映画の記録をつけようさんの映画レビュー・感想・評価

映画の記録をつけよう

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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

5.0

何回も見てんだけどさ、久々見たらヒース・レジャーが記憶と想像を超えてかっこよかった。なんだこれ。

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

2.5

3分の2は楽しめた。というかすごく良かった。

けど10年後からが萎えた。「純粋無垢」な「少女」の「女」への成長という展開の中で、男目線というか「男に都合のいい女」が描かれているように感じたし、植民地
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モダン・ラブ(2017年製作の映画)

2.5

色々わけ分からなかったんだけど、好きな人が好きすぎて一緒にいたすぎて、でもそれで自分と相手の境界が無くなりそうになって、自分も相手も失われてしまうのでは、って怖くなって去る、っていうのは分かるわー、だ>>続きを読む

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.0

“Unhappy, darling?” “Yes, yes, completely.”

色々超越していてかっこいい。

サラの鍵(2010年製作の映画)

4.0

ドイツが降伏して、収容所が解放されて、そこで「ホロコーストは終わった」って思ってた部分があるのではないかと反省した。サラの人生を通して、生還しても続く何によっても埋めることの出来ない痛みや苦しみや哀し>>続きを読む

クスクス粒の秘密(2007年製作の映画)

4.0

フランスのマグレブ系の人たちの生きる世界が丁寧に生々しく描かれていた。
なんだか見ててずっと不安で落ち着かなかった。実際、登場人物はみんな経済的な危うさとか、閉鎖的な家族関係だったり、社会的な差別とか
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

2.0

この作品の良さが分からない私って・・・、って落ち込んだ。

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.5

2人の状況は憧れるものじゃないし、それどころか割と悲惨かもしれないけど、2人の関係性とか、2人の生活はとても憧れる。ああ、大人の男と女だなー、と感じた。

2人ともセックスばっかりしてて、「からだの言
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

5.0

なにこれ、めちゃめちゃおもしろいやん。
コメディな松田優作やばい。シリアスな作品しか見たことなかったけど、こういう作品でもとても魅力的。彼女とのシーン、かわいらしくて素敵。
登場人物はみんなクセという
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

真っ赤な部屋と真っ白な服、すごく惹き込まれる映像だった。
ストーリーはよく分かんないんだけど、姉妹たちの感じたり、もっていたりする、恐怖、おののき、苦痛がなんとなく、うわ、分かるはそれ、な感じでぐいぐ
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メビウス(2013年製作の映画)

1.5

なにを見せられてるんだ、これは、という気分になった。

愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

2.5

めっちゃ期待して見たけど、あんまりぐっとこなかったな。けど、恋愛ドラマとして2人の愛をエモーショナルに感じる作品ではなくて、植民地支配下における微妙な人種関係とか、女のしたたかさとか、母娘関係をドライ>>続きを読む

マルガリータで乾杯を!(2014年製作の映画)

4.0

障がいがあって、女性で、バイセクシャルで、留学先では外国人。でもそういう色んなマイノリティとしての要素を持っている彼女が、どう生きるか、彼女自身もとらわれていた色んなラベルを剥いで、いかに自立して生き>>続きを読む

あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

2.3

なんか結論ありきな感じがなー。作り手の砂糖への軽蔑のまなざしが最初からあふれ過ぎてたな。

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

「寛容でいい国」だとみんなが言うけれど、実は、、、っていう批判と、人々の優しさの中に希望があるよ、っていう両面が上手く描かれていたように思う。
非正規滞在の人を雇ってたとか、非正規で働いてるってだけで
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

ドランの作品作りの原動力、姿勢、言葉に感銘を受けた。
「語られるべきことを語る」と彼は言ってるけど、彼自身が経験した抑圧や悲しさ、悔しさから彼の作品が生まれてるから、彼の作品には熱い血が通ってて、胸に
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悪い男(2001年製作の映画)

2.0

登場人物みんなの感情がどこに向かってんのか分からなくて入り込めなかった。けど、最後の方で「やくざのくせに何が愛だ」的なことをいうシーンに哀愁がつまってて、そこは好き。

愛のコリーダ(1976年製作の映画)

4.0

いろいろ、なんかもう、すごすぎた。よく作れたし、上映できたな。
無理、嫌い、って人もたくさんいるのかもしれないけど、私は奇麗な画だな、かっこいいなと感じるシーンがたくさんあった。

(2007年製作の映画)

3.0

中学生ぐらいのもやもや感とだるだる感がリアル。ドランの髪型。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

すべてが素敵だった。
強く、美しく、しぶとく生きる3人がとても愛しくてかっこいい。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.5

小さいころに見た戦争モノって登場人物をかわいそうって思わせる作品が多かった気がする。でも、この作品は、どんな状況でもその中で最大限に、懸命に、優しく生きる人たちを描いていて、彼らは無力でも何でもない。>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

やっぱり是枝作品は、出てくるキャラみんなへの視線が優しい。誰もが完璧ではないし、完全な善人も悪人もいない。だから簡単に人は人をジャッジできない。この「ジャッジしない」っていうのが是枝作品の特徴だと思う>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.5

激シブ。

何が「本当」かってのは、確かに分からないよなー、3人は嘘をついたのかもしれないけど、でももしかしたら、全部本当に体験したことかもしれないし。そういうことってあるよなー、とか考えつつ、もう1
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.3

色々迷走しまくってるように感じた。レイプをあんなに軽々しく扱うのも非常に不快。
けど、菅田将暉の演技は個人的に好きだし、小松菜奈がとっても奇麗だし、重岡大毅の健気な姿がかわいいので、彼らを見る価値はあ
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.0

過酷で理不尽な状況に生きてる人たちの「今ここにある」痛みとか怒りとか苦しみに寄り添うような作品。正直、作品の中で貧しい人はずっともがいてて、結末もパッと明るいものじゃない。2人の状況は根本的には変わら>>続きを読む

マネーモンスター(2016年製作の映画)

4.0

ハラハラドキドキする緊張感が一瞬も途切れることがなかった。

ごく一部の人が握る巨大な力が、多くの一生懸命働いて、必死に生きている人の大切なものを奪っている。その力を握ってる人は、あまりにも一人ひとり
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