仁さんの映画レビュー・感想・評価

仁

夏、至るころ(2020年製作の映画)

3.6

これくらいの温度の青春が一番心地いい。

『台風クラブ』をもう一度観たくなった。前観た時は全然分からなかったけど、今なら。

楽園の瑕 終極版(2008年製作の映画)

3.4

なんだこのオールスターキャストは...!!しかもこれだけスターを集めといてすごく繊細な話やってる。

青すぎる青空と砂漠のコントラストに滲み出るウォン・カーウァイを感じた。眠たくなったのはレスリーの色
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男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い(1990年製作の映画)

2.9

あまりいい評判を聞かなかったのでかなり後回しにしていたが、ようやく観賞。噂通り前二作からはだいぶ落ちる出来で残念。

何よりモッサリしたガンアクションにジョン・ウーの不在を大きく感じた。独特のハッタリ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.4

元がそれだから当たり前なんだけど、演劇っぽさがちょっと苦手だった。
分かりやすいカタルシス、パワーがあり過ぎる感じ。
もし生の舞台で観たら受け止めきれる気がする。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.1

すごく静かだけど。
すごく静かだけど、秘めた気持ちは外の世界に向いていた。なんだか下町を歩きたくなる。できれば晴れた日に。

意地でも寄りのショットを見せない、しかし決まりすぎた構図でもなく、ひたすら
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.8

ずっと北川景子の演技に違和感があった。感情の入った演技は良いけど、平場での話し方がまるで演劇のような発声で浮いている。結局一度も話にのめり込むことなく終わった。

多すぎる音楽も没入を阻害する。別に感
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カリスマ(1999年製作の映画)

3.8

相変わらず「はぁ?」ってなるし、いくら行間を読めと言われても限界がある。せめてもう少しヒントを提示してほしい。まだ『CURE』の方が理解出来る。

だけど、黒沢清監督が生み出す緊張感には正直病みつきに
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スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

3.7

最高にバカバカしい!!

普通にモキュメンタリーとしての出来に感動した。大真面目にふざけていて、とても設定の上の虚構だとは思えない。色んなハードロックバンドの密着映像見てきたけど再現度があまりにも高す
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

おっさん、安らかに眠れよ...。

いや〜ビョルン・アンドレセン美少年すぎますて。エドワード・ファーロング並の衝撃。おかしいだろ。付いてんだぜ?あの美しさで。おかしいだろ。

もし自分が全てを失った老
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.1

ジム・キャリーのオーバーな演技が苦手で、真剣に見るのを早々に止めてしまった。
ヴァル・キルマー演じるブルースもイマイチ無味無臭というか、淡白。

でも世界観のビジュアルは結構好き。
ゴッサムシティがバ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

あの終わり方の意味をずっと咀嚼してる。今も。

お風呂で背中を流す場面は、あまりにも僕に響いてしばらく頭から離れないと思う。
涙ながらに気持ちを訴える津乃田だけでも大きく心を揺さぶられたのに、それをゆ
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白痴(1999年製作の映画)

2.4

「ボソボソ喋る浅野忠信が出る映画にハズレ無し」と思ってたけど自分にはハマらなかった。
映像のビジュアルや演出、音楽の入れ方、全部に「作り物」っぽいわざとらしさを感じたから。
思い返せば『ばるぼら』を観
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.9

ベトナム戦争を扱った映画の中でも凄惨さが頭一つ抜けてるように思えた。
もちろん戦争はどれも悲惨だけど、ベトナム戦争に触れた時に湧き出てくる暗い感情は何なんだろう。
第二次世界大戦とはまた別の種類の辛さ
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追跡者(1998年製作の映画)

3.7

ロバートダウニーJr出てた!!若い!!!
出演してるとは知らなかったからめちゃくちゃびっくりしたし飛び上がった。
画面に若ロバート映ればもう満足。
カッコイイ。イケメンかつキュートな顔立ちがね、母性本
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.3

今まで観た映画の中で一番タイトルの出し方カッコよかったな...。
画面から滲み出る緊迫感に圧倒された。これがほとんどノンフィクションだなんてとても信じられない。

当時の事情的に昭和天皇の姿は映さない
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失楽園(1997年製作の映画)

3.5

森田芳光こういうのも撮るのか~。

役所広司と黒木瞳の品が無ければ絶対に成立しない作品だと思った。確かにこのキャスティング以外有り得ない。もう二人が喋ってなくても並んでるだけで不倫してるように見えるし
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ヨコハマBJブルース(1981年製作の映画)

3.3

抑えた演技の松田優作はやっぱり良いなぁ。
内田裕也の「ポップコーン」の発音が「Popcorn」でロケンローを感じた。

月光の囁き(1999年製作の映画)

4.2

歪んでる。あまりにも。

正直僕という人間を構成するものが少しだけこの映画には存在した。本当にこんなこと言うのは恥ずかしいけど。

自分の他人に見せたくない部分が凝縮されているような世界だったから、絶
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シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.9

顧問の柄本明がめちゃくちゃ身体仕上がってて爆笑した。あの顔、あの演技でイイ身体してるの面白すぎる。
あと、竹中直人の股間周辺を見ると「陰毛」とはどこからどこまでの範囲を指すのか気になってくるよね。
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ディレクターズ・カット JFK/特別編集版(1991年製作の映画)

4.2

真実を追求する熱に満ちていた。
ケヴィン・コスナーは執念の人の演技がめちゃくちゃ上手い。狂人と表裏一体だがギリギリ正義の人に留まっている。

ストーリーの見せ方が巧みで、クロスカッティングを多用した編
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アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

4.0

ヤクザからお金盗んで逃避行、というシンプルなストーリーでここまで面白く見せれるのがすごい。ポップだった。
本筋に何の関連もない何気ない会話のやりとりが生活感に溢れていてリアル。
どうでもいい言葉のおか
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

1.9

何から何まで安っぽい。
映画というより2時間テレビドラマや。
あとシンプルに面白くない。シンプルに面白くない。

マトリックス(1999年製作の映画)

3.4

もし中学生の時に観ていたら。

もし中学生の時に観ていたら、ロングコートを靡かせ華麗に弾丸を避ける男に僕はときめいただろう。

もし中学生の時に観ていたら、流れるようにパンチを繰り出すキアヌ・リーブス
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.6

月から見た地球がまだ青くないことに感動してしまった。そりゃそうなんだけど。

シーンの繋ぎ方がフェードっぽくて、この頃からそんな発想があったことに驚く。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

前半、地獄みたいな時を過ごした。

サブカル好き同士キャッキャする感じが、目も当てられないくらいイタイ。
サブカル界の神様たる押井守を発見して、「神がいますよ!!神が...!(ニヤニヤ)」と一般人相手
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.7

エグいて!後味の悪さエグいて!
...って、巷のおもんな大学生みたいになったね思わず。こんなん観て寝れないよ。

最近流行りの80'sリバイバルな空気感はやっぱり超クールで好き。
この手の某大ヒットド
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人間の証明(1977年製作の映画)

3.3

うーん...やっぱり時代なのかアメリカ憎しなテイストがあって、ラストシーンも観客の溜飲を下げるために入れたように見える。
お金はかかってるけど感動するほど面白くはない、ザ・角川映画って感じ。

個人的
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.4

もうちょいドタバタ見たかった。
ダサ面白いに後一歩及ばずで古臭い。

最近『魔界転生』とか深作欣二作品をちょいちょい観るけど、今のところどうもダサさを感じてしまって大ハマりはしていない。
迫力のあるシ
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スクリーム2(1997年製作の映画)

2.9

お約束の逆を行くなら主人公でも殺してみては?
前作を使ったメタネタ以外はなんの面白みもない。

スクリーム(1996年製作の映画)

3.5

毒にも薬にもならない、マクドナルドを食べているのと一緒。それなりに楽しい。
メタ的なセリフ多くて笑っちゃう。

パッとつけたCSのFOXムービーでやってたから観たけど、今月で放送終了しちゃうみたいで寂
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パッチギ!(2004年製作の映画)

3.3

全然ノれなかった。井筒監督ほんますんません。
ガッツリ日本人と在日朝鮮人の心の交流を期待していたから、ヤンキーの喧嘩が邪魔に思えてしまった。
ていうか、そういう要素は『ガキ帝国』『岸和田少年愚連隊』で
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

黒沢清、苦手な監督だったはずなのに...度肝抜かれるほどハマった。
肝心な所は説明しないその作家性に対するフラストレーションよりも、背筋のゾクゾクの方が勝った。『クリーピー』観た時はめちゃくちゃイライ
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魔界転生(1981年製作の映画)

3.8

昭和の超絶エンターテイメント。
何から話していいか分からないけど、とにかくお金がかかってハッタリの効いたスケールが昭和。なのに展開は妙にモタついてる感じも昭和。スタイリッシュさの欠片もないが画面のパワ
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パララックス・ビュー(1974年製作の映画)

3.6

突き放すような終わり方...!
映画だからと勝手に爽快なエンドを期待していたが、甘かった。やはり巨大な組織に立ち向かうのは無謀なのか。

シャッフル(1981年製作の映画)

3.6

原作の名の通り、ほとんどただ走っているだけなのに惹き込まれる。
35分という時間はその熱量に押されて観てしまうギリギリのラインかも。
聞き取れないセリフもあったけど、そんなのは良い意味でどうでもいい。

1/880000の孤独(1978年製作の映画)

3.4

主人公を直視出来ないしんどさがある。孤独しんど。

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