KnIさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

あまりにもジョンが無敵過ぎてズルい。
スーツが特殊素材でスーパーアーマー状態、銃弾は頭部を避けていく。これではチート、どう戦おうと面白みを感じない。
Keanu Reeves の年齢を感じるアクション
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バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

社会に対して様々な思いを内包しながら、荒野を車で駆けて行く。
地味さ、渋さが性に合わなかったのが本音。

地獄のモーテル(1980年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

荒木飛呂彦先生の画集 JOJO A-GO!GO! に掲載の[あまり知られてないけど自分はいいと思う映画ベストテン]の第10位。

人を襲ういわゆる「敵側」視点で物語は進行するが、そこに大きく共感したり
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.0

四角の次は三角ですか。
邦題はタイトル歪め過ぎだが。

痛烈な皮肉が今回も爆発。ただ今回の方が分かりやすい気がする。
YouTubeでも観られる冒頭の笑顔の件は面白過ぎる。

Babylon以上の吐瀉
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大量のオマージュとカオス空間、そして家族愛。

アカデミー賞最多7部門受賞。
A24は本当に世相を読む。中国人移民家族が主役。そしてそのキャスト達もここに至るまで様々なドラマあり。David Byrn
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

恐ろし過ぎるぜ、Spielberg。

レンズを通して映像作品を撮る事の、素晴らしさも怖さも同時に教えてくれる。
途中は心苦しくなって、見始める前に想像してたSpielbergのサクセスストーリーとの
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.0

境界線てどこにあるのか、通常と異常なんてどこに違いがあるのか。ずっと思ってる疑問。
Angelina Jolie の存在感エグい。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.5

テーマが複数絡んでて、まとまっているかというとそんな感じはなく、少し散漫な印象は受ける。
ただ映画への感謝や持つ力への信頼をビシバシと感じる。
視覚的に心に残るシーンも多いし、何よりOlivia Co
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

天晴れ박 찬욱。

愛の表現は、人の数だけ多様なんだと再認識。
直接的な映像は無いのに、匂わすその官能さ。
他人にどう思われようと当事者間にある絶対的な関係。
一筋縄では〆られない一見滑稽な2人の関係
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.0

荒木飛呂彦先生の画集 JOJO A-GO!GO! に掲載の[あまり知られてないけど自分はいいと思う映画ベストテン]の第9位。

スチームパンクのような世界観は好み。人間ドラマの希薄さを上回るアクション
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(1959年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

思ったよりかなり良かった。邦題 橋 と、シンプル過ぎる故に埋もれているのではないかと心配してしまった。やっぱり 戦場にかける橋があるからな。

子供達が戦禍に巻き込まれるのではなく、彼ら自身が戦地に赴
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バタフライ・キス(1995年製作の映画)

3.0

恋しちゃったのは、連続殺人鬼だった…⁉︎

女達のロードムービー。とんでもなくぶっ飛んでて共感なんて全くなかったけど、愛が偉大なのはよく分かった。

スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

3.0

アバッキオが好きなんだという前情報入れて観たら色々考えちゃった。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Paul Verhoeven 御年85歳。全く老いを感じさせない作風に、最早元気さえ貰える。

宗教の不確かさもそうなんだけど、男性優位の社会構造に中指突き立てるその姿勢もファッキン最高だぜ。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どうしておじさん2人が仲違いしたのかが重要ではなく、その先のどういう顛末を辿るのかを描いていくのは意外だったし、面白い。

作品内でも示唆されるが、おじさん達の仲違いは内戦をメタファーしてるのは明らか
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

劇場の座席に座って目の前に映し出される世界は、僕らが経験しているあの窮屈な世界でした。

予告編を観て気になっていた本作。
コロナ禍以前に完成していたと言うのは嘘みたいな不思議な話。

新しい価値観に
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ジョーンについて(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Isabelle Huppert はやっぱり美しい。
まさかの展開に驚き。

バビロン(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Damien Chazelle の早過ぎる集大成。

1月末公開のThe Banshees of Inisherin と、The Pink Cloudから始まった、劇場で鑑賞したい新作公開ラッシュの1
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美しき大河/ベルリバー(2022年製作の映画)

2.5

雄大な自然の力にただただひれ伏すばかり。人間はそこに「住まわしてもらっている」

港町マルムスク(2021年製作の映画)

3.0

港町での色々な出来事。
最後は笑顔になれたら良い。

触らないで!(2020年製作の映画)

3.0

ソール・バスみを感じる。
ブラックな美術館での出来事。

ブートレッガー 密売人(2021年製作の映画)

2.5

変化は痛みを乗り越えて。
歳を重ねるほどに、体制の改革の難しさを知るからこそ、主人公の努力や思いが響く。

海辺の女(2022年製作の映画)

2.0

自分の人生が大きく変容しそうな時のその感情は理解できるけど、もう少し早ければ。相手からしたらいい迷惑。

東京の闇(1982年製作の映画)

2.5

正直良く分からなかったけど、モノクロで日本題材にしてこの雰囲気堪らん。(単純)

私たち(2021年製作の映画)

2.0

パリ郊外での人々の生活。
その集合体私たち。

ティタン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

悪ぶりたい、先輩に認められたい。
けど、母親の前で見せる無防備で寂しい気持ちが本当の心。

マグネティック・ビート(2021年製作の映画)

3.0

輝く兄の影で感情が沸々と煮える弟。冷戦下の冷え切った世界に爆発したビートが弾ける。

揺れるとき(2021年製作の映画)

3.5

性と、その愛の方向性は自分の価値基準を超えて多様性の表面化が進む。
潜在的偏見にならぬように自分自身をアップデートをしていかなければ。誰も傷付けないためにも。

ザ・クロッシング(2021年製作の映画)

3.0

油絵で鮮やかに表現される残酷な世界。
時間経過と共にタッチが変わっている。
後世に語られなければいけない、その心意義に感服。

波の間に(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まさかの展開に驚く。
あまり湿っぽくなり過ぎないのは2人のキャラクターの功か。
友達ってやっぱり良いね。