チブ夫さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

チブ夫

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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

2.9

麦ちゃん目当てです。
ここまで何の感情も呼び起こされない青春回想モノは初めてです。

愛の渦(2013年製作の映画)

3.1

麦ちゃん目当てです。
窪塚がこれまで観た中で1,2を争う決まり具合で君臨してた。ちょい役どころではない。

ラストが予想外に良かった。途中観るのしんどい時間が少なからずあったけど、救われた。

ANIMA(2019年製作の映画)

-

引力。
ぼやけたスクリーンで永遠に流したい。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.5

敢えて点数を付けるとなるとアレだけど、なんだかんだで岡崎京子作品映像化は楽しい。良くも悪くも、魅せることに全力。

かつてはあなたの近くにも「チワワちゃん」はいたのかもしれないね。

母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

こういう映画を観ていると、もしかしたら自分にも、何かしらの合図で爆発してしまうような凶暴性が秘められているのではないかという恐れを抱く。同時に自戒を促されているような気にもなる。
何が起こるかわからな
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.3

民主主義であろうが何であろうが、市井の人間が社会の仕組みを変えるのはどうにも難しい。ならばまず自分が変わろう。助け合える人間になろう。
荒んでばかりじゃ良いことないなと、観る度に再認識させられる名作。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

40年に及ぶスカイウォーカー一族の物語。老若男女が見守るスクリーンでそれは幕を閉じた。タトゥイーンの夕陽は変わらない。銀河は守られた。
けれどきっとまた、新たな物語の始まりを告げるファンファーレは鳴り
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.1

デニーロとジョーペシの見つめ合い。パチーノの恫喝。銃声、煌めく閃光。マフィアのレガシー。スコセッシのレガシー。

誰にだって、いつかは終わりの時が来る。そんなことはわかっている。だけどデニーロ、哀愁の
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麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.1

全自動麻雀卓が登場したかと思えば、画面の中の相手と、いつなん時でも麻雀を打てるようになったこの時代。しかしこの娯楽は、技術が発展すればするほど、昔ながらのスタイルの面白さ、奥深さの方が増していく。>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

伝説的なシーンは言わずもがな様々あるんだろうけれど、ジャックが柱の影に隠れたまま長回しの末に男を急襲する場面、あれが一番印象に残り続けている。音づかいが常々良いからこそあの無音の場面での緊迫感が引き立>>続きを読む

王様になれ(2019年製作の映画)

3.1

バスターズのための映画。さわおを物語にあれだけ干渉させるのであればもっともっと荒ぶるさわおが見たかった。
ライブシーン、スクリーンでも迫力は満点だけどやはり波動は生でなければ体感できないんだなと再確認
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

飄々とした顔では観ていられない。ヴィラン誕生の前日譚という枠には到底収まりきらない強烈な作品がこの時代に生まれてしまった。ホアキンに拍手。

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.9

漠然とした感想しか出てきそうにないけど、現代映画の目指す場所ってここにあるんじゃないかなと感じた。音楽や技法もそうだけど、若者の悲喜こもごも、そのリアルさが自分にはグッときたし、万人にとってもそうだと>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.1

キングスマン同様、2作目を観てから気づく1作目の偉大さ。次回作は盛り上がる予感がすごくするけれど、シリーズの2作目というのは単にステップとして存在するだけではいけないし、1作目を超えんとする面白さが必>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.1

遠回しに成長を描こうとしている雰囲気ではあったのに、なんとも勇み足な印象。
グレタガーウィグの振り切れ具合を楽しむことだけに注力してしまった。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

混沌とした時代を、手を取り合い生きていく。映画スターも落ちぶれ者も、ヒッピーも兵隊も、誰かを求め誰かに必要とされながら生きていく。
この人の映画にしては不思議なほどドラマチックに人を掘り下げていくし、
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ラルジャン(1983年製作の映画)

4.5

生き方というのは本来、その権利がある限りは自ら決定し、また変えていくことができる。それなのに未来はおおよそ、先行きの見えない前途多難なものに感じられる。なぜだろう。

未来があるだけ恵まれているという
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「アベンジャーズ」としての潮流を保ちつつもこれまでのスパイダーマン作品が紡いできた歴史も感じさせる作りですごくよかった。ただでさえあの超大作に続く作品であり、フェーズ3の締めくくりを託された責任重大な>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

愛する人の父親がヴィランというサムライミ版スパイダーマンと実に似た設定に好感。かつてはこの境遇が悲劇を招くこととなったが、本作における「親愛なる隣人」は違った結末をもたらした。

大いなる力には大いな
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.7

東洋のヒーローが遠く西洋の悪を打ちのめす。ブルースリーが主演に加えはじめて監督・脚本を務めていることから、何としても自らの手で完成させたかったストーリーなのだということが伝わってくる。

本作のハイラ
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.3

前作に比べカンフーシーンが増加し、ヌンチャク・怪鳥音などの代表的な要素もお披露目されたものの、主人公の魅力やストーリー構成の面白さは正直半減したような印象。
少々無理矢理な世界観も目と耳に馴染むまで時
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

4.1

ヒロイズムを知りたくて。尋ねるはブルースリーのドラゴンシリーズ第1作。

母との誓いを胸に、冒頭から「暴力反対」の姿勢を示し続ける主人公。そんな中巻き起こる理不尽で凄惨なリンチの数々。次々に殺されゆく
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.5

幼少期何回観たかわからない、ラストだけがとにかく印象的な旧3部作最終章。ジャバザハットのくだりも森の月のくだりも楽しいが、最後なんだからもっとスペースオペラをくれ、そんな最終章。
最後の最後の宴のシー
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.9

あの名曲、そして名言の数々が一挙に押し寄せる、中間作にして見所が多すぎるこれまた伝説的な一本。
ルーク&ベイダーの対峙はもちろんのこと、ソロ&レイアの関係性も物語の中で同時並行的に急展開を見せるため、
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.7

EP3のラスト+ローグワンのラスト、これらを踏まえての冒頭シーンとタトゥイーンの夕日。これだけで感慨深さが閾値に達してしまう。
時代を超えたシリーズの大円環、その繋ぎ目であるところの冒頭シーンを半世紀
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.9

映画としてのクオリティが云々の前に、スターウォーズシリーズの中の1ピースとしての重要性が高すぎる。EP3と4を繋ぐということはそれつまり最重要ストーリーなのでは?と鑑賞後思わずにはいられないほど。エピ>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.6

当時10歳。自身初のスターウォーズ劇場鑑賞はそれはもう衝撃的なものだった。EP4~6で立ちはだかる、悪役美に満ち満ちたダースベイダー。いかにして彼が誕生したのか、その瞬間を目撃するべく家族共々楽しみに>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.4

ルークとカイロレン、彼らの過去であったり其の人たる背景がメインに据えられていたように感じるが、その中身には釈然としない部分が極めて多かった。しかしながらカイロレンというキャラクターの重要性が確立された>>続きを読む

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.8

高2の時ぐちゃぐちゃに泣かされた思い出の作品、新作公開を機に再鑑賞。1&2とは明確に異なる展開で帰結していく予想外の出来栄えに、当時は驚きと感動を抑えられなかった。そして改めて観ても、やはりジョシュブ>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.9

多くの人が苦言を呈しそうな、呆れるほどに利己的な人間像はまさしく負の遺産を生み出し続けてきた人類のメタファーであるが故に、その一連だけを見て映画全体を批判するのはあまりにも見当違いと言える。
日本製ゴ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

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語り尽くせるはずがない。以下、思い思いのキャラクターレビューです。ネタバレをもろに含みますが、時間のある方だけご覧ください。







アントマン→下馬評通り、今作の最重要キャラの1人となった
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