moshimaさんの映画レビュー・感想・評価

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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.7

夫を亡くし稼ぎもない母のもとに、行動障害で感情の制御のきかない息子が、施設で放火騒動をおこして戻ってきた。金が、法が、人が、学が、あるゆる手を使って親子を追い詰める。「2人で戦うしかないだろう?」苦し>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

ふりかかった苦難を乗り越えられず、恋人に依存した日々を送るダニー。彼とその友人に連れられて、彼女はスウェーデンの奥地で行われる密やかな「夏至祭」に参加することとなった。しかしそこで始まったのは私たちの>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

第一次世界大戦下。面前の戦線からの独軍撤退は、実は英軍を誘き出すための周到な罠だった。【明朝までに敵陣をぬけ味方の攻撃を止めろ】失敗すれば1600の命が散りさる無謀かつ重大な任務に、たった2人の若き兵>>続きを読む

ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

4.2

借金の取り立てを生業とする粗暴な男・ユンと、妖艶な花形役者として孤独に生きる男・フン。対極的な2人を繋いだのは、ベトナムの伝統舞踊劇〈カイルオン〉だった。それぞれが抱える〈カイルオン〉への特別な想いが>>続きを読む

わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)

3.6

カンヌで暮らす凡庸な少女ネイマの前に現れた、6つ年上の従姉ソフィア。久方ぶりに再会した彼女は母の死をきっかけに暴力的なまでに美しい大人の女性へと変貌していた。ソフィアと過ごす一夏の思い出。それらが少し>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

無二の親友は脳内のアドルフヒトラー。臆病だけど心優し少年ジョジョは、大好きなお母さんと祖国を、"憎きユダヤ人"や連合軍から守り抜くという決意を胸に、迷い苦しみ奮闘しながら、第二次世界大戦末期のドイツと>>続きを読む

オルジャスの白い馬(2019年製作の映画)

4.2

美しい。言葉では表せない美しさというものを久しぶりにスクリーンで見た。自然を描く映画は数あれど、この作品は自然と人間の存在感が5分5分。自然も人間も大して寄り添ってないけど、共存している。世界各国の自>>続きを読む

オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

3.8

オリがヘルシンキには馴染めないのは、別に共産主義だからとかなんじゃなく、ただただ自然が好きだから。私たちにも、ヘルシンキで彼を取り巻いた有象無象の人々にも理解できない愛が、彼の中にはある。すぐ裸で湖入>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

エンターテイメントとメッセージのバランスがいい。どこぞのハリウッド映画ばりにきちんとハラハラドキドキさせてくれる。もはや王道ともいうべき伏線の張り方、それを完璧に回収しつつ、観客の想像を超えるクライマ>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.3

強大でありながら排他的なカトリック教会の内側。この壮大なテーマを、2人の天才役者の力を使って緻密に、なにより卑近に描ききる。映像の切り回しや音楽の入れ方は秀逸だし、システィナ礼拝堂で行われるコンクラー>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.6

彼らについての謎が散りばめられ、北欧独特の世界観ととけあって表現されている。暗いのにどこかファンタジックで、神秘的。森の奥深く、豊かな自然に呼応するティーナたちの本能の様が珍妙なのに美しかった。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

長い、でもタランティーノが見せたいものをちゃんと魅せてくれる。名優たちの圧巻の演技と、アメリカらしい大味な演出に舌を巻く作品。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.7

淡々と日々を送るラトナ。その瞳に反して、彼女を見つめる主人の眼差しは暖かい。2人の気持ちの揺れの描写が丁寧で、心地いい。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.9

毎日は長回しの映画のよう。白黒の日々を送っているようにみえても、クレオの生活は着実に変化している。朗らかに儚げで、決して怒りを見せない彼女の世界は、きっと優しげな色たちで彩られてるんだろうな。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

気高くて孤独な黒人ピアニストと、家族想いで荒くれ者のイタリア人用心棒。すべてが異なる2人だけど、それぞれにそれぞれの信念があって。互いを認め合ったからこそそこには絆がうまれる。彼らの邪気のないまっすぐ>>続きを読む

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