好きで好きでたまらなくて作ってんだなー というのがひしひしと伝わる。ある意味ヒドい部分はいっぱいあるんだけど、音楽でいうとローファイの味というか。リアリティライン、「これはこれ」の「これ」具合がずっと>>続きを読む
血と汗と友情とアクションと踊りがみっしり詰まった3時間。
つまりハードなファンタジー。
バーフバリは相当に満喫したが、ガンギマリのファンタジーというものは、おとぎ話がおとぎ話として納まる時代や設定で作>>続きを読む
前作「ロストブレット 窮地のカーチェイス」は、古めのフランス車オタクおじさん向けのルノー21ターボポルノアクション映画だったが、こんなターゲットの狭い単発作品もない、こんな企画が通るNetflixの企>>続きを読む
順当に良かった。
門脇麦は「愛の渦」で巧い役者さんだなと感心した。本作でも良い。
水原希子はちょっと苦手感を持ってたけど良かった。
僕は貴族でもなんでもないけれど、自分にはトウキョウの私立学校でずっ>>続きを読む
さっぱりした一本道バカ映画。
たぶん全員わかってて計算されたインチキ日本が心地よい。
ブラッド・ピットが、見た目も設定も濃い登場人物たちをまとめる、他者の持ち味を殺さずしかし求心力しっかりの狂言回しに>>続きを読む
実は戦闘能力すごかった男がロシアンマフィアを皆殺し、って、ほぼ「アメリカンなろう系」量産テンプレと化してる気がしてきた。
80年代ニューウェーブと
いわゆるポップと
いわゆるロックの
その中のどこにいればいいのか着地すればいいのか
すっごく真面目に35年間やってきているんだな、
音楽性でちょいちょい喧嘩してしまうぐらい真>>続きを読む
突撃切り込み隊みたいなのやってると、いつしか背中から正規軍に撃たれるって会社とかでもあるあるですねー。あるあるー。
このレビューはネタバレを含みます
想定をはるかに超えて面白かった!
オリジナルの「トップガン」は割とスカスカな映画という印象があり、カッコイイ男と、強いけどまぁステレオタイプな女、迫力満点だけど迫力しかないプロモビデオのような飛行シ>>続きを読む
映画館公開2日めに鑑賞。
ウルトラマンやいわゆる特撮はほとんど興味ないのだが、イントロのウルトラQっぽいドラッギーなぐにゃぐにゃは、かっこよかったし、待ってました感があった。
以降は、うーん、安物>>続きを読む
犯罪カーアクション映画ではあるんだけど、なんとも不思議にスタイリッシュ。
レオナルド・ディカプリオが出たほうのロミオ+ジュリエットとか、踊りいっぱいのインド映画とまではいかないけど、かすかにリアリティ>>続きを読む
この世で信じられるのはエンジニアだけ。
マーケや経営はクソ。
なんつってね。
戦後直後、航空機産業がジェット機で音速に挑んでいたころの、英国版のお話。つまり映画「ライト・スタッフ」のご先祖さま。
いちおうフィクションだが、モデルは明らかにデ・ハビランド社。創業者ジェフリー・デ・>>続きを読む
T-34/85改走り回る姿よかった。
主人公は若干味あり。
ほかは脚本つなぎなどなかなか意味不明。
なんか事情あったのかね。
思ったよりもよかったー
鬱屈なスミスファン若者たちの、スミス解散とプロムの夜に重ねたもうひと事件。ベタだけどいい感じの群像劇。
でもって、同時代の人間には視覚と聴覚で酔ってしまうほど濃密なマンチェスタ>>続きを読む
むちゃくちゃ画が美しい。
でも時たま、えらくグロい。
出演者みんな巧いけど主演も特によい。
ドラッグや不安や狂気で揺れる画の造りが絶妙にすごい。
いきなりビックリさせるような要素はなかったけど、それ以>>続きを読む
作り手の気合い
デイスラプト
ロマン
変態
異常心理
よき。
平版な表情だった定がだんだん少しずつ綺麗になってくのも良かった。
あと、クインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」は、日本盤だけのこじつ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この15年間、5作のボンド役を勤めてきたダニエル・クレイグの最後の007映画。封切延期から1年半待ってたぜ……
いい画と音で観たかったので、立川のシネマ・ツーに行ってきた。
よかったぁ……
以下ネタ>>続きを読む
No Time To Die観てきた夜にこれもみた。
初めて007映画をみたのは小学生のとき。1977年の「私を愛したスパイ」。主演はすでにロジャー・ムーア時代。初代ショーン・コネリーの渋くてカッコ>>続きを読む
フラグメント描写、フラストレーション、社会の暗部、歴史が抱えた矛盾、異常心理、ブラックユーモア、といったテーマはみな好きなんだけど、本作は波長が好みにまったく合わなかった。良し悪しというよりnot f>>続きを読む
この映画ができたのは高校生のとき。
見よう見よういつか観たいと思いつつ、40年近く経ってしまった!
イントロの、ラジカセだけ持ってきて808のところとか、当時みたら相当の衝撃だっただろうなあ。やっぱり>>続きを読む
いやー、完全に俺得な映画だった
ストライクゾーンはおそらくかなり狭い。
たしかインクレディブル・ファミリーを映画館で観たときの併映短編。Pixar短編見続けて30年、どれも素晴らしいが、その中でも珠玉の一編。
ふわふわ肉まんの質感。肉まん坊やの豊かな表情と仕草。徐々にパ>>続きを読む
画もプロットも、かわい美しグロい世界観も素晴らしい。まさにヨーロッパ系の映画動画アニメコンテストで高評価待ったなしのテイスト。
同監督のPUI PUIモルカー大好きだが、良いエンタメを創れるひとはブラ>>続きを読む
主演のマイケル・キートンが、単に落ち込んで苦悩するだけではない、表現にもつながる狂気や「ぬるっとした芸」も醸し出す落ち目の俳優を演じていて巧い。
主人公がかつてスーパーヒーロー映画「バードマン」で脚光>>続きを読む