すぽんてぃにあすさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

すぽんてぃにあす

すぽんてぃにあす

映画(1743)
ドラマ(0)
アニメ(0)

パパの木(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

美しく雄大な1本の木を通し、突然父親を亡くした家族の心の葛藤や再生を描いた感動ドラマ。

自然豊かな背景をベースにした家族の絆。
父親という存在がいかに大事であるか分かる。

ジャケットで十分映えてい
>>続きを読む

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.5

サイモン・ペッグを主演に迎えたSFコメディ。

予告でかなり期待値を上げてしまった記憶があります。
コメディ俳優のサイモン・ペッグはやっぱり安定、でも色々と物足りなかったかも。

笑えることは笑えるし
>>続きを読む

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ユダヤ系ポーランド人のピアニストである「ウワディスワフ・シュピルマン」が第二次世界大戦中に体験した記述を映画化した作品。

名前だけはよく聞いていただけに興味はあったけど、タイミングが合わずやっと鑑賞
>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

-

角田光代のベストセラー小説を映画化。

井上真央、永作博美などの好きな実力派揃い。
しかしテーマが重く、取っ付きにくいテイストが入り込みにくい要因になっていた。

難しいテーマだからといって蔑ろにした
>>続きを読む

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

盲目の少年を軸とした、ひと夏の淡い青春ドラマ。

ブラジル発、繊細で透き通るような瑞々しい青春。
盲目の少年レオナルドと、その幼馴染の少女ジョヴァンナ、そして転校生の少年ガブリエル。
この関係性が行き
>>続きを読む

スタンドアップ(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

1988年に起きた、世界初となるセクシャルハラスメント起訴を題材とした作品。

実話ベース。
ミネソタ州の炭鉱を舞台とした、セクハラと戦った女性を描いている。

この手の内容は中盤までは覚悟が必要なや
>>続きを読む

13日の金曜日(2009年製作の映画)

3.0

13日の金曜日シリーズのリブート・リメイク作品。
オリジナルの1作目から4作目が丸ごと楽しめるとのこと。

詰め込んだ割にはって感じ。
ワンパターンだけどそこそこ楽しめるのだから、それはそれでシリーズ
>>続きを読む

過去のない男(2002年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

フィンランドが誇るアキ・カウリスマキ監督によるコメディ映画。
アキ・カウリスマキ敗者三部作の二作目となる。

主演がリーアム・ニーソンに似てるなぁなんて思ったけど、「かもめ食堂」にも出演していた方だっ
>>続きを読む

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

2017年、モスクワ国際映画祭メインコンペティション出品作品。

観た経緯はロケ地がまさに今住んでいる土地だったということ。
使われたのは終盤だけだったけど、まあ嬉しいものはあるよね。

薄い味の飲食
>>続きを読む

幸せのちから(2006年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

1981年のサンフランシスコを舞台に、とある男の半生を描いた物語。

ウィル・スミス主演、そして息子のジェイデン・スミス初出演作品。
当時は親の力で出演したのかいって思っていたけど、ちゃんと観てみたら
>>続きを読む

モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「チェ・ゲバラ」が医大生だった頃、先輩の放浪化学者と共に南米旅行した際の出来事を映画化した作品。

予備知識なし、想像と全然違っていた。
そもそもチェ・ゲバラを聞いたことある程度。
彼についてもう少し
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

デンゼル・ワシントン主演で贈るアクション映画の続編。

前作の良さはどこへ?といった感じ。
別に悪くはない、普通にアクション映画として楽しめる。
でも、所詮は普通。ひっくり返してもそれは変わらない。
>>続きを読む

街のあかり(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アキ・カウリスマキ敗者三部作の完結編にあたる作品。

監督が描くフィンランドの日常は常に面白い。
文化や設備をさり気なく演出してくれる、毎回何かしらの発見がとにかく美味しい。

敗者の中の敗者。
コメ
>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「シックス・センス」に続く、シャマラン監督とブルース・ウィリス主演で贈るサスペンス映画。

予備知識なしに観てみたけど、導入から好き。
終始安心感、無駄のない配慮の行き届いた内容だなと感じました。
>>続きを読む

いぬやしき(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「イブニング」で連載していた奥浩哉による漫画を実写映画化した作品。

原作は少し、アニメ化は知らなかった。
キャスティングは可もなく不可もなく、足を引っ張られる感はなかったので良かったと思う。

邦画
>>続きを読む

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラッセ・ハルストレム監督の名が世間に知られるきっかけとなった作品。

一歩間違えれば変態映画、だけど少年の思春期を様々な登場人物を絡めながら描いたユニークな作品。

幼い頃から「自分はマシなほうだ」、
>>続きを読む

アメリカン・レポーター(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

アフガニスタン紛争地域で悪戦苦闘するルポライターの実話を元に描いた異色の戦場アクション。

実話ベースということですが、どこかで観たことのあるような内容、既視感に視界を狭められる感覚。
特色が個人的に
>>続きを読む

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

フランスの漫画を原作とする、才能豊かなバレエ少女が挫折や葛藤に悩まされながらも成長していくヒューマンドラマ。

見どころはやはり、主演を務めたアナスタシア・シェフツォワ。
美しいだけではない、バレエも
>>続きを読む

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・ジェームズ・ウォラー原作の小説を、クリント・イーストウッドがプロデュース及び監督、主演まで務めた作品。

クリント・イーストウッドとメリル・ストリープ、共に成熟し気品に満ちた素晴らしい演技で
>>続きを読む

レッド・ダイヤモンド(2016年製作の映画)

2.5

ブルース・ウィリスに釣られた。
批評家レビュー支持率0%の問題作。

クライムアクション映画。
無味乾燥なオープニングに始まり、最後までずっと無でした。
ブルース・ウィリスを使うまでもない、駄作の中で
>>続きを読む

デッドゾーン(1983年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スティーヴン・キングの小説を映画化した作品。

主演のクリストファー・ウォーケンが良い。
黄昏てる表情も、鬼気迫る立ち振る舞いも。
観たことある作品の中で結構若い頃の彼でしたけど、いつの時代でも静かに
>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

1970年代のブダペストを舞台に、恋した相手が次々に殺される奇妙でポップなファンタジーラブコメディ。

思い出しレビュー。
めちゃくちゃ個性的な作品だったなぁって記憶媒体に植え付けられていますが、スト
>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

クリント・イーストウッド監督が手掛ける、2015年8月21日に起きた「タリス銃乱射事件」を題材にした伝記映画。
キャッチコピーは「その時、3人の若者が乗ったのは運命の列車だった。」

内容を全く把握し
>>続きを読む

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

1964年、ミシシッピ州フィラデルフィアで起きた事件を題材にした物語。

なんて胸糞の悪いオープニングなんだ、なんて思っていたらフルで胸糞でした。
しかし有意義な内容、こんな酷い話が実話ベースだという
>>続きを読む

リムジン ~余命60分~(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

究極の密室を舞台に、命懸けの脱出劇を描くシチュエーション・スリラー。

「ソウシリーズを生んだスタッフが仕掛ける、究極の謎とスリル!」
このテロップに釣られたわけではないけど、手掛けたではなく生んだっ
>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ザック・エフロン主演で贈る、ロマンティックコメディ。

360度どこからどう見てもイケメンすぎのザック・エフロン!
ビジュアルだけでお腹いっぱいになれました。
あの頃よもう一度、そんな内容ですが、過去
>>続きを読む

キッズ・レボリューション(2014年製作の映画)

3.1

魔法のパンツを手にした少年が人生最大の危機に直面するファンタジー作品。

魔法のパンツ、なんか斬新で奇抜そうな内容ではないか。
まぁ子供が主役だし、それらにファンタジーさをいかに溶け込ませるかだろうな
>>続きを読む

陽のあたる教室(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

リチャード・ドレイファス主演、30歳にして高校の音楽教師になった男の長きに渡る教師生活と家族の物語。

教師になれば時間に余裕ができるなんて誤った考え方だなぁなんて始まりでしたが、彼が次第に音楽教師と
>>続きを読む

キュート・リトル・バニーズ(2017年製作の映画)

-

TSUTAYAプレミアムの無料ので見つけたやつ。

すみません、飛ばし飛ばしで観ました。
卑猥でお粗末なCGで訳分からん設定。
それも振り切ったほどではないから、ブービー的な中途半端な駄目さ、それはそ
>>続きを読む

奥さまは魔女(2005年製作の映画)

3.3

ニコール・キッドマンが魔法のない普通の恋愛に憧れて人間界にやってきた魔女を演じる、ロマンティックコメディ。

ニコール・キッドマン主演のロマコメ。
お相手がウィル・フェレルということもあり、残念ながら
>>続きを読む

インビジブル 暗殺の旋律を弾く女(2018年製作の映画)

3.0

盲目のピアニストの女性と、とある大きな組織が絡み合うサスペンス作品。

盲目の女性、飛び降り自殺。
上質な雰囲気を漂わせながら、面白そうな素材は確かにある。
ただ、想像していた以上に伝わりにくい内容。
>>続きを読む

泥棒役者(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

関ジャニ∞の丸山隆平が映画単独初主演を果たしたコメディ映画。
元お笑い芸人の西田征史が手掛けた演劇作品を映画化したもの。

ほぼ限られた空間で演じられる、演劇とあまり大差ないのかものと感じざるを得ない
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

映画の常識を覆すサプライズスリラー。

キャッチコピーは名ばかりではない。
当たり前と思っている知識があればあるほど、巧みな仕掛けに惑わされるのではないだろうか。

人種差別的な内容に向かいそうなのに
>>続きを読む

想いのこし(2014年製作の映画)

2.5

岡本貴也の「彼女との上手な別れ方」を原作とする作品。
原作とは違って視野の広い愛情をテーマにしていることから、今のタイトルに変更された。

原作とタイトルがかなり違うように思えますが、内容自体の再現度
>>続きを読む

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実話を元に描かれるクライム系映画。
ニューヨークの暗黒街に蔓延る麻薬ビジネス、それらに関わる男達の物語。

ラッセル・クロウやデンゼル・ワシントン等の豪華キャスト。
テーマも麻薬ビジネスというアメリカ
>>続きを読む

孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ロッテルダム国際映画祭をはじめ、各国の映画祭で高い評価を得たコメディドラマ。

妻に先立たれた初老の男と、言葉も過去も持たない男。
オランダの田舎町を舞台に繰り広げる、ユニークかつ静かな物語。

癖が
>>続きを読む