mochizさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

いやすごい発想。
冒頭、海から虹がガンと伸びるすごい景観で始まるが、誰もそれを見もしない日常風景なのがわかる。
友人だった人と距離を取りたいとき、街ならなんとかもっとやりようがあるだろうがここでは難し
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

意外にもなかなかにサスペンスフルであった…。
総じて面白かった。

田舎の美しい立派な映画館
程々にユニークで優しい従業員達(館長は最悪)
そこにやってくるハンサムな黒人青年が、主人公の中年女性の心に
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ボストン・キラー:消えた絞殺魔(2023年製作の映画)

2.2

この頃の女性が好きな仕事を続けるには家事もしっかりこなさなければならず、苦労が多かったことはわかるが(夫も時代的には理解があるが、食事を作るには至らない)、絞殺魔とのテーマのバランスが微妙で、どっちつ>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

かわいそすぎるから★0!
でも最高すぎるから★5!

3Dメガネもくもるっちゅーねん

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

妹ちゃんがスリムすぎて猫ちゃんにしか見えない。それはそれで萌だが。

ボーズマン追悼には敬意を評したいし、皆の涙がリアルで悲しかった。
ティ・チャラ王の直系を残したい気持ちもわからんでもないが、物語と
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.4

ナタリーポートマンは肉体改造が素晴らしい。
でもバトルロイヤルのほうが面白かったなー

アルピニスト(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

手汗出まくり…!

しかし、無謀無茶ではなく、嵐では断念して下山もして慎重である。亡くなったのも同行者のいる下山中の雪崩事故だった。

ADHDと診断されたというのは納得だ。好きなも夢中になれることが
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ドアマン(2020年製作の映画)

1.8

あずみのカメラワークは健在笑
ジャン・レノの登場がもったいぶってて笑った。

ルビー・ローズはまぁ可愛かったが、全体的に演出がチグハグで、見づらかった。
あんだけ少女推ししといて最後は姪でなく甥のほう
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

マッツがいつ踊るのかいま踊るのかとジリジリした笑
一番最後でした。

連酒と量に気をつければ、ほどほどは吉。コントロール大事。ってことだろうか。
やる気がでた先生の授業はたしかに楽しかった。

デンマ
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愛と闇の物語(2015年製作の映画)

2.7

母親が壊れていく過程を息子(作家アモス・オズ)が繊細に観察していたのがよくわかる。理解しやすく上手くまとめていると思う。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.3

まぁ、新旧懐かしかったけど、話があっちゃこっちゃしたかな。でも前作より面白かった。
結局"ワールド"は"パーク"頼りだったけど、パークの恐竜はDNAをトカゲで埋めたから羽毛がないという説明をしたうえで
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ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

4.0

ものすごい辛抱強い人である。
そして原告側に敬意を感じさせる作りが良い。
飽きずにみられたし、映画化の意味にも賛同できる、良作だと思う。


企業側への恐ろしさと腹立たしさはもう書ききれないが…、血液
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大いなる勇者(1972年製作の映画)

4.1

意外な展開で面白かった…!
出来事はめちゃくちゃドラマチックなのに、大自然ロッキーの大きさの中では小さいことで淡々と経過していくのがよく現されていた。


ジェレマイア・ジョンソン?まだ山にいるさ…的
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.3

面白かった〜
妹の気の強さがとても良いが、お兄ちゃんにもそのボーンはしっかりあったわけだ。子供たちが力を合わせてスッキリ!
親父はけしてほめられないが、男手ひとつで実は子供のことをよく見ているし、妻を
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.7

恐るべきドンキ・ホーテ・デ・ラ・マンチャ病…!
ジョナサン・プライスもアダム・ドライバーも素晴らしい。


悲願の完成作、面白かった!

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

1.0

これはひどい笑
予告のシーンで予算が尽きたのか…?と思わせる後半のちゃちさ加減。
チャーリー役の子も良くはないが、戦犯は彼女ではない。

レインバードを推したい気持ちはわかるが。

ザ・マミー(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

そして少女はタイガークィーンになった…!

現実とおばけのマリアージュがもう…
現実の厳しさのほうが強いので、おばけはあくまでも少女の空想の域からでない。むしろなごみタイムですらある(モロ君とか)
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

『グラン・トリノ』が御大の最後の西部劇にならなかったのは喜ばしいことだ。
しかもハッピーエンドでほっとした。
役柄的にちょっと高齢すぎやしないか…とも思わなくもないが、そんなことは良いのである。
(主
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ベルファスト(2021年製作の映画)

2.5

ベルファストの歴史に詳しくないのでしっかり理解できなかった気がする。
鑑賞して知るきっかけになった。

ワイルドキャット(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとー!一頭目に悲劇があるなんて聞いてないけど!!!!号泣
オセロット、余りにも凶暴に可憐…!
猫飼いには堪らない…だから辛かった…人物に胸を打たれるより先に堪えた。。

冒頭、PTSDを抱える退
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと人物の見分けがつきづらい。図らずも"西洋人が見る東洋人=顔の区別ができない"が追体験できてしまう、というのが一番の感想であった。
(谷口ジローの元画を見てみたが、描き分けはできていると感じる。
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.2

罪がなく笑える、息抜きにピッタリの一本で満足。主演二人も余裕たっぷり、ブラピ使いも最高であった。

予告の感じから、作家の創作を真実と思い込む狂人に巻き込まれるのかと思ったら、作家は考古学者くずれで著
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

2.6

たまたまテレビ放送で見たが、最後まで集中させるほど結構面白かった。
ちょいちょいトトロ入ってるのが笑

RUN/ラン(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

善良な郵便配達員トムのとばっちりが酷い

主人公は車椅子アスリートかと思うほど操作が上手いなと思ったら、リアルに足の不自由な方らしい。

ゆれる(2006年製作の映画)

2.2

香川照之が絶妙にザラつかせるのが上手いが、長子である自分としては不愉快が勝り、で?であった。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.0

単調なカット割り、高揚のない展開と演出の繰り返しで心底辟易。たしかにスラリとしたウルトラマンは素敵だったが退屈が勝ってかき消されてしまった。
プラスはさすがのメフィラス星人・山本耕史、「ジュワッチ」が
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罪の声(2020年製作の映画)

3.1

原作者がグリコ森永事件の"声"に使われた子どもたちに思いを馳せたことに共感する。
自分も鈴木松美さんの話などに恐怖を感じたのを覚えている。

同じ事件をモデルにした高村薫原作の『レディ・ジョーカー』は
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ザ・ゴールドフィンチ(2019年製作の映画)

3.6

原作が良いためか酷評らしいが、原作未読の自分には充分面白かった。
絵画『ゴシキヒワ (ファブリティウス)』と重ねた物語がドラマチックだ。

子役が皆良くて、大人になったときにちょっと寂しかった。
とく
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