る料理はどんな人の心にも響くこと、そしておいしい料理は観る人の視線を釘付けにすること…。

たくさんの要素がテンポよく進むストー
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.4

エンタメ的要素が存分に詰まった作品。
ストーリーは奇をてらうことなく進むから(だからハラハラすることもない)、8人の女たちによる企てを純粋に楽しめた。

その分、豪華女優陣、メットガラ、カルティエ、フ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.0

良かったところがあるとするなら、ブラッドリークーパーの青い瞳の美しさくらい。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

見終わった後すぐは、
「なんて単調で物静かな映画なの…!」
と肩透かしを食らったような気持ちになった。

でも、なんだかもやもやと、そしてじわじわと残る余韻を噛みしめていると、
主人公の想いや葛藤、痛
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

夜な夜な人を殺めている銭湯、というおぞましい舞台の上で、
どんどん鍋岡と松本の間に情が深まっていく様が本当に愛おしい。微笑ましい。

観終わってみると、「鍋岡と松本がどこか陽のあたる場所で元気で幸せに
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

まず、レオナルドディカプリオとブラッドピットが並ぶだけでこんなに画力があるのか、と感動。

終始、かつてのアメリカンカルチャーの異常さとハリウッドという土地の光と影、
そしてタランティーノ作品らしい「
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

セリフのひとつひとつを書き残しておきたくなるくらい、新しい視点と今まで思いもしなかった考え方を教えてくれた作品。
私は(私たちは?)は未来から「今」を選んでタイムトラベル中なのかと思ったら、
本当に毎
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

洗剤混じりの水たまりに写る飛行機。
フェルミンに逃げられた映画館で心許なさそうな表情を見せるクレオと滑稽なオモチャ売り。
華々しい結婚式を横目に荒んだ気持ちのままアイスクリームを食べる家族の姿(そして
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こはく(2019年製作の映画)

2.5

なんだか終始違和感の残る映画だった。

過度に思える方言。(時おりBGMにかき消されてセリフが聞こえないことも)
妙に悠長な亮太と妻のシーン。
章一の性格がだらしない理由の不明瞭さ。

そんな、たくさ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.6

ここのレビューで皆さんが書いている通り、底なしに優しいフーシが愛おしい。

その風貌で茶化されたり虐げられたりしても、自分を曲げないし芯があるところはかっこいいし、人の弱さに十分すぎるほどに寄り添うこ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

いつの間にか糸が絡み合っていたかのような恋の入り口。
美しい情景の中、2人の心は自然に、そして強く結ばれていく。
そしていつしか結ばれた糸を、2人で丁寧に丁寧に解きながら出口へ。

「美しい自然の中に
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

「あなたが普通と違うから
世界はこんなにも素晴らしい」

普通であることを選ばなかったからこそ自分のため(そして人のため)に生き、時代に翻弄されてしまった天才。
クリストファーとともに生きた日々の中で
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