ラザロ〜という呼び声を時折思い出してしまう。
あの存在はなんだったのか。
実は身近にいるあの人かもしれない。
動物園に子供達が来て、楽しもうとしているところに、ライオン達がワザと喧嘩してあげてる
というようなサービス精神満載の映画でした。
面白いけど、子供向けなので、もうちょっとハードなものを見たい気持ちも>>続きを読む
パッケージのイメージは青春音楽ものに見えるが、かなり違った。良い意味で。
時系列的には不仲から始まるのが功を奏していると思う。
3人不仲の雰囲気が全編支配しており、そのまま最後まで突き進む。
ラスト>>続きを読む
中島哲也や庵野秀明がやっているような画作りな為、新しさは感じられない。
そこを目指してるのか知らないですけど。
結論的には、面白くなかった。
よく子供にメッセージを語らせて主張するCMがあるが、ア>>続きを読む
想像とは違い、ドラッグ警笛ものにかなり寄った作品だと感じた。そういう意味の貢献度は高いはず。
監督のこれまでの集大成的な位置付けになるのでは。
そこまで映画を見ないような人に刺さる要素があったように感じる。
こういうアプローチで撮ろうとする気概のある監督は応援していきたい。
極めて誠実で、新しい。
山内ケンジ監督の「AT theテラスにて」のワンシチュエーションものと近い映画。
マウント取り合い若者群像劇。
最後に一捻りというか、何かが欲しいところではあった。
厳しいことを言うと、何かの再現Vを見ているような感覚になった。
既に散々やられてきている関係性・境遇・シチュエーションが多く、新しい何かを体験出来ることは無かった。
共感を意識し過ぎて作られてるので>>続きを読む
やろうとしている方向性は理解出来るのだが、正直チグハグ感が否めない。
B級テイストを狙ったC級作品になってしまっている。
予算が無いのだろうが、美術とロケーションに説得力がなく、それを逆手になのか開>>続きを読む
これはイーストウッド本人の話ともいえる。
映画を通して想いを伝える事に振り切っている作品。
劇場で鑑賞したのでレビュー。
前半は話が見えない為、退屈な瞬間があるが、中盤以降は凄まじい瞬間にいくつも立ち会える。
一体どうやって撮影を組み立てたのか。
アルフォンソキュアロン、これは映画史に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分の死生観が他人にとっては理解し難いという事。登場人物達はその差異を知る事によって客観的に考えるようになる。
また、自殺者にとっては共感される、して貰える状況がいかに大事かという事も提示される。>>続きを読む
こういったいかにも賞取りみたいな作品は好みとは外れて来るんだが、妙にはまってしまった。
2人の存在感に尽きるが
下手したら説明的に成りかねない場面も、省略のうまさなどもあり、ギリギリのレベルでスラリ>>続きを読む
何故ロブスターの監督がこの題材を扱ったのか、見る前は疑問だったが、至極納得。
女性が権威を持った場が、現代においては成し得ない皮肉とも見える。
しかしそこで終わらず、普遍的な嫉妬と欲望の先の末路まで>>続きを読む
絶対笑わないつもりで行ったら笑えました。
人を笑わせる映画は凄いです。
これは埼玉ではあるが、他の何かしらに置き換えられる。
コンプライアンスが叫ばれる昨今、自分達で首を絞めているより
こういう>>続きを読む
フルCGで仕上げたアリータの人物像・描写に説得力がある事で、十分満足。
良い意味で何も考えずに観れる。
キャメロンが監督ならもっとダークなものになっただろう事が唯一心残り。
パッと見の企画自体で劇場に連れて行く事が出来ているようなオムニバス映画だった。逆に言うと、テーマ性や作品の力は疑問。
1つ1つの作品に引っかかりが残るものや掴まれたものが無かった。
似たようなモチー>>続きを読む
これは思わぬ拾い物。
『君の名前で僕を呼んで』におけるイタリアの避暑地とは違った、泥臭い行き場のない者達の話。
しかし泥臭いのは個人の問題であって、ロケーション的には素晴らしい自然が広がる場所である>>続きを読む
今年の日本映画はこれを見ずして語れない。
商業含めて、これよりもチャレンジャーで、面白い映画がいくつ出てくるだろう。
「カメラを止めるな!」とほぼ同じ予算感の自主映画だが、方向性は完全に真逆。
ポ>>続きを読む
これは大人の青春映画。
30代、働き盛りで前に進む事ばかりになっていた時間を立ち止まる。
丁寧な作品で
稲垣吾郎の落ち着きのある、地域に根付いた存在を見る事が出来た。職人らしさはもっとあっても良かっ>>続きを読む
本年度、ベスト候補。
明確な答えを出さないのは物語の行方のみならず、演出の在り方も含め、全ての事柄に求めていない。
これは別の側面では「三度目の殺人」にも共通する、真実性についての映画とも言える。>>続きを読む
つい最近の出来事をこれだけの説得力を持って作られる事が凄い。イーストウッド並のスピード感。
監督自ら現地に取材していっただけあって、生々しい描写に圧倒される。
特に銃の発泡の作法が女性特有という感>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この映画を見ると日本は本当に幸せな国だと思う。いや、不幸かもしれない。
ホテルマンと警察を同じ場所に置く事によって、各々の仕事背景やプライド、人生観を織り交ぜていく。とても分かりやすい2人のせめぎ合>>続きを読む
賛否あるようですが、「君の名前で僕を呼んで」の成功に甘んじず、真逆の作品を仕上げてきた監督に拍手。
オリジナルとの差異を議論するより、単体でこの作品がやろうとした事を見るべき。
オリジナル未見の方は>>続きを読む
はい、家族で笑って泣けるムービーです。
戦略的にそういう所を狙っているのがヒシヒシと伝わる優等生物件。
ホンワカして帰る事が出来ます。
ただ、それだけでは満足出来ないのです…
お話を伝えるうまさで>>続きを読む
監督の前作同様、
オシャレMV的な映画。
カッコ良い映像を撮るのは確かに上手。
しかしそれ以外に見所を探すのが難しい。
見終わった後に残るものがない…。中身が無いと言うことではなく。
なんという>>続きを読む
世界観が独自に構築されていて
カルチャー史がそこかしこに散りばめられいる。
オマージュでもあり批判でもある。
ひとつの街がゲーム的に見せられていく様は秀逸。
もっとSF的なものかと思いきや、家族の話だった。
最後の子供はズルい。子供達の演技レベルはなんとかして欲しかった。
堤監督特有のこなれたパッケージ感があり、伝えようとしているメッセージが安く見えてし>>続きを読む