「獄門島」が面白かったので市川崑監督作金田一シリーズを一気見週間。まずは第一作目の「犬神家の一族」を。
斧、琴、菊の犬神家の家宝に絡めた見立て殺人が起こるお話。
「スケキヨ、頭巾を取っておやり!」の>>続きを読む
北村有起哉が相当好きだったんですよね。今も好きな俳優。そういえば4月29日が誕生日だったよなと思い出してたら丁度上映中だったので当日に生誕祭がてらあまり観ないジャンルだけど鑑賞。
2012年公開当時の>>続きを読む
観賞後、控えめな雨音がぱたぱたと傘を叩く音を聞きながら、しばらく何かが身体の中から抜けたような感覚と何かがうっすらと渦巻くような感覚にまかせて帰り道を歩いたことは覚えている。
自らが出演する演劇公演>>続きを読む
アントーニオは親友バサーニオのために自らの肉1ポンドを担保にし高利貸しのシャイロックから金を借りた。しかし持つ船がすべて座礁してしまい金を返せなくなったアントーニオにシャイロックは無情にも約束通り彼の>>続きを読む
物語で良い装置となっているフレンチトーストが料理番組やお洒落雑誌の映画特集などで一人歩きしている感もありますが。「クレイマー クレイマー」、今更初めて観たけどこう着地するのか!と。
仕事と家庭を両立>>続きを読む
あれが…本物のレディオヘッドってやつか……。
カウリスマキがハムレットを題材にした作品を撮っていたとは知らなかった。「ハムレット・ゴーズ・ビジネス」ということで舞台を王国から現代の会社に変えて話が繰>>続きを読む
「生きるべきか 死ぬべきか それが問題だ」
「この世の間接が外れたのだ」
「あとは沈黙」
どれだけ時が進んだとしても、きっと後世に残り続けるだろうシェイクスピアの作品たち、そして台詞。その中でもタイ>>続きを読む
「もう中学生がオーディションで選ばれてミュージカルに初挑戦」ってことで俄然どんな話か気になってたけれどついに日本版ミュージカルが開幕しましたねえ。
子どもの頃にディズニー作品にあまり親しまなかった身>>続きを読む
泣いてもいいですか。
ってしばしばシリーズのレビューの冒頭に書いてるんだけど、もうなんなんでしょうね。これ何を見てたんだっけ…間延びするぜ画を使い回すぜ~。
公開間隔が空いているのもあって完全にこっ>>続きを読む
気楽にコメディでも観て笑うかーと思ったら全然。コメディでしょ、これジャンルでいうとコメディなんでしょ?…なんでこんなに腹が立つの!!!
バカンスに出掛ける家族を乗せた新車が高速を時速130キロで暴走>>続きを読む
何度か映画館でこの作品の予告編が流れていたのを目にしてから絶対観ると決めていた作品。と同時に何度見ても予告だけで涙腺が緩んでしまうからきっと映画館のあのスクリーンだと号泣どころじゃ済まないかもしれない>>続きを読む
終始開いた口が塞がらないというか、信じられない…。
誰かの普通は誰かの絶句で、誰かの絶句は誰かの普通で。同じ地球に暮らしていても話す言葉が違うくらいの感覚で家族の教育方針が存在しているけどまあ絶句。>>続きを読む
サーカスにおいて今ではショーの間の繋ぎを担ったりもしているクラウンは滑稽な動きで客から「笑われている」のか、それともそうした動きを演じることで客を「笑わせて」いるのか。それともそのどちらでもないとした>>続きを読む
しみじみ思った。これは、映画館でたくさんの観客に囲まれて観たい映画。
宣伝を見てこの作品を観ることを楽しみにしていた私の期待に応えるように、いやまさに私自身もスクリーンの中のショーの観客として迎えら>>続きを読む
ケラリーノ・サンドロヴィッチが脚本に参加していることととっ散らかったポスターやビジュアルがなんとも気になり鑑賞。が、劇場が暗くなった矢先にそういえばケラさんの作品は映像作品だと肌に合わないことが多かっ>>続きを読む
真横に流れるほど強い風に舞った雪で一面真っ白になった前の日の景色。雪の白のなかで沢山の色を入れたいな、よしゴッホを観に行こうと思っていたら思いの外早く溶けていて凍結した道路にただただあたふたしながら向>>続きを読む
年明け初の映画館。2018年は本数より質だったり好みや直感を大事にしたいなと思い映画初めはこの作品。場所は名古屋シネマテーク、日本に一本だけの35ミリフイルムが使用されるこの週限定の上映期間に。
他に>>続きを読む
デンマークの名店である「ノーマ」が期間限定で東京で営業。そのオープンまでのスタッフたちの様子を映したドキュメンタリー。
その土地の食材を使うこだわりだけではなく、世界的な店になったが故の完成度の高い一>>続きを読む
親は居なくとも子は育つんだろうけど、やはり親が居るからこそ子がいる。登場人物皆が自由で開放的で包容力があり強くて…と思わせる一方で悩みや不安や苛立ちもあって。親から子へ、子から親へ、どちらも愛情に溢れ>>続きを読む
予想外にセラピー感というかやさしさのある作品で驚いてる。
なんとなくニートな弟と、妻への気持ちのすれ違いと押し付けが続いている兄と、ふたりを心配しながら自分の人生にふと思うものができた母と。
ことが>>続きを読む
コワモテと 大学生が 森のなか。
スプラッターに入るんだろうか、溺れていたところをタッカーとデイルに助けられたアリソンを人質に取られたと思い込んだ大学生たちが彼女を救出しに行くもばったばったと死んで>>続きを読む
そ、卒業制作ですか…?
ボイメン勇翔出演なんで作品の存在は知ってたものの「あ!絶対やべーやつや!」といわゆるゾンビ的B級感を予想して借りたら別のベクトルでやべーやつ。誰も得しない感じ?これはいかん。
「誰かー!助けてくれー!」
大蛇から逃げるは主人公タミーノ、初っぱなからピンチに陥り逃げている。それを救うは三人の侍女、彼女が仕えている夜の女王はタミーノにこうお願いします。
「娘のパミーナがザラスト>>続きを読む
オリジナルを観た勢いそのままにリメイク版突入。
なんだかサイズ感が違うなと思ったらこれはテレビ映画。ギラッとした色味が「ディセンダント」っぽいと思ったらその監督の作品だそう。
現代の画質でロッキー・>>続きを読む
これ面白いなあ!いいなあ!
まさに今現在ミュージカルが古田新太の主演で上演中。他にもソニンや吉田メタルもいて東京ゲゲゲイと女王蜂が出演だけでなく振付と音楽で関わってるしあれだけのキャストを使いながら>>続きを読む
2018年2月に浦井健治と城田優の主演で上演されるこの作品、ウディ・アレン作品が少し肌に合わないのとアンサンブル含めてまた似たようなキャスト使ったりで福田雄一演出は絶賛お腹一杯状態が長引いているので映>>続きを読む
正直、これよりも面白いマクベスは他にいくらでもあるよなあ。
大袈裟な感情を極力排し、シェイクスピアの台詞で見せる。
なんとなくリーディング公演のような雰囲気。映画の中で演劇を行っているような、でも演劇>>続きを読む
ある人が声を上げました、「『未来を花束にして』なんて邦題はいらない、原題の『サフラジェット』こそこの映画だ」
その声に賛同する人が現れました、話題に出すときも原題である『サフラジェット』を使用してTw>>続きを読む
窃盗と器物損壊と道路交通法違反と公務執行妨害とあとなんだ薬で傷害とかいけるか?なんなんだこのクソガキは。いや、ファンタジー。そうこれはファンタジー、悪い夢。嫌悪感が勝るけど。
平均第一、普通ラブ!なや>>続きを読む
娯楽作品として面白かった、ではなくて興味深かった。
ドイツが東西で分断されていたころ、ブレイクダンスに魅了された社会主義の東ドイツで暮らす若者たちの話。正直なところ、良いかもと思ったら全然面白くない方>>続きを読む
黒人と白人、使用人と雇い主、そしてジャズやブルースとクラシックやオペラ。明確に世界は分かれているかもしれないけれど、どちらだって音楽だ。
サッチモのコルネットに誘われるように良い音楽は人を繋ぐ。賭博で>>続きを読む
久しぶりのFilmarks、いやはやどっぷりでした、演劇に。
言うなればそう、「エイガーノ セカイニー トビコモウ」みたく演劇の世界に飛び込んでおりました、ってかユニバーサル・スタジオ・ジャパンのこの>>続きを読む
オダギリジョー演じるエルネストの生涯というよりも、チェ・ゲバラと共に理想へ進んだサウスアメリカの人々の中の一人にエルネストがいた。と言った方が比重的には相応しいかもしれない。
チェ・ゲバラが抱いた小さ>>続きを読む
平成でなく、昭和の戦隊ヒーローに愛を込めて。
「お前誰やねん」的にぽんぽんと現れるサブキャラとあえての棒演技に対しての悪役の声優のクオリティの高さ、低予算がゆえの爆破シーン無し!
含み笑いと戦隊モノの>>続きを読む