たわらさんさんのアニメレビュー・感想・評価 - 2ページ目

たわらさん

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ダンボール戦機WARS(2013年製作のアニメ)

3.1

なんちゃってシリアスに振り切っていた前シリーズに打って変わって、LBXライフを送る学園ものの明るい路線であるため、ホビーの楽しさが伝わってくる。ただ相変わらずへんてこシリアスに振り切って、ニュータイプ>>続きを読む

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イナズマイレブンGO クロノ・ストーン(2012年製作のアニメ)

4.3

前作のダウナーな作風から一転して、超次元要素を踏襲した歴代一混沌なシリーズ。陰鬱で敵味方が中途半端なエイリア編や、時間干渉がソフトな『オーガ襲来』をアップグレードさせた印象を受ける。過去作や史実がベー>>続きを読む

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ダンボール戦機W(2012年製作のアニメ)

3.0

『オリオンの刻印』に通ずる意外性に囚われたお粗末な脚本。ほぼ1の焼き直しでしたし、シリアスな物語をやろうとしてもご都合世界観が拭えないので、素直にLBXのスポ根作品で良かった。

相変わらず人数がいる
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キングダム 第3シリーズ(2020年製作のアニメ)

4.5

秦国vs五国合従軍という最終章レベルの難関が降り掛かり、信と政の飛躍が凄まじい。幅広い武力と智力が交錯する函谷関の戦い、信の存亡をかけた絶体絶命の蕞防衛戦の熱量を今後超えられるのであろうか。

「どう
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イナズマイレブンGO ギャラクシー(2013年製作のアニメ)

4.2

松風天馬伝説の最終章なのに新キャラで埋め尽くされているが、新しいものをやろうとする心意気は買いたいし、天馬がキャプテンとしての成長、主人公としての魅力が存分に表れていた意味では集大成に相応しい。

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キングダム 第2シリーズ(2013年製作のアニメ)

4.3

三大天の廉頗(れんぱ)との合戦がメインとなるシーズン。時の移り変わりにより衰弱していく伝説の哀愁を感じつつも、先人の成すべきことは精神性の継承であり、新時代を見送ることが人の性なのである。

キングダ
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イナズマイレブンGO(2011年製作のアニメ)

3.6

本作は全国大会×管理システムが主題となるが、フィフスセクターが勝敗を管理する前に、サッカーの上手さで社会的地位を獲得するディストピアをなんとかしろ、と思ってしまう。

前半の物語とキャラ供に鬱々しさは
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キングダム 第1シリーズ(2012年製作のアニメ)

4.3

戦国乱世を舞台にした単純明快な面白さ。喧しさはあるものの、主人公・信は確固たる正義を掲げる姿は清々しく、彼についていきたくなる手下の想いも分かる。

『キングダム』の魅力は思惑入り乱れる武将たちの合戦
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ダンボール戦機(2011年製作のアニメ)

3.6

若人が世界を救う大層な物語なのは良いのだが、総理暗殺や首脳会議など中途半端に生々しく、細部が粗いためちぐはぐな印象を受ける。プラモデルする創作要素を広げて、純粋にLBXを楽しむ少年たちが見たかったし、>>続きを読む

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イナズマイレブン オリオンの刻印(2018年製作のアニメ)

4.2

FFIの皮を被ったイカサマ学園とのヤンキー喧嘩作品であり、イナイレシリーズのキャラが独立して暴力を行使しているトンデモシリーズ。イカサマ学園の刺客なので「世界への挑戦編」のような世界の風物詩や実力勝負>>続きを読む

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イナズマイレブン 世界への挑戦編(2010年製作のアニメ)

4.3

長過ぎず短過ぎないFF編の構成には敵わないが、前シーズンの暗さは払拭されて直向きに優勝を目指すスポ根要素は復活。中でも、しがらみが無くなりじっちゃんとの正面対決は待ちに臨んだ理想の試合。

特定のキャ
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イナズマイレブン アレスの天秤(2018年製作のアニメ)

4.2

1話の冒頭10分で「伊那国島の事情→スポンサード制度→伊那国中サッカー部廃部→明日人の境遇:母の死→雷門への転入」を描くソードマスターヤマト感。フォーマットは無印のFF編なのだが、この膨大なチームと登>>続きを読む

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不滅のあなたへ Season2(2022年製作のアニメ)

2.5

3話で断念。

フシはノッカー撃退を謳っているが自ら目的の為に行動をするわけではない流され系主人公であり、物語のドライブのさせ方が各国での登場人物を中心としたいざこざである。挑戦的なシナリオだが、それ
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イナズマイレブン 脅威の侵略者編(2009年製作のアニメ)

3.9

鬼道雷門転入の懸念や、円堂前に出過ぎ問題など前シーズンで投げられていた点の補完がなされるのは評価。肝心な試合はFF編では人間ドラマの厚みがあったが、本シーズンは宇宙人(仮)という擬似CPUとの連戦であ>>続きを読む

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ポプテピピック 第1期(2018年製作のアニメ)

4.0

クソアニメと称されているが、TVアニメの30分の放送枠で如何にしてアニメのセオリーから外れたものを描くという計算的な構成。当然好みはあるものの、パロディやフェルトアニメ、実写と多彩なアプローチで飽きる>>続きを読む

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イナズマイレブン フットボールフロンティア編(2008年製作のアニメ)

4.5

荒唐無稽な技を繰り出すサッカー作品だが、中身はしっかりと熱いスポ根作品。練習+試合の2話構成のテンポ感の良さと、主要キャラの背景、旧雷門と影山との因縁を同時並行に描く脚本の妙。試合前に練習パートを必ず>>続きを読む

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伊藤潤二『マニアック』(2023年製作のアニメ)

3.6

前作のスタッフと変わっていないため、演出や作画の欠点は継続。Netflixが伊藤潤二のネームバリューだけで視聴数を稼げると考えたなら、無思慮が甚だしい。伊藤潤二作品の起承転の構成もアイキャッチを挟んで>>続きを読む

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チェンソーマン(2022年製作のアニメ)

2.5

緩急の激しい頭のネジが吹っ飛んだ奴らの物語だがテーマはとても普遍的。世界を救うやテッペンを目指すなどといった崇高な目的の達成による幸福論は廃れゆく中で、なんら変わりない日常を過ごしたいという幸せの再定>>続きを読む

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リック・アンド・モーティ シーズン5(2021年製作のアニメ)

3.8

リックアンドモーティワールドでしか見れないカオスで下品な展開に独自性はあるものの、グロさに焦点を当てるばかりか言葉のユーモアさは損なわれた。

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伊藤潤二『コレクション』(2018年製作のアニメ)

4.1

伊藤潤二ワールドのグロテスクはスプラッターだけでなく生理的な嫌悪感を抱かせるものなのだが、怖いもの見たさを掻き立てられる。

ホラーとギャグは一長一短であり、安っぽさと絵のタッチで『ギャグ漫画日和』を
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作のアニメ)

4.3

線が多い緻密な作画や実写のような背景が日本のアニメに求められる中、最低限の線で煌びやかで活気づいたアニメが作れることをひしひしと感じた。何が起きているかという視認性が高く、空中での浮遊感とアクションの>>続きを読む

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ロマンティック・キラー(2022年製作のアニメ)

4.4

非ヒロイン属性(非お姫様タイプ)もとい少年漫画系主人公のような勇ましさを持ち合わせる星野杏子が立ちはだかる少女漫画的フラグを折っていく様は痛快。『月刊少女野崎くん』を彷彿とさせるアンチ少女漫画的少女漫>>続きを読む

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彼氏彼女の事情(1998年製作のアニメ)

4.2

ギャグ調な正統派少女漫画を庵野監督による演出を加えることで思春期ゆえに家族、恋愛、友情の苦みが抽出されている。新谷真弓さん演じる芝姫はスクリーン内のキャラと思わせるが、彼女の内に秘める想いが言葉に乗っ>>続きを読む

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ブルーロック(2022年製作のアニメ)

2.9

3話で断念。

変人指導者の存在は知っていたのでチームに改革を起こしていく作品なのかな、って思ったらサッカーを偽造したデスゲームでした。そもそも本作はマガジンであり金城宗幸作品でしたね。

突飛なサッ
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リック・アンド・モーティ シーズン4(2019年製作のアニメ)

4.1

✔️好きな回
8.困った時は酸のタンク
セーブ&ロードの新解釈、過程に課す責任の追求。

10.宇宙大戦争:ベスの帰還
シーズン4の謎の回収、ファミリーゲーム。

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リック・アンド・モーティ シーズン3(2017年製作のアニメ)

4.2

自己の存在理由、ニヒリズム、各々の深層心理と隙があればハードな内容を描き、馬鹿馬鹿しさに示唆を富んだ描写が前シーズンより多く、見受けられる。

✔️ My Favorite Episode
1話『絶品
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ガールズ&パンツァー(2012年製作のアニメ)

3.1

音響100その他0。キャラがモルモットであるため、物語にも躍動感が生まれない。キャラ要素を排除して、戦車ものとして評価しても『T-34』、疑似戦車もので『マッドマックス』、戦術ものなら『ワールドトリガ>>続きを読む

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リック・アンド・モーティ シーズン2(2015年製作のアニメ)

4.3

ジェリーのクソさが露呈してくる分、痛い目に遭う頻度も増えてきてる模様。ジェリーならいいか…。

✔️好きな回
4話『ニセモノか、ホンモノか』
多種多様な登場人物のオンパレード
8話『宇宙人病院での騒動
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リック・アンド・モーティ シーズン1(2013年製作のアニメ)

4.4

お爺ちゃんと孫のSF冒険譚はBTTFのパロディなのだが、卑劣で倫理観ゼロのドラえもんに振り回される物語である。シニカルなネタとイカれた映像も多く、長時間の視聴は控えるべき。しかし狂気を孕んだ雰囲気アニ>>続きを読む

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サマータイムレンダ(2022年製作のアニメ)

4.2

ノスタルジックな趣を兼ね備えたSFサスペンス。前半はミステリー、後半は友情を押し出した少年バトルもの(もはやスタンドバトル)という構成は『ひぐらし』を彷彿とさせる。改めて田舎や島などでリソースの少ない>>続きを読む

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ホワット・イフ...?(2021年製作のアニメ)

3.8

What If...? / Phase4

公式の二次創作。気さくなサノスや本編にない夢の共演は興味深いが、ノッペリとしたアニメ絵であるため別人の印象が強くなっている。予算的に実現不可能であろうが、俳
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ようこそ実力至上主義の教室へ(2017年製作のアニメ)

2.6

バカたちの平凡な学園生活。かしこそうな雰囲気を出している会話がめちゃくちゃ普通で笑ってしまう。とにかく物語を動かすキャラたちが高圧的な命令長であるため辟易する。貴族制があるわけでもないのに、個人的には>>続きを読む

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サイバーパンク エッジランナーズ(2022年製作のアニメ)

4.5

ハイテクな未来社会であるが故に人間性の生々しさは際立ち、刹那的に迸る自我への探究を描いた青春劇。作風的には『攻殻機動隊』と『カウボーイビバップ』のSF要素と音楽演出を抽出しつつ、『トレインスポッティン>>続きを読む

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ジョジョの奇妙な冒険 OVA(1993年製作のアニメ)

4.3

90年代のアニメって実写映画的演出やカメラアングル、光や炎の使い方、止め絵の見せ方とかが面白いんだけど、ネットが発達して視聴者の意見がすぐに届くようになってから原作漫画のコマや物語の再現を徹底する作品>>続きを読む

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鬼滅の刃 無限列車編(2021年製作のアニメ)

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2021年10月視聴

アニオリの1話のみ鑑賞したが何とも無難で癖もない作りであり、9月下旬の地上波の劇場版放送との間に挟まれたクッションであった。元から鬼滅の刃自体が裏切りが少ない作品ではあるものの
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響け!ユーフォニアム2(2016年製作のアニメ)

4.7

甘くほろ苦い青春群像劇のシーズン2ではシーズン1で残していた違和感を回収する。姉・麻美子とあすかの物語を並行させることで後悔のない生き方を描きつつ、それに高坂麗奈と滝先生の物語を足すことで憧れによる原>>続きを読む

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