もうやんさんの映画レビュー・感想・評価

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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

期待値MAXでどれだけ心待ちにしていたことか。
そしてついに本日、大垣コロナシネマワールドで「トップガン マーヴェリック」を観てきた。
前作「トップガン」から36年、待ちに待った続編。
2020年に公
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

LEVEL2が8月20日公開ということで、1作目をまだ見ていなかったので視聴。
しかしまあとにかく、ここまで凄い映画だとは思わなかった。

任侠モノは自分の生活にはかけ離れすぎていて正直苦手だが、どん
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

グリコ森永事件、昭和の終わりや平成に生を受けた若い世代には「何っ?」って、首をかしげられそうだが、昭和を生きた人間にはそう聞くだけで、「ああ、あったあったあの事件ね…」と簡単に思い出されるほどの衝撃的>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.0

伊藤沙莉っていう女優さんは好きなんですけどね。
ん?、すいません。
よくわからなかったんですけど…。

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.5

とても重苦しかった。
胸の奥やはらわたをギュッとつかまれるような、重苦しい嫌な感じがずっと続く。
それくらい体が敏感に嫌な感じに反応してしまう心理に訴えかける映画だ。
登場人物に明るい兆しが見えず、暗
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この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.8

トム・ハンクスの演技は本当に素晴らしい。
哀愁を感じる。
いかにも善人という人間性がにじみ出ているから、話の成り行きが見えてしまう感はあるが、逆に安心感がある。
家族を殺され先住民に連れ去られ育てられ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.9

あの東日本大震災の津波によって引き起こされた福島第一原発事故の、後世に語り継がれるべきドキュメンタリー的な映画。
原作は「そこまで言って委員会」でなじみ深い門田隆将氏のノンフィクション。
数多くの関係
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

「宮本から君へ」原作は「モーニング」に連載されたコミックということはよく知っていたが、タッチが自分好みではないので未読。
今回映画を観るにあたってTVドラマを観た。
予習としてのドラマは正解だった。
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

正直言って音楽のことはよくわからない。
でも、人間離れしたレベルの超絶技巧なのは雰囲気でわかる。
音楽のプロを目指す一握りの才能を持つ人たちの苦悩と喜びを描いた映画だ。
幼いころからピアノの英才教育を
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.6

どう評したらいいかちょっと難しい。
デリケートな話だけに…。
高橋一生演じる哲雄が、ラブドール職人として仕事に就き、モデルとして訪れた園子(蒼井優)を好きになってしまう。
結婚した二人だが、長い多忙の
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

最近の映画はとかくわかりづらくなっていて、理解しようと考えなければいけなかったりするが、この映画はとてもわかりやすくていい。
そして実にコミカルでテンポがいい。
だが、扱っている題材はとてもシリアスだ
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楽園(2019年製作の映画)

3.6

非常に重苦しい気分になった。
主題がどこなのかちょっと分散ぎみでよくわからなかった。
限界集落で起きた少女、愛華ちゃんの失踪事件、その犯人と目されるタケシ(綾野剛)、愛華ちゃんの友達で失踪前一緒にいた
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

いかにもリュック・ベッソン脚本、監督作だ。
シビれる…。
大好きなタイプの映画、やっぱりリュック・ベッソンが好きだ。
テンポの良さ、明瞭な映像、絶対女好き。
それもタイトな子。
アクションもいいし、ス
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.9

執拗に迫りくる殺人マシン…ターミネーター。
映画「ターミネーター」シリーズは本当に大好きなシリーズだ。
作品が回を重ねるごとに、耐性ができたのか初代ほどの衝撃は薄れてしまったが、ターミネーターはどんど
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

やられたな。
またもや涙腺崩壊である。
前作「僕のワンダフルライフ」同様、完全に涙腺が崩壊した。

この映画は、今や生活のパートナーとなっている動物に対する人の気持ちと、飼われる側の犬からの目線での気
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

角田光代さんという人は、なんか若者の生態がよくわかっているんだな。
とても感心した。
しかし岸井ゆきのがかわいい。
女の子のかわいい部分をしっかり見せてもらえた。
マモちゃんの一挙手一投足に敏感に反応
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

4.0

すごい…、下手なパニック映画を凌駕する快心の出来だ。
迫り来るハリケーンとワニ園から逃げ出して野生化したと思われる巨大ワニの恐怖。
最後の最後まで息が抜けない、観ているこちらもパニック状態に陥ってしま
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

ワンス・アポン・ア・タイム…昔々ハリウッドに…というタイトルのこの映画、それが示す通り寓話、おとぎ話だ。
まずレオナルド・ディカプリオとブラット・ピットの二大俳優の共演とあって、とても興味深かった。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

久々の戦争映画の大作を観た。
第一次世界大戦下、将軍の「作戦中止」の伝令を最前線に伝えるために、二人の兵士ブレイクとスコフィールドが敵の攻撃をかいくぐりながら前線へと進んで行く様を描く。
カメラが二人
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.2

前々からマークしてあって観れてなかったが、ここのところの騒ぎに下世話な好奇心が湧いて観てみた。
まあ、映画的にはどうってことのないB級感漂うものだった。
おとなしそうだけど好きになったら一直線の女の子
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.8

いや〜、参ったなぁ。
終盤の何分かで一気に泣かされた。
こんなウラがあったとは…。
特に泣き虫のおばさんが…本当に参った。
単なるゴーストもののコメディと思わせて、大どんでん返しだ。
脚本が秀逸だとい
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

すごい、とにかくすごい。
衝撃的な映画だった。
観た後もしばらくその押し寄せる衝撃波でしばらく動けなかった。
ホアキン・フェニックスの演技がとにかく素晴らしい。
こちらの予想を覆すその狂気が本当に怖か
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

切ない映画だった。
ファミリーカーを作っていたフォードがル・マンでフェラーリに勝つことを目指す話なのだが、元ドライバーでレーシングチームを率いるシェルビー(マット・デイモン)とメカニックでありドライバ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

う~ん、とても面白かった。
展開がとても速くてテンポが良く理路整然としていてわかりやすく面白い。
半地下に暮らす生活水準が底辺の一家四人が、高台の豪邸に暮らすIT系社長宅に実に巧妙に侵入しパラサイト・
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

これは文句なしに面白かった。
あくまでもギャグ映画だから何も考えずに観られる。
埼玉を強烈にディスりながらも愛が感じられる。
自分が関東圏の人間ならばもっと笑えただろうし、関東都県出身者ならば自分の出
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.7

全米で大ヒットしたらしいが、どうもこの手の映画は粗探しというか、なんか変だなっていう矛盾点を勘ぐって探してしまう。
まず流通だ。
物音に反応する何かが人の出す物音に反応して襲うこの映画、人は表だって動
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

素晴らしい。
ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガのパフォーマンスがとても素晴らしかった。
演技も抜群にいい。
やはりレディー・ガガのエンターテイメントは本物だ。
二人の人生の機微を歌を通じて感じ取
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

要は気の持ちよう、気持ちで人は変わることができる…ということが言いたいのだろうが…。
でも結局人はきれいなものや優れたものに惹きつけられるし、もてはやす。
人の見方は何も変わっていない。
絶えず比較し
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.8

大好きな小松菜奈と門脇麦がインディーズデュオ「ハルレオ」を組んで歌うとなれば、おのずとテンションは上がる。
二人が不仲から?解散を決め、マネージャー兼サポートメンバー、シマ(成田凌)と最後のライブツア
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.4

うーん、やり過ぎだ。
韓国映画は作品によって極端に猟奇的な表現が使われて、逆にリアリティが削がれてしまう。
この映画もそんな感じ。
もっとわかりやすく端的に表現できそうなのに、血みどろで暴力的な表現が
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ブラインドマン その調律は暗殺の調べ(2012年製作の映画)

3.3

主役はブラインドマン、ナルヴィクかと思えるが、実はラサール警部の物語だ。
妻を事故で亡くして自分を責めて立ち直れずにいるラサール警部と、戦場で沢山の同士を亡くして自らは負傷し盲目となって生き延びている
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ファインド・アウト(2012年製作の映画)

3.7

面白かった。
終わり方もいい。

妄想ネエちゃんの大暴走なのか?
ただ、これはやりすぎだぞ。
…と自分もジルに不信感を抱いていたことに気づく。
終わってみると、そんな設定の伏線から真実を暴き出した時の
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.5

ちょっと前の世代なら誰もが耳にしたことがあるウォーターゲート事件、その裏側にあるアメリカの闇がよくわかる。
名前だけしか知らず、アメリカを震撼させたこの事件が、実はFBIの副長官マークフェルトの内部告
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パパのお弁当は世界一(2017年製作の映画)

3.7

お弁当を通して父と娘の絆を描いた映画。
離婚して娘と二人で住んでいくことになり、ちゃんと育てる一環として娘、みどり(武田玲奈)に毎日お弁当を作ることを決心するお父さん(渡辺俊美)。
継続は力なり…で、
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9

ワイオミング州ウィンド・リバーで起こった実話をもとに製作されたクライムサスペンス。
ハンターであるコリー・ランバートが雪原の大自然の中で女性の死体を発見し、FBIの女性捜査官ジェーン・バナーの要請で事
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

前半は鬱々として気がめいってしまったが、後半気力を取り戻した感。

趣里が気力のない鬱々とした女の子ヤスコを演じていた。
延々と見せつけられる無力感、脱力感。
でも彼女自身がそんな自分と葛藤しているの
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