YuukiImazuさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

YuukiImazu

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オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

3.2

ある少女殺人事件を追う刑事、容疑者と目される男、被害者の父親の3者で展開する
サスペンス作品。

観客に明確な情報を提示しないままスタートして、それはそれは痛々しい拷問シーンにブラックなユーモアを織り
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.7

狂おしく危険で官能的‼︎
死んだ恋人の家族の元に訪れたゲイの青年•トムのお話。静寂と孤独に包まれた、閉塞感漂う農場を舞台に展開するサスペンスドラマ。

まるで綱渡りをしているかのような、アンバランスな
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0

短期保護施設を舞台にした映画。温かい光に包まれている、ザ•良い映画。

ハッピーな雰囲気に溢れている反面、子供達の心の叫びを垣間見た時の悲痛がデカくてせつねぇ。心に傷を負った子が発する言葉が、他者を救
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.4

炭鉱夫として生きることが決定づけられた田舎町。定められたレールの上を走らず、
挫折を味わいながらも、宇宙に想いを馳せる少年達の夢を追う姿を描く。

『自分の思い描く未来を信じ、努力すれば何時かは報われ
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.0

仕事をしながら作曲活動をするジョンが、
被り物を被る超個性的なミュージシャン•フランク率いるロックバンドにひょんなことから加入する•••というお話。コメディタッチにバンドの作曲活動が描かれるけど、徐々
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デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

4.5

死刑囚とシスターとの交流を描くドラマ。
残虐非道な悪人が裁かれる。当然の報いやな。

映画は被害者の家族•加害者の家族の各々に焦点を当てる。死までの残りわずかな時間の中、死刑囚の罪への懺悔とシスターの
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ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

3.4

ある一家のもとに
突然の訪問者が訪れて••てな話。

本作のアダム•ウィンガード監督作『サプライズ』同様、ある家族の日常を一変させる展開が待っている。

容姿端麗で人当たりの良い好青年の時おり見せる狂
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ファーナス/訣別の朝(2013年製作の映画)

3.8

誠実で、温厚な男ラッセル。事故を起こし一瞬で全てを失う。突然訪れる負のスパイラル。

OPで強烈な印象を残す悪党•デグロートの理不尽な暴力。不条理の権化•デグロートと対決をするラッセル。自らの人生を受
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誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.8

ジョン•ル•カレ原作の作品。
盛り上がるシーンはないが、
世間の裏側で暗躍するスパイの姿を淡々と抑えた演出で
見せる諜報戦を描く。

9.11以降の混迷する時代。
明確な悪の判断が困難な世界は
疑心に
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マイ・ライフ、マイ・ファミリー(2007年製作の映画)

3.5

ある日認知症と診断された父親の介護をすることになった兄弟を描く家族ドラマ。

問題のある家庭で育った影響か、中年を迎えても未婚の兄妹。再び家族が集まることで見えてくる各々の葛藤や孤独感。

決して仲の
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

『トレーニング•デイ』や
『アメリカン•ギャングスター』でのデンゼル•ワシントンの悪漢ぶりは、まぁ恐ろしかった。相手を睨みつける時の目が
半端ない迫力。蛇に睨まれた蛙状態や。

世に蔓延る悪を叩きのめ
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複製された男(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

不鮮明な映像、不安を煽るBGM。
時たま挿入される非現実的な場面の数々が、作品の現実世界を混沌たる世界へと導くような。

瓜二つの自分に出会う男の
不条理な物語は、
まるでフランツ・カフカの作品を読ん
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

天真爛漫なフランシスが踊る走る踊る走る。デヴィッド•ボウイの『モダン•ラブ』をバックに疾走するシーンは最高‼︎
つまずいて転んでも、
立ち上がって前に進む。
飄々とそれをやってのける
フランシスの姿に
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