TEXASさんの映画レビュー・感想・評価

TEXAS

TEXAS

映画(288)
ドラマ(0)

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

配信で観て改めてこの作品の凄みに気付く。

特徴的なのは大胆な編集。
過去から未来からあっちこっち行きます。
テネット以上にあちこちいってる気がしますよ。
正直よく分からなくなるんですけど、最後には一
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

期待通り、振り回してくれました。

面白い、というより、もう別次元の何かを観させられている感じ。

エンタメなんだけど、勉強している感ってまあ、凄い。
そして贅沢な映画です。

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.3

なんと言っても来年朝ドラ主演で、今後映画界に新風を巻き起こすであろう18歳・清原果耶の魅力を知る作品である。

彼女を今後語る上ではマストな作品として残るであろう。
それは例えば蒼井優の『花とアリス』
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.5

ポンジュノは意図だらけでもあるので、
モノクロ作用によってそれが良い意味で緩和効果があるのかも。

より普遍的なものとして残ってくる。

そして何回観ても発見がある。
もちろんカラーもよいです。

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.0

見応えあるのだが
結局は海外で散々やってきたテーマ。
既視感がある。

誰が黒幕とかはどうでも良くて。

大沢たかお、子供を愛する気持ちは分かるのだが、俺は犯人じゃないの一点張りでなかなか辛い。そして
>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

3.9

小西桜子の発見。

ヤクザと恋愛のギミックが、説得力持って最後に押し切られる。

また三池崇史?と言わずにどうぞ。
これは意外と大穴な映画です。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

はい、皆様お待ちかねのカルト映画です。

こういうの待ってましたよね。
久々でしたよね。

ITみたいに子供も見れるホラーではなく。
ゲットアウトも良いけど、音でビビらせるやつじゃなく。
ジワジワ来る
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

この映画は映画館で見ないとアカンやつです。
しかもIMAXで。

ゲーム的だと言われればそうだけど、ゲームとの違いはこれです、というお手本のようなものを見させられた。

ラストシーンは人間的でよかった
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

社会派とエンタメ性を両立するという言葉はこの映画の為にある。

入口は入りやすく、掴みやすく
最後には途方もない現実に叩き落とされる。

問答無用の傑作。
邦画は完全にこの作品によって引導を渡された。
>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.1

本年度最注目と言って良い、新人の登場。

センシティブな話を、軽快でウィットに富んだ演出。
しかし厳しい現実もそれ以上に叩きつける。

内容もあるが、展開を飽きさせない。

今後の日本映画界を背負って
>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.2

スマホを湯船に落とす事で、デジタルを封印。
勿論レター話なんで、アナログでいかせて下さいよ、とそんな離れ業あり?
という感じだが案外違和感無く物語が進行される。

やっぱり岩井俊二はノスタルジーです。
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

こういうの作るの本当に難しい。
コミカルでいて悲劇的。

ジョジョと屋根裏の女の子、
子供だけに見えるヒトラー、
普通あり得ないのだが、あり得る世界観を見せ切ったのは凄い。

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.7

これは、きたろうがファインプレーでしょう。

良い温度感で役割以上の事をやってのけた。
助演男優賞取るべき。

しかし冒頭からあのシーンを出したのはチャレンジングでしたね。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

離婚が必ずしもネガティブではなく、共存していく事も可能だという事が提示されている。

スカーレットヨハンソンとアダムドライバーの2人で作ったと言っても良い。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

ホアキンは死せずして、偉業をやってのけた。

タクシードライバーなどもオマージュされているが、決して新しい映画ではない。
アカデミー作品賞を取れなかったのはその辺りのこと。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.7

普通に面白いけど!
画も凄いけど!

ドキドキはもはや無いんだよな…
アプローチの仕方の問題で、今の時代には微妙に合っていない。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

誰にも共感が出来てしまう稀有な作品。

天才達の苦悩をこれだけ体現させた役者陣。

曲目が出るテロップは普通ダサくなるが、これは逆に良い。ドキュメンタリー性による緊張感。

そして何よりも美しく撮られ
>>続きを読む

夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.7

カメラと被写体の距離感が良い。

生っぽい地元の人達と役者が見事に融合している。
本当にそこに住んでいるのか?と思わせる。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.8

ただのキラキラ映画と思いきや
これは思わぬ掘り出しモノ。

長回しがこの世界観にうまくハマった。
代償として照明を捨てて、暗いものは暗い、見えないものは見せないと潔く。しかしアップの時は人物を綺麗に撮
>>続きを読む

無限ファンデーション(2018年製作の映画)

2.9

即興劇は否定しないが
撮影現場のスリルや熱量が、結果的に面白いとは限らない。

全編即興、と決めつけてしまったのもどうなのだろう。即興をやりながらも違うと思った事は修正しないと。結果的に面白くないわけ
>>続きを読む

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.0

最近観た中では、謎な部類の作品。

何が面白いのか?を探しても中々見つからない。
TSUTAYAの賞を取って撮られた作品だが、何が買われたのかよく分からない。

役者達も何に向かってるのかよく分からな
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

こういう映画が見たかった。
久々に出てきた。

池松壮亮、蒼井優、この2人は本当に凄い。
これまでのキャリアを更新する圧巻の存在感。
こういうの日本で出来る人は指折りです。
日本の若手俳優は正座して見
>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

2.4

漫画ファンとしてはこの映画へのジャッジは厳しめです。

実写化の大きな間違いとして、漫画ファンが喜ぶように再現していく、という事がある。
漫画で十分満足している訳なので、再現されるのは求めていない。再
>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.4

インターステラー的にはならないとは思ったものの、やはりアレと比べてしまう。

ラストのあたりが、どうもしっくり来なかった。

観念的な映画なので、今の時代にはマッチしないかも。30年後とかに再評価され
>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.8

SNSが出てくる映画ってなかなか難しいが(文字だけテロップ出したりするやつ)
本作はセンスのある使い方だった。

心情描写とカメラワークがマッチしており、プールに入るシーンなどは凝った作りをしていた。
>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

普通にコメディとして面白い。
ポテンシャル的にはマジックアワー時に近い。

ある種明かしが最後にあるが、それがいつだったのか、はたまた…?と考える楽しみがある。

いくつか型にはまった展開があるが、そ
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

これはシャロンテート事件を知ってるのと知ってないのとでは、全く意味が違ってくる。
多少調べて観るべき。

映画愛、役者愛の塊のような作品。

予定調和なところが一切なく、今何を見させられてるのか分から
>>続きを読む

よこがお(2019年製作の映画)

3.5

何か全体的に良い映画でしょ?というドヤ感が凄い。
まあ、つまりはそこまで刺さりませんでした。
大きな要因としては、人物に興味が持てなかったこと。作り手は興味持てなくても良いのかもしれませんが、その背景
>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

銭湯を選択した事の勝利と、主演の怪演に尽きる。

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

2.8

大ヒットしちゃったから、またキラキラ映画が量産されない事だけを願う。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.3

これを見させられたら何も言う事ございません。

面白い、面白くないとかじゃない、
覚悟の映画。

こういうの見させられたら、邦画はノーチャレンジだと思わさせられる。

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.5

「観客を欺く事自体は簡単である」

観客を欺いたり、ミスリードしたり、回収したりするのはさほど難しい事ではない。
難しいのは、それが気持ちよく機能するかどうかだ。

この映画は騙したり欺く事自体にとら
>>続きを読む

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

2.9

やはりなんと言ってもダメなところは三吉のダンスの魅力の無さに尽きる。
出てる中で一番下手でないかい?
技術というよりも、感情的な、情熱的な部分でも不足している気がする。

徐々にダンスがうまくなってい
>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.3

これってカッコよくて美しくないといけない映画でしょう。
本当に至る所でダサ過ぎて溜息。

なんかのMVなら良いんですけども。
ワーナーの映画でお金かけてるんですよね、これは。
作っている人達は好きな人
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.2

「優れた作り手は、天を味方につける」

今年の雨模様を見据えていたかの如くの、作品内容。こんな事は監督としても一生にあるかないかの奇跡だろう。

今更天気がモチーフって、何がオモロイの?って思ったけど
>>続きを読む

暁闇(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

静かで淡々としながら
内に秘めた個々の想いが湧き上がる様が丁寧。

序盤から存在感を示していた音楽の存在は、徐々に存在が薄れていく。

しかし物語の終盤で花火=光の粒子として彼女らに降り注ぐ。
これは
>>続きを読む

>|