みさんの映画レビュー・感想・評価

み

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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男にとって究極のファムファタールは母という存在なのか。

衝撃的な怪物よりも母親が1番恐ろしい。

母に縛られ、一生逃れることができない。

アリアスターと母親の関係大丈夫そ?

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この監督の作品をまだ何も見たことがないので、作風とかよくわからない状態で見たけど、美術のセンスはとんでもなく素晴らしい。

最後まで面白く見れたけど、娼婦になって自立をする部分は、なんか体を売る女性た
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燃えあがる女性記者たち(2021年製作の映画)

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生まれ持ったカーストによって人生が決まってしまい、弱者が声を上げても弾圧されてしまう、それが罷り通った社会情勢のままなのか。

福田村事件と通ずるテーマでもあると思うけど、インドのカースト制度による差
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JULLAY 群青のラダック(2022年製作の映画)

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この映画でラダックを初めて知った。
監督や撮影した方の話を聞いて、ラダックに根付く利他主義、優しさ、美しい景色、いろいろ見てみたくなった。

虹色の朝が来るまで(2018年製作の映画)

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ろう者とLGBTQというダブルマイノリティーに焦点を当てた点が良い。

そのコミュニティの人たちが集うバーも実際にあることを知れて良かった。

ボクらのホームパーティー(2022年製作の映画)

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後半のホームパーティーが始まってからの和やかだけどどこか不穏も感じる雰囲気から、怒涛の修羅場までの展開が見応えが合った。

真夜中のパーティーも見てみよう

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

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ディストピア映画。

これもジョージオーウェルの1984が題材になってるのか。

どこからがサムの妄想で、どこからが現実なのか、、ラストで一気にわからなくなる。

カリガリ博士のようで、エンドロール
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福田村事件(2023年製作の映画)

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恥ずかしい話、今までこの事件のことを全く知りませんでした。
歴史の授業でも習ってないと思う。
関東大震災直後、井戸に毒を入れたとかデマが広まって朝鮮の人が大量に殺されたっていうのは習ったけれど。

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オオカミの家(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ストップモーションアニメはその芸術性に強く惹かれるからハズレがほぼないと思う。

しかもその表現力、創造性が凄まじい。


不気味でおぞましい、グロテスクだけど美しさもあって悪夢の中に彷徨い続けている
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(2021年製作の映画)

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アリアスターがめちゃ好きそうだなって言うのは伝わった

不気味、奇妙

ストップモーションアニメって奥深い

ひなぎく(1966年製作の映画)

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実験的でキュートで風刺的。

女の子最強。

当時のチェコがどんな社会情勢だったか詳しくは知らないけど、プラハの春の前なのか。
けっこう厳しそうな雰囲気だけど、そんな中この自由で挑戦的な作品を作ってし
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いつの間にかU-NEXTに追加されてた!

鳥たちはあれほんとに殺してたのかな、、偽物じゃなくて本物でやっちゃったのかな、怖くてそのシーンは見れなかった。


耽美、デカダンス、悪魔的、無邪気で残酷。
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジョニーデップとレオナルドディカプリオが兄弟役なんて見たいに決まってるだろということで鑑賞。

家族に対するいろんな感情が優しい眼差しで描かれていた。葛藤とか絶望、憎たらしい気持ちの中にも、愛や優しさ
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

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ビルエヴァンスのアンダーカレントのジャケ写がとても印象的だったけど、あの写真はたくさんのアーティストにインスピレーションを与えていたんだな。


深い悲しみも、罪の意識も、自分だけで抱えていくことはで
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台風クラブ 4Kレストア版(1985年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見れるなんて、しかも4Kで
ありがとうございます、、

なんだかよく分からないけど、自分にとっては強く印象に残る映画です。

残酷で不謹慎で、登場人物みんなに感情移入することがなかなか難しいけ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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みんなすれ違って、寂しくて、裏切ったりしてるけど、結局は自分が進むべき道を見つけて、他人に依存しなくなっていく。独立する。

傷ついたけど、それでももういいやって最後はなんだかさっぱりした気持ちにな
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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これは映画館で見れてよかったなぁ、、

レスリーチャンのはっと息を呑む美しさの女形。

時代に翻弄されながらも、芝居の世界と一体になって生き、愛する人への想いを胸に秘め続ける姿が、気高くて切ない。
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国葬の日(2023年製作の映画)

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国葬が執り行われた日、日本の各地では様々な状況の人が様々な思いで過ごしていたんだ。

私はあの時、どう思っていたかな。
衝撃的な亡くなり方だったから最初はかなり気の毒に思ったけれど、徐々に政治と新興宗
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目の見えない白鳥さん、アートを見にいく(2022年製作の映画)

4.3

今の私に一歩踏み出す勇気を与えてくれるような言葉や考え方に出会えました。

見に行ってよかった。

白鳥さんは優しくて強い。
自分がやってみたいことをもし断られても、「失うものなんてないんだから」と行
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果てしなき情熱(1949年製作の映画)

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笠置シヅ子のブギウギが流れる上映前の神保町シアター場内は雰囲気があって好きだったなぁ

歌がいいけど内容はただイライラした笑

なんだあのみきとかいう男
とりあえず2、3発ぶん殴ろうぜ

自分の名前す
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

社会はオルガの怒りと真正面から向き合わなきゃいけない。
彼女が言うように、孤立し、この世の中に憎しみを持ちながら生きている人はたくさんいる。
それは他人事ではない。
自分は被害者にも加害者にもなりうる
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こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

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原作の永井愛さんの戯曲が面白かったので山田洋次監督作品初鑑賞! でも、うーんちょっと思ってたんと違った。全体的になんか古臭いと思ってしまった。もちろん昭和の親子の絆のお話なんだけれども。

戯曲では父
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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一回見ただけじゃわからなかった〜
でもなんか好き

フレンチディスパッチに比べるとセリフ量は少ないけど、劇中劇スタイルだったのでなかなか頭が追いつかないで、途中ウトウトしてしまった
自分は意味とかすぐ
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生きる(1952年製作の映画)

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リメイク版を観てから見よう見よう思ってやっと鑑賞。

良かった。主演の志村喬の眼の演技がすさまじい。
演出やシーンの撮り方も良かった。
特に生きることと向き合う決意をした瞬間のハッピーバースデーのシー
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんだか胸がギュッとなる映画だった。

プールサイドの父と子の姿はなんだかソフィアコッポラのsomewhereのようだったし、ソフィが年上のお兄さん、お姉さんと遊んでいるときの居心地の悪さ、違和感のよ
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リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

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久しぶりに見たら結構最後の方まで悲しかったけどハッピーエンドでよかった。
リロもスティッチもお姉ちゃんもみんなかわいそう。
スティッチほんとかわいい、、

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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なにも考えずに笑える作品が見たくなり鑑賞。

馬鹿馬鹿しすぎてめちゃくちゃ面白かった〜!

二階堂ふみちゃんすごく良かったな!

舞台パタリロで主役を演じた加藤諒が虐げられる埼玉県人役で出てるのも良か
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これ脳内会議が全くない状態だったらだいぶ味気ない映画だけど、脳内会議があるからこそ結構私は楽しめました!

スコアが低いのでどうかな、、?と思ったけど、個人的には面白かった!
自分の中であんなにいろい
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

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満島ひかりはやっぱステキですね。
お話はうん、まあ適度に笑えてゆるい感じがいい。

こんな脱力系なのに、生きようとする力や意思が強いのが意外。

5年も前のこと延々陰口言われて村八分されるようなクソ田
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿にとってこの作品がおそらく最後の監督作になるだろうから、至る所に今までのジブリオマージュが盛りだくさんだったのかな。
少し寂しい。

下の世界でなら悪意のない澄み切った理想郷を作れたかもしれない
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プール(2009年製作の映画)

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こんなふうにのんびり美しい景色の中で暮らして生きてみたい。

タイ料理はおいしくて大好き。タイもいつか行ってみたい。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

立ち返る映画。

イーニドより年上になっても結局彼女と根本は変わらない。
私は大人になれず取り残されたまま。
彼女の中に自分を見る。等身大の映画。

イーニドは大人びていて、周りのリア充は中身のない馬
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

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原作を最近読んでから鑑賞。
村上春樹作品を最近読み始めて、趣味が良い、おしゃれな人だなぁと。

原作のワタナベくんの口説き文句がなかなかオシャレで好きです。
虎のバターより春の熊の方が個人的にはキュン
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怪物(2023年製作の映画)

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私も誰かにとって怪物の一部なんだ。
淘汰され、誰かを蝕んでいく。
その現実を突きつけられ、胸がザワザワする。

※以下ネタバレあります。






冒頭は安藤サクラ演じる母親に感情移入しがちなのだが
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

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変化をし続けるのがアーティストの仕事で、時代の観察者だ、っていう言葉が印象に残っている。

陶酔、光悦の表情のフリークたち。
彼を目の前にして、神に出会したかのように泣き叫んで手を伸ばす姿に、デヴィッ
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