tkmkさんの映画レビュー・感想・評価

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音楽(2019年製作の映画)

4.0

シュールすぎて笑えるし、バンドをやりたくなる。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.5

アニメの底力を見せつけるような作画と音声と音楽と演技。
爆発のシーンを見た瞬間、アニメの持つ力をまじまじと見せつけられて、なぜか泣きそうになった。
緒方恵美と花澤香菜のキャスティング、King Gnu
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

SONYがDr.ストレンジの力を借りて、パラレルワールドから昔の名作をこの時代に蘇らせた、最強のMCU映画。
無数にある感動ポイントは何を書いてもネタバレになってしまう。

サム=ライミ版のファンの自
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

映画館で観ると迫力がある。
特にmillenium paradeの曲で始まる壮大なオープニングは鳥肌が立った。映像と音響だけで映画館で観てよかったと思える。

一方でストーリーは残念。2時間に詰め込み
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

TVシリーズや旧劇場版も含めた、"エヴァシリーズ"の集成。

ここ1年でエヴァンゲリオンにハマった僕ですらこの感情なのに、長年本シリーズを追い続けてきた人からしたら、達成感と虚無感が同時に押し寄せて感
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Dolby Cinemaで鑑賞。
作画、演出、演技どれをとっても素晴らしい出来栄えの作品。1つの作品にここまで力を入れ、こだわって作り上げる京都アニメーションの実力にも感服。遺作になった方もいるという
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.4

これは絶対映画館で見たほうがいい。
とにかく人気マンガ・アニメだけあって、力のゴリゴリに篭った演出の数々。
原作は読破しているものの、最近アニメにどハマりしてる自分としては、色がつき、声がつき、動く。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

"Don't Think. Feel."
これをするのが1番難しい。Nolan作品を見る上で大切なことは散りばめられているルールであり、それを整理するのが理解するカギである。でも上映中はそれができない
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.4

バッドエンドが好き。ただ、この作品ではそうならないようにと真剣に思いながら見てた。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

子供の養育権を巡って裁判してっていう流れは結構ある(I am Samとか)ので既視感。ただ、役者の演技力が爆発してる。
Chris Evansには、キャプテンアメリカのイメージを払拭できず、落ちこぼれ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

ポスターから醸出される怪し気な雰囲気。この不穏な予感をどう回収していくのか、じっと目を凝らしているうちにいつの間にかラストへ。目が離せない展開に時間があっという間に過ぎていた。

ブラックユーモアを散
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

Jeremy Rennerが弓矢の次に握るは、ライフル。あのクール且つ野生の感を武器に謎を解く役柄が冴え渡っていた。

社会問題への提訴がラストに表示されることで、本作を通して抱いてきた感情の行き所が
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『スターウォーズ』がシリーズを通して描いてきた"スカイウォーカー"の家系。
強大な力があるからこそダークサイドへも揺れ動いてきた家系の末路を描く。

良かった点は、レイが"スカイウォーカー"を名乗った
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

3名もの人間を射殺した人間に対し、時代が与えた言葉が"hero"。新聞に刻まれたその文字が示していたのは、トラヴィスに投影した時代の欲求。もしも、パラタインを射殺していたら彼に与えられなかっただろう称>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

妄想と現実、徐々に曖昧になっていく境目がラストへの考察をより深める。客観的に分かる妄想が、いつの間にか視点がパプキンの主観に変わり、妄想を現実かのように捉えている、そんなラストに感じた。

淡々と静か
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

映画の謳い文句に異を呈するわけではないが、本作は「もしも誰もビートルズを知らなかったら」ではなく、「ビートルズがこの時代に登場していたら」なのではなかろうか。

60年代後半に登場した彼らは、耳に馴染
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

"JOKER"。今までこの名前を特段意識するようなことは無かった。強いて言えば、トランプのジョーカー。
本作は、"JOKE"に焦点を当て、笑顔や幸福への結びつけをしている。
どこまでも悲劇な彼の人生を
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

チャンピオンシップ、プロポーズ、出産、再会。人生のあらゆる山場や節目をも含んだ、"共に歩む"という形の師弟関係。
前作同様、"弟"から"師"への働きかけという相互関係が描かれる。

ドラコJr.との初
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

Tarantinoは、彼の創作能力と世界観を武器に、そしてDiCaprioとBrad Pittを最終兵器に、"現実"を"願望"に変える魔法を本作にかけていた。
そう、映画作品が潜在的に持ちうる最大の魔
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

3.8

幼い少女を主人公に据え、厨二感満載のスタートで鑑賞中断を本気で考えてしまった。
が、何と独特な世界観、そして何よりも重いテーマ。落とし込むゴールは予想外の"命"。少女であり人生経験が未だ浅いからこそ出
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

「やば、、、」という感嘆の声が出た。

正直、鑑賞中は『君の名は』の栄光にすがっているような感覚が過ぎり、冷やかな視線を向けてしまった。「あるある」「予測できる」「そんな上手く行くかいな」という感想の
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.6

新海誠少年の想像力と妄想力を爆発させ、彼の好きだろうものを目一杯詰め込むという荒々しさ。ただ、そこには彼の持つ世界観の輪郭が明確に表れており、本作の醍醐味となっている。作品のヒロインは、もろ理想に対し>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.0

『ミスターノーバディ』を思い出す。人生における全ての選択肢において存在する、「"あっち"の選択肢をしておけば」。(人は1日に何千の選択をするって言いますもんね)
典道が見ていたのは、他の選択肢を取るこ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

この作品を観て、毎回思う。
雪野先生の翻弄のさせ方、孝雄の精神年齢の高さ。雪野先生、そんなん有りですか、そりゃ孝雄も好きになりますわな。ただ、12歳も年上の女性に素直に想いを打ち明けられる孝雄もまあ凄
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.8

風景や天候が心理描写の一部となり、心を掌握されてしまう。遠野が栃木に向かう電車の中では、もどかしさと共に、降雪や寒さによる彼の寂しさがひしひしと伝わった。

各短編は、遠野の年代だけでなく季節が異なる
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

コミックスでいうところの"ニューアベンジャーズ"結成にあたるのだろうか、その始発点となる16歳ピーターパーカーが抱く、責任感への恐怖や苦悩を描く。
MCUの無限の可能性、次世代アベンジャーズへの期待感
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

広告の「最強のアベンジ(逆襲)へ」がこの作品の全てを表していた。
前作『インフィニティウォー』で味わったサノスのスナップによる屈辱。それを全く同様の形でスタークが逆襲したのだ。

なんともまあ、MCU
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.8

Amazonプライム・ビデオ課金。

『インフィニティウォー』に直近で繋がる作品。やんちゃで修行のために人間界に飛ばされていたあのソーが成長する姿が描かれる。
雷神と言われる所以が詰まっていて、ムジョ
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.6

Amazonプライム・ビデオ課金。

アベンジャーズシリーズに登場させるために序盤の能力を得る場面、ベン叔父さんの死の等々をカット。また、今後のアベンジャーズシリーズを牽引させるため(?)か、やけにピ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

Amazonプライム・ビデオ課金。

ディズニーなのに下ネタもよう攻めるし、めちゃ笑える要素だらけ。特にパックマンは死ぬほど笑った。

ガーディアンズ、キャプテンマーベルだけ戦ってる規模が異常にデカい
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

Amazonプライム・ビデオ課金。

予想以上にコメディ要素が強い。今までのマーベルヒーローの中でも操る武器が"時空"という点で異次元。
敵もよう分からん次元から出てきた化け物。とにかく破茶滅茶な作品
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