motoietchikaさんの映画レビュー・感想・評価

motoietchika

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2018/01/01〜
現実逃避の手段として映画が優秀すぎて困っています

映画(276)
ドラマ(19)

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.8

むちゃくちゃ『ラ・ジュテ』のまんまで笑った。

作中でヒッチコック『鳥』が流れるんだけど、その直後のカメラワークが完全にヒッチコックになるところがエモ。ズームアップ×ズームアップ。

夢で見た体験と現
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.7

戦うスカヨハ。
アベンジャーズでの最悪なキャプテン・アメリカの印象が強かったけどだいぶイメージ回復した。MCUでかなり面白い方。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

雪の冷たさと暴力にあふれた傑作。中盤まで地味な家族・文化のドラマをメインに展開するけど、見所はたくさんある。
スノーモービルの速さと迫力だけをただ見せるだけの移動シーンがダラダラ続いたりするところが最
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

2.5

あまりにもトボけた映画でひたすら退屈だった。悲しかったのはアクションも最悪に近かったことで、これが本気でプロが作った映像なのかと思うとかなり悲しくなった2018……。

ここがひどい
・さすがにシナリ
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プロジェクトA子(1986年製作の映画)

3.5

クリィミーマミみたいな先生が出てくるエロコメアクション。おたくが作ったおたくのためのアニメ。
作画がすごいけど、アクションの挙動ひとつひとつが予想を超えてくるところに快楽がある。ぶっ飛んだアクションだ
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バートン・フィンク(1991年製作の映画)

4.1

ホテルが舞台で、シャイニングよりも作家の「書けない苦悩」が生々しいサスペンス。
憧れの大作家が腐って飲んだくれてるのに落胆して、その美人秘書と寝るくだりが最高。

隣室の大男とレスリングするのほとんど
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.3

ポーランドのピアニストが弾くショパンと戦争。道端の腐った死体、泥の匂いを描いてる。

ユダヤ人であるシュピルマンは迫害されるが、ツテを辿って色んなところで匿ってもらうのだけれど、匿ってくれる人たちにも
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.9

人物の「顔」が大好きなカサヴェテスらしい顔芸映画。甘いフォーカス、カメラをピンクの風船が覆う一瞬とか変なところでツボる。

人間、人間関係のバグをコメディなのかシリアスなのか分からんようなスレスレのと
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劇場版 K MISSING KINGS(2014年製作の映画)

3.4

最悪なパンチラアングルは誰に対するサービスなんだ……気休め程度に挿入されるギャグ(杉田)は一体……みたいな気持ちでいたけど後半は否応なしに盛り上がる。

尊やシロがいなくなった、1期のあとの物語。タイ
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.2

MCUで一番微妙だった……。
実はマイティ・ソーってセカイ系なんじゃないかと思うんですが、世界規模の大問題と人間ドラマとしての小問題がかなりごちゃついていて散漫すぎる。要素多すぎ……特に前半。そのくせ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.5

いわゆるアメリカンニューシネマのロードムービー。バディもの。とだけ言えば他にプロットで特に語るようなところもないのですが、ふらふら旅をしている場面だけでけっこう楽しい。

ラストの高速カットバックはエ
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自虐の詩(2007年製作の映画)

3.7

昭和の共依存を味わえる映画。
ベタベタなヒューマンドラマ……なんだけど、幸江の過去が参照されるところがこの話のキモで、そこから一気に物語が深まる。そこは一つ抜きん出ている。

女性の困ったような誤魔化
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黒い罠(1958年製作の映画)

3.8

汚職警官オーソン・ウェルズVS正義のメキシコ捜査官。
普通に面白いけど、思ってたほど尖ってなかったな。

プロットはベタだけどジリジリ敵を追い詰める緊迫感と、追い詰められて大胆な攻撃を仕掛けてくる派手
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未来のミライ(2018年製作の映画)

4.0

子供の想像力と共感能力。"庭"から始まる空想冒険譚の豊富なイメージに身を委ねる作品なので、断片的な思い出話に個人史を参照させられて思わず少し泣いた。「子供ってすごい!」という細田守の思いが画面に満ちて>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.5

なんだろう、この身体と心が噛み合わない歯がゆさは。それらを切り売りしてまで生きてゆくことの哀切よ……。
舞台挨拶で主演の安田顕さんが「ガツンと鈍器で殴られたような」と形容していたけど、それが的を射てい
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.6

壁を弱くノックする音。切々と響く空虚な音。
北九州サーガ第2作。過去のバスジャック事件の生存者である兄妹、元運転手の静かな交流。過去のトラウマからの癒しと再生。
主役3人の視線がずっと過去しか捉えてい
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.6

切り刻まれる身体、調理台の上での援助交際。オナモミの棘のモチーフ。要素の使い方が綺麗で、最後まで整ったパズルのような物語だった。でもそれ以上の何かが欲しかったかもしれない。
殺人を心の拠り所とするとい
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

3.5

UBWのTVシリーズよりも圧倒的にいい作画。せっかく作画いいんだからエフェクト5割くらい大人しくさせて見せて欲しい。

士郎が弓道部辞めるって出てったとき、慎二がむちゃくちゃ切ない顔で士郎の背中を見送
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

4.0

エッチすぎて頭おかしなるわこんなん
統失キメキメパラダイス

チェシャ猫の縞模様がリボンになって消えるところ、近藤聡乃アニメーションみたいだった

パビリオン山椒魚(2006年製作の映画)

4.2

動物国宝のオオサンショウウオの真偽をめぐる誘拐事件に、レントゲン技師(オダギリジョー)が巻き込まれる。「レントゲンを撮ってくれ。本物なら背骨に治療痕があるはずだ」
レントゲン技師を主人公にして、オオサ
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.7

誰もが苦しさを抱えている~とか歌ってるEXILEの主題歌が素っ頓狂すぎて、実はこれが一番の悪趣味だったのではないか

やってることは『エレファント』だけどマインドとしては『ファニーゲーム』。生徒の髪を
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311(2011年製作の映画)

2.8

取材スタッフ一行の表情とか、準備不足でタイヤのパンクに対処できなかったくだりとか、正直かなり不快だし蛇足では。大半がそういう映像なのでストレス溜まる。
ぶっちゃけただの無神経な墓荒らしだし、墓を荒らし
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.6

男女の因縁、婚姻をめぐるゴシックホラー。
この頃既にデルトロは「女性」を描く視点に優れているなと思う……。
作風はまったく違うけど確かに『シェイプ・オブ・ウォーター』に繋がっている

あと良かったのは
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新宿スワンII(2016年製作の映画)

2.8

園子温、間違いなくほとんど関わってないだろこれ

ストレンジャー(1946年製作の映画)

4.2

ナチス残党狩りの攻防を描くフィルムノワール。
バチバチのライティングとカメラワークが快感。ほんの少し顔の角度を変えれば表情が見えなくなるギリギリのところに、人物の内面への希求が生まれる……気がする……
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男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.6

今回は山田洋次が脚本のみで、監督は森崎東。亭主関白をさも当然の美徳であるかのように語る場面がキツい。時代が違うので仕方ないにしても……。というわけで相変わらず寅さんがウザいが、やはり脚本はいい。

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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.7

虚無と混沌を体現した映画。決定論とか運命論によって支配されたディストピアもの、という印象。
「自宅でだったら仕事の生産性も上がります!」って上司に文句言った割に、自宅でエロコンテンツに耽って全然仕事し
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砂の器(1974年製作の映画)

4.3

先日亡くなった橋本忍脚本(山田洋次と連名)、松本清張原作の社会派ミステリ。ミステリと言うよりは「地道な捜査」といった方がたぶん正しい。ほとんど手がかりのない状態から可能性を絞り込んでいく過程は地味だけ>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.7

アイアンマンシリーズのひとまずの決着。
前半があまりにもすっとぼけた展開ばかりでハァ?って感じだったが、中盤以降のスーツなしで戦うスタークさんは1作目を彷彿とさせて激アツ。そこからラストの大戦闘のアク
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女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.7

『愛のむきだし』サソリの元ネタ、女の恨み節がアツい
睨み上げる目つきの鋭さがいい

ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.9

これは面白い。そしてしんどい。
米ソ冷戦期にアメコミヒーローが現実に存在したら……という改変歴史SF。
本物の超能力を持っているのはDr.マンハッタンただ一人で、あとのヒーローは普通の「腕っぷしが強い
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続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.8

むっちゃ面白いんだけど寅さんが嫌いすぎてしんどい

ゾンビ/ディレクターズカット完全版/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビ映画定本にして殿堂。というわりにゾンビ映画ほとんど知りませんが。しかしゾンビにパイ投げしまくるみたいな展開があるとは思わなかった……!
想像以上にコメディ色が強く、それによってより怖さが引き立つ
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天使(1937年製作の映画)

4.2

不倫もの。人妻マリアがパリへ旅行し、一夜のアバンチュール。
そこで知り合ったホルトンという男は素性のわからぬマリアを「天使」と呼び、夢中に。

二人思い出のレストランではバイオリニストが二人のための曲
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間諜最後の日(1936年製作の映画)

3.6

ヒッチコックのスパイ映画。わちゃわちゃ諜報してるけどそれに何の意味があるのかおそらく彼ら自身よく分かっていないし、戦争が終わってしまえば「あの暗殺はなんだったんだろう」ってなるような悲哀がある。

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