おーもりさんの映画レビュー・感想・評価

おーもり

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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

最高すぎた。みんなでバレーしようぜ。
ファーストポイントの時点で泣けてた。試合中終始泣いてた。

過去の因縁の戦い。と、冠がついているものの、当の本人たちは自分たちのために、本気で向かい合う相手のため
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

公開から数日。けっこう大きめの劇場に見に行ったのにどの回も満席。皆どうかしている。
そして、その100人近くが駆けつけたあげく、このタイパの時代に3時間を費やして2000円払って見せられたのがこの作品
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.3

西洋名画におとぎばなしを添えた、でっかい絵本をゆっくりめくっていくような映画だった。雄大さと、でも張り付けたような嘘っぽさもある幻想的な背景。モノクロや極端な魚眼レンズのパンで、主人公ベラが感じる世界>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

ジョニー・デップはチャーリーじゃ無かったのか~。
という第一声するくらい、今更の初見でした。
こんな話だったんか〜〜と予想の斜め上いく、いやでもディムバートン作品なんだから当然。という狭間で楽しんだ。
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.4

吹替版で鑑賞。
100周年記念作品ということで、この先の100年にも残るような普遍的で色褪せない物語にしたのだな と思った。だから、それほど近年の新たな価値観や、斬新な変革というのは抑えめにしたではな
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

口コミに後押しされて観てきたらこれがまた面白かった。
ゲゲゲの鬼太郎はそれほど熱心に観たこと無いけど問題なし。水木とゲゲ郎のキャラクター像が最高すぎる。
こういう田舎の怖い村モノ。最近ガンニバルとかサ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.3

めちゃおもろかった。
Disney+のドラマシリーズも観ている前提でいえば、しっかりニューフェイスと古参がチームアップしているヒーロー映画で
おっかなびっくり嬉し楽しそうなカマラちゃん。彼女がとても幸
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.1

ゴジラが出てるシーン
全部最高だった

人間だけが出てるシーン
てんで駄目だった

なんでああなっちゃうのか。手癖なのか。
ま、こんな感じにしておけば皆ほどほどに感動するっしょ。と、いう省エネ思考なの
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.3

岡田麿里監督作品は初めて。
やけに生々しさを感じさせる描写とアニメーション。中学生もおじさんも色めきだっちゃって、こちらまでちょっとモジモジ。今まで見たことない世界観設定とビジュアルがとても好みで良か
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1

面白すぎた。ジョン・ウィックさんには申し訳ないけど、無限に戦い続けてほしい。
見たことない複雑さと工夫を凝らし身を挺して挑まれるアクションの連続。
全員強面で深刻な表情をしているのに、そうはならんやろ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

やっちゃえNISSAN やったぜヤンさん。
んもう超良かった最高。直球で夢を叶える王道スポ根物語。才能を見出された主人公が、ライバル達と切磋琢磨して、トップはちょっと嫌味な奴。
ヒロアカかハリポタみな
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バービー(2023年製作の映画)

3.8

めちゃ面白かった。必修科目にしよう。我が身振り返り反省します。反省しろ。
女性多めの劇場内で、座席の中でどんどん小さくなった。ほんと男として生きている身からすると気が付かない、この社会のいびつさ。キモ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

面白い。無駄がない。手際がよすぎて怖い。
ディズニー・ピクサー作品は吹き替え版のクオリティに全信頼を置いており、今回も吹き替え版で鑑賞した。火水土風にかけた慣用句ギャグが多くて楽しい。始めはウフフって
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

フィアット乗ってたし、峰不二子みたいなキャラも銭形みたいなキャラも登場し、ドジして成り行きで突撃する感じ完全にルパンⅢ世だった!!!!最高!
直近の作品で、毎回大量のパトカーに追いかけられている様子を
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.3

集大成って感じで非常に良かった。熱心なジブリファンではないが、
「原作・脚本・監督 宮崎駿」
って文字面が、最後に青背景でスッって添えられると、なんだかんだ急にとても寂しい気分になった。

冒頭の火事
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

やり過ぎくらいがちょうど良いとはこの事。とても楽しめた。
アオラレに続き、でっかい図体のラッセルクロウが、ちっこいスクーターにちょんと乗ってる姿が愛おしすぎる。自分のプロモーションの仕方をついに気がつ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8

ドラマ版もよく見ていたけど、フラッシュのヒーローとして好きなんだよな。
「早く動ける」って単純に思える能力を、知恵や工夫でできることを拡張した多彩な技がある所が素敵。
今作でも、現在バリーが経験で身に
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.3

まじで面白すぎた。冒頭のヴァルチャー戦から、引き込まれる。
ビジュアルと音楽と展開の目まぐるしさが、ギリギリでキャパオーバーしてる位の情報量なのに楽しい。

マイルズを心配する両親。そして、傷つく事を
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.4

シックで奇妙な構図の映像と、独特のテンション。
現代日本からルーブル、さらには幕末と時空を超える舞台設定。
とにかくルーブル美術館の広角で内装を舐めるようなシーンの美しさと迫力には痺れた。

冒頭、蜘
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.3

我らがファミリーちゃんさぁ、人同士で殴り合ってないで、もっとさっさと車乗れ!
しかし、カーアクションシーンになると途端に面白くなるな!
それにしても、"秘密組織の極秘施設"っていう最高の字幕が出てきた
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

「UNIVERSAL」、「ILLUMINATION」ロゴが来て、ドット絵のマリオブラザーズと共に「Nintendo」のロゴが出たときちょっとジーンと涙ぐんじゃった。
別にそれほど思い入れがあるわけでも
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.5


軽快な楽曲、決まってる画の力、かわいいかわいそうな不憫なアニマル、観たことない宇宙、個性が光るチームアクションのアゲ感、邪悪なヴィラン、主人公の物語の終着。
どれも最高で面白かった。

でもなんか、
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

原作小説は小学校の時に読んで、犯人とその結末にそれなりに驚いた記憶あり。だからこそ読んだという事をきちんと憶えている。

豪華客室に乗り合わせた乗客も、これまた豪華俳優ぞろいで高級感が格上げ。
ケネス
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.2

シャマランは天気の子を3回観てから出直してきて下さい。
そして、高精細で美麗な背景を描かされては、新海誠にニヤつかれながらボカすぜっ!ってされる修行もつんできてください。
世界か愛する人かという不条理
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

3.3

そう 誰もが皆なヒーローになっていた。
ありがとう僕の私のあなたの皆んなのユニバース。

外連味が文字通り大爆発している。
一方で、高校生のひと夏、告白するの?しないの?といった超むずがゆい青春物語。
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

2023年公開作の中で一番楽しみ!くらいには大期待していたシン・仮面ライダー。
うーんまあ面白かった。でも色々言いたい。
本当に嫌いなヤツには文句すら言わないから、色々言うけど許して。

冒頭、開始秒
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.4

ほとばしる煌めき。サックス黄金の輝き。奏者の魂から放出されている人を虜にする演奏。
これをアニメーションで表現しきった良作だった。

上京青春ものとしても良い。ちっちゃなファーストステージから、夢の舞
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.7

ここ数年の劇場版の中でもとっても良かった。こういう作品が生まれるからリメイクではなく、オリジナルを毎年生み出してほしい。感謝感謝。
この数年のオリジナル新作の中でも良く出来た物語だ。アクションシーンの
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.4

最高。もうなにから感想を話せばよいものか。
これだけ笑いとドラマとアクションとメッセージをぶち込まれると、受け取り手はなんでも・どこでも・いっぺんにって訳にはいかないのよ。

始めは、この家族はいった
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

煮え滾るような熱気と、お下品と音楽、野蛮で孤独で燻る映画に狂って駆け抜けた人々。
糞尿まみれで不謹慎に満ちた作品だけど、これは愛さずにはいられない。
映画を観た後、怒涛のように感想があふれながらも、ど
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.5

MCU Phase5の始まりの作品とのことで、久々に大筋の話がうごくか?!と期待を寄せつつ観てきました。

概ね楽しい作品ではあったのだけど、まず序盤から、ずーーーーーっと思ったこととしては

きちん
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.3

1719年を舞台に、ネイティブ・アメリカンの部族コマンチ族の女性戦士ナルと、プレデターとの戦い。
原始的な生活を送る部族の人間からすれば、プレデターが宇宙からの来訪者だとか、どんな動機で襲撃してくるの
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.4


アニメ1期をみすすめて、なんとも言えない中毒性にやられてしまい見進めている。
リコとレグ、ナナチを旅の仲間に加えて深海第5層へ。
まず全体的に、アクションシーンの迫力も描きこみも物凄い。
柔らかな優
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.3

原作本を読んだので、アニメ映画版も観てみました。
ほぼシチュエーションも、台詞も、キャラも、残酷描写も、原作通りでイメージそのまんま!
登場するメカ、ガジェット。メタルギアの世界観をしっているとすんな
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.2

観る前から不安に思っていた通り、前作と同じ話だったじゃん。

極悪な人間達と、自然と調和するナヴィ族。
森が焼かれ、絶望して雄叫びをあげながらゲリラ戦を挑む。
途中で海に舞台を移しても、結局1でやっ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

赤いのが桜木で、クールなのが流川で、デカいのがゴリで、諦めたら試合終了って事しか知らない。
ネットミームだけが頭の中にネタとして浮ついている身分ですが、スラムダンクの映画を観てきました。

もはや、宮
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